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若い女性の生理痛と高齢の方の膀胱炎1.

診療を再開して二日間。目立って来ている患者さんの訴えが二通りあります。その二つについて少し述べます。

一つは、いまだに生理痛が耐え切れなくって来る若い女性。もう一つは、高齢の女性の繰り返す膀胱炎です。この二つ共、何回かこのブログでも書いているのですが、でも、ちっともその訴えの人が減らないので、これは、繰り返して話さないとダメださ思いますので。

本日は、生理痛について。

我慢して我慢して、嘔吐したり、ぶっ倒れたりしながら、それでも我慢して、とうとう産婦人科へという人です。多くは、学校や会社を早退したり、休んだりしています。それが毎月なので、人生の損失ですね。

中には、もう迫ってきている受験にかぶりそうな人も。痛いのを耐えながら受験することを心配した親に連れられて来る人たちです。

お母さん、遅いよ、と私は言います。だって、多くの人は大体10月ごろから来て、準備期間を経て、本番に備えています。OC(低用量ピル)で調整します。試験と月経がぶつからないように時期を動かすこともできるし、月経量も減るし、痛みもほとんど感じなくなります。

そのような人用にカレンダーを用意し、ここ数か月の月経がはじまった日に○、避けたい日に×をつけてもらいます。受験と受験の間の差し障りのない日にちょうど月経が来るように、自由に調整できます。

受験生にとってつらいのは、たんに痛みだけでなく、問題はトイレなのですね。試験会場の女子トイレは、休憩時間は長蛇の列になります。間に合うかしら、どうしてもナプキンを替えなくてはという、これがストレスになります。

産婦人科に御嬢さんを連れてくる方の中には、いろいろと偏見を持った方があります。まず、産婦人科に対しての偏見ですね。娘を産婦人科に連れてくることに抵抗感を持っていたという方。なんだ、こんなのなら、早く連れてくれば良かったとおっしゃいます。

それから、「内診」をされるのではないかと心配する方。ほとんどの若い女性は内診はしなくて済みます。どうしても必要がある場合は仕方がありませんが、月経痛などで内診をすることは、ほとんどありません。お腹からの超音波で子宮や卵巣を診るだけで済みます。

でも、たとえば、かゆいと言って来る人には、おりものを採って顕微鏡で見るということをしないといけません。

「大丈夫よ、痛くないようにそっと見るからね」と言うと、大抵の若い女性は納得して台に上がるものです。器具は使わなかったり、使う時には、バージン用の小さなのをそろえております。一番小さいのは、耳鼻科で使う鼻鏡という、鼻を見るものですね、それをそろえています。

もう一つの偏見は、鎮痛剤や低用量ピルなどのお薬についてです。

しばらくこのシリーズは続きます。

Fullsizerender_104大分から持って帰ったお野菜をせっせと食べています。でっかいシイタケ、まあ、そのおいしかったこと。バターで焼いて、さっと少しのお醤油で味を付けた、それだけで、なんとも甘くて香ばしいお味でした。大根、でかいけれど、中はきめ細かく、柔らかい、上等の大根です。生で食べたり、風呂吹きにしたり。まあ、どうしてこんなに甘いのかと思うほどです。一番でかいのは、みんなで分けてとクリニックに持って行きました。こんなのが何本もあるもので。

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コメント

やっぱり母親から娘への産婦人科医への偏見はあると思います、たぶん娘を妊娠 し、出産したときのドクターへの小さな不満。赤ちゃん生むまで母親は変な偏見ありましたよ。生理痛は私もひどいまま過ぎていった独身時代がすぎてゆきました。膀胱炎かしら?いや頻尿かしらと?切腹してから気になってます、切腹して出産の場合、おばあちゃんになったとき、膀胱炎などになりますか?全くそういうのケアしない出産ばかりだから娘の産婦人科通いは偏見があるのでは。とにかく北朝鮮の水爆実験許せないです。

投稿: 愛ちゃん | 2016年1月 7日 (木) 13時49分

ロキソニンSやセデス等の痛みどめの宣伝の悪影響かと考えていくのもありかと感じます。ロキソニンSをその時に一時だけすめばいいですが、本当は違うのでは。あまりにもひどいのは、内膜症などもあるし。本当にバファリンがあるから大丈夫という過信では、餅はもちやだと思います、絶対にセデスでは生理痛などはなおりません、放置する怖さが将来の医療費負担になるので十代から産婦人科医にお世話になるべき。

投稿: 愛ちゃん | 2016年1月 7日 (木) 17時59分

私はひどい生理痛と多量の出血に悩まされましたが、中学校の保健室の先生も高校の保健室の先生も、生理痛は病気ではないというスタンスで鎮痛剤もくれませんでした。
学校行事も休めず、辛い事が多かったです。
私の母も、風邪等の時は薬を飲ませてくれるのに、生理痛の時は「将来、赤ちゃんを産むんだから」と言って飲ませてくれませんでした。
古い人間なので、生理痛で鎮痛剤を飲むと、妊娠中に薬を飲むのと同じように赤ちゃんに影響すると思っていたようです。

投稿: ゆり | 2016年1月 7日 (木) 20時39分

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