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安倍首相についての本二冊。

昨日の、飛びっきり怖い思いをした患者さん、大学病院から連絡がありました。急ぎ手術をした所、腹腔内に1900ccの出血があったとのこと。術後もICUでお世話になっていると。救急車の中でも血圧が測定不能、意識朦朧、相当お腹の中に出血しているとは思ったけれど、一升瓶一本以上の出血だったとは。

 それにしても。長年やっていると、救急でも、急いで診なければならないか電話で状況を聞いただけでも分かるものです。でも、急いで診ても、これは、と言う時、一人というのは心細いものです。勤務医の時には、産婦人科のほかの医師を全員呼び出すこともできました。命が危ない!と思った時には、麻酔科の医師が飛んできてくれていました。救急救命のプロです。どれだけありがたかったことでしょう。

昨日のような時には、一人ではとても無理です。だから、搬送できるということが、本当にありがたくて。大学病院のドクターの「連れてきて頂いて、本当に良かったです」という言葉に「受け入れて頂いて、本当にありがとうございました」とお答えしました。

昨日は、高齢の方の子宮体がんのお二人を大学病院に紹介、治療をお願いしました。高齢になると、健診を受けられないし、自覚症状があっても我慢されることが多くて。産婦人科のハードルが高くて、なかなか受診されません。高齢であっても、受診しやすい環境を作ること、社会の風潮だけでなく、私たちの使命でもあると思います。

 さて、世の中、どんどん物騒になって行きます。あれよあれよという間に、おそらく近いうちに、憲法が変えられることになりそうです。どうしてこんな人が支持されるのかと、国民に対しても情けない思いをするのですが。

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この二冊を立て続けに読みました。左の本は、長年政治記者として取材にあたっていた人の渾身の本です。よくもまあこれだけ取材ができたものだと思うほど、人に会い、話を聞いています。特に、安倍氏の子育てをしてきた方への取材がすごいなあと。一生独身で、安倍兄弟の子育てをするために人生を捧げてきた人。その人がこれだけしゃべったということは、安倍氏のとの間に何があったのでしょうか。さまざまなエピソードが続いて、読み物としても飽きることなく、とても興味深い本でした。

右の本。蓮池さんは、相当覚悟して書いていることが分かります。私の遺書だと言われていましたが、大丈夫かなと心配になるほどです。この中には、拉致被害者「家族会」と「救う会」の関係について、疑問に思っていたことが、やっぱりと分かるように書かれています。強硬策一筋ではどうにもならなかったこと。「拉致被害者を救い出すこと」よりも、「北朝鮮攻撃」をすること、その目的のために拉致被害者が利用されていること、そうとしか思えない数々の疑問が、蓮池さんの手によって、十分に納得できるほど、説明し尽くされています。

 それにしても、なんとも気の毒な被害者の方々、家族の方々、何とかならないかと。その鍵がこの本にあると思いました。

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コメント

深夜の3時にたたき起こされるとは、まさに「医は仁術なり」ですね。算術ばかりの社会の中、心が温まりました。でも、心の冷えたニュースの方が多いようです。
ここ2~3日、朝日新聞が貧困の母子家庭の特集をしていますが、こんな記事がありました。30歳の母と二人の子供の家庭の夕食、食卓にあるのは、食用油と醤油だけ。白飯にこれを混ぜて食べるだけです。子供が「美味しいね」といったそうです。言葉を失いました。
 今のこの日本で、来る新年もこのように迎える家族がいるのでしょうか。

投稿: 無冠の諦王 | 2015年12月22日 (火) 10時56分

この人は、多くの国民が被害者になることを望んでいるように感じます。
そうなれば、世論を煽って自衛隊を軍隊にして、戦争をする国にできますからね。
安保の時も、ISISを利用して日本人を見殺しにしましたからね。
「テロには屈しない」と叫んだのちに、アメリカは民間での交渉を認めたという情けないオチもありましたし。
それと、彼は真の保守ではありません。
日本で保守って言っている人の多くは、アメリカ従属のようですからね。
戦後70年間、日本が築いてきたものをぶっ壊す、テロリストですね。
より情けない、自民党になったものですね。
とはいえ、1番の悪人は国民ですからどうしようもない。
お金をもらえさえすれば、将来や他人のことなど関係ない。
滅びる国の典型ですね。

投稿: やんじ | 2015年12月22日 (火) 14時02分

失礼をもうすことになり、うかがいますが、患者さんは、流産されたのでしょうか?本当に意識を失うなんて考えてもいませんが、意識を失ってしまう事例もあるなら本当にかわいそうですね。もし流産ならしないように過ごすことが本当に難しいをだなと思います、流産しないようにすごすにはどうしたらよいですかをしつこく聞いて大学病院をさりましたが、本当に難しいんだなと思います。河野先生が拉致について興味があり、色々研究されてすごいと感じてます。蓮池さんご夫妻へのいじめがあるそうですが本当にあったんですね。びっくりですが、本当に全員の方が救出できますよう願ってやみません

投稿: 愛ちゃん | 2015年12月22日 (火) 15時49分

河野先生のお勧めの本はおもしろそうなので、この冬、夫婦で買って回し読みしたいと思います、すごい本を見つけましたね。びっくりしました。頑張って近くの本屋をさがしてみます。

投稿: 愛ちゃん | 2015年12月22日 (火) 18時58分

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