能登の写真もう少し。
しつっこいけれど、もう少し能登のこぼれた写真とお話を。
二日目の盛り沢山のスケジュールできつかったのが、能登の最北端、禄剛崎の灯台までの山登り。ふうふうと、でも何とか上がり切ると、丸い水平線に感動しました。
私たち一行8人の集合写真はこの一枚だけです。
江戸時代に28年かけて作られたという大きなお屋敷、上時国家。長い坂を上って入ります。それは立派な物で、凝った欄間や、中にいろいろと展示してあるお宝など興味深い物でしたが、どうも、その時代の権力者が貧しい人々を働かせて・・・と気になって。私はひねくれ者です。でも、立派な中庭。これはさすがと思いました。
連続ドラマで注目された海からの塩づくりの珠洲製塩に行きました。そこで塩づくりをしてくださる方の語りが素晴らしかったのです。とつとつと、誠実な人柄がにじみ出るような語りでした。海から海水を汲むのは、波が大きくない時に、さっと汲むと。大きい波だと、流されることも。それを天秤で担いで上がって大きな樽に入れる。それも入れ方があるのだと。それを夜中から何十回と繰り返すとそのうちに夜が明けてくるのだと。その海水を砂地に撒きます。潮汲み3年、潮撒き10年と。実演して見せて下さいました。本当に塩づくりも重労働だったのですね。
見附島、別名軍艦島。向こうまで行きかけたのですが、岩がごつごつで転びそうで、途中で引き返しました。面白い形。自然のなせる技です。
3日目の能登金剛巌門は、遊覧船で見学した後、こんな真っ暗な穴に入りました。どんどんと降りて行くと、海岸に出ます。そしたら、またどんどんと上がらなければならなくて。みなさんお年寄りが多いツアーでも、本当によく歩かれました。
あと、このツアーで食べたもの、買ったものを明日アップして終わりますね。
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コメント
本当に珠洲市は、塩つくりを一からやってるんですね、ドラマの撮影で塩つくりを一からやってるのかと思いました。塩は最悪なことに、うちは専売公社のをかってます。天然な塩つくりをやってるのを初めてしりました。もう、塩田からつくられてるのは少なくなったとききました。
投稿: 愛ちゃん | 2015年11月22日 (日) 11時00分