講演の資料作りに苦労しています。
能登から帰って、一日だけ沢山の患者さんの診療をして、二日休み。この間、講演の資料作りに没頭しました。今週木曜日、26日の講演の配布資料は、能登に行く前に作り上げて、送付しておきました。でも、日曜日、29日の講演資料、これに四苦八苦です。
性教育や男女共同参画の歴史、バッシングなど、今年の三月に東京にて日本産科婦人科学会「女性のヘルスケアアドバイザー養成プログラム」で講演した、それとほぼ同様の話をする予定なのですが。その時のパワーポイントを、ハードディスクが壊れたので、紛失しています。かろうじて配布資料はあらかじめ送っていたのをまた私に送り返して頂いて、再生できましたが、当日やったもの、動画の元など、残っていません。それを探して、また取り込んでという作業がとっても大変で。
当時あった動画たとえば子宮頸がんワクチンのうんと初期、まだ接種が開始される前のとんでもない反対の演説「若い女性がこれでがんにならないからいいじゃないかとセックスをしまくるようになる」など、その多くが、削除されています。それらをいろいろと探して、また再生させるなど、とてもしんどい作業をコツコツとやっています。
そして、資料を作る中で、ふつふつと怒りが沸いています。仕方ないなあとあきらめたり、放っておいてはいけない、頑張らなければ、と改めてパワーをつけている所です。この作業は、私自身の長年の性教育の歴史を振り返ることでもあります。
この二つの講演の案内をしますね。多くの方にお会いできますように。
『河野美代子からだの相談室』
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ぜひ覗いてみて下さい。
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コメント
パソコンを一度破損させて、卒論を作るのがめちゃくちゃ大変だったからこそ、徹夜作業にちかいことをやってるんだろうなと感じます。また現代人としてパソコン使えないのは仕事ができないのと一緒だから大変だと思ってます。お医者さんこそ学会の研究発表等でパソコンつかわなきゃいけなくなり大変なだなと思ってます。ところで原爆投下直後に出生した赤ちゃんの奇形率のデータや写真がのっていてかつ、河野先生の経歴の掲載があるホームページをみたら、河野先生の正義もすばらしいと思ってます。
投稿: 愛ちゃん | 2015年11月24日 (火) 10時12分