教科書で性や家族がどう扱われているか。
今度の日曜日、性教協広島の例会を行います。性教育がしにくくなっている状況は変わりません。中でも、保健の教科書で避妊がどう扱われているか、それはみじめなものです。私は、全部の会社の教科書を取り寄せてみましたが、それはひどいもので、でも、その教科書をどう使うか、どう授業をしていくか、それぞれの先生方の力量にもかかわっていると思います。
しかし、単に保健だけの問題ではありません。今回は、他の教科の教科書での性や家族の扱われ方を学びます。
一緒に学びましょう。どなたでも参加できます。
今、診療をしていて、一番問題だと思うのは、20代なのです。望まない妊娠をしない、させない、今を生きている彼女、彼らにどうわかってもらえばいいのか、それを考えています。社会に出てからでは遅すぎる。学生、生徒のうちにどれだけの知識を与え、どう意識を作ってもらうか、それが大切ではあるのですが。また、いつかシリーズでお話できればと思います。
今、そごうの北海道の物産と観光展。相変わらず、北海道は人気ですね。今回初登場のラーメン、焼きみそラーメン、これまでの北海道展の中で一番おいしかったです。夕飯のお弁当を夫と買いに行きました。いろいろとお店はあるけれど、やはりここ、雑魚亭。ごはんがとてもおいしいので。
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コメント
私は国語で保健のような授業をうけてきましたがすごいいい加減な部分もありました。またそういういい加減な話をするのも女性の高齢な教師でありましたよ。中途半端に別の教科の教師が教えないでほしいです。またその学校の事情もあるのがでしょうが、うちの生徒たちはこれを教えないといけないから他の大変なお話をカット。その代わりにその内容で国鉄的な討論会にしましょうにかわってしまいました。あまり保健体育の教師は、あくまでもスポーツ医学じゃあ別の教科で性を扱うとなると社会と国語や家庭科。家庭科なんてライフサイクルを考えて作成しましょう。ライフサイクルって男女共修科一年生だけど先生がたが一番混乱してました。ライフサイクルそのもの、家族計画そのものを家庭科教師はわかってなかったよ。
投稿: 愛ちゃん | 2015年10月21日 (水) 10時23分
我が母校の国語の時間に80年代版の河野先生の著作物を使って、めちゃくちゃへんなことをいってました、私は梅毒におかされたソープ嬢と子宮外妊娠した少女の話とか妊娠6ヶ月で中絶した女性の話など印象的でソープ嬢の話がその時涙を流しましたが、その時、国語の授業の仕方は、エイズの人を差別してはいけませんだが、ダウン症の赤ちゃんを差別してもいけませんと妙にめちゃくちゃな全体主義なお話を教師自らしているので、全員に都合がよくきこえがよいのはわかるけど、大人になってしまった今は、どちらもいまは防ごうと思えば防げるでしょう。すごくいい加減です。教師はいい加減に教えていると感じます。だから私は自分の高校の教師に距離をおいてます。きちんと子供におしえているとはおもいません。
投稿: 愛ちゃん | 2015年10月21日 (水) 21時16分