絶望しないで生きましょう。
アマゾンで注文すると、翌日朝にはもう届きました。映画「日本と原発」を見たくて見たくて。でも、とうとうかないませんでした。今からでも何とかならないかと思っていて、この本の出版を知りました。「原発訴訟が社会を変える」。「日本と原発」の映画監督を務めた弁護士の河合弘之さんの、映画の舞台裏等が書かれています。診療の合間をぬうようにして、もう、夢中で読んでいます。
一緒に小出先生の本二冊。小出先生の本は、何冊読んでも、まだいくらでも読みたいです。原発のことだけでなく、原発を通して社会全体を見、発言される、その姿勢が好きです。京都大学を退官されるにあたっての、最後の講演。聞きに行くことはかないませんが、こうして出版して頂くと、ありがたいことです。
今日は性教協広島サークルの例会です。
多くの方と語り合えるとうれしいです。性教育のみならず、平和教育も難しくなってきました。政府の戦略が着々と広がっています。そして、こんなことも。今まで知らなかったのですが。
埼玉の公民館の句会で、一席になった俳句です。これまで一席の俳句は公民館報に掲載されていたのですが、公民館がこの俳句の掲載を拒否。俳句コーナーを削除して発刊したと。これについては、ここに詳しく経緯が載っています。
毎日、気が重いことです。実家に帰っていた夫に、義母が「あんな、安倍首相なんかがあばれている日本、長生きしてもいいことはないなあ」と言われたそうです。あの戦争を生き抜いた母たちだからこそ、こんな思いをするのでしょう。でも、河合さんや小出さんがいて下さる社会です。絶望しないで生きましょう。
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コメント
先生のご主人は、ご自身のお母様の介護を一人でやられて素晴らしいですね、しかも癌になってご回復されたあと快くひきうけられるなんて素晴らしいです、家族についてを保健体育で一番やられてこなかった世代なので 教科書や教材がまったくないんだと思いますが、立場がちがいますが色々なセミナーがあるよと公開してくださるのはありがたいです。本当に女子校の保健体育は、偏差値上位校と最低辺校はやる内容がちがいます。偏差値上位の女子高校であれば最新の情報は受け入れ安いだろうし、生徒能力があります、最低辺は避妊で精一杯なのはご存知ですが、最低辺校でも大学進学やキャリアを目指す女子がいるからこそ色々なことを教えてもらわなきゃ困る。格差の助長はたすけるつもりはありませんが保健体育教師はどこかいつも辺に頭が固いと感じてました。
投稿: 愛ちゃん | 2015年10月25日 (日) 14時04分
九条俳句の件、驚きの事件ですね。
すでに言論の自由が侵害され、芸術文化までも制限しようとしているのですね。本当に怖い社会になっています。
皆が声をあげるべきです。このままではいけない‼️
投稿: のぞみ | 2015年10月25日 (日) 17時47分