孫の七五三。「坊千代」の食事。
もう少し前になります。孫が七五三だというので、夫婦で東京に行きました。
うっそうとした樹木で都会とは思えない杉並大宮八幡。朝早くから、まったく慣れない美容院に行き、髪を結い、着物を着せられ、両方のジジババに囲まれた孫は、気分がすぐれません。息子とお宮をお散歩し、足が痛い草履をクロックスに履き替えて、すっかり元気と笑顔が出ました。
祈祷の間も静かに、巫女さんの踊りを興味深く見、榊でお参りするのもちゃんとできて、ご機嫌でした。ママの大変な苦しみの中で生まれたあの時、もう三年になるのを感慨深く思い出しました。これからもすくすく育ってね。一緒に行った娘が写真係です。
その後、荻窪の坊千代で食事をしました。お昼に一組、夜も一組だけの予約、元在パリユネスコの大使公邸で料理人をしていた方のレストランです。1600年代の狩野派の古い屏風に囲まれたテーブル、食器は古伊万里やヨーロッパのアンティークで提供されました。孫には、ちゃんと同じ食器で異なる料理を出してくださいました。
本マグロの燻製、トリュフのだし巻き卵、牡蠣とまいたけの大根そば、鯖の赤ワイン煮、牛ひれポルチーニソース、栗八つ橋。マグロの下の焼きナスもとてもおいしくて。
卵焼きからは、トリュフの香がいっぱい。珍しい大根そばは、中から沢山の牡蠣が出てきました。
鯖がこんな料理になるなんて。お肉についているごはんは松茸ごはんです。それにトリュフソース。
楽しい食事の後、家の前の公園で、神社で頂いた縄跳びを短くして遊ぼうとする親子三代の姿を見て、本当に幸せだと、この幸せな姿がずっと続きますようにと祈る思いでした。
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コメント
かわいいお着物とおいしそうなご会食でなによりです。私も私なりに性とかぞくについてそれぞれの教科できちんと教えているわけではないと感じてます、また河野先生のお立場を尊重しながら、この問題こそ教師の質や力量がとわれていると思います。だからこそ、先生が開かれるイベント貴重だと思います。
投稿: 愛ちゃん | 2015年10月22日 (木) 12時44分
親バカの次は、
ジジバカ、バババカ
ですね。
最高!
投稿: ゲン | 2015年10月22日 (木) 13時56分