プチ同窓会でした。
昨日は、沢山の仕事が控えておりました。
中でも、膨大なページになる診断書を仕上げなければなりませんでした。すでに一度書いて本人に渡し、赤を入れてもらってそれの仕上げです。裁判所に提出する性同一性障害の性別変更のための診断書です。もちろん、医師の診断書なのですが、成育歴、何歳の時、どんなエビソートがあったか、いつからどんな職業について、そこでどんないやなことを言われ、どうしたかなど、それらに小さな間違いがある場合がありますので、本人に確かめてもらうのが必要なのです。前回、同じような診断書を書いた時には、すんなりと裁判所で認められて晴れて性別の変更ができて、本人とともに喜びました。今回の人のは、自分にペニスがあるのが嫌で、小学生の時、はさみで切ろうとして親に叱られたということもありました。そんな苦しみも解消されるのが間近です。
何とか昨日の間に仕上げて、渡すことができました。
そして、お昼にはプチ同窓会です。といっても、以前、ある文化教室で更年期の教室をシリーズでしたことがありました。その教室では、毎回漢方の飲み物を作って、生徒さん達にふるまっていました。資料も沢山作って、私自身、かなり気合を入れた教室でした。
それを受講者した方たちがその後も集まって、ランチをしながら話をするというのを続けていらっしゃいました。それに初参加です。
会場は、クレドの「野の葡萄」。時間制限がなく、どれだけいてもいいバイキングのお店です。早くから集まっていらっしたのをかなり遅刻しての参加です。外のテラスで。さわやかなお天気。静かだし、景色はいいし、食べ物はおいしいし、話がはずみました。
そこからは広島城が見えます。そのきれいな景色や、食べ物を撮ろうとして、私のアイパッドがまったく自由が利かなくなりました。ここ数日おかしかったのですが。困りました。私はいまこれがないと生活できないほど、活用しています。診療にも差し障ります。
で、そこからエディオンに。診断結果は、よくありませんでした。一週間も預けて、修理費もかなりかかると。やれやれ。困ります。で、結局新しいのを買いました。懐が痛いけれど。その入力等に時間がかかって、まだまだしなければならないことがはかどりませんでした。
そして、午後7時からは、子宮内膜症フォーラムで、東京大学の大須賀穣先生の話を聞きました。まだまだ分からないことが多い子宮内膜症ですが、いま世界の医学はどこまで原因を究明し、治療はどこまで進んでいるか等、興味深く聞くことができました。苦しむ患者さんに適切な情報に基づいて、適切に治療をしたいと思います。
その情報交換会で、なんと。以前土谷病院で一緒に仕事をしていた4人の女医が一つのテーブルに集まって、本当に久しぶりに話をしました。昔、まだ若いころ、みんなで頑張ってそして今はバラバラですが、みんなそれぞれの場で頑張っています。
それがすんでまたクリニックで仕事の続き、それから帰ってゆーぽっぽ。まだし残したことがあって、気持ちが重いままの就寝でした。今日、頑張らなければ。
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コメント
男の子ってそういう自傷行為をする可能性があるんですね。はじめてしりました。赤ちゃんがどういう人生の選択をするかわからないけどいろんな重い選択をするならその時々応援をきちんとしたいですね。また、子宮内膜症の講座が広島市近辺の都市にはあるのなら小金井にもあるべきだとおもいます。情報がなく苦心している時がありましたから。無理なく情報公開していただきありがたいです。
投稿: 愛ちゃん | 2015年10月23日 (金) 16時49分