広島の月。
昨日夕、娘から「月がすごーくきれいよ」ど電話がかかってきました。スーパームーン、その時はビルに阻まれて見えませんでした。韓国語の帰り道、雲がかかっていて、スーパームーンは、ときどき顔を出します。
学生時代、一人で立て看板を書いていました。私は救援対策をしていました。たくさんの学生が逮捕され、差し入れ、面会、裁判の傍聴、書類の作成、提出など忙しくしていました。そして、沢山のお金が必要でした。保釈金。これを出さないとせっかく保釈の決定が出ても、拘置所から出ていただくことができません。緊急のカンパの要請の看板でした。
深夜、やっと書き終えて、芝生に寝転びました。真上に煌々と月が光っていました。ああ、きれいな月。そういえば、月を眺めるんなんて長い間なかったなあと。その後で、その時の月が仲秋の名月だったと知りました。あのキャンパスの芝生で眺めた、月、空は忘れられません。もう48年も前のことです。今年もまた思い出しました。
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コメント
一人でなんでも抱えてお疲れではないでしょうか?ときには長いお休みをしてくださいね。シールズの男性の方もかなり危険な目にあってることは確かでしょう。危険で大変だからこそ学生運動は脱落者がいますよね。脱落者の声も救援係の悲痛なぼやきもやっぱり必要。運動のあり方を冷静に考えしまうと、いつやめるかも必要なことだと感じてます。いつ運動をやめるかって運動をしているひとには失礼だと言われる方々がたくさんいますが、本当はやっぱり河野先生のぼやきを考えると必要だと感じてますかつては、たくさんの方々が命を落としたり、最悪、ハイジャック事件や拉致事件も起こしてしまったことを重く受け止めながらもきちんと平和を訴えるすべをそして救援係に迷惑を書けないようにしなくちゃいけないと感じてます。団塊ジュニアとしてやっぱり親から聞いた親の大学時代はかわいそうです。
投稿: 愛ちゃん | 2015年9月29日 (火) 09時33分
救援対策係を行うというのは頭と体が回転良くないと思う反面、99%の学生運動家が脱落していく反面専業の方をどう支えて行くかを考えてきたほど社会活動に熱心なんだと改めて感じてます。だからこそ学生運動や平和運動をやっている方を尊重しなければなりませんが、リスクもやっぱり若い方に教えていかないと私は無責任だからこそ河野先生は偉いと思います。たちばが違うけどやっぱり星野暁子さんは被害者だと感じてます。革命家ではないけれど革命家になるリスクを凡人だから考えてしまうからこそカンパを寄付するしかありません。凡人だからこそ労働運動や平和運動はむかないけれど一緒懸命に平和運動を大学時代からおこなっている河野先生は偉いと思います、だからこそよりかわいそうな女性に対しての医療を発信できるのでしょう。我々は凡人だからこそ余裕や機会があればカンパは少し行いたい。闘争のためのカンパやその他の災害救援金は善意ですが、相手を思うからこそ出せます。無理やりカンパをだせと言われてもできませんが、この人のためなら、大災害ならお金を少しはだせる余裕を持ちたいですよね。本当河野先生は凡人ではないと思います。続けることは中々できないと思います。
投稿: 愛ちゃん | 2015年9月29日 (火) 22時41分