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訃報、増永秀夫さん・宮淑子さん

 別府で夏休み中、村瀬先生からお電話がありました。増永秀夫さんの訃報でした。増永さんは、私の本をいくつも出してくださった出版社の編集者です。元々は、出版社にお勤めの編集者でしたが、独立して「十月舎」を立ち上げ、性教育や性的マイノリティーの関係の本を中心に出していらっしゃいました。

癌になって治療したことは、ご自身からのお手紙で知りました。そして、治療が済んだと、昨年の性教協の全国大会、大分での私の講座に参加してくださいました。その時は、お元気そうで。でも、もともとの状況が尋常ではなかったので、いつかは悪くなるのだろうとはわかっていましたが。

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 その大分で増永さんは、私に「ヒロシマとフクシマ」の本を出したいと迫られました。私はヒロシマから言いたいことはいっぱいあって、だからその時の講座もそのテーマだったし。でも、そのことが福島の人たちを傷つけてしまう恐れがあるので、まだ出せないと突っ張っていました。

 今年の全国大会、愛媛には増永さんの姿はなく、また入院なさっていると聞いたので、いつか、と思っていましたが。

 「いろいろとお世話になりました、ありがとうございました」とお礼を言わないままでした。それがとても気がかりで、残念です。

 その村瀬先生の電話で、宮淑子さんが亡くなったことは知ってる?と言われてびっくりしました。もう4月のことだと。宮さんは、フェミニストの作家です。セクシャルハラスメントや更年期や引きこもりなどの本をたくさん出されています。「デートDV」という言葉は、彼女が作ったといわれています。

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広島には、性教協の例会でアダルトビデオについての話をしていただいたことがあります。そして、あらためて更年期の取材に広島に来て、何日も泊まって、私の友人の更年期の人たちと一緒に山賊に行ったりしながら楽しくおしゃべりをしました。その時のことは、詳細に宮さんの更年期の本に書かれています。最近はシャンソンの歌手としてコンサートも積極的にされていて、いつもご案内を頂いていたのに、何分にも東京なものだから行けないままでした。写真は、宮さんのCDのジャケットです。

 こうして、大切な友人たちがいなくなってしまいます・・・。

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コメント

アダルトビデオの事ですが、現代はアダルトビデオ抜きの社会は考えられないと思います。産婦人科の医療の中では女優さんや性暴力の被害者を診察しながらもアダルトビデオをつかわなければならない人々がこれからも増えていきます。お互いの立場を尊守しなければならない、対話をしなければならないけれど、民医連は平和の病院だから産婦人科の医療設備の中に設置するのは憚れるというなら対等ではないと感じてます。性暴力を助長するから・男女平等に反するから設置しないだから、他の病院にまわすというのはなるべく一ヶ所で診察してほしい希望がわかってなく冷たいって感じながらも不妊当事者の意見のみを無理強いできません。ただ、本当にそこら変の議論があえて逃げてる民医連産婦人科の姿勢が歯がゆいと感じてます。アダルトビデオの事を考えると色々考えさせられます。性暴力の被害者や女優のたちばからはある角度からは許せない存在ながらもやっぱりアダルトビデオは社会に必要だからこそ、性暴力はなくなってほしいですね。

投稿: 愛ちゃん | 2015年8月19日 (水) 09時30分

宮淑子さんですが、新婦人新聞にいつか紹介されてましたね、また母親が彼女のCDを買ってきてました。団塊の世代の女性にはやってるのでしょうか?すごいはやってるようですね。

投稿: 愛ちゃん | 2015年8月19日 (水) 23時20分

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