DV被害を受けた子どもへの支援
昨日行ったのは、久留米の「Support of the Child」というグループの10周年記念事業の講演会としてでした。主にDV被害を受けた子どもへの支援をしているグループです。
そのパンフレットから。
『児童虐待防止法が2004年に改正され、直接暴力を振るわれていなくても、DV環境で育つこと自体が子どもへの虐待であると定義付けられました。(略)
しかし、支援を必要としているのは、DV被害が顕在化した子供ばかりではありません。むしろ、まだ多くの子どもがDV環境の中で日々の生活を送っていることでしょう。またDV家庭の多くは、子どもに家庭の中でDVが起こっていることを沈黙することを強要します。子ども自身、暴力の中で育っているということに気付かないでいる場合もあります。(略)
子どもが育つ環境から、暴力をなくしていくのは、私たち一人ひとりの大人の責任です。
そこで、私たちグループの活動は、二つの分野で進みます。
一つには、あらゆる暴力を受けている子どもから、電話による相談を受けていきます。
二つ目には、DV被害を受けてきた子どもが、子ども本来の自身を取り戻していくことができるよう、支援のプログラムを提供していきます。(略)』
講演会には、たくさんの方々が来てくださいました。少しでも今後の皆様のお役に立つことができたらいいのですが。
そして、久留米市は、DV支援について、大変先進的な取り組みをしていると知りました。少しずつそのご紹介をしますね。
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コメント
子どもや赤ちゃんに関する事件が夏休みにはすごく増えて悲しいニュースを毎年この夏休み期間には今年も聞いてしまいました。本当に子どもにたいしてあらゆる暴力がなくなりますように。本当に悲しい。夏休み期間にこそ虐待ホットラインが活躍でき虐待でなくなる子どもや赤ちゃんがなくなりますように。また、誘拐でなくなる子どももなくなるように。
投稿: 愛ちゃん | 2015年8月24日 (月) 09時59分
久留米市は地方都市なのに色々問題かかえているんで先進的な取り組みをしたのでしょうか?炭鉱がちかく暴力団などがたくさんいるとききます。昨日小金井でも昼間の2時に幼女の連れ去り未遂事件があり警官がうろうろしてました。子どもや赤ちゃんへのすべての暴力がなくなりますように。人気作家がDVで逮捕された話も今朝がた聞きました。ため息ばかりですね。
投稿: 愛ちゃん | 2015年8月25日 (火) 14時29分