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8.6ヒロシマ平和の夕べ・秋葉さんのお話

8.6ヒロシマ平和の夕べの最後は、秋葉忠利さんのお話しでした。衆議院議員、広島市長として長年政治に携わり、平和行政に尽力してこられた秋葉さんは、分かりやすく、丁寧に語ってくださいました。ただ、十分に時間を取ることができなくって、秋葉さんにも聞きに来てく下さった方々にもご迷惑をかけました。それが残念です。ごめんなさい。

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高校時代、AFSでアメリカに行った時、アメリカの友人や教師たちはみんな「原爆投下は正しかった」といい、まだ英語力も不十分で、原爆や被爆者のことを十分に知らなかった、それゆえキチンと反論できなかった、それを自分の宿題としたこと。

 アメリカ人の90%が原爆投下を正しかったと言ってたのが、今、56%になったと。半分以上のアメリカ人が正しかったと言っているととらえても、それでも90%から56%へというのは、すごい変化であると。(それは、被爆者の力であること)

秋葉さんのお話には、さまざまな人が言った名言が散りばめられます。

『・期限のない目標は夢にしか過ぎない
・ 夢に期限をつけると「目標」になる』

被爆者、三つの足跡

「・死を選んでも誰も非難できない状況下生きる道を選らび人間として生き続けた
・被爆体験を語り続け、三度目の核兵器使用を阻止した。
・復讐や敵対という世界観を捨て、和解の哲学を創り出し実践した。」

被爆者の哲学

「・安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから
・こんな思いを他の誰にもさせてはならない」

被爆体験を語り続け三度目の核兵器使用を阻止した・ジョン・ハーシーの言葉

『・世界を救った、つまり、
・「核抑止力」を持つのは被爆者
・「報復」ではなく「和解」のメッセージ』

George Santayanaの言葉

『過去を記憶できない者は、その過去を繰り返さざるを得ない運命に縛られる。』

では、抑止力である被爆者がこの世からすべていなくなった時、どうすればいいのか、と話は続きます。

 すみません。今日、私は日曜当番医です。時間が無くなってしまいました。早くからとりかかったのですが、秋葉さんのお話をじっくり検証しながら書いていたら、とても時間がかかってしまいました。明日また続けます。

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コメント

私もじっくりと反芻しながらお話の内容を振り返っています。でも、市長選の時も酷いうわさ話が流布していて、しかも、私の友人もです。「あったことも無い彼のうわさ話が良くできると思って猛烈に反論しましたが今回のようにゆっくりとお話が聞けたらなあと思いました。怒って反論しても相手に届くはずが無いかと自分も反省です。私も広島人で無いのでなぜ平和都市と言われる広島の政治家が本当に平和を語れる人が出ないかが不思議です。私はかって東京都知事だった美濃部さんのように思想信条を超えた市長が誕生したと思っていたのですが今は残念な気持ちで政治不信ばかり募ります。若い人たちが思想信条を勉強できる環境に無いのですね。それは、自分にもあるのかなと思っています。今の政党は全部解体して欲しい。なあんて逃げたらいけんよね。

投稿: 初ちゃん | 2015年8月 9日 (日) 10時28分

池上彰さんと嵐の桜井くんの戦争特番にアメリカ人の若者の核に対する考え方が変わったそうです。四十以上では相変わらず、核使用は肯定的出そうですが、謝罪をすべきだ、戦争に核は使用すべきではないと考え方がでてきたようです。お仕事頑張ってください。

投稿: 愛ちゃん | 2015年8月 9日 (日) 11時53分

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