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双葉町前町長井戸川克隆さんの本

 先日広島に健康診断に来られた福島県双葉町の前町長井戸川克隆さんから、ていねいなお手紙と本が届きました。

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お手紙の一部を転載させて頂きますね。

『 出版のご挨拶

 
関係各位の皆さまには、事故由来の苦難に際しまして、日頃のご支援・ご声援に感謝申し上げます。

 この度、私の記憶が薄れつつある状況の中で、原発事故の歴史に自分史を残すために初版本『なぜわたしは町民を埼玉に避難させたのか  証言者 前双葉町長 井戸川克隆』を作りました。(中略)

 完成まで1年かかりました。これは途中で漫画「美味しんぼ」の表現が事実を確認しない連中から、集中して非難されて中断したからです。鼻血と被ばくを一番気にしたのは福島県です。放射性物質の呼吸被ばくが無いように安心宣伝をして、県内は安全だという「風評被害」をばらまいている政策を否定した漫画だったからです。

 この理由なき非難は長続きしませんでした。私が疫学調査を頼んで、その中間報告に示された数字を見て、漫画で話している事実が証明されたからです。この公表は、言い訳をしないで非難されっぱなしの、私を見ていられなくなったサフラン(弁護士)の方から出たものです。

 出版というのは簡単なことではないですね。このような変遷を経て、勁草出版には本書を世に出し、真実を伝えなければ駄目だという、原発事故の奥の深さ、罪の重さを私に語らせる機会を与えて頂きました。

 原発事故の真相の多くは隠された状態にあります。私が関与してきた事実はまだあります。これからも正しい歴史を残すために、機会をとらえて史実としてまとめたいと考えております。

 本書が多くの国民の皆様に原発の持つ恐ろしさとウソと騙しについて理解が深まることを願っております。

 ありがとうございました。

                                                      井戸川克隆
                                                           2015年4月吉日       』

 ほんの少しお世話をしただけなのに、こんなの貴重な本を送って戴いてありがたいことです。数ページめくっただけで、もう、この本に引きずりこまれそうな内容がびっしりです。ああ、時間が欲しい。これから新幹線など乗り物に乗る機会が増えます。その時間を利用して、この分厚い本を丁寧に読もうと思います。井戸川さま、ありがとうございました。

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コメント

村長さんのご苦労はさぞ大変だとおもいます。働き盛りの男女や十代後半や乳児を含めた子どもたちへのヨウ素安定剤の配布のぜひを最近考える中、サイログロブリン異常症だけをもち、薬はのんでいない、生後現在2ヶ月の息子のことを考えてしまいます。

投稿: 愛ちゃん | 2015年7月 1日 (水) 09時35分

機会があれば買って読んでみたいですね。
おいしんぼも最近買ってないです。若い頃たびたびおいしんぼはかってました。

投稿: 愛ちゃん | 2015年7月 2日 (木) 09時32分

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