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かき船かなわの移設提訴・続です。

昨日の続きです。提訴は各マスコミにとりあげられましたが、この写真は、読売新聞の記事です。

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 (6) 原爆ドームが世界遺産に登録された経緯や意味、バッファーゾーンの持つ意味を正確に理解していれば、河川敷地占用許可準則第22・5項に定める「地域の合意」を云々するまでもなく、最低限、広く広島市民を対象に事前説明を行い、コンセンサスを得なければならないはずである。

 ところが、実際は、後述の「かき船」の新設置場所の目の前であるマンションの住民や、中区大手町二丁目の住民、先の「原爆犠牲ヒロシマの碑」の管理をしている人たちに対してすら、事前説明は行われていなかった。

 原告らの中には、「かき船」の新設置場所の目の前のマンションの住民らがいるが、誰一人として「かき船」新設置について、事前の説明を受けた者はおらず、気がついたときには本件各処分が出ていたというのが実態である。

 このような原告らは、河川敷地占用許可準則第22・5項に定める「地域の合意」の対象となる者たちであり、ひいては処分は違法であることを主張する利益を有している。

 (7) また、「かき船」の新設置場所の目の前のマンションの住民や、大手町二丁目の住民らにとっては、台風や集中豪雨の際に、護岸に稽留されている「かき船」が濁流に揉まれ、護岸に激突して護岸を損傷させ、河川の濁流の侵入を受ける危険性が予想される。(以下略)

以下、2から10まで経緯の説明や法令の遵守、世界遺産条約の違反や河川敷地占有許可準則の違反などについて、詳しく書かれていますが、略します。

 ただ一つ。太田川デルタの河川には、「死水域は計20箇所、内国の管理で13箇所、県の管理で7箇所もあり、何も新設置場所はここしかないということではない」そうです。
11 おわりに

 広島市は、国際平和都市として、平和記念公園の整備や原爆ドームの保存を行い、毎年8月6日には平和祈念式典を開催し、広島市長が世界に向けて「平和宣言」を発信し続けて来た。それゆえに、広島市は、原爆ドームの世界遺産の登録により、世界遺産条約により国に義務づけられた内容について、国以上に原爆ドームの世界遺産の保存及び保護する義務を負っているものである。

 ところが、本件各処分の至る経緯に置いては、なぜか公平性の求められるはずの広島市が、きわめて積極的に「かなわ」のかき船の新設置の実現に向けた関与が見られる。

 そして、国土交通省中国地方整備局長は、広島市のお膳立てをそのまま唯諾々と受け入れるだけで、河川法や河川敷地占用準則に則って厳格な手続きを行わなっかったため、河川法・建築基準法・景観条例・世界遺産条約などに違反する違法な本件処分を出してしまった。

 よって、被告は、自ら本件各処分の手続きを見直し、直ちに親まりを認めて、本件各処分を撤回すべきであるが、それを被告がしない場合には、本件各処分はただちに取り消されるべきである。

 以上です。

 私自身、この訴状を読んでとても勉強になりました。一部しか紹介できず、すみません。

この裁判を見守り、原告の方々や弁護士さんたちに頑張って戴くためにも、カンパをお願いします。振り込み先は次の如くです。

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 世界遺産・原爆ドームを守る会  事務局長 馬庭 恭子様

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コメント

私のような場違いなものでも献金しようかなと思っているものでも献金しやすくするために口座を記入してくだりありがたいです。月末お給料がでたら、少し献金してみます。本当に、優生思想や体外授精や原発などは実は障害者が生きにくくする部分があるなか、原発や原爆は余計に障害者が多くなる可能性は、障害者を産み育てられる在宅福祉が不充分だからこそ、原子力災害まで二次災害で発生したのは女性として、あえて産まないよと宣言するなか、すばらしい夫に出会える機会をあたえてくれたなら、やっぱり、原子力災害のリスクが私は一般人より高いから結婚する前は、産まないと決めてましたが、やっぱり割りきる事ができず、こんなすばらしい夫の赤ちゃんをうみたいと思ったからこそ、原子力災害や原爆は反対です。原爆水頭症が今後でるかもしれない、甲状腺の機能障害だけではない、もっと大変な病気が今後でるかもしれない。すごく産婦人科のドクターとしては、若い方と違った意味でのきわどい中絶が増えるのは忍び得ないお気持ちがわかります。できれば障害がある赤ちゃんでも生んで頂きたいという、先生のお気持ちが買いまみえます。でも育てる側の人権を考えたらとてもそれは強要できないと察してはいます。介護福祉士として障害児の援助を受け持ちましたが、障害児を頑張って生む優しさはすばらしいし頭がさがるからこそ、障害児をきちんと療育でき、家庭で育てられるよう願ってやみません、本当に原爆や原子力災害は良くないとおもいます。

投稿: 愛ちゃん | 2015年6月20日 (土) 12時32分

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