性教育指導セミナー全国大会のお知らせです。
昨日に続いて、性教育指導セミナー全国大会について、今日は、7月26日の本番のお知らせです。
朝から夕方まで、ずっと講演ばかりびっしりですが。内容については、とても素晴らしいと思っています。
CAP広島の代表として長い間活躍していらっしゃる下西先生は、少年院、女子少年院にいる少年・少女たちの立ち直りに向けてのサポートも続けて来られました。以前、お話しを聞いて感動しました。ぜひ全国の方々にも聞いて頂きたい内容です。
北仲先生、広島大学のハラスメント相談室で活躍される他、職場のハラスメントの研修の講演、さまざまな性犯罪やDV被害者のサポートなどの活動をされています。その活躍ぶりをお聞きください。
北村先生の「海外リプロ・ヘルス最新情報」のお話も期待しています。産婦人科の現場にいて、海外の状況と日本の状況はずいぶんと異なっているのを痛感します。女性のための医療や社会的サポートの進歩は、ヨーロッパなどではどんな状況ななっているのか、しっかり聞きたい所です。
東京オリンピックを控えて、女性アスリートのヘルスケアがようやくスポットが当てられはじめました。スポーツ医学というと、もっぱら整形外科的なことでしたが、女性アスリートの月経、月経痛や、競技のためのコントロール、更にはウエイトコントロールを伴って、無月経になってしまっている女性たちなどのケアが大切だと言われ始めています。その先駆者である能勢先生のお話し、部活の指導をなさっている学校現場の先生たちにも、ぜひ聞いて頂きたいと思います。
HPVワクチンについて、私たち産婦人科医は、もうしっかり研修をしています。が、社会的にさまざまな誤解があり、そのギャップを感じているのも事実です。宮城先生のお話し、産婦人科医以外の方たちにもぜひ聞いて頂きたいことです。
というような内容です。有料ではありますが、医師以外の方たちには、高くとも、十分に満足される内容と自負しております。ぜひご参加下さいね。なお、広島県・市教育委員会などの後援も戴いています。
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ぜひ覗いてみて下さい。
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コメント
日本と海外の産婦人科医療のあり方が根本的にちがうお話はききたいと感じました。宣伝のポスターが清々しいのでさわやかです。5月にはぴったりです。にわかにアスリートのお話も少々きになっているなか、児童養護施設や乳児院のみならず、少年院などにはいっている子どもたちにも目をむけられてるお医者さんがいるのはびっくりしてます。後少しで一応産婦人科通いが終わりますが、色々なことを経験できてよかったと思います。
投稿: 愛ちゃん | 2015年5月20日 (水) 15時24分