小学生からの手紙
遅くなりましたが、一月の初めに講演に行った、小学校の五年生の人たちから手紙が来ました。
二クラス全員からのお礼の手紙です。読んでびっくりしました。それぞれみんな季節のあいさつから始まります。そして、来て下さってありがとう、自分の感想、これからの私への励まし。そして日付から自分の名前、宛名と、全部きちんと形が整っています。
その中で、それぞれ個性がありました。涙が出そうだったり、吹き出したり。
初めのあいさつの幾つかです。
「まだまだはだ寒い季節が続いていますね。お元気ですか。
昨日は私たちに「福島のお友達」のお話をしていただいてありがとうございました。」
「こんにちは、冬休みが無事終わり心を入れ変え毎日を過ごしています。
昨日は、私たちのために、お忙しい中予定を合わせ、私たちのレベルに合わせたお話をありがとうございました。」
「こんにちは。新しい年になり、お店などの商品のならびが変わりましたね。」
「こたつとみかんが合うような季節になりましたね。」
「こんにちは。カイロがかかせない季節になりましたね。」
「こんにちは。毎日、冷たい風が顔にあたってとても寒いですね。」
というのもありました。どれもかわいくて。
最後には、
「これからまだまだ寒くなりますが、お体にお気を付け下さい。今回は本当にありがとうございました。」
「・・・なので僕も人を大切にしていきます。
これからも、ぼくたちのため、世界の人のために頑張ってください。」
それから、次の手紙は長く引用します。
「一番心に残ったことは河野先生が福島の子どものことを話したことです。そこでは、河野先生の福島の子どもの人たちへの思いが伝わって来ました。そのときの河野先生はすごく真剣でした。
でも一緒に給食を食べたときは笑顔でみんなと一緒にしゃべったりしていました。そこから空気の場を読んで話したり出来る、とても良い先生だと思いました。とても良い経験になりました。
これからも私たち以外の子どもたちにこのような話を伝えてください。そしてかぜをひかないように気を付けてください。」
ね、「空気の場を読んで話ができる」とほめてもらって、すごくうれしかったのです。小学生、いいですねえ。みんなのびのび、活き活きして、真剣に話を聞いてくれて。こんな手紙までくれて。そして、改めてこんな子どもたちの指導をする先生に感謝です。
みなさん、先生方、本当にありがとうございました。私の宝物として大切にします。
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コメント
小学生ってかわいいですね。今どきこんな素直な小学生は東京都にはいません、地方の魅力はこどもたちがまっすぐにそだつ可能性があるのだなと感じ、私もできるだけ産まれてきた赤ちゃんを素直でやさしい大人になれるよう育児をしなければならないなと感じます。
投稿: 愛ちゃん | 2015年2月22日 (日) 14時26分