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福島の子どもたちのことについて、小学生に話します。

 本日の最初の記事は削除しました。ご迷惑をおかけした方、申し訳ございませんでした。また、シリーズは改めて掲載させて戴きます。

 今日は、まったく別のことを改めて書きます。

 今、小学生の子どもたちに福島の子どもたちのことを話す機会をあたえられましたので、その準備をしています。

 でも、子どもたちの知識はどうなのか、分からないのです。子育てを終えてずいぶん経っていて、それに患者さんとして向き合うのは、中学生以上が多いし、話題も限られます。今、小学生がどれだけのことを知っているのでしょうか。

 東北大震災→福島の原発事故→福島人たち・子どもたち

という図式でも、原発って何だろう?放射性物質で電気を作るってどうやって?(本当はお湯を沸かすだけのことで、その蒸気でタービンを回すだけのことなのですが)

 他に電気を作る方法は何があるのかな?風や太陽や水や波や地熱等いろいろとあること。

 それらを子どもたちが知ってるかどうか聞きながら、話を進めようと思います。

 すごく楽しみなのです。

 こんな時、もう一つ気を付けなければならないのは、子どもたちの中に保護者が中国電力に勤務している子がいるかもしれないということですね。一方的に原発は悪だとして、その子どもたちを傷つけないこと。これもとても大切なことなのです。

 福島のお友だちがおかれている現状を理解して、これから先、そのお友だちを差別しないように、一緒に前向きに生きていけるように、そんな授業が出来たら、と思います。

 それにしても、福島の子どもたちの甲状腺がんは増え続けています。12月に発表された10月31日現在のがんとその疑いとされた子どもの数は、112人。このうち、手術をしてがんではなかった子どもは一人だけです。

 山下氏などが言った来た子どもの甲状腺がんは、100万人に一人というのが、福島の現在では2648人に一人の割合となってしまいました。それでも、医療者たちは、これは放射線のせいではないと言い続けています。せめて、放射線の影響か否か、「分からない」という言い方なら、と思うのですが。

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コメント

私も昨年末の報道ステーションで、福島の甲状腺がんの子どもたちが増えて手術も増えた報道をきき、左派の市議会議員に増えたと思う事は事実なんだけど曖昧な報道の仕方はやっぱりおかしいのではと伺うと、世の中の公平さを保つためには仕方ないと言われていましたが、すごくそれは子どもたちの命を大切にしてないと感じます。公平さを保つことと子どもの成長と未来を慈しむことは違うと感じます。生物や化学の授業は実は保健体育とも繋がりをもっているし、生命や化学をどう考えるかをあたえるのでよい試みだと思います。

投稿: 愛ちゃん | 2015年1月 6日 (火) 15時28分

原発の被害者である子どもたちと発電所に親が勤める子どもたちの人権ってお互い様なんですよね。でもそれを極端に政治利用を医師がしてはいけないと感じます。また山下氏はなにか後ろめたいところもおありだと思います。一般の親御さんは自分のお子さんが甲状腺疾患になることや、先天性代謝異常等検査をきちんと理解してるかといえばされてない上に電力会社の宣伝マンのように医師がなんの根拠もないのに大丈夫だとかは言ってはいけない。広島大学で被爆者の妊娠や出産や中絶等に関わってきた河野先生の叫びはやっぱり正しいと感じます。被爆による疾患を恐れて中絶を選択した話を時々聞きました。やっぱりそれは今着床前診断や出生前診断などで産婦人科が揺れている以上、命の選別につながるけれどその夫婦の判断に任せるしかないけど、やっぱりそういう意味での中絶もなくすためには、小学生のうちから教育しなければならないなと感じます。リスクを減らしつつも、甲状腺の機能をきちんと理解していきながら、反原発も伝えていかないと大変なことになります。甲状腺疾患は、子どもの場合は本当に早いうちに治療をしないといけないからこそ、小学生にたくさん伝えてください。

投稿: 愛ちゃん | 2015年1月 7日 (水) 07時24分

東京も、すごく汚染されてしまいましたね・・・

http://matome.naver.jp/odai/2140370981635795101

>三田医師「この夏休みに、福島から岡山に来ている家族をやってみると、東京から来ている人よりもデータ良いです。僕はね東京は一番被害が大きくなるんじゃないかって、そういう危惧が…」

TVを見てると、子供たちの目のクマが気になります。

投稿: 福島だけじゃなく | 2015年1月 7日 (水) 18時53分

こういう記事も必見だと思います。

http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2659.html

チームは、当初「15%」と見積もっていましたが、日本に配慮したのか「日本の国土のうち9%以上」と、もっとも控えめな数字を出してきました。
この広大な面積が、チェルノブイリ避難基準で言うところの「徹底的な放射能監視が必要な地域」以上のレベルになっていることが分かったのです。

投稿: | 2015年1月 7日 (水) 22時55分

中国電力で、まじめに一生懸命に働いている人は、誰も悪くはないでしょうね。
旧通産省から天下ってきた官僚が、電力会社の重役や社長になって原発を推進してきたのでしょうから。
今さえ、儲かればいい、自分たちだけが得をすればいい。
官僚と政治家による、こんな考え方で生まれたのも原発かもしれませんね。純粋に科学の発展と考えた人もいたでしょうが、そんな人達もこの利権に飲み込まれてしまいますね。
夢想家と利権が結びつくと危険でしょうね。

投稿: やんじ | 2015年1月 8日 (木) 14時37分

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