「日韓広島マダン スピーチ&交流」
昨日の午後は「日韓広島マダンスピーチ&交流」が行われました。広島韓国教育院・韓国民団広島県地方本部・広島県日韓親善協会主催、駐広島韓国総領事館・広島市後援、アシアナ航空広島視点協賛のスピーチコンテストです。
韓国語によるスピーチと、日本に来ている韓国人による日本語のスピーチと、歌や踊りなどのパフォーマンス部門、それに韓国料理がたくさんの交流会などです。
この会は、今年で9年目、その前の「日韓ヤング大集合」のスピーチ大会からは20回目となります。今年は韓国語のスピーチは23人、日本語のスピーチは9人がエントリーしています。
韓国語の審査は韓国から来られている大学の先生お二人。
採点基準は、原稿内容30 表現力30 発音20 聴衆の反応10 発表時間10 の合計100点です。
それに私も参加したのです。毎年、李先生から「スピーチコンテストに出ませんか」と言われ続け、今年も検定試験をやむを得ない事情があったのだけれど、サボってしまった後ろめたさもあって、はい、と返事してしまって。まあ、それからは大変な日を過ごしました。
この記憶力の減退した頭で、韓国語を覚えなければならないのが、もう、本当に大変で。ストレスいっぱいの日々でした。
いよいよ当日となって。参加する人の原稿が載っている冊子をいただきました。見ると、若い人が圧倒的。高校生が一番多く、中学生も小学生も大学生もいます。社会人はちらほらいますが、どうも私が最年長です。
そして、まず一番目の高校生のスピーチを聞いて、びっくり仰天。韓国語が、すっかり自分のものになって、早口で、思う存分、みんなを笑わせながら話すのです。付き添いに来てくれた夫と顔を見合わせました。すごい!急にとんでもないことをしたと後悔が押し寄せました。
だいたい、一度も参加したこともなく、どんな会なのか雰囲気も知らず、参加する人の実力も知らず、なんと、無謀なことをしたのか、と。私なんて、覚えきるのが精一杯で。やめようか?やめる?逃げようか、なんて夫と話して。ここまで来て逃げてしまって、先生の顔を潰すなんてことはできるはずもなく。泣きそうな思いで会場を抜け出して、もう一度練習をしましたよ。
そのうち、途中、記憶が途絶えて、話がストップしてしまう人もいて、ちょっと安心したりして。
私の頼みの綱は、前夜に作った、赤ちゃんの顔の写真です。日本人や韓国人やアメリカ人の赤ちゃんが泣いている写真、黒人、白人、黄色人の赤ちゃんが一緒に写っている写真などをプリントして、それらを示しながら話すことにしました。その裏に、詰まりそうな、忘れてしまいそうな単語を書いておきました。
そうして、いよいよ順番が来て、もう、無我夢中。
写真を示す手がブルブルと震えましたよ。でも、会場の反応は良かったかも、と思います。その話の内容などは、また明日書きますね。
今日は、性教協広島の例会です。
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