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鳥取県のDV被害者支援施策

 11月2日の宇部での全国シェルターシンポジウムの交流会での席上、鳥取からの参加の方から

「片山知事が退職されてからも、DVへの県の取り組みは続いています。」と発言され、やんやの拍手でした。

 その発言の前に『国が全国に「ワンストップ支援センター」を作るべく、2000万円の予算をつけた』との発言があり拍手をしたばかりでした。ところが、

「国全体として2000万円だそうですが、鳥取県は、今年度、DV関連予算として7000万円の予算がつきました」

と言われて、またまたやんやの拍手だったのです。

 7000万円!鳥取県の片山知事が就任直後からDVについての深い認識で、全国に先駆けて県を上げての取り組みをされていることは、知っていました。それでも、これほどのこととは・・・。

 鳥取県の取り組について、もう少し知りたいと思っていました。昨日、それが鳥取県のHPに詳しく出ていることを知りました。「平成26年度鳥取県DV対策関連事業予算の概要」として、

ここに 詳しく出ています。

 ここに一覧票として出したいのですが、それができないので、ぜひ「ここに」をクリックして覗いて見てください。

 また、「DV被害者支援強化事業」として、詳細が出ています。

 その中に、「これまでの取り組みと成果」が出ていますので、それを転載します。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)本県では、平成12年度に「女性に対する暴力防止」関係機関連絡会を発足させ、
各機関の取組状況や認識を相互に知り、課題を共有してきた。各圏域では、婦人相談所、
中部・西部福祉保健局心と女性の相談室が中心となり、関係機関に対し定期的な研修や
情報交換等を実施し、連携を図りながら組織的に被害者支援に取組んでいる。

(2)県民一人ひとりがDVについて理解を深め、暴力の潜在化を防ぐとともに、一人で
悩んでいる被害者に相談窓口などの情報を提供できるよう、広報・意識啓発を進めており
、毎年女性に対する暴力をなくす運動期間中(11/12~11/25
)には、街頭キャンペーンを実施し、DV相談窓口の書かれた啓発チラシ及びポケット
ティッシュを配布している。

<平成23年度>
 11月14日(月)に、鳥取・倉吉・米子の3地区において、各駅及びイオン等大型
ショッピングセンターにて街頭キャンペーンを実施。啓発チラシ、ポケットティッシュを
各6,000部配布した。また、各ショッピングセンターで期間中、パネル展示も実施。

<平成24年度>
 11月13日(火)に、鳥取・倉吉・米子の3地区において、各駅及びイオン等大型
ショッピングセンターにて街頭キャンペーンを実施。啓発チラシ、ポケットティッシュを
各6,000部配布した。また、各ショッピングセンター等で期間中、パネル展示も実施。

(3)これまで各圏域で実施してきた研修を、平成21年度から全県でDV被害者支援に
必要な知識や相談技術を体系的に習得できるよう、研修体制の見直しを行い、職員の質の
向上を進めている。

(4)平成18年度から外国人DV被害者への相談、支援に対応するための通訳の確保に
取組んでいる。

(5)被害者の相談や支援に当たる職員等の代理受傷等に対する心のケアを実施している。

(6)平成18年10月から、加害者からの相談を受ける電話相談窓口を開設し、
自らの暴力を反省し更生の意思のある加害者の支援を実施している。
・平成18年度 7件
・平成19年度 1件
・平成20年度 2件
・平成21年度 3件
・平成22年度 6件
・平成23年度 5件
・平成24年度 8件

これまでの取組に対する評価

配偶者等からの暴力(DV)のない社会、DVを受けた被害者が安全に保護され、安心して
暮らすことのできる社会を目指して、平成16年に全国に先駆けて「配偶者等からの暴力防止
及び被害者支援計画」(DV防止法第2項の規定に基づく都道府県基本計画)を策定し、
DV被害者の実態に即した施策を全県的に実施している。

 また、民間団体とも連携し、官民協働で被害者支援を実施できる体制の整備に取組んでいる。』

広島県は?と予算を調べようとしたのですが。DV関連予算としては、出て来ま
せん。「いくめん」は結構だけれど。暴力で苦しんでいる女性につて、なんにも
知らないのでは?と思っています。ワンストップ支援センターも各県に一つ作る
ようにということですが、広島県では、その気配もありません。

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コメント

東京都よりも地方進んでいるなんてびっくりいたしますが、これからは地方が中央によりよい政策を具申していくほうが地方自治が発展していき、本当によりよい未来があるように感じます。幅広いことに興味をもたれているのは驚きです。

投稿: 愛ちゃん | 2014年11月14日 (金) 14時58分

私は中絶したあと苦しかったし、母親との精神的断絶や無理矢理精神科に通わせられるのもつらかんたんですよ。ただ、どうやって様々な女性の問題が精神的に中絶した女性が耐えられるかを助けてくれない弁護士や精神科医にしか出会ってなかったから苦しかったし、その後の仕事や様々な人間関係はつらかったけど必死に耐えてました。だからこそあのとき決断したのは正しいこととして捉えてます。じゃないと今はなかったのだとようやく母娘がわかりつつあります。様々な理由で中絶しなければならないということばの中に私はやっぱり気になるのは、生みたくて治療したのに、あまりよくない判定が医師から告げられてしまうのも苦痛だと感じます。中絶といっても、人それぞれだと思う反面、性暴力やDV、風俗業界、不倫、若年層の問題も在るなか、なぜか高齢者の問題はバッシングされるのは許されないのだからこそじゃあ、もっと医療内容が高度になってる反面社会がそれに追い付いていない苦しみも忘れてはならないと感じます。私は、私の中で中絶して良かったと結論をだすのに11年は長かったです。だからこそ本当に女性をがささえてくれる弁護士や精神科がいないのは、結局女性を苦しめるだけだと思う。私は

投稿: 愛ちゃん | 2014年11月14日 (金) 17時10分

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