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「福島支援プロジェクト」2014夏休み報告その2.

『 お母さん同士のコミュニケーション

 広島の保養に申し込んでこられる方々のほとんどは人家族での申し込みです。

 隣近所には内緒で来られます。福島は安全なのになぜ保養に行くのだ、という空気感のようなものが漂っているのでしょう。福島では放射能の話はできない、タブーのようになっていると聞きます。でも、本心はどうなのでしょう。お母さん同士が自然に不安や疑問を語れる場を作れたらいいなと思います。

 広島で初対面の3家族を、宮島の海水浴に誘いました。子どもたちがうみで泳いている間、桟敷席では自然にお母さん同士の会話が弾みます。

 福島では話せない不安を思いっきり吐き出してほしいと思います。』

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『 三原市大和町での保養 

 昨年の夏、大和町の「NPO法人宅老サービス事業所ぴっぱら」さんから、保養の受け入れを行いたいが、つながりがないので紹介してほしいとの相談を受けました。

 昨年「福島支援プロジェクト」は資金がそこをつき、受け入れの制限をしなければいけないところだったので、「びっぱら」さんの申し出はとてもありがたく、Eさんたちのグループを紹介しました。

 広島県のほぼ中央に位置する大和町は周りを田んぼに囲まれた静かなところです。車の心配をすることもなく、のびのびと子どもたちを遊ばせることができるので、Eさんも大和町がとても気に入りました。

 今年も受け入れが可能だということで、4家族お願いしましたが、今年は乳児が二人、発達障害のお子さんが二人いてどうなることかと心配でした。

 ところがびっくり。自然に囲まれた田舎の環境、そしてのんびりとしたお年寄りと子どもたちの波長が合うのか、子どもたちの表情がキラキラ輝いています。

 発達障害のお子さんを見ていると、その変化がよりわかります。思いっきり走り回って、遊んで、気付いたら自然に挨拶できている、おじいちゃん、おばあちゃんの手を引いて一緒に遊ぼうと声をかける、そんなわが子を見てお母さんは涙ぐんでいました。

(写真は載せられませんが、年下の女子が階段を降りるとき、手を添えてあげるU君。障害があるなんて思えません。という写真のキャプションがあります)

 大和町最後の夜は庭でバーベキュー。地域のお年寄り総出で準備です。お料理上手でおしゃべりなおばあちゃんのお連れ合いは無口なおじいちゃん。子どもたちはなぜだかこの無口なおじいちゃんにまとわりついて離れません。

 大和町ののんびりとした田園風景はなんとなく福島と似ていて、気持ちが落ち着くと、Eさんは言っていました。』

 明日もう一度掲載させて頂きます。

 私は今、別府にいます。昨夜、新幹線で新山口まで来た夫と合流し、宇部からここまで移動しました。義母が、二度目の背骨の骨折で再び入院。退院したばかりです。91歳で一人暮らし。離れているのが申し訳ないことです。できる限りこちらに来て、と思っていますが・・・。

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コメント

首都圏にいる被災地特に、福島の方々に安くアパートを提供したいなど申し出るにはどうしたらよいでしょうか?主人の実家の方でアパートを経営しようとおもい、部屋をつくりました。

投稿: 愛ちゃん | 2014年11月 2日 (日) 12時19分

すごく素晴らしい自然に溢れたところだから障害児が生き生きと遊んでいるところなんだなとわかります。私も、首都圏に避難してきた福島県県民の方々、これから避難しようとしてくるか悩まれてる方になんかお手伝いできたらと思い、主人の実家の方でアパートを経営しはじめたので、比較的安い家賃で提供できたらとおもってます。本当に被災地特に福島のお母様方の本音やため息が聞こえてきそうなレポートでつらいです。しかし、河野先生のお姑様の骨折も心配ですね。本当にご高齢でのお一人ずまいは限界との闘いですが、河野先生ご夫妻のご自宅で介護というのは難しいとひしひしと感じられ心が痛みます。同居介護は、虐待を招くからこそ同居はしないからこそ、なるべく現地で頑張ってもらう。でもやっぱり一番良いのは特養だけどこれも本当に無理ですよね。かわいそうです。特養の入居基準が古くさい気がします。社会的に特養に入れなくてお嫁さんや実の娘が苦しむのは止めにしなといけないと感じます。

投稿: 愛ちゃん | 2014年11月 2日 (日) 15時02分

愛ちゃんさま
以前は、公的なところでも相談できていたのですが、今、今回報告しているプロジェクトは、全く個人の繋がりでしてます。愛ちゃんさまも「東京駅でのボランティア」に書いている組織の人に相談なさるのが一番かと思います。このみよこ

投稿: こうのみよこ | 2014年11月 3日 (月) 07時31分

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