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東城中学校で。

 昨日の続きです。お花に囲まれた、庄原市東城中学校の廊下の掲示。写真をアップしてみます。石垣りんさんの詩「挨拶―原爆の写真によせて」 3年国語教科書に掲載されているものです。

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見えにくいですね。一部ですが、アップします。

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 そして、東城中学校の3年生が考えた「平和」のこれも最後のところをアップして写真を撮りました。

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 家に帰って改めてこれを読んで、今年の夏に聞いた合唱曲、広島二中の「碑」を想いました。同じ年頃の中学生たちが「当たり前のことが当たり前に」できず、学徒動員に駆り出され、そして原爆で全滅。全員が爆死してしまったこと。

 そして、さらに思い出しました。東城町の「原爆被害者の会」の代表であり、広島県被団協の理事でもあった横山さんを以前夫と共に訪ねて行ったこと。その横山さんも亡くなって、東城の被団協は消滅してしまったこと。

 東城中の生徒さんとは関係ないことなのです。私が勝手にこんなことを思ったということです。でも、改めてこんな機会を得て、感謝しています。

 それにしても、石垣りんさん、2004年に亡くなられていますが、まるで今を語っているような、すごい詩を書かれているし。辛い一生をこんな形で残されていることに改めて慄然とします。そして、この詩が教科書に掲載されていることにも。

 もう一つ、講演をした体育館の後に、こんな言葉が貼ってありました。写真を撮ろうと思って、忘れてしまったので、東城中のホームページを探して探して、見つけました。写真をお借りしますね。

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 お分かりでしょうか。右の横断幕です。「努力するものは夢を語る。怠ける者は不満を語る」本当にまさにその通りです。どなたの言葉なのでしょうか。私も心しますね。

 講演した後、男子生徒さんが、自分のことばでちゃんと感想を言ってくれました。あらかじめ書いた物を読むのでなく。嬉しくて、握手をしました。ありがとう。

 こんな環境の中で日々を過ごしている生徒さん、先生方に、私の講演が少しでもお役に立てれば幸いです。居心地のいい中学校を後にして、また庄原に向かいました。

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コメント

石垣りんさんの口語自由詩は中学二年の教材になってると、国語教師の主人がいっていて、教科書に掲載されてない詩を関連学習や平和教育で学習させるのはさすがに広島県です。頭が下がります。札幌ジャンプ台のお話を北海道旅行の回で先生はご紹介されてましたが、札幌ジャンプ台のもともとのお話ってニッカウィスキー創業者ご夫妻に関係あり、ニッカウィスキーの創業者は広島県出身とはじめて伺い感動しました。広島県のすばらしさをかんじます。

投稿: 愛ちゃん | 2014年10月11日 (土) 09時07分

愛ちゃんさま
あの石垣りんさんの詩は3年生の教科書に出ていたものですって。それをまた教材としてさらに深める、中学生が平和を考える機会を作るというのが素晴らしいと思います。それを廊下に張り出してくださっていたので、私もその授業を知ることができました。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2014年10月16日 (木) 11時01分

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