« 「女」であればいいというものではない。 | トップページ | カレー三つ。 »

「東北母と女性教職員の会」

 明日は、午前中の診療を終えると、午後は四方先生にバトンタッチをして、秋田に向かいます。秋田では、7日の朝に東北の「母と女性教職員の会」でお話しをします。広島から新幹線で大阪へ。大阪伊丹空港から秋田空港。そしてさらに車で二時間という所が会場です。

Img046_905x1280

 これまでも、あちらこちらの「母と女性教職員の会」で話をしてきましたが、とても好きな会です。土曜日に分科会があって、日曜日に私の話です。分科会では、「健康」や「平和」などいろいろな分野でのお話しがありますので、本当はそれにも参加したい所ですが。

 私は、性教育全般について話をしますが、キイは、これまでの日本の女性行政について話をする所。ここでかなり反発があるのではないかと思います。

そのスライドは、これ。

Photo 子宮頸がんワクチンは、日本で認可されたのは、世界中で百か国目。低用量ピルは、国連加盟国の中でびり。欧米に遅れること40年。そして、緊急避妊薬については、世界中でラスト6か国になってから。イラン、イラク、アフガン、ペルー、北朝鮮、そして日本。

 もちろん、そのそれぞれについて話をします。日本では、低用量ピルが認可されないために、必要な人は中用量を飲まざるを得なかったこと。緊急避妊薬が認可されないために、より副作用の強い中用量ピルをドーンと日頃の4倍ものまなければならなかったこと。やっと認可されても、とんでもなく高い値を厚労省が決めたこと。それらの影には、同じ宗教団体の力があって、政治を動かしたこと。

 例えば、イギリスでは緊急避妊薬は、全国に設置してある保健センターに行けば無料。そこが休みの時など、自分でスーパーマーケットやドラッグストアで買って飲むことができること。でも、それでは、教育がセットされないので、少し高くして、それでも1500円くらい。フランスでは1000円。でも日本だと、産婦人科に行って、くどくどと説教されて、その上で1万5千円も払わなければならないこと。

 そんなことを話すのですが、でも、教育現場では、子宮頸がんワクチンはとても強い反発があることを私は知っています。それでも言わなければなりません。

 先日の思春期学会でも講演を聴いてきました。産婦人科界では、早く子宮頸がんのワクチンを再度推奨してほしいと何度も厚労省に申請しています。頸がんワクチンは安全であるということを厚労省も分かってはいるのだけれど、それが今は完全に政治の問題となっているということなのですね。

Photo_2 ___519

 厚生労働省の方が海外に調査に行って、こんな反応だったと。

 今回の母と女性教職員の会では、あまりここを話す時間はないのですが、おそらく質問が出ると思います。その時には、こんな用意をしておこうと思います。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

|

« 「女」であればいいというものではない。 | トップページ | カレー三つ。 »

コメント

団塊ジュニアの母親と女性教員って保守的だと思います、団塊ジュニアの母親って自分たちは、自らすすんでピルをのんで推進した世代なのに、団塊ジュニアが産婦人科にいくようになったら、いくなというようなバカタレなんだと最近母親とのやりとりを見直したら怒りがこみあげましたが、追いかけるのやめました。何で中ピ連の活動を支援したのに子どもには冷たいなと感じます、結局自分たちの子どもを適当に監視しながら悩みには答えない教育や家庭維持にはしりまくっているのではと感じます、母親たちだってピルをのんで推進してるのが禁止されるのがやだったはずなのに、娘たちには産婦人科いくなはないと思う。私はそんな高圧的な団塊世代の女性をみるにつけ本当に、ピルが必要な人がいることをどう思っているのでしょうか?拉致担当大臣に直接的に聞いてみたい。拉致担当大臣だって団塊世代に近いのでは。

投稿: 愛ちゃん | 2014年9月 5日 (金) 10時26分

私は、中ピ連の活動家に経緯をしめしているわけではないものの、一時のムーブメントでピルを推進 してきたのが団塊の世代の女性なのですが、山谷えり子さんのように団塊の世代に近い世代の圧力ってなんなのよと思って妊活をしてました、団塊の世代の運動の仕方の欠落しているところの反動だとしたら中ピ連の運動は間違っていたのでは。とにかく母親や女性教員って生徒の立場から教育や家庭建設にはなってない、上から目線。だから、中容量ピルをかなり使う避妊になったりするのでは、中容量ピルを骨粗鬆症や不妊にも使うのが現代ですが、そんなに重い薬を十代に使うのなら、避妊教育や低容量ピルをつかったり、モーニングアフターピルに使うのを避けるのはなんか違う、今度失敗したら中容量ピルを使いそうな雰囲気だったからこそ、かなり重い薬である中容量ピルを娘に使わせる母親たちってなんなんだろう。娘の体がおかしくなるのとか考えてないのかなと感じます、母親と女性教員って十代の少女には実は、避妊しない男よりも敵だと感じます、全部の母親や女性教員が冷たいとは思わないが、相談したくても相談できないからこそ産婦人科のドクターの前で親子喧嘩や謹慎処分の乱用があるのでは。本当にああいう母親にはなりたくないと感じ、子どもには優しく強く生きる力をみにつけさせたい。

投稿: 愛ちゃん | 2014年9月 5日 (金) 13時34分

愛ちゃんさま
低用量ピルがやっと日本で認可されたのが15年まえです。団塊の世代は、ピルの恩恵にあずかっていません。認可してほしいとの思いはあっても、実際認可されなかった世代なのです。ちなみに、中ぴ連の活動は、ごく一部の小さな活動で、体制に影響はありませんでした。全共闘運動とは、その規模も全く異なりましたよ。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2014年9月10日 (水) 08時55分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/205567/60262683

この記事へのトラックバック一覧です: 「東北母と女性教職員の会」:

« 「女」であればいいというものではない。 | トップページ | カレー三つ。 »