鹿児島での一日。
昨夜、鹿児島から帰って来ました。
鹿児島性教協のセミナー、150人の人が集まりました。元気ですねえ。一県でこれだけの人が集まるっていうのは、今の状況からすれば珍しいことです。写真は、私の講演前に後ろから撮りました。
講演のタイトルは、「ヒロシマとフクシマ」。そういえば・・。講演を決める時にはまだ分からなかったのですが、鹿児島の川内原発が第一号で再稼働されることが決まったと。そんな中での私の講演でした。
午後は、分科会が三つに分かれてありました。さまざまな授業の実践の報告、模擬授業など。
私は、午後の分科会は失礼して、鹿児島在住の姪とその子供たちに会いました。久しぶりに積る話ができました。
姪たちとは、駅に隣接するデパートの「いちにさん」という黒豚のお店で食事をしました。
蒸し豚のお料理です。黒豚や野菜の蒸したのをたれにつけて戴きます。それと、でっかいさつま汁と蒸し寿司。珍しい料理ばかりでおいしく戴きました。その後、子どもたちが本を買うというので、本屋さんに行き、そして地下でむじゃきの「しろくま」を食べましたよ。お店が行列だったので、テイクアウトのを買って、外の椅子に座って食べました。
姪たちとさよならした後、また私はセミナーの会場に戻りました。終わってから、スタッフと記念撮影です。スタッフのみなさんすごい頑張りです。でも、この日は、高校の先生たちは県の研修とぶつかって、来られなかったと。それは残念ですが、高校の先生たちを除いても、これだけのスタッフと、150人の召集力があるのは、さすがです。
私たちも頑張らなければ。今度は大分での全国大会での再会を約束しました。この後で懇親会件反省会。そこで参加した方の感想文を読ませて戴きました。「ヒロシマとフクシマ」の後(実は、1時間40分の話を、私が1時間20分と間違えたもので、とっととはしょりながら話したもので。時間が余りました。)で、その場で、性教育の話。先日の種部先生の「草食男子」ならぬ「絶食男子」の話や、日本が低用量ピルの認可が国連加盟国の中で最後の国であったこと、緊急避妊薬はラスト6カ国であったこと、そして子宮頸がんのワクチンは100カ国目であったことなどのダイジェストの話をしました。
懇親会、すごくびっくりするような料理でした。またご報告しますね。
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コメント
鹿児島は、今は新幹線で行くと近い場所になりましたね。昔は車で10時間くらいかかっていたのに。
子宮頸癌のワクチンは、反対意見が多いようですね。
どんなワクチンの接種でも、副作用がある人は必ずいますが、それをどれくらい大きく報道するかで、過度な批判もうまれるかもしれませんね。
タミフルも当初は、随分と批判され副作用の影響で異常行動するなんて騒がれていましたが。
私には、真実がどうなのかわかりませんが。
ただ、子宮頸癌の情報には、この癌の特徴であるパートナーが起因することは告げられていないことが多いようで、他の子宮がんと同等に扱われているように感じます。
癌には、自分の細胞が自ら癌化するのが多いですが、子宮頸癌のようにウイルス感染からの癌化はあまり知られていないようですね。
確かに検診で早期発見で外科手術をすれば治るかもしれないでしょうが、外科手術にもある程度のリスクはあるでしょうし、また、同じパートナーだと再発する可能性も大きいでしょうね。
そのへんと、子宮頸癌ワクチンの副作用とではどうなのか、そのへんの情報は少ないように感じます。
子宮頸癌ワクチンの反対には、陰謀のようなことを言っている人も少なくはないようですね。
投稿: やんじ | 2014年8月 1日 (金) 08時51分
低容量ピルや緊急避妊薬ですら先進国の基準からずれているんですね。かたや先進国一不妊外来にくる男子は絶食男子や草食男子が目立つのだからびっくりしています。先進国として恥ずかしくないのかなとおもいます。吉本隆明の虚妄というのが良く会うのでは。吉本親子には興味ないのですが、戦後日本の闇というのが日本の産婦人科の患者の両極端さがよくわかります。両方問題で両方の間で様々な格差があるのは患者としてわかりますが、一般市民が日本の産婦人科が今どんなことを抱えているかをわからない降りをし日本人は豊かと見栄をはりたいと思ってるだけなんだとかんじます。鹿児島は黒豚もおいしいとこいつか食べてみたいとかんじます。
投稿: 愛ちゃん | 2014年8月 1日 (金) 09時47分