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落合恵子さんの本。

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 落合恵子さんの最新刊を読みました。『「わたし」は「わたし」になっていく』。落合さんの自伝といっていいでしょう。小さいときの記憶、そして現在までの道のりが語られています。

 まず、とても感動したのが、落合恵子さんのお母さま。彼女は貧しくとも、母親に愛情いっぱいに育ててもらいます。その凛とした母親の生き様に本当に感銘しました。

 ある日、昼間の事務の仕事に加え、夜のお仕事もするようになった母親に、彼女は夜の仕事を辞めてと頼みます。そしたら、母親は彼女をその職場に連れて行きます。長靴を履いて、ビルのお掃除をする仕事。キビキビと仕事をする姿を彼女に見せて、そして、「どうしてこのお仕事をいやなのか、やめてほしいのか言ってごらん」と母親は迫ります。「お友達にみられたらいやだな」と考えていた彼女は、ただただ恥ずかしくて、母親の後ろをとぼとぼとついて帰ります。

 母親は、さまざまな場面で、彼女自身が考え、行動できるようにと育てていきます。

「大好きな人との間のあなたに、早く会いたくて会いたくて、雪の降る日にあなたを産んだの」

「つるべ落としてなあに?」と尋ねる幼い彼女に、実際井戸に連れて行って釣瓶を見せてくれたり。

 そのようなお母様に大切に育てて戴く中で、この社会の弱者、差別される人に寄り添い、人々の命や生活を大切にしない人々に怒る、今の落合さんの基礎ができたのだと思います。

 人々の命や暮らしを大切に考えて、今の「クレヨンハウス」が徐々にでき、沢山のスタッフの生活がかかっているからこそ、落合さんが外で様々な仕事をしなくてはならないこともよくわかります。

 そんな彼女に安い講演料しか提示できず、でも、どうしても来て戴きたいと、あるのは熱意だけという姿をさらけ出してお願いしたことを、本当に恐縮に思います。そしてそんな無理なお願いをかなえて下さったことに深い感謝の気持ちがわいてきます。

 二度目のお手紙を持って東京のクレヨンハウスに行き、そのお店のすべてをかってに見せて戴き、石井好子さんの本と孫のおもちゃを買い、そしてテラスのある地下で豚汁を食べました。そのおいしかったこと。落合さんの思いが詰まった食事であることが、この本を読んで改めて良く分かりました。

 この本の中には、たくさんの名言が入っています。その一つ一つか納得できるものばかりです。

 そして、今年の8.6.落合恵子さんに来て戴くことができることを本当にうれしくて、楽しみなのです。

 

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コメント

噂には聞いてますが、シングルマザーのお母様に愛情を沢山かけられ育て上げられた上の博学や才能だとおもっていますが、女性が赤ちゃんを抱えて働く職場はあまりなく、お辛い思いはあった中、ジェンダーフリーという考え方を受け入れられたとも聞いてます。本当にまた落合さんのお父様はお母様をきちんと愛したのだろうかと色々疑念があります、色々な女性がいるなか色々な考え方があるなか一人一人の女性が色んな思想のなかひとつを選んだらその一人の女性のまわりの社会が女性を支えるような仕組みがあればという考え方を私は常に感じます、小児特定慢性疾患治療治験事業を満額つかって、特定不妊治療助成を使ってるぬくぬく育てられた娘の権利なんか認めないとも組合からいわれましたが、福祉制度を使ってこれたから生き抜いて結果を出してきたからこそ、どんなにつらくても耐え抜き自分たちが望む未来を作りたいと感じます、本当に反差別、反貧困という考え方はものすごく理想を伝えてます。ですが、色んな生き方があるよと組合は言いますが、選択権は女性が主体的に自分たちが望むものを選ぶことこそなによりも、反差別、反貧困なのではと思います。反差別,反貧困を厚かましく、しつこくつたえない上手にやり方だってあるからこそ組合をやめたのです、反差別、反貧困は独りよがりにはつたえてはだめ、その女性が望むものをえらるように支える社会が必要と感じます。

投稿: 愛ちゃん | 2014年6月 2日 (月) 09時53分

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