2014年8.6.ヒロシマ平和の夕べチラシから4.
今年の8.6.ヒロシマ平和の夕べに出演して発言して下さるどなたにも、本当に心からありがたく思います。
そして、そのお一人、水戸喜世子さんをご紹介します。
水戸喜世子さんは、昨年の8,6ヒロシマ平和の夕べには一参加者として来て下さいました。そして、今年は発言して下さいます。
水戸喜世子さんのことについては、私のブログのここから二日間にわたって書いています。 朝日新聞に載った水戸さんの投書がきっかけでした。
その投書にかかれた夫の水戸巌氏。70年代の学生運動さなかに救援連絡センターを立ち上げた先生。そして、早くから原発の危険性を専門の立場から訴え続けた方。酷い迫害の中で信念を貫いた方。
その夫と二人の息子さんを山の事故で失うという大変な体験を経て、福島原発の事故が起こった今、投書して下さいました。
そして、今年、その水戸巌氏が学生に講義した講演録などをまとめた本が出版されました。
出版されるや、瞬く間に売り切れて買いそびれてしまいました。すぐに増刷され、それが売り出されるのが、ゴールデンウィークの連休明けになるとのことで、紀伊国屋に取り寄せをお願いしておいて、やっと購入することができました。
それだけ出版を待ちわびた人が多いということなのだと思います。この中には、水戸巌氏が本当に分かりやすく原発について説明して下さり、さらに今、30年前にここに語られた通りのことが福島で起こり、まるで預言者のようでもあります。
前書きは小出裕章先生。この中で、小出さんは、「私に原子力のことを教えてくれた人はたくさんいる。もちろん大学で原子核工学を教えてくれた教員もたくさんいる。しかし、私が恩師と呼ぶ人は片手で数えられるほどしかいない。その一人が水戸さんである」と語っています。
裏表紙、そして涙なしには読めなかった水戸喜世子さんの後書きについて、明日書きます。
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ぜひ覗いてみて下さい。
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コメント
福島の子どもの甲状腺がんが五十人増えたニュースをみましたが、五十人にふえたところで日本の子供の人口比だとまだ少ないから大丈夫という観念論は無謀です、個人的には救援連絡センターと直に連絡をとれる組合にいたことがありますが、その救援連絡センターのお偉方と河野美代子先生がなかがよいなんてしりませんでした。世間は狭いです。自らの子孫が甲状腺疾患で生まれない限り日本人はきがつかないのでは。本当に原爆イコール死にいたる施設だからねと私と妹は教育をうけてきましたが、まだまだ現実はそういう認識は早いのだとカルチャーショックです。私は原爆や原発は死につなぐものだ感じてますが。
投稿: 愛ちゃん | 2014年5月20日 (火) 15時46分
私もこの著書を頼みました。
8.6に今年は参加したいと思っていますが いろんな状況次第で 予定が未定です。8.6のチラシをこちらのボランティア拠点に貼らせていただきました。
投稿: yuumin | 2014年5月20日 (火) 17時31分
私がなぜ、ICSIを三多摩合同労働組合に反対されてでもやるのかをいったら、みんな赤ちゃんが甲状腺疾患をもってうまれてこないとおもってるから、赤ちゃんが甲状腺疾患でうまれても早い段階で処置や検査をすれば怖くない疾患であり、はやく処置や検査をしていけば健常な赤ちゃんと同じくらいに生活をできることを証明したいのです。私は縁があって、立川共済や慶應大の小児甲状腺医に立川共済の産婦人科のお医者様がつなげてくださいました。それをもう一度再現させつなげれば、子どもでさえ甲状腺になることを良い意味で肯定的になるのではとおもい、常在戦場の思いで今日もたたかってます。私は、赤ちゃんが甲状腺疾患でうまれてくることは1975年に証明されているのだから、そのころ既に福祉が確立しようとされていたのだから、言い逃れは見苦しいからこそ、私は今全身全霊で不妊とたたかってます。本当に甲状腺疾患は怖くない病気だからこそ検査をどの世代でも自らうけるべきです、またきちんと知識をもち甲状腺の機能は赤ちゃんの成長を促進させる機能がある臓器と認識と国民1人1人が学習すべきです。甲状腺ホルモンの数値だけみるのではなく、子どもの成長をつかさどる機能であると認識してほしいからこそ、私はICSIを是が非でもやります。それを完全否定した三多摩合同労組の見識は、浅はかです。
投稿: 愛ちゃん | 2014年5月20日 (火) 19時20分