「女性保健医療セミナー」で。
一週間前の日曜日、東京で「女性保健医療セミナー」でした。全国から、思春期教育、避妊教育などにかかわっている医師、60人以上が集まっての研修会です。メニューは、今、気を付けなければならない低用量ピル服用の副作用や、子宮頸がんワクチンを取り巻く状況がどのようになっているかなど、沢山の内容で、勉強になりました。
さらに、この夏、滋賀で開かれる「性教育指導セミナー」の現在の報告、また、今回集まった医師たちの滋賀での参加の練習なども行いました。
私たちのグループは、ここの所毎年、性教育指導セミナの前日の公開講座で、いつも一つのプログラムを担っています。その回のテーマに沿って、医師たちによる寸劇を行い、また、その劇を受けての講演が組合わせられます。
今回のテーマ、「産む時期」の問題。早すぎる出産、また、年齢が行ってから子どもを産もうとすることのいろいろ。卵子の老化が言われているけれど、それはそれなりに早くに産めなかった女性たちの事情もあることで。「みんな早く産め」と言ったって、それだけ受け入れられる社会であるか、などが検討されなければ、と思っています。
今回の寸劇は、若くて産む人、年齢が行ってから産んだ人を対比させながらのとても面白い寸劇になります。役が付いたドクターたちみんな熱演です。そして、最後は、「恋するフォーチュンクッキー」の替え歌をみんなで歌い、踊るのだと。
映し出される画面を見ながら、みんなで踊る練習です。私は、演技指導ですので、踊りませんよ。いえ、指導してても踊ってもいのいですが。私にはできないので。
さて、ところで、今回の滋賀での報告をされた教授が、はじめに
「前回は、私が来ることができなくって、代りに来てもらった者を大変かわいがって戴いたようで、ありがとうございました。彼は、こんな恐ろしい会には、もう、二度と行きたくないと言っておりました。」
と言われたのですね。会場の皆さん、大笑いでした。私は下を向いて笑っておりました。
はい、かわいがったのは、いえ、いじめたのは、紛れもなく私でございます。会長代理のドクターの発言に、怒りを込めて抗議したのですね。長くなりますので、明日、そのお話しをします。
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コメント
先生がいじめた教授ってすごい変なやつだったんでしょうね、極端な場違いな発言をしたなとおもいます、産婦人科通いしながらきいてますとじつは恋するフォーチュンクッキー実は性教育にぴったりだとかんじてます昨日辞めた小金井市の介護ステーションの前を買い物のついでに通ったら、事務のおばはんが不妊治療ばかりして働かないの、無理するなっといわれましたが、やめてよかったと思います。訴える気力はありませんが、スルーすることにしました。先生のおっしゃるようにただ、早く生めというのは、職場や社会がついていかないとおもいますが、当事者やドクターの間では深刻だとおもいます。またそれぞれ、遅くなった理由もあるがその中になが引く不況や消費税や男性の幼さによる女性の楽しみや遊びに走る傾向。また今の49から二十代半ばは実はきちんとした性教育には恵まれなかった。全く保健の教師が先入観ありきの教育しかしてこなかったのではとかんじてます。本当に今の49から二十代半ば思った以上に体がぼろぼろで不妊治療してます。本当に上司の先ほどのような発言も毎月ありますがポーカーフェイスにしていこうと流産後決めました。あしたは排卵予定確認日のため受診ですが社会には負けたくないです。会社には一切戻り気持ちなしです。
投稿: 愛ちゃん | 2014年4月13日 (日) 11時34分
YouTubeでアップされるのを楽しみにしいています。
投稿: やんじ | 2014年4月13日 (日) 11時36分
中高生の保健体育の先生って正直、スポーツ医学になってしまってます。肝心な性教育はというのはプリントや当たり障りのないこと。私の行った学校は金八先生の第二シリーズ云々になってました。高校は女子高だが避妊や感染症はやるが、エイズの人を差別してはいけないが避妊はすべきとかなんか変な路線でいい加減におしえて、あげくの果てはダウン症も差別してはいけないが中絶もだめとか本当に大衆が喜ぶ感じの授業内容で女性が本当に成人して困らない程度ではなく、本当に困ってしまう程度です。大学も医学部が一応ある大学でしたが、完璧に内科医がいい加減な感じで、黄体ホルモンの移り変わりの組織図を延々と語り、辛かった。黄体ホルモンの組織図や分解図をいきなりおしえてどうするのかかなりその時汚い字で板書きされテストにだされても身に付かない。正直あの黄体ホルモンの成り立ちや組織図や分解図を教える前にその前に教えることいっぱいあるのではと今はその教授に怒鳴りたい。確か生理になるまでの図を汚い字でおしえて、あとは私は内科医なので知りませんといわれて、定期試験にだしますといった教授の顔がおもいだしました。それ以来黄体ホルモンについて恐怖感があり興味すらわきませんでした。性について保健体育教師も、大学の一般教養で教える内科医の教授もいい加減だと最近おもいます、また福祉学部や看護学部や 社会学部で習う医学ってやっぱりじつは性について無知なところがじつはあるとかんじてますなんで、産婦人科に通いつめないとわかることと、教育期間で教える性教育の格差があるのは問題があるとおもうが、やっぱりスポーツ医学のみになってしまうのだろうかとかんじてます。保健体育教師や保健体育のカリキュラムって本当は産婦人科医が関わったほうがよいのにとおもいます。ちなみに出身大学の総長は私がいた当時は産婦人科医でしたが、今はその息子の内科医が大学経営をしてますね
投稿: 愛ちゃん | 2014年4月13日 (日) 22時38分