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福島からの親子と。

 昨夜、福島の人たちのお話しを聞く会の後の懇親会に参加しました。

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 福島から保養に来ている人たち、すでに広島に移住している人たち、移住を考えている人たち、その人たちをを支える人たちが一堂に会して楽しくお話しをしました。

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 赤ちゃんだった子がこんなに大きくなったり。男の子がたくましい少年になっていたり。その中でいろいろと悩みながら生活しているお話しも聞きました。一人のお母さんが撮られた写真と、メッセージです。転載可の許可を戴いていますが、写真は、私が接写をしたので、現物の方がうんときれいで、申し訳ないことなのですが。

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『     広島からもらったもの
 「土台のついた心と方向」です。
子ども二人を連れて、平和大通りを隅から隅まで歩きました。普通に歩く・遊ぶ・・・普通の生活が全くできなくなり、心身共に疲れきっていた時、広島の方々との出会いは、私たちを救ってくれました。そんな思いから、広島へありがとうの気持ちを込めて撮った一枚です。』

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『広島のもみじは、温かな子どもの手をイメージさせてくれます。放射線から子どもを守るため、仕事や家を離れる・・・簡単に考えられない多くの問題に頭を抱える日々です。放射線を口にすることがタブーとなってしまった福島。健康被害が増加している中で、ホットスポット・福島市御山地区は、除染が終わっても、山があるため線量が高いままです。』

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『    本来の家のイメージだと思いました。
私たちの住む家は、色を失くしてしまいました。家の中まで線量が高いため、今でも二階にあまり上がらず、多くの物を処分。長年、少しずつ作ってきた庭の植物も花も除染によって、全て失くなりました。子どもを守るために、環境に悩む日々が今でも続いています。』

 (皆様からのカンパ、ありがとうございます。行政や企業からの援助がなくなってしまった今、皆様から戴く物だけが財源となっています。今回の懇親会も、参加した大人がみんな3000円ずつ出してしました。せめて、福島から来られている人たちからは、お金を戴かないでできればいいのですが、それもかないません。改めて感謝申し上げます。)

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コメント

イルミネーションみたいなオブジェ、こころがあたたまります。本当に福島の子どもたちはこれから先色々な困難があるかもしれませんが、両親のしっかりとした心構えと愛が子どもをそだてるやさしさを願って作られたのかもしれないと思うと涙がでます。両親の愛が子どもをささえ、社会からの見守りが子どもを精神的にも肉体的も成長されるのだろうから、移住しない子も、移住した子も等しく幸せになってほしい。福島は移住しなければ子どもをそだてられないからこそ、問題です。また移住ができない家庭があるのも親の雇用や金銭面の問題があるからこそ悲しいですね。移住はやっぱり基本的人権だからこそ当たり前ですができない家庭もあるからかわいそうです。多くの子どもをそだてられる福島に戻るやさしさを願ってます。反原発は当たり前だからこそ反原発団体には色々頑張ってほしい。

投稿: 愛ちゃん | 2014年3月24日 (月) 12時49分

愛ちゃんさま
全く、そうですね。大切なことは、日本中の人たちが、福島の人たち、子どもたちのことを忘れないこと。なんらかの形で支援を続けることだと思います。ありがとうございます。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2014年3月26日 (水) 08時11分

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