« 「ようき屋本舗」佐渡さんのボランティア | トップページ | 福島の子どもの甲状腺がんについて再度② »

福島の子どもの甲状腺がんについて再度①

 福島の子どもたちの甲状腺がんとがんの疑いが計75人になりました。

 2月に福島県が発表したものですが、あまり報道されていません。中には「確定33例」などと報道している所もありますが。

 福島県は、以下のように、一括して「悪性ないし悪性疑い」として発表しています。ここの「悪性疑い」は、すでに吸引細胞診で「悪性の細胞が認められたもの」としています。乳がんなどで知られているように、悪性の細胞が認められると、これは「がん」として手術なりの治療をしなければなりません。だから、県の発表でも、悪性と悪性疑いは一括しているものと思います。マスコミには、33例という言い方でなく、75例として報道してほしいものです。

平成 23-25 年度合計
・悪性ないし悪性疑い 75 例(手術 34 例:良性結節 1 例、乳頭癌 32 例、低分化癌疑い 1 例)
・男性:女性 28 例:47 例
・平均年齢 16.9±2.6 歳 (8-21 歳)、震災当時 14.7±2.6 歳(6-18 歳)
・平均腫瘍径 14.3±7.6 ㎜(5.2-40.5 ㎜)


この75人の子どもの、福島原発の事故の時点での年齢分布は次の如くです。

201421_2



 さらに、県の発表をいろいろと見ていて、エエッと驚いたことがあります。それは、これらの表です。

201422_2


 結節とは、固いかたまりです。悪性の多くは、結節の中に見られます。これがある子どもたちが約3000人も。そして、嚢胞、水がたまっている子どもになると、次の如く、12万人にも上ります。嚢胞がある子とない子がほぼ半々です。


201423_2


 こうしてみると、福島で検査を受けた子どもたちのほぼ半数に、甲状腺の異常が見られると。そして、75人の子にがん、またはがんの疑いがあると。

 それでも、なお県や医師たちは、放射線の影響ではないと言っています。

 このことについて、もう少しお話しを続けますね。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

|

« 「ようき屋本舗」佐渡さんのボランティア | トップページ | 福島の子どもの甲状腺がんについて再度② »

コメント

医師がもってるデータベースにくちを挟みたくないと思いながらも悪性のものがある女児のパーセントが多いのは驚愕です、私の甲状腺の主治いわく、女児は何らかの甲状腺の異常でもちやすく、当然その女児が母親になるときに母親の遺伝を受け継ぐ可能性は生まれてくる女児は母親から遺伝する可能性あるし、男児も甲状腺の異常があるのであれば、その子が父親になる場合はやっぱり母親の遺伝も考えつつも、やっぱり赤ちゃんには何らかの甲状腺の異常がみえる可能性もあるからこそ問題なんだと意識は福島のお医者さんはないのでしょうか?もちろん 今後甲状腺疾患以外の被曝による疾病はたくさんありますが、実は早く手をうてば普通に暮らせる疾患だからこそきちんとした医療をすべきだし、うける義務があるし、二十歳以下の子どもはうける必要性と権利は存在します。子どもはきちんと成長するという固定概念がかなり多くの方がもっている以上、甲状腺疾患でくるしむ子どもたちの本当の実態は分かりにくいとかんじますたかが甲状腺の疾患とは思わないでほしい。七十年台後半以前に何らかの甲状腺の異常をもって生まれた子どもはあまり助かってはいません。介護福祉士の平成22年度の試験では子どもの甲状腺の疾患についてきちんと出題されてます。介護までいく疾患だからこそ重大な問題だからこそ小児甲状腺疾患についてもう少し世間が興味もってほしい。本当に厳しい言い方ですが子どもは社会を作るもの未来を作るものです、その子どもにたいして最大限の医療をうけさせてあげる、技術がない訳じゃないんだから知ってるひとは知ってるけどしらない方はしらないのは言語道断です。被曝による疾病のなかで一番助かりやすく管理もなれればしやすいのに子どもへの投資をしない社会は許せません。言い方はきついでしょうが、四十年近く甲状腺の医の育成やエコー技師を育成を怠ってきた土壌と東電の企業風土と経済優先の社会が生み出した事件だと思ってます。甲状腺の疾患を甘くみないでほしい。

投稿: 愛ちゃん | 2014年3月 8日 (土) 09時58分

本当に大変なことだと思います。
ところで、私は関東など他の地域の子ども達のことも気になります。
事故直後から海外メディアでは報じられていた放射性ヨウ素拡散シミレーションを見ると、2012年3月11~15日の間に福島県、茨城県、栃木県、群馬県に高濃度の放射性ヨウ素が飛来していますし、都内にもホットスポットが出来たことや、静岡のお茶まで汚染されたことを考えると、相当広い範囲に放射性降下物があったと考えられます。
ところが、これらの地域で避難勧告が出ていたのは、福島県でも双葉郡や南相馬市など一部だけですから、その他の地域の子どもは普通に生活し、相当数が内部被曝したのではないでしょうか。それらを調べるような調査はないのでしょうか。

投稿: 工場長 | 2014年3月 8日 (土) 13時40分

偽りベートベンの会見を少し聞いて嫌になりました。
質問する記者が、怒ったように質問していましたが、東電の福島第一原発爆発事故のことや、収束もコントロールもできない高濃度の放射能汚染水、放射能被ばくとそれによる癌などについての会見で、感情を露にする質問を聞いたことがありません。
3.11が近づくと、思い出したかのように報道しています。
それまで、軽く取り扱ったニュースしかなかったのに。
この子供の癌の報道も、まったく無いと言っていいですね。
新しい原発の安全基準も、根本的な問題は解決されていませんね。
例えば、エンジンに問題がある自動車の、タイヤを良くしたから、ヘッドライトを明るくしたから、ナビを標準装備にしたから、安全な車になったいっている程度のことです。
地震で壊れている可能性が高くって、初めに地震で壊れなかったと発表していますから、後からでてくる報告書もそれを追従します。
前例を作れば、それに従う。行政の本質ですね。
新たな安全基準で原発が安全になったのに、どうして周辺自治体と安全協定等を結ぶのか、非難の方法を考えるのか不思議です。
政府のいうことが正しいのであれば、不必要です。政府を信じるのなら。
原発は事故が起きれば、住むこともできなくなり、遠く離れた地域でも放射の被ばくすると、知っているのに。
原発の電気代が安いのも嘘だとも知っていると思います。
自ら考えることを放棄していますね。
誰かがなんとかしてくれる。それは滅び行く国になるでしょうね。

投稿: やんじ | 2014年3月 8日 (土) 16時16分

子どもの甲状腺に急に結節や嚢胞や水腫ができるのは望ましくなく、早い段階で本来は医療と福祉をうけるべきでしょう。私も生まれたときすでに嚢胞や水腫がたくさんありました、今も数は変わりませんが医療が必要だと思っているからこそエコーをきちんとうけながら採血検査をうけ子どものころは、手根骨レントゲンや身長や体重を毎月のように計測して成人しています。両親の懸命な努力の上の生活の上に成り立ってます。ただ先日の新聞赤旗の記事によりますとある共産党の都議さんは社会全体で小児甲状腺医や成人の甲状腺医をふやそう、甲状腺の専門のエコー技師を育成しようと声かけがあったようです。本来は以前からふやそうと小児甲状腺疾患の子どもをもつ親が運動したこともありますがやっぱり広がりませんがやっぱり、小児甲状腺専門医や成人の甲状腺の専門医は掛け値なしでつくるべき、エコー技師も同様です。子どものために医師の育成は社会投資だということ本当にわかっていただければと思ってしまいます。また個人的には先ほどけいりゅう流産の赤ちゃんが自然に子宮から排出され、主治医の指示にしたがい食塩水に浸して月曜日まで自宅冷蔵庫に保存し、提出しました。次回の周期を考えての自然排出でしたが、涙がでてきました。本当に中絶したときよりもつらくでも身体的には中絶よりも痛くなかったですが本当に悲しいです。次回の対策を夫婦で話し合ってますが本当に命ははかないと思ってしまいました。のりさんのコメントを見た日安定期まで基礎体温をはかるのがベストと聞いてましたので、診察当日まで計測していたら急にさがりました。それですごく不安を感じながら診察に望むまえにのりさんのコメント見たらやっぱり嫌な予感をしてしまいました。本当に誤解をあたえてるかもしれませんが悲しいです。

投稿: 愛ちゃん | 2014年3月 8日 (土) 18時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/205567/59255582

この記事へのトラックバック一覧です: 福島の子どもの甲状腺がんについて再度①:

« 「ようき屋本舗」佐渡さんのボランティア | トップページ | 福島の子どもの甲状腺がんについて再度② »