「もちもちの木」への往診
9日の日曜日、当番医のお昼時間に、グループホーム「もちもちの木・古田のお家」に往診に行きました。
もちもちの木は、竹中庸子さんを理事長として、高齢者ケアだけでなく、障がい者の居場所づくりや子育て支援など、地域に開かれた活動を展開しています。
以前、もちもちの木の活動報告の会に参加したことがあります。
もちもちの木を中心に、高齢者のためのパソコン教室や、子育て支援やコーラスの会や、さまざまな地域の方たちが活動している様子に、本当にびっくりしたものです。
ここのホームページやブログにも その様子が書かれています。そこからの往診依頼でしたので、楽しみにしていました。日曜日でしたので、デイサービスはしてなくって見学できず、少し残念でした。
玄関には鍵はかけず、だれでも出入り自由です。玄関には、「もちもちの木」の理念「~優しい心~迷ったり/探さぬよう/そばにいるよ」と書かれています。
居間には地域の人も来られて、ここに居住している方たちと一緒にすごされていました。お部屋は、完全な個室で、自分の好きなように作られています。丁度家族と共にお墓参りに行っている方の個室を見せて下さいました。仏壇と神棚の両方がおかれていました。ご自分の好き物なのでしょう。ぎっしりと小さな人形が飾られていました。
もちろん、お近くの内科のドクターがケアをしていらっしゃいますが、女性の寝たきりの方には、婦人科領域のトラブルが起こることはあります。まだ一回では完治しません。これからも楽しみに行かせて戴こうと思います。
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コメント
障害者やご高齢の場合でも産婦人科にかかられるときがあるんですね、また産婦人科の訪問診療があるのは驚きですが、やっぱり一般の方でも産婦人科の訪問診療を受けたい場合がかなりあるのでは。私は流産しましたが、胎児が自宅ででてしまったあと、今もかなり子宮の痛みがあり、次回の受診まで時間がある時みていただけないかなとか、セカンドオピニオンで見てほしい、最初のころはフォリスチムの扱いが不慣れだったので色々指導してほしかったのですが。地域で産婦人科の訪問診療や気軽に相談できるスペースが三多摩にはあまりなく、困ってしまった事が多々あります。本当に産婦人科の訪問診療はその介護施設には必要な医療だからあるとおもいますが、産婦人科の訪問診療があればもっと産婦人科に外来に気軽に通えるとっかかりがあるのではとかんじます気がかりです。産婦人科のドクターが少なくなるなか、それは無理と色々なドクターにいわれそうですが、もっと産婦人科のドクターに通いたいけど世間体を気にされたり内診台に抵抗がある年齢のお子さんだったりする場合、先生に直接きてほしいのではないかと思います。またもちもちの木という名前の施設には秋田県出身の絵本作家さんがかいたもちもちの木を思い出してすてきです。職員さんもすてきな方々がいて利用者さんが過ごしやすそうで素晴らしいですね。また新しい知識をえてしまいました。本当に河野先生は先見の明がありすてきてす。高齢者や障害者だけでなく、一般の方々も産婦人科の訪問診療を受けたい場合があるとおもいます。私の場合、赤ちゃんが流産したあと今日も子宮の痛みがあり出血がある場合などやフォリスチムの扱いが慣れてない時は色々産婦人科の訪問診療があれば楽だとおもいます、産婦人科のドクターが少なくなるなか、それは無理だといわれそうですが、子宮がんのターミナルケアなどもやっぱり産婦人科のドクターが必要では、総合医で無理だとおもいます、本当にもっと女性に寄り添う産婦人科医療であってと願いたいです。また秋田県出身の絵本作家を思い出すような施設名すてきですね。もちもちの木という絵本があり小学生二年生の時国語の教科書にのってました。職員のかたもセンスが良さそうです。
投稿: 愛ちゃん | 2014年3月17日 (月) 11時31分