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田舎の大晦日

田舎の大晦日

義母と夫の三人で年越しのご飯を食べています。
できたおせちを並べていますが、数の子と黒豆は明日年が明けて出すのですって。
お煮しめに散らばっている人参は私が包丁で作った梅です。

今日は一日中お手伝いでした。

紅白見てます。
知らない歌手がいっぱいで、ショックを受けています。
それにしても、司会が嵐の5人と綾瀬はるか一人では、あまりにひどいです。5人に一人で向かうのなら、もっとしっかりした人にさせないと。危なっかしくて、見ておれません。

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みなさま、一年間ありがとうございました。

みなさま、一年間ありがとうございました。
深夜に別府のわが家に着きました。

今年も、義兄が門松を作ってわが家の玄関先に置いて下さっていました。
他にしめ飾りも、それから家のあちこちにお鏡が飾ってあります。
昨日、実家でついたお餅でしょう。私たちはすっかり失礼してしまいましたが。
本当にありがたいことです。
こうして行事をきちんと実行すると言うことが、結婚した初めは苦手でしたけれど、今では凄いことだと思えるようになりました。

今年も無事お正月を迎えることができるのを、ありがたく思います。

この一年、ずいぶんいろいろなことがありました。また来年に持ち越す課題も
たくさんあります。

皆様には1年間のお付き合い、本当にありがとうございました。
コメントもたくさんいただきまして本当にありがたく思いました。
それなのに特に最後の頃は、きちんとお返しもすることができなくて、申し訳ございませんでした。

来年はちゃんとお返事をすることを心がけたいと思います。

私の独りよがりの拙いブログですけれども、よろしければ来年もまたお付き合いいただければ幸いです。

今日なぜかパソコンでネットがつながりません。これまで何事もなくインターネットができていたのに、どうしたことでしょう。仕方なくこれはiPadで書いております。

ほんとに最後までなんだかんだ色々とあるものです。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

みなさまも、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。

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広島フィリピン友好協会のご報告です。

 まだ大分に帰らないでいます。まだ食欲もないし、お腹の調子も戻っていませんが、今日の夜走るつもりでいます。昨夜、やまとの湯に行って体重を測ったら、1.5キロ減っていました。ばんざい!今日もまだ食べないつもりでいますので(だって、うどんを少々食べたら、すぐにお腹が大運動会になりましたので)もう少しは減るでしょう。せっかくだから、それを維持しなければ。

 今年の終わりに当たって、皆様に報告しなければならないことが残っています。

ここに書きました、フィリピンの救援物資。沢山の救援有難うございました。広島フィリピン友好協会のフェイスブックに出しましたので、見て下さいとの連絡が来ました。

ここに 広島フィリピン友好協会のフェイスブックでのお礼や報告が出ています。了解を得て、一部写真を転載させて戴きます。

Photo

11月24日、留学生会館に沢山の方が物資やお金を持って来て下さいました。

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その中から、12月13日に、50キロの段ボール16箱を第一弾として船便で送り出したそうです。

 1月中旬に到着予定。メンバーが1月末には行って、現地に届けるそうです。2月には報告会を開くとのこと。こうして、きちんと報告して戴けるのは、とてもありがたいです。

 私のクリニックにも送って下さった方、ありがとうございました。ちゃんとお届けしております。感謝いたします。

 家にこもっていろいろと部屋をかたずけていたら、さまざまな資料が出て来て。この一年を振り返ることになりました。

 胸が痛むこともあります。来年は、少しはいい社会にしたいけれど、きっとそうではなく、ますます危険で苦しい社会になるのでは、と危惧します。その責任は、そのような政権を選んだ私たち国民にあると言われれば、うなだれるしかないもので・・・。何とかしなければ・・・なのですが。

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ノロでした。

 ひどい腹痛と嘔吐、下痢に一晩中一睡もできなかった昨朝。いくら何でもしんど過ぎて、四方ドクターに電話をしました。どうしてる?と。幸い、家にいて、何にもしてません、と。ありがたくて。代診を頼みました。彼女は、大急ぎで駆けつけてくれました。

 そこで、やはり一晩中苦しんでクリニックまで来た友人と共に、近くの河村クリニックに行きました。二人、がん首そろえて、点滴です。お腹が痛い、ああ痛いと言いながら。

 結局、便から「ノロウィルス」が検出されました。CRPも2+、白血球も12000。友人は、15600にも。今日一日は何も食べず、ポカリスエットだけで過ごして下さい、と。それから、しばらくはウィルスが出ますので、御主人に移さないように、気を付けて下さいと。

 点滴終了後、少し楽になったので、というか、痛い頻度が少なくなったので、クリニックに帰って四方ドクターと交代して残りの患者さんの診療。すべて終えて、スタッフとお疲れ様のお弁当です。

 今年は、クリニックの研修で、飛行機の中で食べるためにお弁当を作って戴いた「広島御膳」さんにお願いしました。

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 私は、ポカリスエットで乾杯だけして席を外しましたよ。私のお弁当は四方ドクターに持って帰って頂きました。

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 恨めしく、みんなの食べるのを撮影だけさせてもらって。でも、残念ではありますが、全く食欲もありません。一日ポカリだけで過ごしました。年賀状は、もう印刷だけをしていたのを一言メッセージを書かないで、大変失礼をして、投かんしました。

 昨夜はポカリだけを飲んで、死んだように眠りました。

 今日は、広島平和大通りの朝市の大イベント。そこに行って、大鍋からいろいろと食べたいし、お正月用の食材を買って帰ろうとも思っていたのですが、中止です。食べることが怖くて、しばらく謹慎です。

 最後の最後にこんなことになって。それに、今日の夜には大分に帰って、明日の義母のおもちつきを手伝うつもりでいましたが、これも中止、完全にお腹が痛くなくなってから帰ります。車の運転中、急にお腹が痛くなったら困ります。今日は、ぼつぼつ体を引きずるように、お掃除をします。

 それにしても、ノロってつらいです。あんなつらい思いをしたのは、初めて。

 でも、ひとつだけ楽しみなのは、これでどれだけ体重が減るか、です。つらい思いをしたその分、いいこともなければ、です。

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体調きわめて不良です。

 昨夜は、今年最後の忘年会でした。街は人がいっぱい。私たちは、食事をした後、カラオケ大会です。

 テレビ番組で評判の、例の点数をつけての競い合いです。次から次へとまあ、よく歌って、楽しく過ごしました。

 そして、家に帰って、いざ寝ようとすると、気持ちが悪いのです。うーん、お腹も胃も気持ち悪い。そんなに飲んでいないし。食べ過ぎにしてはちょっと違うなあ、しんどいなあ、と思っていたら、吐き気が強くなって、嘔吐。そして、下痢。お腹が痛くて痛くて。そのうち、寒気がして、ガタガタと震えます。炬燵に潜って温まりましたが、寒いわ、痛いわ、気持ち悪いわ、もう散々。

 一晩中トイレに通いました。一睡もできませんでした。まあ、えらい目にあったなあと眠れないままの朝に、友人から電話が。あっ、彼女もおんなじなんだと直感しました。

 やはり同じで一晩中嘔吐と下痢で、お腹が痛いと。私のクリニックに行ってもいいか、と。いいよ、おいで、点滴で治療するからと言ったものの、私もつらい。でも、今日が最後の診療です。

 頑張って仕事をしなければ。

 ほかのメンバーに問い合わせた所、何ともないとのこと。私と彼女だけなのですね。何がいけなかったのかしら。まあ、それよりも、とにかく体調を取りもどさなければ・・・。

 今日は診療は午後1時の受付までで終了です。その後、みんなでご苦労様のお弁当を食べて、解散。私は、年賀状の残りやレセプトがあります。明日の夜には大分に帰りたいけれど、掃除が全くできていないので・・・。

 それにしても、お腹が痛いです。みかんの汁だけをチュウチュウと吸うと、すぐにお腹の痛みと嘔気が来ます。ああ、もう、本当最後の最後にこんなことになって、やれやれです。

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性犯罪の被害者について。⑥弁護士さんに会いました。

 昨夜、集団強姦された少女と母親と彼女を診ているドクターと私の四人で弁護士さんに会いました。

 彼女たちが住んでいる場に近く、私が昔から知っている弁護士さんです。

 弁護士さんは、よく話を聴いて下さったし、本人もよく話しました。しんどいことを話すのは、さらにしんどいことだったでしょうが、でも、気丈に「大丈夫です」と、一生懸命話すその態度にウソはないと確信できました。

 検察官は、はじめっからこの事件に対してきわめて消極的だったと言うことが分かりました。彼女は、事件から二ヵ月経って、体の不調があって産婦人科を受診し、その上で、警察に被害を相談しました。それを「遅い」と言われたと。「こんなに時間が経っていたら、何の証拠を取ることもできない」と。

 でも、性犯罪の被害者は悩んで悩んで、その上でやっとのことでだれかに相談できるというのは、きわめて普通の事ですし、だからこそ、「親告罪」としての強姦罪の「6か月以内」という期限の制限は取り払われたのです。そんなことへの考慮もない、情けない検事さんだったようです。

 警察が一生懸命に集めた証拠はあります!!

 これがなぜ不起訴なのか、本当に分かりません。

 弁護士さんは、まず、なぜ検事が不起訴にしたのか、聞きにに行くこと。そして、検察審査会に不服の申し立てをすることを約束して下さいました。

 その結果がどうなるのか、わかりませんが。でも、納得できないままにこの悔しさを抱えて生き続けるよりは、何か出来るだけのことをやってみたという、それが大切だと思います。少なくとも彼女は、この事件をばねに、これからは強く生きていけるような、そんな気がしました。

 皆様からの励まし、ありがとうございます。彼女とお母さんの二人は、毎日見ては、泣いていると。私が横道にそれたことを書いていても、それも含めて読んでいると言って下さいました。

  彼女はしっかりしています。とても賢い少女です。学校で1・2番という成績で、教師希望だったのが、検察官の心ない言葉に傷つけられ「検察官になってやる」と思っていると言っています。もう少し、彼女のことを書きたいという思いはあるのですが、今も彼女は、犯人たちのそばに住んでいます。さまざまな嫌がらせをどう振り払うか、それが精いっぱいの状況の中で、今はまだここまでしか書けません。

 でも、やっと今、いい状況が見えてきたことを皆様にご報告しますね。これからも、事態の動きがあれば、報告いたします。途切れ途切れになると思いますが、どうぞ、読んで下さいませ。もし、彼女にメッセージがあれば、よろしくお願いします。彼女にもお母さんにもストレートに伝わります。
 

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「若い世代のDV」講演会のご案内です。

 昨夜、年賀状の文面の方の印刷を終えました。0時近くに家に帰ってそれからごはん。今日、あて名の整理と印刷です。やれやれ。

 今日は午前中に歯医者さんに行く予約もしていますし、午後年賀状、夕方からは県外に行きます。以前からお話ししている件で弁護士さんに会うためです。

 冬休みまでもう少し。目いっぱいです。頑張らなくっては。

 この頃、ストーカー殺人などの悲惨な事件の報道に触れることが多くなりました。警察の対応がいろいろと批判されたりもしていますが、私は、警察だけで対応できることではなさそうと思っています。

 日頃若い人たちに接してして、ああ、これはDVだと、緊急に何とかしなければ、と思うこともよくあります。個別にはいろいろと対応しますが、でも若い人たちへの教育も大切と思います。

 先日行った「エソール広島」での公開講座の案内のチラシを戴きましたので、皆様にもご案内しますね。

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広島大学の北仲先生のお話しです。広島大学ハラスメント相談室は、学長直属の組織。行動する先生お二人で大活躍されています。

 ぜひ、多くの方に聞いて頂きたいと思います。

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クリスマスイブとイブイブと。

 昨夜のクリスマスイブ、子どものいなくなった夫婦には、何の出来事もなく過ぎ去りました。子どもがいたころは、それは楽しかった・・・のですが。娘と一緒にケーキを作って、サンタクロースが来て・・・。

 でも、その前日、朧に行った日、帰ってすぐに姉と甥の一家とのクリスマスパーティーに一緒させてもらいました。リーガのバイキングです。そこにサンタさんが来ました。

2 三人の子どもたちに小さなプレゼントをくれて、盛り上がりました。やはり子どもたちがいてこその日なのですね。

 昨夜はジャザサイズの日なのですが、私は失礼しました。クリニックで、まだ作っていない年賀状作りです。ずるずると今になって、焦りまくりです。

 いつも写真を入れてパソコンで作る年賀状、今年は、夫と一緒の旅行は、両親のお墓参りに出雲に行っただけで。写真なんて撮っていませんでした。困ってしまって。何とか、工夫をして作って、一枚だけ印刷してもって帰って夫に見せて・・・。今日修正をして本格的に印刷です。

 夜遅くに帰って、イブの食事は、前日の「朧」から持って帰った「お好み焼き」を半分こずつ。コーンスープとサラダと夫が買って帰っていたかにクリームコロッケ。「朧」は、「お好み焼きケンケン」のご夫妻と「遊布戀さん」の協力でなさっている民家カフェです。ケンケンでは、三次市の「辛麺」でお好み焼きを焼いて下さいます。唐辛子が練りこんであるそばです。それはおいしく戴きました。

 さて遅ればせながら「朧」です。遊布戀さん作のお正月のしつらえが。一つ一つ手作りされた紅白の布の椿。

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玉留めで作られた雪の中をサンタさんが飛んでいます。気が遠くなるような渾身の作です。

 こんな素敵なディスプレーと、外の雪景色をみながら、暖かい部屋での楽しい会話と愛情いっぱいの食事。本当に素敵なひと時でした。

 その後、同じ安芸高田市のはるめさんの家に行きました。以前はいつもはるめさんに会っていたひまちゃんは、はるめさんの家に行きたいと言う願いを持っていましたが、なかなかかなわないままでした。はるめさんの家は急な坂の上にあります。ギリギリまで車で行って、音♪さんと一緒にひまちゃんを支えて上がることができました。はるめさん家は古民家で、障子やふすまや欄間がすごい細工なのです。音♪さんも大喜びでした。古い写真や御嬢さんの絵などを見せて戴いたりのひと時を過ごすことができました。

 温かい友人たちに触れ合うことができて、素敵な一日になりました。みなさまありがとうございました。また、ご一緒させて下さいね。

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民家カフェ「朧」

 昨日、クリスマスイブイブ。朝から車で出かけました。音♪さんと合流。一緒にひまちゃんをお迎えに行きました。

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着いた所は雪景色。安芸高田市の美土里町。

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民家カフェ「朧」です。玄関から素敵なしつらえ。

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立派な竹に圧倒され、かわいいお福さんに迎えられ。お部屋は暖かく。

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かぼちゃのスープと、これが前菜?!何とも、まあ、言葉もなく。

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メインは松の実や栗など木の実が一杯のミートローフ。お吸い物のおもちの下には大根の薄切りが敷いてありました。ご飯もおいしくて。

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デザートにはコーヒーか紅茶までついて。楽しい人たちとの楽しい会話と愛情いっぱいのお料理。何と、これで1500円!!これでは、人が来れば来るほど赤字なのではないの?と心配になりました。素敵なお部屋の様子など、もう少し続きます。




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今年最後の講演でした。

 昨日は、広島のエソールで講演でした。今年最後の講演を、この広島の地でできて、感慨深いものがありました。今年も、北海道から鹿児島まで国中を走り回りましたが、広島での講演は、むしろ少ないのです。

 今回の講演の主催者は「広島県の男女共同参画をすすめる会」。広島県のさまざまな約40団体が参加して活動しています。そして、公益財団法人広島県男女共同参画財団が後援して下さるものでした。

 その昔、うんと前、まだ私が「さらば悲しみの性」を出した頃だったと思います。この「すすめる会」の前身の「広島県婦人の地位向上と女性の社会参加をすすめる会」という名前だったと思います。そこに呼ばれて講演をしたことがありました。

 
 それから時を経て、改めて感じます。多くの女性の先輩たちが、脈々と女性のために活動していることを。司会をして下さったのは、田中祝さん。高齢であっても、まだ会社の会長として働いていらっしゃいます。田中さんには2008年に、ソロプチミストで、広島エイズダイアルの活動を表彰して戴き、助成金も戴きました。それ以来です。もう90才近いのお年ではないでしょうか。本当にありがたいことでした。

 すすめる会の会長は、安芸郡府中町の町会議員をもう8期なさっているはずの繁政秀子先生。ご挨拶も楽しくって。昨日は冬至。当時にはなぜかぼちゃを食べるかなどでみなさんを沸かせて下さいました。

 今回の会は、すすめる会のメンバー約50人と聞いていたのですが、いざ数えてみると、108人の参加だったと。「ひゃあ、今年最後の講演が除夜の鐘と一緒だったなんて」と笑いました。

 女性の活動をしているさまざまな方たちの産婦人科医療の現場の話を聴いて頂けたことは、ほんとうにありがたいことでした。

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 講演が済んだ後で写真を撮らせて戴きました。(写ってはいけない人には、下を向いてもらいました)

 皆様、聴いて下さってありがとうございます。

 後で、いろいろな方が声をかけて下さいました。先術の、かつて講演をしたあとで、当時県の職員でこの担当をなさっていた方が、翌日に呼ばれて「なぜあんな講演会をしたのか」とひどく叱られたと語って下さいました。うわあ、あんな頃から私、嫌われてたんだと、改めて知りました。誰に叱られたのか、だれがその怒った人に告げ口したのか、それも聞きましたが、ここでは言いませんね。
 それから、男女共同参画条例を作るのにさまざまな妨害があって、いろいろと活動し、苦労した話。

 最近、地方の議会ではだしのゲンが取り上げられて、ひどい発言をする人がいたという話。それに対して、こんな風に反論したこと。私の知らないことをいっぱい聞いて、とても力を戴きました。

 さあ、もう一息、今年の仕事を頑張りますね。

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性犯罪の被害者について。⑤弁護士さんが決まりました。

 性犯罪の被害者の女子高校生のことについて。

 このことを引き受けて下さる弁護士さんが決まりました。被害に遭った本人とお母さんと、彼女を診療し、支えているドクターと、みんなの時間を擦り合わせて、弁護士さんにお会いする日時も決まりました。

 もっと早く弁護士さんにお願いできればよかったのですが、でも、今からでも何かができるかと、それを尋ねることから始まります。まだ事態がどう動くかはわかりません。本人や私たちが願っている通りになるかどうか分かりません。

 でも、これだけは言えると思います。彼女は、多くの方たちに励まされているということ。被害の重さに心を閉ざしていたのが、彼女のドクターを初めとして、多くの人たちが彼女に心を寄せていることを知って、少し元気になっていること。

 どんな結果になったとしても、彼女はこれから先、元気に生きていけるような気がします。

 この日本の法律の壁。まだまだ女性に優しくない法律が現在も存在しています。ヨーロッパの国々ではとっくに変えられている法が、日本ではまだ女性に厳しいままで存在しています。その法の中でしか闘うことができないというのが、現状なのですね。

 でも、私は、その法の中で頑張っている女性検事さんなども知っています。昔だったら考えられないほど、丁寧に事件を検証し、性犯罪の加害者に立ち向かってる、そんな方も知っています。徐々に、ほんのわずかずつですが、変わってきています。

 これからも、それを変えていくのは、世論だと思うのです。みんなの声が大きくなれば、法の現場も変わることを期待できると思います。

 今回被害に遭った彼女には、本当に気の毒なことですが、彼女にも頑張ってほしい、そう思っています。その彼女をどう支えていけるのか、それが私たちにも問われています。

 この件とは別なのですが。

 私が、この性犯罪の被害者の事を書く前に書いていた、性風俗の女性たちの事、今、少し時間を置いて、それでもつくづく感じているのは、やっぱり若い女性たちを男たちの性欲と金儲けの餌食にさせてはいけないと、そういうことです。

 性風俗で働く女性たち、大人はいいのです。自分の体をどう使おうが、自分自身をしっかり持って、そして防衛する能力も持っている、そんな人たちはいいのです。

 でも、まだ若い少女たちが、生きることのトレーニングもできていないし、自尊心や防衛力などを持っていないままに、そのような過酷な現場に自身を置くことは、見ていても痛々しくって。だって、彼女たちがどんなことになっているのか。

 昨日、何人もの少女たちが大泣きしました。一日中、診療の現場で、ため息をつきながら、過ごしました。

 今日「広島県の男女共同参画をすすめる会」の主催で講演をします。午後1時半からエソールにて。多くの女性の先輩たちが女性の地位向上のためにコツコツと活動して来られたことを知っています。その方たちに声をかけて戴けたことがとてもうれしくて。きっかけは、この前にも書いた、多くの少女たちによる、少女の殺害事件。その事件をきっかけに、自分たちは何ができるのだろうかと考えてこの講演会を企画されたと聞きました。

 頑張って話します。今から予行演習をします。

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中沢啓治さんの映画「お好み八ちゃん」

「シネツイン新天地」で行われていた中沢啓治ウィーク、昨日が最終日でした。最終日の夜には7時から「お好み八ちゃん」の上映とライブ、トークのイベントが行われました。

 「お好み八ちゃん」の映画を見たいと思い続けていましたが、やっと昨夜に見ることができました。

1_2 沢啓治さんが書いた漫画は「はだしのゲン」だけでなく、沢山あります。それらは、「中沢啓治平和マンガシリーズ」全17巻に収載されています。これらに一貫しているのは、「やさしさ」。中沢さんそのままのやさしさに満ち溢れています。

 「お好み八ちゃん」、その主人公は、ぐすでのろま。ぐずでのろまの彼に、回りの人たちはあくまでも優しいのです。

2_2  映画「お好み八ちゃん」は、中沢啓治さんが脚本、製作、撮影、監督、すべてを行ったただ一本の映画です。広島のお好み焼きがたっぷり出て来るのもうれしいです。中沢さんが訴えたかった原爆、平和、カープへの思いなども盛り込まれています。人情溢れる喜劇で、見終わった時、ほのぼのと心が満たされました。

 中沢さんは、戦争や原爆への激しい怒りと共に、こんな優しさを胸に秘めた、ほんとうに素敵な人だったと改めて感じました。

 前夜の一周忌の食事会に奥様のミサヨさんら聞いたことです。「はだしのゲン」を英語に翻訳したアランさん、その講演が杉並区の中学で行われるという、その前日に突然キャンセルになったと。そもそも講演をしてほしいと言うのは、学校側から来たことなのに、そして、いろいろと打ち合わせもしていた挙句の前日のキャンセルです。

 キャンセルを伝える校長は、しどろもどろだったと。やはりあちこちで活躍している勢力があるのですね。先日は広島県の三次市で学校の図書室から「はだしのゲン」を撤去せよという申し入れがあったと報道されました。

 この名作「はだしのゲン」は世界に向けて飛び立っています。その発信元の日本でこのようなことが行われている・・・。まだまだ気が抜けません。

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中沢啓治さん一周忌。

 昨日までの性犯罪の被害にあった高校生のお話し、少し事態が動いていますので、ご報告については、お休みさせて下さい。また、必ずこの場で皆様にご報告します。性犯罪について、言いたいことは沢山あります。ただ、今、一番にしなければならないことは、彼女の件について、彼女の心が癒されるように。彼女が何を望んでいるかに沿って動くことです。ですから、そう動きます。

 皆様からのメッセージ、ありがとうございます。まだまだ彼女へのメッセージは、継続して戴ければ嬉しいです。よろしくお願いします。

 お話しは変わりますが。

 昨日は、福井で中学三年生に話をして、すぐの列車で飛んで帰りました。

 昨日は「はだしのゲン」の中沢啓治さんの一周忌でした。奥様を囲んで小さな食事会が開かれました。私は少し遅刻してしまいましたが、参加しました。

 肺癌を患われて苦しい闘病生活を文字通り闘っていた中沢さんが、とうとう亡くなってしまって、はや一年です。

 中沢さんは、遺言で葬式はしないこと、線香は炊かないこと、お墓も作らないことを奥様に伝えていらっしゃいました。あの被爆の後、散々炊かれた線香の匂いは、沢山の遺体のにおいと共に、中沢さんの記憶に染みついていて、とてもつらいのだと。

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 この一年、奥様にとっても、大変な一年でした。「はだしのゲン」の松江教委による小学校の図書室から閉架の報道は本当にびっくりの出来事でした。それは、私たちにとってもとても腹立たしいことでした。世界に羽ばたいている、この平和を願う漫画を様々な理由をつけて子どもたちの目から遠ざけようとする動きは今の世相をよく反映しています。

 奥様はこれらの件で、殺到する記者さんたちの取材によく答えられました。「これまでは何でも主人に相談していたのに、その相談相手がいないから、一人で応えなければならないから、つらかった」と言われます。でも、奥様は、まったくぶれることなく、しっかり中沢さんの志を引き継いで来られました。これからも語ってほしいと思います。

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亡くなられる4ヵ月前、「8.6ヒロシマ平和の夕べ」に来て下さった中沢さんご夫妻です。この前年には、中沢さん自身が舞台で平和への思いをしっかり語って下さいました。中沢さんはゲンそのものでした。もっともっと生きていてほしかった!!改めてその思いを強くしました。

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性犯罪の被害者について。④誰かとつながること。

 昨夜遅く、被害者本人からコメントを戴きました。その前に、彼女を診察したドクターから彼女が私の文とドクターのフェイスブックの文を読んで泣いたという話を聞いていました。お母さんと一緒に泣いたというこの話は、さらに私の胸を打ちます。

 私は、このようなことがあった時、とても一人では対応できませんので、どなたかに繋ぎます。一つは警察なのですが、それでも、いまひとつ、さまざまなことがまつわる時、たとえば、学校が絡んでいる(加害者が被害者と同じ学校に勤務している、または通学しているような)時には、学校の中での適切な機関、または人。広島大学などには「ハラスメント相談室があってしっかり機能しています。単なるハラスメントだけでなく、このような性犯罪の被害についても、ことさら力を入れて相談に乗ってもらえます。

 心の傷に対して、学内のカウンセラーに繋ぐこともできます。

 もう一つは、やはり法律のスペシャリスト、弁護士さんです。日頃から、話が直接できる弁護士さんと繋がっていることはとても大切です。さまざまな人が心一つにしていろろいな知恵や知識を出し合った時に、とても一人ではできなかったことが出来ることもあります。

 弁護士さんであれば、警察と検察に行き、話を聴いてもらうこともできます。今回の場合、一体、何がネックで彼ら四人の男たちが起訴もされないで釈放されてしまったのか、それを単なる憶測でなく、知るこもできるでしょう。そして、検事に対して、証拠不十分はないだろうというような意見をも言うことができるでしょう。

 刑事がダメでも、民事ならどうであるかということも考えて下さるでしょう。また、今も続いている彼女に対する嫌がらせに対して、どのようなことができるのかということも。

 でも、弁護士さんにお願いできるほど、人脈もお金もない時、これまでの彼女たち母子のように、どうしたらいいかわからないままに悔し涙にくれることになってしまいます。

 私は今、地域の弁護士さんに連絡を取っています。いろいろと情報を聞いた上で、何かができるのではと思っています。

 最終的には、検察に対して、女性たちの組織で抗議文を出すこと、それらも含めて、さまざまな人たちの知恵を借りたいと思います。

 被害者の本人さん、あなたのしっかりした文章を読んで、さらに思いを強くしています。あなたのことはみんなが見守っていますよ。どうぞ、自分を責めることなく、しっかり前を向いていて下さいね。まだあなたへのメッセージも含めて続けますね。

Photo 今京都です。とても寒くて、部屋の暖房があまり効きません。温めてくれているのでしょうが、広い窓の冷気がさらに部屋を冷たくします。くしゃみが沢山出ています。今日は駅の真ん前のホテルで、部屋からは、新幹線が見えます。新幹線が通るたびについ見ています。子どもの時から乗り物が好きで・・・。いつか時間があったら、いろいろな列車の写真を撮って回りたいなあと思います。

 今から福井に向かいます。もっと寒いでしょうね。

 

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性犯罪の被害者について。③検察官の言葉

 私の疑問は、検事や裁判官など、司法の現場にいる人たちが、性犯罪について、法律や判例以外のところで、どの程度知っているのか、知ろうとしているのか、また、研修をしているのだろうかという、そのことなのです。

被害者の心理やその後の後遺症、生活などについて、もっと言えば、ジェンダーの視点、女性差別について、分かっていないのでは、ということなのです。

 これは、警察の現場では、ずいぶんと努力され改善されてきていると実感します。

 以前のことです。私の患者さんの件で警察から電話がかかって来ました。

「あの、○○子の事じゃけど。あれは、この事件の前には処女だったんですかのう。」
「それがどうしたのですか?」
「まあ、それまで経験がないんじゃったら、本気で聴いてやらんと行けんかと思いまして」

 本当にそんなことを言われたのです。私は怒りに震えました。 

 そんなお粗末な状況でしたが、変わってきている実感があります。県レベルで24時間性犯罪のフリーダイアルが設置され、原則的に女性の警察官が対応します。でも、これも時間外や休日に電話すると、当直の男性が出てきてびっくりすることもあります。これは、まだ改善の余地があります。

 性犯罪の被害にあった人や家族が、または被害者を診察した医師が、どこに相談をしたらいいのか迷います。強姦救援センターは24時間相談に乗るという状況にはありません。

 警察に相談するといっても、どこの警察署に行けばいいのか、そこからもう敷居が高くなります。まず性犯罪の相談フリーダイアルに電話をし、どこの警察署のだれだれを尋ねて行くように、という指示があれば、少し敷居が低くなります。そして、そこには必ず女性の警察官が待機してくれています。その警察署にトレーニングを積んだ女性警察官がいない場合は、県警から派遣された女性が待機してくれます。

 事情を聞くのも、主に女性の警察官が対応してくれます。しかし、これも初めから終わりまで女性だけということではなく、男性の上司の指示や、直接複数の男性が事情を聞くという場もあります。

 私は、話を聴くのが女性でなければならないとは思っていません。きちんと被害にあった女性の立場を理解し、その心理状態まで配慮してくれれば、性は問わないとも思います。

 今回の高校生の事件の場合も、警察は本当によくやってくれたと言われています。

 でも、担当になった検事の「あまりつらそうな顔をしてないじゃないですか」という発言は、絶対に許せないと思うのです。複数の男たちに襲いかかられ、その後の体の変調でさらにつらいことになって、そして事細かく事情を聴かれるという、この一連の中で、彼女が精いっぱい自分を保とうとするその姿勢をこんな風に言われたのでは、たまったものではありません。

 彼女は、この言葉にさらに傷つけられています。

 さらに、たとえ集団強姦事件として立件できなくとも、まだその県の「青少年健全育成条例」もあるでしょうに。

 加害者に何にも責任を問わないで釈放して、その結果、かれらは被害者に対してさらに傷つける行為を続けています。

 このブログは、被害にあった女性も読んでいます。もしも、皆様からの彼女に対してのメッセージがあれば、コメントに寄せて下さいませ。また、検察に対して何かできないかと思っているのですが、ご意見、助言があればそれもお願いします。

 この項、まだ続きます。

 私は今日の診療後は京都に移動です。明日は福井での講演です。中学生にお話しをします。まだこれからの彼ら、彼女たちが性についてのしっかり視点を持ってくれるように、頑張って話したいと思います。

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性犯罪の被害者について。②被害を訴えるということ。

 昨日の続きです。

 集団の強姦の被害者である高校生は、事件後一人で悩み続け、体に異変が起きてから、産婦人科を受診しました。

 事件の直後であれば、私たちは彼女の合意の上で、体を診察し、証拠の採取をします。体の被害についてもカルテにしっかり記載します。

 そこで大切なことは、あなたが事件にあったのは、決して「あなたの責任」ではないということをお話しすることです。強姦事件の被害者は、後々まで自分を責めて苦しむことが多々あるからです。そんなことがないように、よくお話しします。

 私たちは警察ではありません。彼女の心に寄り添うことが何より大切なのです。一応、証拠の採取と保管はしますが、これをどう使うかは、あくまでも被害者本人が決めることです。

 もし後になって、警察に相談したいということになったなら、証拠は取っているからね、というお話しをします。

 それと、もしも相手を許せない、罰を受けて欲しいという気持ちになったなら、その時には警察に行く方法などをお教えするからね、相談に来てね、ともお話しします。

 でも、今回の被害にあった彼女は、その直後の受診ではありません。それでも、彼女は警察に被害の相談をし、警察はとてもよく対応してくれたそうです。

 彼女もつらい中、現場検証にも立ち会っています。万全で警察も4人の男を逮捕したのですが。

 このような時の「証拠不十分」、「証拠」とは、一体何なのでしょう。

 ある弁護士さんは、「合意のあるなしを問われたのかもしれない」と言われました。同時に「複数の人との性を合意するということは、そもそもありえないので、それを合意があったと見なすのはおかしいことなのだ」とも言われました。

 別の事件でお会いした検事さんは、今の日本の法律では「集団でも合意があるなしは問われる」と言われました。

 今回の被害に合った女性は、複数の女性と共にカラオケに行き、送って行くとの男たちの言葉で友人と共に送ってもらっています。先に友人をおろし、彼女一人を「ある飲食店」の二階に連れ込んで、そこでレイプしています。

 彼女が合意したのは、あくまでも「送ってもらう」ことであり、性交を合意したのではありません。

 そう考えると、一体「証拠」って何?となるのです。

 「セカンドレイプ」。被害を訴えた時、被害者は事細かく、いろいろと問われます。それは事件を立証する上でどうしても必要なことだと言われます。しかし、その調べが時にはとてもつらいことにもなります。だから、事件の被害にあっても、被害届けを正式に出さない方も多くあります。これ以上、つらい思いはしたくない、または家族の「させたくない」という思いで止められることもあります。

 そんな思いを乗り越えてでも、被害を訴え出るということが、どれだけつらいことなのか、警察も検察もそこの所がどれだけ分かっているのか、いつもそこを疑問に思うのです。

 この項、続きます。

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性犯罪の被害者について。①彼女へ、そして皆様へ。

以下、私の友人の産婦人科のドクターのFACEBOOKの転載です。


性犯罪の難しさ。。。

相当、萎えてます(T_T) 過日、4人の強姦で辛い目にあった

高校生、本人の勇気と、警察の御尽力によって、全員逮捕されたこ

とをご報告しました。
20日間の留置の上、検察庁の判断に委ねることとなったのですが

、「証拠不十分」と、棄却、何の処罰もなく、釈放されました。
昨日、その報告も兼ねて、本人が来院し、知ったのです。おまけに

、彼らは本人の近所に住んでいますから、仲間にあとをつけられた

り、ネットやツイッターで、彼女の実名をあげて、彼女のいうこと

は全て嘘、ないことないこと、誹謗中傷してるそうです。
私は悲しみと怒りで、担当の刑事さんにすぐに電話したのですが、

「逮捕までは一生懸命してますが、そこから先は法の世界にまかせ

ないといけないから、なかなか性犯罪は、証拠が不十分で、実刑に

ならないことが多いんです。」と言われました。
先日のセミナーでも言われてましたが、被害者への偏見(夜、出歩

いてる貴女が悪い、そんな恰好をしてるから。同意の上だろう。な

ど。)が、まだまだあり、(まさかそんなことはないと思うのです

が、本人が検事さんに、「あまり辛そうな顔をしてないじゃないで

すか。」と言われたと泣いてました。)警察に、辛い思いの中で、

勇気をもって告訴したら、結果、二重、三重の苦しみを味わってい

ます。
性犯罪に遭い、涙する女の子たちに、どう寄り添っていいか、解ら

なくなっています。



 このドクターの発信を読んで、ずっと考えていました。多くの方がこの記事に対してコメントを寄せています。許せない!怒りでいっぱい!というのが多いのですが、彼女に寄り添ってあげて、というのもあります。ドクターは、その後も彼女とコンタクトをもちながら、支えようとしています。

 でも、私は、それだけではいけないのではないかと思っています。

 この事件については、新聞にも載って、公にされています。被害者が、この事件によって、どんなにしんどいことになったか、これはそのドクターから直接聞いてもいます。

 私も数多くの性犯罪の被害者に出会っています。でも、ここまで本人が頑張って、そして、結末がこんなこと、というのは初めてなのです。

 放っておいていいのだろうか、何かをしないと。そんな思いで、いろいろと人に尋ねもしました。そして、何かが出来そうに思います。

 そのことを、こうして彼女の事件のことを公にしていいか、そのドクターを通じて、被害者に尋ねてもらいました。

 彼女は、その後も続く、加害者や無責任なネット上に飛び交っている流言飛語に傷ついています。そして、これをぜひ多くの人に訴えてほしいとの思いが伝えられてきました。

 彼女はひどく傷ついています。まず、それについて、多くの人に知ってもらうこと。だって、今、加害者側からの攻撃ばかりがなされていて。私は、まず彼女にそのようなネットを見ないように言いました。何が書いてあるのか、見たい気持ちはよーくわかりますが、でも、見れば見るほど傷ついてしまいます。それは、私の経験からもそうなのです。つらい出来事があった上で、さらにこのような追い打ちに襲われている、あまりにしんどくって、高校生の彼女一人で耐えられることではありません。

 地域を特定することもしません。

 この事件について、私は次回からこのブログで私の疑問などを書きます。皆様と共に考えていけたらと思います。

 ご意見や被害者に対するメッセージなどがありましたら、よろしくお願いします。

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性風俗について、これでお終いにします。

 これまでの、私の風俗のお話しについて、いろんなことがいろんな所で飛び交い、私もそれについ反応したりして、かなり疲れました。一昨日私がブログを書いてから、もう他の人のを見るのをやめました。疲れるばかりです。ですので、これで私はお終いにしようと思います。

 ただ、私はこれまでほとんど毎日ブログを書き続けていて、その中には、コンドームのお話しや橋下大阪市長への批判や、いろいろと書く中で、コンドームについても、性風俗についてもすでに書いて来ました。繰り返し同じことを書くのも必要なのかもしれないなあと、今回のことで感じています。今回のだけのシリーズであれこれ言われるのも・・・。

 私は、性風俗のあれこれを解説するつもりもありません。風俗でしっかり自分を持って働いている大人の人たちのことは、何にも言うつもりもありません。

 まだ幼い高校生の女の子が仲間の少女たちに殺され、灰が峰の山の中に捨てられていた事件、沢山の少女たちが逮捕されました。報道では、LINEばかりが目立ちましたが、そのトラブルも、このような性風俗が絡んでいました。私の所に来ている沢山の少女たちも、いつこんな事態になってもおかしくない、そんな危うい所に身を置いています。

 危険性を知らされることもなく、アッという間にその世界に身を置いている若い人たちのことを憂えている、それだけを言いたかったのですが。どうも、違う方向に行ってしまいましたし。

 それから、私が在日の人のことや、従軍慰安婦の事を書くと、ひどい中傷のコメントを寄せて来る人、決して議論ではなく口汚くののしるだけの人、そんな人が今回、またぞろ復活しています。どうも私が批判されることがうれしくてしようがない人がいるようです。私への批判であればいいのです。でも、そうではなく、あきらかに意味のない中傷ですので、公開することはしませんが。

 ごく当たり前のことを書いたつもりが、こんなことになるとは、思ってもみませんでした。

コンドームのお話しは

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_00ac.html

こから9回にかけて書いています。もう、以前のブログですので、たとえば「緊急避妊」についての記述などは、今と異なっています。

橋下市長への批判は

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-050d.html

ここから6回にかけて書いています。主に風俗について書いていますので、興味があれば覗いて見て下さいませ。

 それから、私が自分の無力さ、むなしさ、いらだちの中で書いた妊娠していた彼女、彼女も自分の仕事を持っていて、アルバイトとしてデリヘリをしているのですが、人工中絶のスケジュールを決めました。それまでにトリコモナスとクラミジアの治療を終えるつもりです。中絶した後は、低用量ピルを飲む予定でいます。

 それから、私へのコメント、ありがとうございます。先述した誹謗中傷以外のご意見はすべて載せていますが、今回は、お返事はしませんので、ごめんなさい。

 今度、性犯罪の被害者のことについて、気合いを入れて書きますね。

 この間にいろいろと私の身の回りであったことなどが飛んでしまいました。昨日は、診療後クリニックの忘年会でした。今年も、無事終えることが出来そうで、スタッフの皆さん、ありがとうでした。今日は、年一回の恒例のキムチ作り、古田公民館に行きます。そして夜は「谷龍介ディナーショー」です。

 

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私は女の学者さんが嫌いです(偏見です)。

 ここの所の私のブログ、沢山のクリックがあってびっくりしていました。その理由を教えて下さった方、ありがとうございます。いろいなサイトでこのブログが取り上げられて、かまびすしい・・・。それを一生懸命読むと、疲れます。傷つくから読まない方がいい、それは、これまでに培って来た私の防衛術でもあります。

 この11日水曜日、12日木曜日の二日は、大分への車での大移動で、人の文章は読む時間もなく、自分のブログを書くだけで精一杯でもありました。

 しかし。hatenaで、私のつたないブログに、変な反応をしている人がいました。ふーん、いろいな取り方をする人がいるものだと、その時はそれで終わっていたのですが。

 まあ、その人が、びっくりのすさまじい反論を書いていらっしゃいました。実は、その人への批判を書いている他の人の文から先に読んだもので。何だろうとそのリンク元の文章を読んだら。そのhatenaで変なことを書いているその人の「論文」でありました。

 それはそれはすさまじく・・・。それも、私のこのつたない文章をどう読んだのか、まったくの勘違いで。それにしても、これだけの大論文を書くには、相当な労力だろう。いったい何の仕事をしている方なのかと、そしてまたびっくり。hatenaで見た時に、私はこんな反応をする人はきっと男だという偏見がありました。でも、実は女性でした。それも、やっぱり。女性の学者さんらしき人でした。

その文章は、ここに あります。

それへの批判の文章は、ここと ここに あります。

 このお二人がしっかり批判して下さってありがたいことですが。

 女性の学者さんへ。

 私は、私のクリニックに来る患者さんたちを怒ることはいたしません。風俗で働くことをやめよと言うこともありません。彼女たちが生き延びる(まさに命そのものを生き延びることです)ために、寄り添っているだけです。性感染症に罹っていれば、それを「怒る」のではなく、「嘆き」ます。何とか、コンドームを着けることができないか、相手に知られないように着けられないか、(それは、口でつけるレッスンも含めて)コンドームがダメでも、せめて妊娠を防ぐためにピルを飲みましょうと、懸命に話す私の話は良く聞いてくれます。

 彼女たちだって不安なのです。いやな思いだって、散々してきています。そんな彼女たちに必死で体を心配してくれる大人に出会うことは、あまりないのかもしれません。

 だからこそ、彼女たちは私の所に来るのだし、自分だけでなく、仲間を連れてきます。私が「風俗で働くことを怒っている」との大前提で展開している学者さんの大論文は、そもそも前提が違っているのです。でも、そう受け取られる私の文章力のなさが原因かもしれません。

 しかし、ここまで私を攻撃するそのエネルギーは何なのでしょう?

 学者としてのプライド?私は机上の空論ではなく、地べたを這うようにして、実践する単なる町医者です。論文でやり合うほど暇な人間ではありません。暴力団とやり合ったり、裁判に訴えたり、保健センターや役場に行ったり、診察室の中だけでははみ出してしまって、時間がいくらあっても足りません。

 毎日のいっぱいいっぱいの生活の中で、それでも毎日書くブログは、私の癒しに過ぎません。そんな、火になって攻撃されるような筋合いのものではありません。

 私は(takemoto666さん流に偏見いっぱいで言いますが)、女の学者さんが嫌いです。フェミニストだか何だか知らないけれど、自分が一番偉いみたいな、自分のテリトリーを侵そうとするものは許さないみたいな、そんな偏狭さが嫌いです。

 ああ、またか、と思いました。もうずっと前、それと同じ思いをしたことがあります。その時の私の傷は、今もズキズキと残り続けています。それは、ここに 書いています。まだ、ブログを初めて間がない時の、口調も今と全然ちがいますが、読んでみて戴けると嬉しいです。

 そこに書いている、もう、27・8年前のその出来事は、その後の私の人生を決めてしまうほどの大きな出来事でした。私を支援したいけれど、その大御所の方に逆らうことはできないのよ、ごめんなさいと電話をくださった方もありました。今、その大御所が大活躍していても、私はそっぽを向いています。

 今回の小松原という人は、その時の事と比べれば、こうして私が反論をするほども無い、無視すればいいのかもしれないほどの人です。だって、1982年生まれって、私より35才も若くて、私の娘よりももっと若い人。一人のツッパリさんとみれば、かわいいものなのかもしれません。私は、貴方より、うんと長く生きています。いろいろな修羅場をくぐりぬけて。少なくとも、「学問として、研究材料として」女性たちに向き合うつもりは全くないということだけは言っておきましょう。

 しかし、これから性犯罪の被害者について書こうとしている私に、きっとまたあれこれ言うのだろうなと思うと、書く気も失せそうです。でも、私が書くことを待っている被害者がいます。彼女のためにも、頑張ってかかなければ・・・。

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セックスワーカーをどう考えるか。

 セックスワーカーをどう考えるのか、これはもう20年前、私たちが広島エイズダイアルを作った頃、社会全体がHIVの感染をどうするのか、喧々諤々していた頃から、私の中では続いている課題です。

 当時、HIVの感染はセックスワーカーを媒介とするのではないかという偏見があり、また、セックスワーカー自身を感染から守るためにもどうすればいいのかずいぶん論議されていました。彼女たち自身が発言をし、セーファーセックスを仲間に呼びかける、そんな方たちも出てきました。それはそれは、自分の仕事にしっかりほこりを持っている人たちでした。それは感動的でもありました。

 私は、今、自分自身をしっかり持って、自分の防衛もちゃんと心がけるということ、風俗で働いている若い女性たちにはそれができていなくて危なっかしいと、そんなことを言っているつもりです。彼女たちを責める気は毛頭ありません。診察室では、自身を防衛しようよ、と言い続けています。だから、私にあれこれ言われても、次々と継続してやって来るのだと思います。

 少なくとも、妊娠や性感染症の予防や、命を守ることをしっかり心がけること。それは、風俗に従事している人たちだけに関わることではないのです。どんな人でも、性にはそのようなリスクが伴うということ、そんな基本を教えない今の教育にいらだちを覚えています。

 だって、今のカリキュラムで、中学では「性感染症とその予防」を高校で「避妊」を教えるとなっています。でも、「セックス」も「性交」も言葉を使ってはならないという教育現場でどうやって教えよというでしょう。それに、性感染症の予防と言っても、コンドームを具体的に教えてはいけないと。

 それはすべて、「かれらの興味をあおることになるから」と言う一点で禁じられています。それで、何が教えられるというのでしょう。

 その結果が、今のように無防備に風俗にまで一気に行ってしまうような若い人たちを作り出していると、そう思っています。

 子どもたちを巡る「貧困」の問題も。「お金」の貧困と「人間関係」の貧困と。その両方でもあります。今、子どもを巡る状況は深刻であることを大人たちは自覚しなければと思うのです。それは、すべて政治と結びついていると思うのですが・・・。

 まだ、性犯罪やDVの被害についても、書きたいと思います。

そんなこととむりやり結びつけるのではありませんが、広島で、久々に大人、保護者、教育関係の方への講演の場を与えられましたので、お知らせしますね。どなたでも参加できますので、どうぞいらっして下さいませ。

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ストリップ嬢の涙。

 その昔、私がまだ大学病院の医局で安い給料で働いていたころ。ある町の小さな開業医さんでアルバイトをしていました。そこは、産婦人科も内科も小児科も外科もなんでもする町医者です。

 そこの近くにストリップ劇場がありました。まだ今のような風俗もなく、ソープランドはトルコ風呂と呼ばれているような頃でした。ストリップ劇場は大人気で盛況だと聞きました。

 ある日、そこのストリップ劇場で働いている人の人工中絶がありました。ふつうに中絶の手術をし、帰る前の診察をしていると、

「先生、ガーゼ、いっぱい入れておいて」

と彼女が言いました。えっ?と驚きました。その後すぐに舞台に立つと。出血しないようにガーゼを入れておいてということなのです。言う通りにした後で話しまた。

「今日、もう踊るの?休んでいた方がいいよ。」

と言ったものの、今日の舞台はもう決まっていて、それに穴をあけることはできないと言います。

「そう、大変じゃねえ。厳しいね。」

と言ったら、彼女はじっと私を見て、ポロッと涙を一つこぼしました。

 まだピルなんてない時代です。彼女に何があって、誰との間の妊娠なのか、そんなことは全然わかりませんし、聞くこともしません。

 分かっていることは、彼女は産んでも育てられない妊娠をしてしまい、仕事に穴をあけないように、仕事の隙間を縫うようにして、人工中絶を受けなければならなかった、その日もまた裸を晒して仕事をしなければならなかったということだけです。

 もう30年以上経った今でも、あの時の彼女の涙はずっと私の脳裏あります。

 中絶したその日にガーゼをいっぱい入れて、踊ったであろう彼女のことを、単にプロ意識と言うつもりはありません。ただ「女は悲しい」と思います。

 男と女の行為で妊娠しても、その結果を背負うのは女なのだと、男が内診台に上がるわけではない、男が痛い思いをするわけではない、全て女性が引き受けなければならないことなのだと、それが言いたくて、28年前に「さらば、悲しみの性」も書いたのですが・・・。

 あのストリップ嬢の相手の男性は、彼女がそんなしんどいことをしているということを、きっと知らないままだったのだろうなと思います。

 昨夜、別府の我が家まで来ました。姉と妹と一緒です。徳山から竹田津まで周防灘フェリーに乗りました。そしたら、大しけですさまじい揺れでした。ドーン、ドーンと波も打ち付けて、窓ガラスにぶつかります。怖くて。これなら陸をずっと走ればよかったと後悔しました。

 乗用車は私たちだけ。後はトラックだけです。トラックの運転手さんはトラックで休まれたのでしょう。客室は私たち三人のみでした。普通なら、喜んで一人一室で寝転ぶのでしょうが、揺れでそれどころではなく、疲れました。

Photo 途中の下松サービスエリアで朝ごはん用にパンを買いました。私が買ったサンタさんとトナカイのパンです。これとリースのパンも買ったのですが、食べてしまいました。通りすがりにいつもここでパンを買います。

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「性風俗で働くということ」その2.

 その昔、私が「さらば、悲しみの性」を書いた頃ですから、もう30年も前になります。その頃は、まだ風俗はほとんどソープランドしかありませんでした。ソープ嬢とは、もちろん代を変えて長い間のお付き合いです。今はソープがかなり斜陽で、もっぱらデリヘルがメインです。

 ソープでは本番があるのが当たり前。だから、堂々とコンドームを使えます。それも、彼女たちは徹底してプロ意識を育てていますから、相手に気づかれないようにコンドームをつけることもできます。

 声を上げれば聞こえるお店の中ですから、彼女たちの身を守られてもいます。私は、その彼女たちがすごいなあと思うのは、やっぱりそのプロ意識です。

 相手がどんな人であっても、嫌いなタイプであろうと、しわだらけの人であろうと、口が臭い人であろうと、ちゃんと対応します。

 お金で性を売る、その一点だけで徹底しています。それは厳しい世界でもあります。

 「性を売る」ということが、そんな厳しい世界であるということが分かるはずもなく、若い女性がもっと気軽にできるものとして、デリヘリが広まっています。

 まだ、本当に触れば倒れそうなほど弱々しい女の子が涙一杯で、本番をされたと、緊急のピルを求めて来たことがあります。その彼女のことで、緊急避妊のピルを、それも代替に使われている中用量ピルをまとめてよこせと、暴力団の男に電話でがなられました。

 本番がある度にそれを飲んでおけばいいというような、そんな使い方はできません。体が壊れてしまいます。それを断って、その時だけの緊急避妊の薬を出しました。そして、ちゃんと低用量のピルで防衛するようにと話しました。でも、その後は彼女はうちには来ません。電話の男、それは厳しい言い合いをしましたが、私の所には来させるはずがないなあと思いました。

 彼女は、もう暴力団の手のうちに落ちています。そう簡単に抜けられるものではありません。

 援デリをしていた少女が何とか抜けたいと思っていたけれど、本通りを歩いていて、捕まってしまって。そんなに簡単に抜けられるものではないと嘆きました。それは、警察の力でもかりなければ、一人で対抗できるほどのやわなものではありません。

 いろいろな組織があっても、その多くは暴力団につながっているということを知らなければ。そして、するのも抜けるのも自分の自由という、そんな簡単なものでもないということをも。

 大きな会社に勤めながら、アルバイトをしている人もいます。そんな彼女が、もし会社の人や取引先の人などの知り合いが客だったらどうするのかと心配です。それは、私の老婆心でしょうか。そんなことになった時の対応法も身に着けているでしょうか。

 昔、私が大学生の時、そんな小説を読みました。あの、石原慎太郎の小説です。おそらく慶応がモデルと思うある大学生の女性が、当時は高級コールガールと言われていた仕事で学費や生活費を得ていました。ある日、ホテルに行った所、同級の大学生数人が待ち構えていて、集団でレイプされて、そして彼女は自殺してしまうという小説でした。(私、慎太郎の小説は好きだったのに、年を取ると、どうしてあんなクソじいさんになってしまったのかと思います)

 ところで、私の広島ブログのクリック数が日頃に比べて異様だったので、アクセスを見てみました。

Photo びっくりです。私の日頃のアクセス数は3000程度なのですが、昨日の夜遅く、なんと47000もになっていました。どうしてなの?その前日のCNBLUEなのだろうかと思いましたが、そうではなく、やはり「性風俗で働くということ」というタイトルでどっと見に来られたのかもと思います。一時的なものでしょう。でも、びっくりしました。

風俗の話、もう少し続けます。

 私は今日は車で出勤です。診療後すぐに車で大分に向かいます。夜の高速道を走ります。

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ああ、遅かった!!性風俗で働くということ

 この頃、あまり患者さんに関わることは書いていません。プライバシーにかかわること、もちろん名前が特定できるようなことに気つけることは当然ですが、その内容について、どこまで語ってもいいのか、線引きがなかなか難しいということが理由です。

 でも、産婦人科医療の現場で起こっていることを世間の人は知っていない!!必死で性教育の必要性を訴えても訴えても、社会は知らんぷりなのです。

 今日は書きます。

 風俗で働く女性たち。もちろん、圧倒的に若い女性たち。あまりに無防備なのです。

 今、プロのセックスワーカーと、素人の女性たちとの線引きも難しくなりました。

 どうしてこんなに簡単にこの世界で働けるの?と思うほど、風俗で働く女性たちが増えています。大学に進学して広島に出てきてすぐにデリヘルで働いている女性たち。まだ18才で、どうしてこんなことか出来るの?と言うほど無防備です。

 いえ、18ならまだ大人? でしょうか。以前少し話したことがあるかと思いますが、まだ幼い女性がこの世界に入りこんでしまうこともあります。「援デリ」ですね。援助交際とデリバリーヘルスの合体したもの。

 プロとしての意識や、危険から身を守る知恵などがないままです。まだそこまで成熟していないし、それに経営者からの指導もありません。

 当然の如くの性感染症、妊娠・・・。

 今、17才の高校生の病気歴です。15才から私の所に通っています。

性器ヘルペス、クラミジア、トリコモナス、再度クラミジア、ヘルペス再発、またまたトリコモナス・・・・。

 その度に私は怒ります。こんな無防備なことをしていてはあなたの体がダメになってしまう、と。

 まだ学校に行っていることが救いではありますが。

 別の若い女性です。

 やはりデリヘルです。トリコモナスとクラミジアの同時の病気で通っています。ヘルスは本番がないことになっていますので、コンドームを使うこともありません。使わなければ病気から守れない、と言っても、本番がないことになっているので、コンドームを用意することができないと言います。結局無防備なのですね。

 その彼女に、病気だけではない、妊娠も心配だから。こんなことを続けていたら、妊娠するよと強く警告し、ピルを勧めました。少なくとも、妊娠だけは防がなければ、と。次の生理が来たらピルを飲みましょうと、ピルについての説明の本も読んでもらい、私からの説明もし、薬も手渡しました。

 そして、トリコモナスの治療に通って来ていましたが、「生理が来ないから、ピルも飲めない」と言います。えっ?まさか、と検査をすると妊娠していました。ああ、遅かった!!せめてこの前の生理からピルを飲んでいればこの妊娠は防げたのに。

 相手は誰だかわかりません。客の誰かだと言います。中絶の同意書はどうするのか、お店の人と相談しなさいと私は言いました。

 さすがにがっかりして、いったい私は何をしているのかと無力感に襲われました。

 中絶のお金がないと、結局相手が分からないままに、赤ちゃんを産んだ女性もいます。

 いえ、妊娠や性感染症だけの問題ではありません。「命」にかかわることでもあります。密室に二人っきりになるということは、命を危機にさらすことでもあります。

 殺されてしまった女性もいます。警察に協力をした時に、そのまだ幼い顔を見てとってもかわいそうでした。同時に「彼女はこんな危険な仕事をしているということが分かっていたのだろうか」とも思いました。

 昔から性を仕事にしている女性たちはいました。今に限ったことではありません。でも、今ほど無防備なままに何も指導もないままに、多くの女性が危険に身を置いている、こんな時代はなかったのではないかと思います。

 もう少し風俗の話をしますね。

1 2

 久しぶりに「333」のホルモン鍋を食べに行きました。煮ると真っ赤になります。辛いけれどやっぱりおいしい!ほかにちぢみやキンパも食べました。うーん、満足。



 
 

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「CNBLUE」

12月6日、グリーンアリーナに「CNBLUE」のコンサートに行きました。約1万の座席がぎっしり埋まっていて、大変な熱気でした。

 会場の撮影は禁止ですので、外の公式グッズの販売の掲示場所と、のぼりの撮影だけです。

Cnblue1

Cnblue2

 CNBLUEは、韓国の男性4人のバンドです。

 客は圧倒的に若い女性たち。私のような年よりはまあ珍しいでしょう。でも、最高によかった!ですよ。演奏も歌も。世界に通用する彼らです。それに、語りも優しくって。

 私は二階の一番前の席。上からアリーナ席が見下ろせます。大変な人数の女性たちが、青のペンライトを持って、波打っています。それを見て思いました。若い人たちにとって、国籍は問題ないのだと。チケットだって、そんなに安い物ではありません。

 今、日本の為政者たちは、韓国や中国を敵視する世論を盛んに作ろうとしています。それによって、秘密保護法を成立させることの正当性を主張しているとしか思えません。私は、戦争よりも平和がいい。お隣の国とは、仲良くした方がいい、そう思うのです。それが当然だと思うのですが。でも、安倍内閣は、仲良くすることよりも戦争をする道にまっしぐらのようです。

 若い人たちにとって、素敵な音楽を与えてくれ、かつ恰好よかったら、どの国の人でもいいのが当然です。このバンドは敵の国の人たちだから、なんて発想はしません。

 韓流は終わったなんて、嘘だと思いました。

 私もペンライトを買って、ずっと振りましたよ。グリーンアリーナでのコンサートに行ったのは、サザン・オールスターズと東方神起に次いでの三回目でした。そのどれにも引けを取らず、素敵でした。熱にうなされたようになってしまって、帰りには、当然最新のCDを買いました。当分、車の中で聞き続けます。

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カヌー公園作木での合宿。

 秘密保護法案が人数を武器にまったく強引に成立してしまいました。そして、松井市長の何とも情けない、本音吐露の「サンフレッチェは二位がいい」という発言に反発するかのように、サンフレッチェが優勝!して、万歳!!で。そして、昨夜は⑦パパさんの偽レブの会があって。

 それらの世間ではありましたが、昨夜は診療後必死で車を運転してひたすら県北へ。作木のカヌー公園に行きました。

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行くにつれて、気温がどんどん下がり、到着時はマイナス0.5度。でも、コテージの中では

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 すでに出来上がった男性たち。大きな囲炉裏で鍋、その他の御馳走が待っておりました。ありがたく戴きましたし、私は持って行った梅酒を戴きました。

 いろいろと話がはずんで。今はそれぞれいろいろな現場で仕事をしている人たちと、楽しく話し込みました。その時のお話し、またいつか機会があれば、ここでも披露したいですね。

 コテージは三つ借りて、私はそのうちの一つで一人で休みました。コテージは、きれいなウォシュレット付きのトイレ、電気のスイッチ一つでお湯が出る洗い場が別になったお風呂、電気釜やポット、調理の器具や食器、鍋など全部そろっています。

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 朝、コテージの入り口の所は落ち葉がきれいでした。みんなの部屋に行くと、もう朝ごはんも作ってあって、ありがたいことです。久保田氏が圧力釜でガスで炊いたご飯のおいしいこと!御馳走です!!

 朝早く牛を飼っている人が仲間が連れてきている小学生の男の子と一緒に、牛に餌を上げに行って帰って来ました。男の子は泥の田んぼにはまってしまって泥だらけです。

 ワイワイと食事を戴いて、その後会議。これから8.6までの計画がほぼ決まりました。参加者の皆さんに喜んでいただけるように。こんな日本の社会ですが、ヒロシマから平和をアピールする声を上げられるように、さあ、頑張りますよ!!

 またまた車を飛ばして帰る途中、閉鎖したニュージーランド村の入り口の前の紅葉がものすごくきれいで!! 車を止めて写真を撮りました。どうしても逆光になって、なかなかでしたが、下からのだけきれいに色が出ましたので。

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 束の間のカヌー公園で、いつかゆっくり行きたいと思うのですが。それと、残念なのは、ワイファイが効かなくって、i Padもパソコンも使えません。急いで帰ったのは、ブログを早くアップしたい、そのためでもあります。それだけでなく、しなければならないことが一杯です。

 

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原発が新増設される!!

 今朝秘密保護法案が強硬採決されました。圧倒的与党になると、こんな暴挙がなされるものなのだと、よく知っておきましょう。

 まだまだこれからもこのようなことが続くでしょう。これでも、安倍総理は高支持率だと言うのであれば、国民が、それを望んでいるのであれば、国民に問題ありということなのでしょう。

 いえ、私は、以前からの教育の問題を見ています。ものを考えない国民、長い物にまかれる国民、そんな大人を作るための教育が着々と効果を上げているということなのでしょう。

 そして、その秘密法案の強硬採決により成立とのニュースのかげに、本来なら大きく取り扱われたのでしょうが。原発を巡る方針が出されています。

ここに ある記事を少し引用します。

「 政府の中長期的なエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」の素案の概要が5日、分かった。原発を「重要電源」と位置づけることが柱で、東日本大震災後に民主党政権が掲げた「原発ゼロ」政策を見直し、原発を活用する姿勢を明確にする。原発の新増設や建て替えについても、将来的に含みを持たせる内容とする。

 素案は、6日に開く総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)傘下の基本政策分科会で提示する。その後、年内に取りまとめ、年明けの閣議決定を目指す。茂木敏充経産相は5日に首相官邸を訪れ、安倍晋三首相と基本計画の方向性などについて確認した。」

これは、原発の立て替えや増設を可能にするものであり、これを受けて、関西電力や他の電力会社も軒並み株の価格が急上昇したとも報告されています。

私たちはやはり騙され続けています。あれだけの事故があり、まだまだ故郷に帰ることができない人たちが沢山いて、原発による核のゴミの処理先も分からないというのに。どんどん原発を作ろうとしているということなのですね。

ここの  タウンNEWS 広島
平和大通りのやんじさんからのコメントにありますように、公益法人自然エネルギー財団による「自然エネルギー基本計画三つの論点」にとてもわかりやすく説明がしてあります。政府、官僚が、いかに国民をだますための数字の操作をしているかです。

『 世界全体の原発による発電量ですが、こちらも 2006 年にピークを迎えています。つまり、現実には、原子力の利用は拡大されておらず、逆に老朽化や事故で閉鎖されたり点検が長引いたりして、以前から発電量が減り始めていたのです。また、経済性の問題や地域住民の反対で閉鎖が決まる発電所も増えています。

 福島第一原子力発電所の事故が起ったために、この流れはさらに加速しています。欧州では、2011 年に、ドイツが 2022 年までにすべての原子力発電所を止めることを定め(直ちに 9 基を閉鎖)、ベルギーも 15 年からの順次廃止を決定、スイスやイタリアも国民投票で脱原発を決めました。2012 年のリトアニアの国民投票でも新規の建設が拒否されました。 

 

 

 日本で、たびたび「原発推進国」の筆頭にあげられる中国は、2011 年から 5 年間は内陸部での原子力発電所の建設を取りやめています(「第 12 次五ヵ年計画」、2011 年)。 中国の風力発電の発電量が、2012 年にすでに中国内の原子力の発電量を上回ったことも、日本ではあまり知られていない事実です。

 同じく「原発新興国」といわれるブラジルも、福島原発事故後の安全上の懸念から、原子力の建設計画を縮小する方向と報じられています(ロイター、2013 年 9 月15 日)。

 また、世界で一番多くの原子力発電を所有する米国は、2013 年の1年間だけで、5 基

の原子炉の閉鎖を決めています。

 世界で原子力発電が拡大していくという議論の根拠として、原子力を推進する国際機関「国際原子力機関(IAEA)」の公表する見通しが引用されることがあります。しかし、IAEA は、3年連続で、将来の原子力発電容量増加の見通しを下方修正しているのです。

 世界的にみても、原子力発電は、未来に続く持続可能な発電として発展しているとは言い難いのです。』

 とても分かりやすい図表を使って丁寧に説明してあります。ぜひご一読を !!私ももう少しこの報告のお話しを続けたいと思います。

 今日は、⑦パパさんの偽レブの会ですね。残念。私は今日と明日、来年の「ヒロシマ平和の夕べ」の実行委員会の合宿なので参加できません。久々の作木のカヌー公園です。

Photo Photo_2

 今、新幹線では期間限定でリンゴのアイスクリームを売っています。リンゴが沢山入っていて美味です。広島駅では栗のアイスクリームを売っています。これも栗の実が一杯で美味です。

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「人権週間」

今、人権週間であるということは、もう、ほとんど報道されもしません。

2_3 昨日の大崎上島のチラシに書かれていた「人権週間“12月4日~10日”」について、転載しますね。

『 国連は、1950年12月4日の第5回総会において、12月10日を「人権デー」と定め、加盟国などに人権活動を推進するための諸行事を実施するよう呼びかけています。

 日本では、世界人権宣言が採択された翌年の1949年から毎年12月10日を最終日とする12月4日から12月10日までを「人権週間」と定めています。人権週間の期間中は、大崎上島町においても人権のつどいとして、講演会などを開催し、広く町民の皆さんに人権尊重思想の普及高揚を呼びかけています。

「人権週間」を機に、私たち一人ひとりが主体的に豊かな人権意識を育て、明るく住みよい社会をつくりましょう。』

 このような会は、広島県では、もう東部でしかなされなくなりましたね。

 それどころか、国会では、まさに国民の人権を無視したような「知る権利」にかかわる大変な法律がむちゃくちゃな中で制定されようとしています。心が暗くなるばかりです。

1 竹原港からフェリーに乗りました。海や湖などは心を和ませてくれます。

3 大崎上島町の中学生がみんな会場に来てくれました。そして、町民の皆さんも。講演は、もっぱら中学生に向けて話しました。私が尊敬する浜中先生のご両親も来て話を聴いて下さいました。4年ぶりにお会いしました。お元気な様子にとてもうれしく思いました。記念に写真を撮らせて戴きました。

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帰りのフェリーは夕陽を見ながらです。

8 帰りの高速道路から、三日月と金星がきれいに光っていました。あわてて奥谷のPAによって写真を撮ったのですが・・・。やはりi Padではきれいな三日月は無理でした。

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おそろしい国に向かっている。

 衆議院で圧倒的に与党が多くなり、参議院が「ねじれ解消」となって、あたかもこれでいい国にまい進できるかのように国中が浮かれたように報道されました。

 その国会で、これだけの暴挙が行われ、特定秘密保護法案がきょうにも通りそうになっています。原発はどんどん再稼働されようとしていますし。

 国民の当然の権利であるでもさえテロと変わらないという石破氏のブログの書き込みまで出てきました。政権に不都合な物は、何でもテロだと言えば、秘密裡に捜査されたり、取り締まられたり出来る、大変な法律です。

 前回の選挙でこれだけ自民党の議員が誕生した、その責任は、民主党にあります。全く、本当にあれだけみんなが期待した民主党が、一体何をしてくれたのか。野田政権のゴリ押しで、消費税の引き上げを決めた、それだけではないかと。今になってそれしか残っていないのでは、と思います。その国民を怒らせた反動で、これだけの暴挙ができる政権が出来上がったしまったと、そう思います。

 そもそも、前回の選挙の時に、こんな「秘密保護法案」を作るということが明らかにされていましたか?その上で国民が選挙権を行使しましたか?

 それにしても、つくづく自民党は運のいい政党だと思います。自民党が率先して原発を進めておきながら、民社党の政権の時にあの大震災と福島の原発の事故が起こりました。自民党は、その対応を野党の立ち場から批判さえしておけばよかったのですから。私はあの事故の責任は、自民党にあると思っています。
 そして、消費税は、自ら何にもしなくとも、野田政権が引き上げると決めてくれました。

 官僚主導でやってくれるという、その下地は自民党時代に作られた物でしょう。

 そしていよいよ、今、着々と憲法が変えられる、そんな時になって来ました。

 この国の行く末は、「戦争ができる国」にすること。背筋が寒くなるようなことが行われようとしています。

 今、どうすればいいのかと茫然としています。

 もう、ずっと前、中国で天安門事件が起きた時。中国から留学している方がありました。その時につくづく話しました。その人は日本にいるから、いろいろな情報を見たり聞いたり読んだりできていました。でも、中国の人たちは、どれだけこのことを知っているのかと。そして、国にいる家族は、どうぞ生き延びるためにも、何もいわないで、そっと生活した方がいいのだと。だって、テレビカメラの前でしゃべった人、その天安門事件のリーダーではなく、そこで起こったことを見ていただけの人、その人がもう数日後には逮捕された姿がテレビで流れましたもの。

 なにも言わず、もちろん行動もせず、ただ、黙ってお上のすることに従って、そうして生き延びなさいと、私も子どもたちや孫たちに言わなければならないのでしょうか。

 そんな時代は、ちょっと前の日本にもありました。その時のことを書いたのが「はだしのゲン」でもあります。私の両親の時代、そしてはだしのゲンの中沢さんの子ども時代はまさにそんな時代だったのですね。

 寒くなって、もうすぐ中沢さんの一周忌が近づいて来て、今、こんな法律が作られようとしている、心が寒くて、でもどうしたらいいのか分かりません。

 私は今日、大崎上島の「人権講演会」の講師で行きます。今、政府、自民党がしようとしていることは、まさに人権の抑圧です。久々のフェリーです。海を見て、少しは心が和むでしょうか。

1_2 2

 広島そごうの宮城県展の最終日、ウニがアワビの殻にてんこ盛り、二個で1500円でした。それと、先日の久松産婦人科の忘年会で戴いたいくら、アボガドを少し入れて、どんぶりにしました。上にちらっと見えるのは、これも戴いた岩国レンコンをきんぴらにしたものです。美味な夕飯でした。

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世界エイズデーに関して。

 12月1日は「世界エイズデー」でした。

 ここの所、エイズに関しての報道もあまりされなくなり、一時ほどの盛り上がりはなくなって来ました。ただ一つ、「献血した血液がHIVに感染していた。感染が分からないままに輸血され、輸血された方が感染してしまった」

ということだけが大きく報道されました。

 厚生労働省によると、HIV(人免疫不全ウィルス)の感染者は2011年末で3400万人と推計されています。HIV感染が急増しているのは、中東・北アフリカ・東欧・中央アジアです。

 日本の状況は2008年以降、増減を繰り返してきましたが、2012年の新規感染者・エイズ患者報告数は1449件。累積HIV感染者報告数は14706件、累積エイズ患者報告数は6719件です。(なお、これらからは血液凝固因子製剤の投与に起因する感染者1439件を除いてあります)今も、年間1500件程度のHIV感染者・エイズ患者の新規報告が続いています。

2013

しかし、HIV感染の有無の抗体検査を受ける人は減り続けています。

 検査で早期に感染を知れば、今、医療は長期生きられる所まで来ています。でも、突然エイズを発症してしまうと、難しいこともあります。献血による検査を防ぐには、もっと「検査を受けましょう」「匿名、無料で受けられます」というキャンペーン・教育などが必要でしょう。

広島市における年間報告数の推移広島市保健所におけるHIV抗体検査受検者数の推移
私のクリニックに貼っている手書きのへたなポスターですが、これを見て、検査をしてほしいという人は、結構あります。もう古くなりましたので、また書き直さなければ。誰か、この内容で上手に書いて下さる方はありませんか?
Hiv なお、どなたでも、男性でも、抗体検査はできます。診療時間中なら、いつでも検査は可能です。

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日韓親善協会忘年・会員の夕べ

 昨夜は、日韓親善協会「会員・忘年の夕べ」でした。

 今年はこれまでよりも、うんと沢山の人たちの参加でした。それに、李丙琪韓国駐日大使ご夫妻も、それから札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・新潟・大阪・福岡など、全国の総領事・領事館の職員の方々がこぞって参加されていて、びっくりしました。それに、毎年釜山から来られている釜山韓日親善協会の李鐘均先生にもお会いできて、嬉しかったです。

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李丙琪大使があいさつされました。今、日本と韓国の政治的状況を参加のみなさん憂慮しています。大使もそれからはじめられました。

「韓国人の素直な気持ちを日本に伝え、日本人の温かい気持ちを韓国に伝えて、両国のかけはしになるために来ました。6月に赴任して最初に希望して行ったのは、石巻でした。日本で一番つらい所に行きたかったから。はじめはなかなか警戒されていたけれど、純粋な韓国人の気持ちを話すと分かって戴けて、仮設住宅にも入れて戴けました。おみやげに持って行ったサムケタンも食べて戴けたと。7月に大使館の開会式をして、その時に石巻の住民の方にも来て戴いきました。その時に三つの『感』、感激、感動、感謝と書いてもって来て下さいました。

 こんなことを話すのは、もちろん自慢のためではなく、純粋に心をつないで行けば、二国間の難しい話も解決していけると思うからです。9月には、二国のお祭りをして、その時に募金箱を置きました。そこに集まったお金を持ってまた石巻に行ったら、今度は兄弟か、久しぶりに会う親戚のように迎えて戴けました。」

「その時、外交というのは、大したことではない、暖かい気持ちを伝えることであると思いました。韓国と日本の進んでいく道は決まっています。多少困難があることは確かだけれど、これまで長い間、困難を乗り越えて、お互い発展して来ました。長い友情をはぐくんで来たうちには、多少のトラブルはあったとしても、それは親しい間柄だからこそであって、雨降って地固まる、この困難を乗り越えた時には、もう一つ次元の高い間柄になれると思っている・・・」

 大変静かに誠実な口調で話して下さいました。それは説得力を持った感動的なお話しでした。

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 会場にはホテルのお料理と共に、民団の女性部の方たちが作って下さった韓国料理が並び、私はそればかり戴きました。それとマッコリも・・・。

 さらに、バイオリン、チェロの洋楽器とカヤグム、チャンゴの韓国伝統楽器を組み合わせたコラボの「コントラ ブンクト」というグループの演奏がありました。途中、カヤグムの糸が切れるというハプニングがあったもののの、ほかの糸の音程を調整して演奏を続けられました。それは郷愁を誘う、素晴らしい音楽でした。

 毎年の大抽選会。今年は、ソウル往復航空チケットはエコノミーとビジネス両方だったり、それに豪華客船飛鳥で釜山の花火大会に行くペア乗船券など、大変豪華で、わくわくしました。が、私も姉も何も当たらず、残念賞でした。

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最後は、みんなでアリランの合唱でしたが、舞台では自然に踊りも始まりました。今年も大変楽しい会をありがとうございました。今後も大使が言われたように、両国が仲良い友人として共に歩んで行けますように・・・。

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平和公園の紅葉。

2平和公園の川岸の桜の紅葉もそろそろお終いです。

3 イチョウは、真っ盛り。もう少ししたら、ここに銀杏が一杯落ちるでしょう。

1 公園の中では、土の手入れが始まっています。この時期、いつも「ブローニュの森みたいだなあ」と思います。行ったことはないけれど。

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 先日、別府の我が家からもって帰ったレモンと、はるめさんから戴いた新しい生姜でジャムを作りました。レモンはイチョウの薄切りに、しょうがはみじんにして、はちみつと共に弱火でぐつぐつ煮ました。

3_2 出来上がったジャム、早速お湯を注いで飲んでみました。少し苦みがあるのもおいしくて。これから、暖かい生姜入りのレモネードを毎日楽しみます。

 今、大きなテーマを抱えています。今のブログ、面白くないなあと自分でも思います。すみません。もう少ししたら、大きなテーマを書きますね。


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宮城県の物産と観光展で。

 広島そごうで宮城県の物産と観光展が開かれています。昨日は、そこで「海鮮はっと汁定食」を食べてきました。

 震災、津波で大きな被害を受けた南三陸町の松野やさんの出店です。

1 海鮮はっと汁とウニの炊き込みご飯、わかめ、くずきりともずくの和え物などがおかずが少しついています。

 まず、お汁にびっくり。ものすごく沢山の具。アサリのあけみ、ベビーホタテ、エビなどがぎっしり。底の方には幅広の手打ちのおうどんが少し入っています。潮汁がとてもいいお出汁で、おいしい、けど多い!!

2 食べながら 松の屋さんの奥さんの話を聞いて、またびっくりです。この方は、5年ちょっと前に胃の進行がんで、胃は全部なくって、胃と小腸がつながっていて、胆のうも腎臓もどっさり削り取ったと。そして、3年半抗がん剤の治療をしたと。仙台の病院で治療をしたけれど、地元に帰ってそれまで作っていた漁師さんから戴いた具のはっと汁を食べて、少しずつ元気になったと。

 でも、内臓がごっそりないので、貧血になるため、一年に一回地元の病院に入院して輸血や点滴をしていたと。ちょうどその入院中、お風呂に入っている時にあの震災が起こったと。お風呂の中であっちすべり、こっちすべりして、どうにも動くことができない時に、どっとお風呂に水が入って来て、ドアを突き破り、その水と共に、廊下にすべり出されたのだと。そこで看護師さんが「いたーっ」と見つけてくれて、早く逃げろと連れて逃げてくれたと。裸にバスタオル一枚。でも、何とか自分の部屋に入って、そんなことをしていたらダメだといいながらも、看護師さんがパジャマを着せてくれたと。

 そして、非常階段に出て、この人は患者さんだから先にと、屋上に引っ張り上げてくれて、屋上に上がったとたんにどっとまた水が来て、他の人たちは流されてしまったと。

 胃癌で命を生かされ、またこの震災で命を救われ、これは神様が生きろと言うことだと。皆さんにも感謝しながら、こうして南三陸の料理を食べてもらうために回っていると。

 何か、そんな話を聞いていたら、涙が出てきて、泣きながら食事を戴きました。でも、このボリューム、とても全部は食べきれませんでした。ウニの炊き込みご飯、おいしいのに、残してしまって、ちょっと残念でした。

Photo その前々日に食べたのは、この辛みそラーメン。マイルドで甘口の味噌のお汁に辛みそを溶きながら戴きます。おいしくて、麺完食です。ほかにもゆべしだとか、小さな最中とか、駄菓子とか、魅力的な物がいっぱいです。



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