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国連の「被爆証言」発信

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 2010年広島の平和祈念式典に潘基文国連事務総長が事務総長として初めて参加されました。その時に被爆者の話を聞き、「もっとも深く心を揺さぶられた日」と語りました。そして、「被爆者の証言を世界の主要言語に翻訳するなど、軍縮教育も必要」と発言しました。

 これを受けて、国連軍縮部は、北米と南米に住む被爆者にインタビューをしているメキシコ在住の映画監督、竹田信平さんに協力を求め、撮影した映像を提供してもらいました。

 竹田さんは、京都外国語大学の長谷邦彦さんのゼミが被爆者の証言の映像に翻訳の字幕をつけ、You Tubeで発信しているのを知り、翻訳を依頼しました。

 こうしてできたのが、国連の被爆証言です。写真は、そのトップページです。

ここから そのサイトに入ることができます。トップページの下の言語の一つをクリックすると、

2 このようなページになります。そこにポイントされている所をクリックすると、その国に住む方々の証言が出て来ます。

 米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、ペルー、ボリビア、アルゼンチンの計7か国で暮らす被爆者12人が被爆体験を語ります。字幕は、日本語、英、仏、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン、アラビア、ポルトガル、中国、韓国の11か国語。

 京都外大の長谷さんや学生たちの活動が、このような形で発展していきました。

 世界中の多くの国の多くの人たちがこれに気づき、見て下さることを願います。(なお、この原稿は、長谷さんから戴いた毎日新聞の切り抜きを参考にさせて戴きました。)

 私は、今日は当番医です。一日中、いつもと変わらない診療をします。世の中は三連休といわれますが、私は明日一日だけ完全なオフ。ここの 遊布戀さんのブログを見て、先日行ってますます好きになった三良坂にある「ギャラリーほっ」に食事に行きましょうと、夫と姉と楽しみにして、昨日予約の電話をしたら。なんと、予約で一杯でもう入れないと断られてしまいました。もっと早くすればよかった!がっかりです。そこで食事をして、備北丘陵にコスモスを見に行こうとしてたのですが取り消しです。一日、のんびり片づけでもしながら過ごします。

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