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「チョゴリを着た被爆者」

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 9月13日(金)に行われる一人芝居「チョゴリを来た被爆者」のご案内です。18時会場、18時30分開演です。演じるのは新屋英子さん。

 日本に強制徴用された夫を追って、山口県宇部市の炭鉱にやって来たが、そのあまりにも過酷な労働に逃げ出した広島で被爆してしまった実在の女性のストーリーです。

「何もたいした事して欲しくないです。ただ、人間として扱ってもらいたい。それだけです。」

「そう淡々と語るオモニの姿に、観客の心は激しく揺さぶられる」と演劇雑誌テアトロで、安土政夫氏は評論しています。

 この一人芝居は、お父様が広島の被爆者である駐広島韓国総領事館の辛亨根総領事が発案され、韓国の原爆被爆者を救援する市民の会と広島県日韓親善協会が賛同して主催されます。

 これに協賛した企業の協力もあって公演は無料です。

 今、日韓の政治関係は冷え込んだ状況にあります。政治が冷え込んでいても、人と人との関係まで、冷え込んではいません。朝鮮人被爆者の問題はいまだに未解決です。あらためて歴史を直視し、考える良い機会になればと思います。多くの方に見ていただけますように。私も、診療が終わり次第、駆けつけるつもりです。

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 先日、「8.6.ヒロシマ平和の夕べ」の打ち上げをした中の棚の大邱に、お礼を言いがてら、お昼ご飯をたべに行きました。豆腐チゲランチ。ここはいつもおかずが豊富です。コーヒーも無料で700円。お肉やアサリも入ってとっても美味で満足でした。その日の晩御飯は、お盆に釜山に行った姉たちのおみやげのレトルトのサムケタン。アワビが入って、それはおいしい、これまでで一番美味なサムケタンでした。昼も夜も韓国料理の一日でした。

 ちなみに、釜山でも日本から来た姉たちに、人々はとっても親切だったと。食べて、遊んで、買って、大変に楽しく過ごしたと、うらやましいことでした。



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コメント

誠にお気の毒な話で,被爆者や戦争の被害者に国籍など関係ないということを改めて実感させられました。

投稿: もみじ日記 | 2013年9月 5日 (木) 17時59分

もみじ日記様
想なのです。でも、被爆者手帳など、戦後の手当については、国籍で差があるのが事実なのですね。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2013年9月 8日 (日) 11時01分

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