被爆ピアノは「ミサコのピアノ」です。
「8.6ヒロシマ平和の夕べ」での「被爆ピアノ」の演奏について。今回演奏される被爆ピアノは「ミサコの被爆ピアノ」です。
松谷みよこさんが、この被爆ピアノについて絵本を出されています。
1945年8月6日、広島市千田町、爆心地から1.8キロの地点で被爆しました。無数のガラスが突き刺さりましたが、それでもピアノは生きていました。戦後、このピアノの持ち主、ミサコさんが親戚の子にせがまれてピアノを弾き、みんなで歌をうたっていると、石が投げ込まれたと、絵本にあります。
ヤマハ製アップライトピアノ
製造番号 18209
製造年 1932(昭和7)年
高さ 約120センチメートル
重量 約220キログラム
特徴 象牙鍵盤 良質な木材 85鍵(現在のピアノは88鍵)
手作り
なお、この時期は、被爆ピアノも矢川さんも大忙しです。先日の川岸の親水テラスでのコンサートで萩原麻未さんが引いたピアノは、かずこのピアノでした。当日、このミサコのピアノは、私たちの会で弾かれた後、すぐにマツダスタジアムに行きます。
また、当日は、全盲のピアニスト、三浦裕美さんに弾いて戴きます。
曲目は、アラベスク第1番(ドビッシー作曲)
いつでも何度でも(ジブリアニメ『千と千尋の神隠し』主題歌)
長崎の鐘(古関裕而作曲)
花は咲く(東日本だ震災復興支援ソング)
ひろしま平和の歌(山本秀作曲)
ヒロシマ・ナガサキ・福島をつなぐ曲としてこれらの演奏をお願いしました。
また、当日、昨年と同じように紀伊国屋のご協力で、このミサコのピアノの絵本や米澤鐵志さんの「ぼくは満員電車で原爆を浴びた」、またはだしのゲンの中沢啓治さんの「わたしの遺書」など販売を行います。
皆様、どうぞ、一緒に楽しみ、怒り、考える会にしましょう!
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