枚岡中学で吉野源三郎の言葉
昨日の枚岡中学は結構遠くて、梅田に泊っていましたが、それでも乗換乗換しなければなりません。行きは、通勤ラッシュで、久々にギューギューの電車を体験しました。荷物を持ってだから、疲れました。
帰りも、暑さの中、新幹線にたどり着くと、ホッとしました。講演も夏の体育館は、暑さとの戦いで、本当につらいものです。汗まみれになりました。
夕方歯科に行くのに、シャワーを浴びてと思いましたが、約束の5時には間に合わなくって。汗をかいたまま、そして歯科について、椅子に座って、歯磨きをさせてもらうという、ギリギリのスケジュールになってしまいました。
枚岡中学には、何度も行っています。その玄関に近い廊下にかけてあるこの木彫りの詩が、前からいいなあと思っていました。今回、それをまたじっくり読ませて戴いて、写真も撮りました。
1990年三月卒業生一同となっていますが、製作者の名前が特に書いてありません。近づいてじっと見て、納得しました。おそらく、卒業生の一人ひとりが一字を受け持って掘ったのでしょう。それをはめ込んで、一つの詩の置物に作ったものと思います。一字一字ていねいに掘ってあります。
詩は、吉野源三郎作。あの「君たちはどう生きるか」の著者です。
『たれもかれもが
力いっぱいに
のびのびと
生きてゆける世の中
たれもかれも
生まれ来てよかったと
思えるような世の中
じぶんを
大切にすることが
同時に ひとを
大切にすることになる
世の中
そういう世の中を
来させる仕事が
きみたちの行くてに
まっている
大きな 大きな仕事
生きがいのある仕事
吉野源三郎
一九九〇年三月
卒業生一同』
ああ、今立候補している政治家たちに、この言葉を届けたいと思いました。
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コメント
先ほど色々教えていただきありがとうございます。高校のときの国語の時間での課題図書の本が先生が昭和五十年代に出版された装丁での内容でしたので、そのときはそれでもかなりびっくりした内容ですが、私も色々あり、性的、職業的なこともふくめてなかなりきついこともありましたがいまは幸せです。ロリエのブログをみるかぎりでは参考になるかも中立的なたちばかもとおもいメールしてしまいました。私の高校はたしか今も昭和五十年代の装丁のものがおいてあるようでした。東京都の保健相談でもあまり詳しくおしえていただけず苦心してしまいました。また主人の男性の友だちから、精神的嫌がらせをうけ、妊活をスムーズにおくれてなくかなりきついです。不妊治療のための休みをとるときに主人としりあったのは労組ですが、その労組の男性の知人にこれからきつくなるから休みをとりたいから生理休暇の申し立てをしたら精神的嫌がらせをふくむ暴言がありなやんでます、シングルの親子の権利がなくなるからその休暇申請はうけたくないなど、不妊治療は組合のじゃまといわれてしかたなく数日前組合やめました。仕事もちがうとこにゆきました。色々いわれましたが女性としてみられてないときずきびっくりしました。だから女性の心と痛みがわかるお医者さんにどんなとこがポイントになるかきいてみたかったので連絡してすみません。立場がちがうとわかってますが嫌がらせがめちゃくちゃでした。
投稿: 愛ちゃん | 2013年7月19日 (金) 17時27分
お疲れ様でした。
以前東京にいたときは,私も通勤ラッシュで疲弊していましたが,今は余計な体力・精神力を消耗せず仕事に集中できます。
最後の詩
投票する側の私もかみしめなければいけないなと思いました。
投稿: もみじ日記 | 2013年7月19日 (金) 21時30分
河野先生は十代の問題や感染症などの問題に取り組んでるのはある程度しってはいたのですが、三十代・四十代で妊活に取り組んでる既婚女性からみても確かに保健体育の授業はいい加減すぎて実態としてタイミング法 からはじめましょうとドクターからいわれてもグラフの書き方や読み方等を習う機会すらなかったなやっぱり自分たちが無知だからこそ不妊外来にきてるのだ、性教育大事ですよ。本当に毎回自分たちの無知さに唖然としますが、文部省のカリキュラムや保健体育教員の指導はプリントと教科書暗記のみで成人して危機に達したら無知さが露呈なんて問題ではとかんじます。実学が抜けてる、生き抜くためにはなにが必要かとか自分たちの未来をつくるには大人の適切な助言すらきりすてた傲慢な若さをさとす保健体育じゃないなと感じました。本当に性教育大事です、女の子は特に自分たちの体にもっと感心もつべきだし、学生時代は贅沢三昧の消費やブランドあさりなどは一切やめて自分たちは自分の将来をどうするかをきちんと考えて医学をふくめた助言がえられる時期だと痛感してます、不妊外来にきて自分の健康管理やライフサイクルに問題があったことにきずくのはおそいからやっぱり、若い十代や二十代のうちよく勉強し考えておかないときついと考えたら河野先生はずっと性教育大事だといわれてえらいと思ってます。応援してます。十代の問題が間接的に三十代や四十代の不妊外来の受診ににつながってるのかもしれないとも感じます。お仕事頑張って下さい。
投稿: 愛ちゃん | 2013年7月19日 (金) 22時30分
性教育大事だとおもいながら、私も色々あり再婚後、妊活をやりながらきずいたのは、若い十代二十代の妊娠や中絶や性暴力やピルや緊急避妊薬の問題から再度既婚したら不妊につながる子宮内膜しょうや腺筋炎などの重要な疾患などを詳しく学校教育では教えてないし、ましてや基礎体温の正確な計測やグラフの見方、読み方、書き方すら教わってないのはやっぱり不味いからこそ、若年妊娠や中絶や性暴力、不妊外来受診の長期化などがあり、やっぱり河野美代子先生みたいな方がいてくれた方がよいかとおもいながらも自らの痛いおもいをしなければならない無知さに反省してますが、やっぱりどれも悲しい話だし無知さがありやっぱり学べるとき女性がしっかり学びをうけないと日本がおかしくなるのではと感じます。本当に頑張って治療をうけてますが、保健体育の授業のあり方や実態は疑問です。プリントと暗記のみの保健体育は終わりにすべき。応援してます。
投稿: 愛ちゃん | 2013年7月20日 (土) 11時24分