お好み焼きようき屋本舗佐渡さん・東北支援
参議院選挙、予想通りの結果ですね。これが国民の選択なのだから、仕方がないことです。これからも、自分の分野でコツコツ活動を続けることしかありません。私としては、沖縄の糸数さん、東京の山本太郎さんが受かったことを素直に喜びたいと思います。
さて、矢川さんの工房を見て感動した後、私たちはお好み焼きを食べに行きました。
横川のようき屋です。画像は、ようき屋本舗のブログ ~戴きました。
その経営者、佐渡さん。彼は、その昔、40年以上も前、私たちが広島大学の学生だった頃、S道高校の生徒でした。広島大学に出入りするうちに、何人もの高校生が退学の処分を受けました。その一人です。
その後広島県外で長い間生活し、そして広島に帰って来て、お好み焼き屋さんをしているという情報だけは知っていました。お店に行くのは初めてです。
そこには、昔と変わらない彼がいました。
お店は広く、次々とサラリーマン風の方が来ては食べて行きます。お店を一人で切り盛りする彼は大忙しです。
そして。彼は、7月17日から二ヵ月間、お店を閉めます。そして、東北に行き、そこで東北の子どもたちにお好み焼きを焼いて食べてもらいます。彼は、震災以来、このボランティアをずっと続けています。今回が四回目だと。軽の車に200キロもの鉄板など、すべての道具を積み、一人で東北を回ります。
お店には、募金箱がおかれ、そのお金で回ります。
彼のブログには、今もう東北に行き、そこで活動をしている様子が書かれています。これからの彼のスケジュールも書かれていますが、夏の暑い時、本当に大変でしょう。
一人で生活し、一人でお店をし、そして一人で東北に行き続けている。
すごいことだと感動しました。
東北に行くためにお店を閉める直前に行くことができて、そして彼の作るお好み焼きを食べ、話をすることができて、とてもうれしかったです。
そもそも、彼のお店に行こうとなったのは、みんなで大学にチラシを配りに行った時に、ある教授を尋ねて行ったのだと。S道で佐渡さんと一緒に活動していた当時の高校生が、今大学の教授となっていて、そしてその大学で学生たちと共にそれなりの活動をしていたのです。
教授を尋ねて行って色々と話をして、そして、その教授と共に頑張った高校生が、今、お好み焼き屋をやって東北支援を一人で頑張っている、行って見よう!!となったのです。
時を経て、それぞれがそれぞれの道を歩んでいる。そして、過去、若い時の活動が、今もそれぞれの中に生き続けている、人生ってすごいなあ、と。改めてそんな感動を覚えました。
皆様、ぜひ彼のブログをのぞいてみて下さいね。
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ぜひ覗いてみて下さい。
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コメント
ようき屋本舗さんのブログを拝見し,コメントを入れさせていただきました。
なかなかできない地道な活動をされている方には本当に頭が下がる思いです。
投稿: もみじ日記 | 2013年7月22日 (月) 11時33分
選挙結果に関して同感です。あの二方の当選にはほっとしました。
予想通りとはいえ、これで良いんでしょうかね。本当に、皆さんいいんですか?って何度も言いたくなります。歯軋りする元気もありませんがゴマメとしては憂いばかりです。
投稿: 名なし | 2013年7月22日 (月) 13時07分
もみじ日記さま
ありがとうございます。佐渡さんも力づけられたことと思います。後は、金銭的にも何とか支援したいと思います・・・。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2013年7月27日 (土) 08時16分
名なしさま
ほんとうに、この「国民の選択」。巧妙に仕組まれた宣伝により、国民が行動していていると思います。負けっぱなしですね。でも、また希望を失わないで、声をあげようと思います。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2013年7月27日 (土) 08時17分