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もう一度全国と福島の放射線濃度について。

 昨日の放射線濃度。全国の濃度の一部しか出せませんでしたので、記事本文と比較して少し分かりにくかったかと思います。今日、2013年、7月10日、午前6時30分の全国全ての都道府県別一覧を出しますね。三つのグラフになります。それぞれをクリックしていただくと、大きくなって見易くなります。

20137101 20137102 20137103 昨日も言ったのですが、グラフの上限は0.1μシーベルトに設定されています。だから、高い所では、その下に書いてある数字を見ないと、実際の濃度はわかりません。そして、4番目のグラフは、福島県の昨日出すことができなかった地域の今日の濃度です。

2013710 中川恵一氏は、この濃度の一覧を出して、山口は高いです。西日本に逃げた人はむしろ濃度が高い所に逃げているのです、と言いました。

 でも、高いと言っても、0.1μシーベルトにもなっていません。福島の高さと比べると、もうとっても低いのですね。

 昨日出した大きな福島のグラフに、山口の濃度を持ってくると、縦の一メモリは2μシーベルトに設定されていますので、0.1というのは、ほとんど0を這うくらいになるのです。

この高い放射線濃度の中で、いまも子どもたちが暮らしているのです。そして、彼らは、低線量の放射線濃度が、体に与える影響はない、ない、としきりに言っていますが。例えば、飛行機に乗ると、高い放射線濃度にさらされるなどと。そして、そんな物よりもストレスが与える影響の方が深刻なのだと。でも、低線量放射線濃度にずっとずっとさらされ続けるとその影響はどうなのかは、まだ分かっていません。「わからない」というのが正しいのであって、「ない」と言い切ることはできません。もっと時が経ってみないと。

 でも、放射線には、できるだけ晒されない方がいいというのだけは分かっているのですね。

もう一度、怒りにまかせて中川恵一氏の言ったことを書きますね。

「飯館村は、いい村だったのです。そこから強制的に避難させられた人たちは、何にもすることがないものだから、酒は飲む、たばこは吸う、パチンコに行く。だから、ストレスで健康を損ねるんです。チェルノブイリで強制避難させられた人はみんなストレスで早死にします。でも、避難命令を無視して、故郷に戻った人は、みんな長生きしているのです」

 チェルノブイリで、命令を無視して暮らしている人がいるとは知りませんでした。中川氏は全くそれらのデータは出していません。データもないままに、まるで飯館村の人たちも、あの高濃度の村に早く帰してあげるべきだと言っていました。私のような年寄りはまだいいのです。でも、子どもはいけません。子どもを高濃度の放射線の環境においてはいけません。

 福島の子どもたちについての国連の勧告を書きたいのですが、膨大なので、どうまとめればいいのか、苦しんでいます。

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コメント

お久しぶりです。
名古屋で講演を聞かせていただいた、高坂朝人です。

貴重なデータを教えてくださり有難うございます。

今週の日曜日に、セカンドチャンス!広島交流会をおこないます。
場所は、中区中央公民館。
時間は、16時~20時です。

ご予定良ければ、ご参加いただきたいです。
宜しくお願い致します。

投稿: 高坂朝人 | 2013年7月10日 (水) 17時30分

お疲れ様です。
世の中正解がない問題が多くあります。
これもその1つかなと思いました。
しょうもないコメントで申し訳ありません

投稿: もみじ日記 | 2013年7月11日 (木) 02時12分

高坂朝人様
こちらこそ、ご無沙汰しています。コメントうれしいです。広島での交流会、ああ、残念。ぜひ行きたいのですが。その日は大分にいます。帰るのは、深夜になりそうで。ごめんなさい。でも、いつかきっと行きたいし、お会いしたいので、またご連絡下さいね。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2013年7月11日 (木) 08時55分

もみじ日記様
いつもありがとうございます。でも、はっきりしていることは、子どもはできるだけ放射線を浴びないこと。これだけははっきりしています。彼らは、福島の子どもたちの甲状腺にしこりがあっても、これらは良性で心配ないと言いました。それなのに、もう、今は27人にがんができていて、付き月と手術を受けています。それを予想して、危ないと言い続けた人たちも沢山いるのに・・・。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2013年7月11日 (木) 08時58分

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