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全柔連・大臣。

 私は女性だから。それももう昔の話ではあるけれど、「女だから」というのが当たり前の中で育って来ました。その後、産婦人科医という職を得てその道まっしぐら。

 だからでしょうが、女性の置かれている立場についてとても敏感になっています。

 「全柔連」のニュースを聞き、はじめっから、とっても強い違和感を持っていました。

 選手の 女性たちがまさに命がけで告発したと。指導者の暴力、オリンピック代表をテレビカメラの前に選手を並べて発表したこと。女子選手の人権無視もはなはだしいと思います。

 でも、なによりも私が違和感を持ったのは、テレビに映る役員たちの姿でした。役員にまったく女性がいません。すべて男性たちです。ここまで見事に男ばかりの役員の姿は醜いと思いました。

 全柔連には26人の理事がいます。そのすべてが男性なのですね。しかも、IOCは2000年に2005年までに各種スポーツ団体の役員の女性の比率を20%にするように通達を出しています。

 それを無視して来たと言うことなのでしょう。

 と言っても、ほかのスポーツ団体や、政治の世界だって、ほんの少し女性を入れて、それで言い訳ができているような姿にも違和感を覚えます。

 今、大臣に何人の女性がいるか御存じですか?
2人いるのですね。でも、何をしているのか、まったくその姿は見えてきません。

 一人は森雅子さん。「女性活力・子育て支援担当 内閣府特命担当大臣(消費及び食品安全)(少子化対策)(男女共同参画)」

 もう一人は超タカ派の稲田朋美さん。「行政改革担当 公務員制度改革担当 クールジャパン戦略担当 再チャレンジ担当 内閣府特命担当大臣(規制改革)」

 ね、本当に何をやっているのかさっぱり見えません。そもそも、女性としての意識をしっかり持っていない女性は、女性差別者の男性よりもたちが悪くなったりできるものなのですね。(それは、産婦人科医だってそうなのてすが。)
 それどころか、彼女たちは、男女共同参画会議のメンバーにあの女性差別者の高橋史郎氏を任命したりするような、そんなことをやっています。これについては、先日、報道されました、東京新聞から。ここに その記事のウェブ版が出ています。もちろん、これらは総理大臣の意図を受けてやっているのでしょうが。それに異を唱えることもないような、そんな彼女たちだと言えるのでしょう。

「 男女共同参画社会の実現を目指す「mネット・民法改正情報ネットワーク」など十一女性団体と弁護士・有識者ら三十三人は二十七日、南野(のおの)知恵子元法相と共に、政府が男女共同参画会議議員に高橋史朗明星大教授を起用したことに対する抗議文を会議議長の菅義偉官房長官に提出した。」

 これから、柔道界にも女性理事が任命されたりするのでしょうが、一人二人、それもこれまでの指導者の言いなりになるような人を入れただけでお茶をにごすようなことをするのではないか、と、危惧します。

 まだまだ日本は後進国ですね。ハアッ←これはため息です。

Dscn4189_1280x960 福島から広島に来ている母子の一人。懇親会の場で、あんまりかわいかったので、撮らせてもらいました。

 この子たちの将来に幸あれ!!
と思って仕事も活動もしているつもりなのですが・・・。




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コメント

バスケットボールはたしか、女性を監督にしましたね。外国の五輪女子チームは女性が監督なのに、いままで男性ばかりで、違和感ありまくりでした。
抜本的改革は、競技人口に応じて女性を割り当てるなどしないと難しい。
ちなみにわたしの党は男女半々で候補者も役員も選びます。

投稿: さとうしゅういち | 2013年3月30日 (土) 12時40分

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