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福島の子どもの甲状腺がんについての記者会見。

  昨日、週末に行く福島の女性たちへの資料を作るために資料を調べていました。

 私が学生時代に悩んだ同じことを彼女たちが悩んでいました。昨年の夏に広島を尋ねてきた彼女たちとお話しして感じたのですが、今度は福島に私が行って、彼女たちとお話しします。

 そして、資料を調べていて、慄然としました。

 先日、発表された福島の子どもの甲状腺がんが新たに三人出て、すでに手術を終えたと。まだあと七人疑いがあるということ。

 その報道に接していたのですが、分からないことがいろいろとありました。でも、ここにその記者会見を丸ごとアップしてくださっていました。それを見ました。この中で、大変なことを言われています。その記者会見の模様をアップさせていただきます。時間がかか理ますが、ぜひ見て戴きたいです。特に、終わりのころを。

 疑いの七人は細胞診で悪性と出ていると。でも、手術をしなければ確定はしないと。それはそうかもしれないけれど。乳がんや皮膚がんなどで細胞診で陽性が出れば、これは悪性ということですね。

 それより愕然としたのは、「チェルノブイリでは子どもの甲状腺がんは四年後から増えているので、今のがんはもともとあったものなのかもしれない」と言われていることです。以前の記者会見では、子どもの甲状腺がんはふつう百万人に一人と言われているので、と言っています。

 そして、同時に言っているのは、「チェルノブイリでは今より超音波の機械が精度が悪かった。今のほうが制度が高い機械を使っているので、それで見つかったということかもしれない」と山下氏は言われています。

 それなら、そのチェルノブイリでは精度の悪い機械だったから、四年後から増えたのではありませんか。四年後からという彼らの言い逃れの根拠も崩れることになるのではないでしょうか。

 もう、今、ドクターたち、科学者たちは言い逃れとか言い訳とかしないで、事実を事実のままに発表することだと思います。それをどう考えるかは、それぞれが考えることです。事実が隠ぺいされたり、ゆがめられたりすることの方が差別を助長するのです。決して個人の特定とか、そんな問題ではなく、これからも子どもの甲状腺がんは増えるかもしれないし、家の子はどうなるのかということを何より福島県民の方たちが心配していることです。

 もう3人もの甲状腺がんが、そして7人もの疑いが出ているということです。これまで、心配ないとばかり言い続けてきた彼らへの信頼は崩れて行っているとそう思わないのでしょうか。彼ら自身が愕然としていないのか、それが不思議なのです。

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コメント

「もともとあったものかもしれない」って・・・。
そんなことを
一体誰が信じると思っているのでしょうか。
国民をなめるのもいい加減にしてもらいたいものです。
多くの人が,そのうさんくささを見抜き,
騙されまいと
正しい情報を得ようとがんばっているのを
彼らだって知っているはず。
それでもなおそんなでたらめを繰り返すことで
何を守ろうとしているのでしょうか。

本当に守らなければならないもの,
守られなければならないものは
「いのち」だと思います。

投稿: Hoch | 2013年2月22日 (金) 22時51分

科学や技術は、人のために役立つ事で、経済は発展すると思います。
人を傷つけて設けるのは、それは凶器ですね。
甲状腺の発生率が通常より高くなっていることは、放射能の影響が考えるのが普通であり、チェルノブイリのデーターからも証明されるのではないでしょうか。
少しでも可能性があるのであれば、否定ができないのであれば、直ぐに対策をすべきです。それが普通の政治です。
子供達が今後たくさん甲状腺がんになる可能性があるのですから。
福島の子供達は、放射能の影響調査をするモルモットではありません。
4年後にたくさんの子供が甲状腺がんになったから、放射能の影響が証明されたでは、いけないのです。
チェルノブイリのデーターが、確認できたではダメなのです。
発生率が通常より高くなったことだけで十分です。
子供達の体は、命は、学者の論文のためのデータではありません。
「ただちに健康に影響がない」と大バカがいいましたが。
その大バカの言葉の「ただち」と「ない」が、いままさに消えたのです。
大バカでもわかる、「健康に影響がでている」という結果が証明されたのです。
それが理解できない、教授って、大バカ以上の何なんでしょうか。
彼らは、福島の健康調査をしている、現代の731部隊ですね。


投稿: やんじ | 2013年2月23日 (土) 08時13分

Hochさま
そうなのです。一番守らなければならないものは命。それも、子どもの命なのですね。大丈夫だ、大丈夫だと言われ続けて、でも、わが子が癌になったとわかった人たちはどんなだろうかと思います。大丈夫だといった、その人たちがその前には子どもの甲状腺がんは百万人に一人だなんて言っているのですよね。ひどい話です。まだまだちゃんとウォッチングし続けなければなりません。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2013年2月27日 (水) 08時20分

やんじさま
その彼らのよりどころは、県民に不安をあたえてはならないというのが、大命題なのだと。その結果、多くの子どもたちが癌になったと、先になって、もっともっと沢山の不安や怒りを与えることになったなら、もうどう責任を取るのでしょうか。ホンットに怒りを覚えます。いつもありがとうございます。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2013年2月27日 (水) 08時24分

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