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政治を見る②年金をもらうということ、その1

 私自身のことです。年金については、これまで散々と手続きに行って行って、何回社会保険事務所に行ったことでしょう。私が参議員選に立候補したころ、ちょうど「消えた年金」で大騒ぎでした。自分自身も確認した所、なんと、私の年金は三つに分裂していました。そのことが分かって以来、せっせと通いました。

 厚生年金と一緒になったはずの「農協病院」に勤めていた時代の年金が全く合算されていませんでしたし、大学病院時代、それも共済年金と厚生年金と両方にわたるのですが、それもバラバラでした。私が開業してしばらく、法人になるまでは、自分で手続きして国民年金に入ってちゃんとつないでいたつもりだったのに、途切れがありました。県病院の麻酔科に勤めていた時は、病院が全く年金の手続きをしてくれていなかったと県病院から報告がありました。そして、私が将来もらえる年金は初めは月11万円なんて状態でした。それをコツコツ証拠を集めて、何回も行って手続きした所、やっと月16万円戴けるだろうという所まできました。

 そして、昨年四月、65才になった時、年金がもらえる時が来たのですが、私は仕事をしていて収入があるので、もらえないとばかり思っていたのです。でも、昨年の秋、私が歯医者さんに行っていた時、そこの歯医者さんが年金をもらっていると聞きました。いくら収入があっても、減額されはするけれど、コアな部分はもらえるのだと知りました。

 それはそれは、で、また社会保険事務所に行きました。そして手続きをして、年金を支給してもらえることになったのです。五月までさかのぼって戴けると。

 ありがたいことです。もらえる金額はほぼ月6万円、年間72万円です。

 実は、私の給料は減りに減って、一時期の半額になっています。あまり貯金ができる状況ではなくなっているので、その年金は私の貴重な貯金になります。うれしいものです。

 でも、この頃盛んに言われている「若者何人で老人一人を支える時代」という言い方。それがとっても腹が立つのです。まるで、若い人が私たちを養ってやっているのだと言わんばかりの言い方に心から腹が立ちます。

 私はこれまで働きに働いてずっと年金を納めてきました。今も納め続けています。私たちの若いころは、年金は自分のために納めて置くものだと聞いていました。年を取ったときに、それを返してもらうのだと。それが年金の仕組みなのだと。

 それがいつから若い人たちが今の老人を支えるという言い方になったのでしょうか。

 そもそも、私は今もらっている年金を若者に払ってもらっているとは思いません。自分が収めた物です。それを長い間預かってもらっていただけだと思うのです。

 この項、長くなりますので、明日に続きます。

Dscn3755_1280x960_2 年末に別府に帰省する時、フェリーに乗る徳山港に人間魚雷「回天」がおいてありました。これまで全く気づきませんでした。夜なので暗い写真しか撮れていません。

 これに一人ずつ入って敵の船に体当たりするというのは、現物を見て、想像しただけで胸がつぶれそうになります。それも、中に入ると、外からカギを閉めるのだと。中からは自分では開けられないのだと。

 飛行機で敵に体当たりする特攻隊でも、この回天魚雷でも、自分の命を犠牲にして敵と戦うという、今、イスラムの世界で行われている自爆テロと同じことを、それを国がやらせていたということに改めて慄然とします。それが戦争というものなのだと。この事実をちゃんと考えたなら、誰も戦争なんてすべきではないと考えるものだと、そう思うのですが…。そう思わない人たちが、若い人たちの命を懸けた闘いを美化し、褒め称えています。そんな人たちが政治家になっているのだから。恐ろしい世の中にまた向かっています。



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コメント

本当に同感です。皆がしっかり政治を見つめていないととんでもない方向に・・・・。
 でも、福島の原発事故を受けての 初の総選挙があんな低投票率では 
この国の未来は心配です。
 きっと 教育の根本が間違っているのでしょうね~。
高校を卒業して 働いて年金も、税金も納めてるのに
選挙権がないなんて・・・。おかしいです。
こんな基本的な事も変えられない日本の政治は 一体誰のための政治なのでしょうか。

投稿: yuumin | 2013年1月 8日 (火) 03時58分

若者何人かで高齢者を、というのは、財務省が増税したいがための屁理屈ですね。
若者と高齢者を対立させ、いいことはありませんね。

投稿: さとうしゅういち | 2013年1月 8日 (火) 08時38分

先生の意見や思いには”同感”って共感できる部分もあるけど・・・
 ちょっと違うんじゃない?ってのもあります。
私が就職したとき、今、ちょうど70前になる先輩がたは「20年年金かけたらいいんだよ」って言われてた。私も自分の掛けたものを国が貯めてくれてるんだって思ってた。
 少しして・・ ニュースで年金問題がとりあげられるようになって、”あぁ私達40代は掛けたものを貰えない世代なんだ”って諦めるようになりました。
 
 でも、祖母達 年金掛けずにもらってた世代や
今、母たちが貰ってるから
私達 子世代が掛けてるものは 彼女たちの年金に回ってるんだって思うことで ちょっとは救われる気分です。

 そして 今 年金を貰う世代に 聞きたいのは

 若いもの責める前に
どうしてこんなことになったの? そうなってる過程では私達は子どもだったもの
 それを忘れないで欲しいって思います。

高齢者VS現役世代 って図式は 政治屋の思うつぼなのではないかしら?

投稿: はるめ | 2013年1月 8日 (火) 09時45分

徳山港においてある魚雷の件ですが、徳山港の実物を見ておりませんのではっきりは言えませんが、「回転魚雷」ではなく、「人間魚雷『回天』」ではないでしょうか。
徳山港から南西10キロに浮かぶ大津島が「人間魚雷『回天』の基地」だったところです。私は一度行ったことがあります。先生のおっしゃる「胸が潰れる」思いがするところです。
「回天記念館」や「人間魚雷「回天」発射訓練基地跡」があります。
「回転」と「回天」では意味が違ってくるので、小姑のように思われるかもしれませんがコメントさせてただきました。すみません。
それと、先生の写真がブログから消えて私も寂しいです。いつも写真をみて「おはようございます」と挨拶してよませてもらっていましたので。先生のお顔を知らない読者も多いと思いますので、是非、写真の復活を望みます。先生のお美しく優しいお顔の写真があるとぐっと親しみ度合いがアップすると思います。

投稿: 想 | 2013年1月 8日 (火) 10時48分

yuuminさま
ほんとうにその通りです。ただ、教育の現場では、ますます反対方向への教育が行われているので。かれらの戦略が着々と進んでいると思います。小さな声でも上げ続けなけれぱ。いつもありがとうございます。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2013年1月 9日 (水) 08時24分

さとうしゅういちさま
そうですね。かれらが言い出したことをそのままマスコミが流しているだけのことですね。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2013年1月 9日 (水) 08時25分

はるめさま
ご意見ありがとうございます。どうぞ、本日のブログも読んでくださいませ。雇用されている人は、働く限り年金を納め続けます。20年払うと、やっと受給資格ができるのですが、それだとほんの少額です。それから、私は若い人をせめているのではありません。その様な考え方を広めようとするお役人の問題を言うっているのですね。自分たちの立場だけはしっかり確保して、そのような対立をもくろむお役人っていったいなんなのでしょう。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2013年1月 9日 (水) 08時30分

想さま
ご指摘ありがとうございました。恥ずかしい。さっそく直させていただきました。ごめんなさい、年始の診療開始が超忙しくて、バタバタしてコメントのアップも、お返事も遅くなってしまいました。写真、もう過去のなので、恥ずかしいです。また、何かあったときの写真を随時だしますので、ご勘弁を!!いつもありがとうございます。こうのみよこ

投稿: こうのみよこ | 2013年1月 9日 (水) 08時32分

お忙しいところ、コメントを読んでいただきありがとうございました。
先生の「実行力」は凄いですね、ただただ感心、感動しています。
先生のブログを読みはじめて、先生の万分の一でもよいから、自分のできることで「実行力」を身につけていきたいものだと思うようになりました。ありがとうございます。

投稿: 想 | 2013年1月 9日 (水) 20時37分

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