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講演の往復に読んだ本。

 一昨日は福井で講演でした。寒いかも、と覚悟はしていったのだけれど、半端なく寒くて。講演の最中、体育館の屋根が何回かババババッと音がしました。ひどい雨かと思ったら、雨ではあんな音はしない、と。あれは雹(ひょう)です、と。その前日は、雹と雷で、女性が一人雷に打たれて亡くなりました、なんて聞きました。帰りの電車のホームで一人、その寒かったこと。

 これは、越前市の男女共同参画の企画の中学生への講演なのですが、その共同参画の方がカイロを下さって、それを背中に張り付けて、それで助かりました。これから本格的な冬に向けて、まだまだ厳しくなるので、覚悟しなくては。中学生に話ができる、本当にありがたいことです。寒さで写真を撮り忘れでごめんなさい。でも、講演の後、男性と女性の二人の生徒が感想を言ってくれて、うれしかったです。

 その行き帰りは、ずっと本を呼んでいました。

 もう「のだめカンタービレ」は全25冊、全部読んでしまったので、次をたくさん用意して行って。

読んだ本です。

Dscn3364_1280x960 まず、遅ればせながら。私は若い人の本はごめんだと思っていたのですが。もっと人生いろいろと潜り抜けた人の重い文章のほうが・・・。何て思っていたのですが。日頃、仕事で若い人たちに接していて、分からないことが多く出てきました。というか、今の教育に対してとっても不満があります。(これがこれからもっと反対に行くのでしょうが)

面白かったけれど。やっぱり軽くて。ただ、若い人の孤独はひしひしと伝わりました。もうちょっと彼女の本を読んでみようかな、なんて思いました。

Dscn3356_1280x960 Dscn3357_1280x960 それから、この二冊。「福島原発の闇―原発下請け労働者の現実」。堀江邦夫さん。彼の「原発ジプシー」を読んでもう何年になるでしょう。その彼が原発ジプシーの前に書いたののリメイクです。

 彼が文章を書き、水木しげるさんが絵をかいています。

 圧倒されました。原発の労働者は、こんな状況で働かされているということが、改めて。それも、その福島原発での仕事です。東電の社員なんかではない。下請けのまたその下請けの、さらに下請けの、本当に危険で苦しい、一番現場にいる人の記録です。

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「1979年四月、一人の青年が死んだ。Nさん、32才。東京電力福島第一原子力発電所の正門近くの雑木林(東電所有地)のなかで死体となって発見される。」こんな文章で始まります。

 同時に持って行った「原発大論争」。あまりに重くて、飛び飛びにしか読めなかったこの本の、堀江邦夫さんが書いているところをまた読みました。ひどい・・・。 こんな人たちを踏み台にして原発が稼働しているということをみんな知らなければ。原発が来ると雇用が発生するからという人がいますが・・・。

Dscn3359_1280x960もう一冊、「なのはな」は漫画です。こんな風に、かわいい絵で、原発を漫画にしています。静かに、でもインパクトがあります。劇画で、原発について、放射能やウランやプルトニウムについて  語ります。

 多くの子どもたちに読んでもらいたいですね。

 片道4時間。往復8時間。列車の中のたっぷりの時間、一人、何してもいい時間。貴重です。これからも有効に使いたいです・・・。

 今日、診療が済んで、夜になりますが、ひまちゃんの家に行きます。どなたか、ご一緒しませんか。 


「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。

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