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ブログを続けるということ。

「本日、福井県坂井市の女性の方から、河野美代子先生のブログを見られて、協力できればとのことで、わざわざ宅配便で文房具を送ってきていただきました。
ご本人とまだ連絡が取れないので、お名前は「Nさん」とさせていただきます。
Nさん、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼を申し上げます。」

「昨日、河野美代子先生のブログを見てお問い合わせいただいた方から、それこそ大人一人で持ち上げられないほどの文房具をわざわざお送りいただきました。
埼玉県さいたま市のMさん、ならびに11名の友人知人の方々、本当にありがとうございます。この場を借りて、心よりお礼申し上げますとともに、私たちがやっていることの社会的意義と重要性を改めて認識しています。」

 これらの文章・お礼と共に、送られてきた文房具の写真がヒロシマフィリピン友好協会のH.P.に載っていました。H.P.はここにあります。

Photo そのH.P.に乗っている写真の一枚です。転載させていただきました。

 私はただ年会費を出しているだけの単なる一会員ですが、 今回のセブの子どもたちに文房具を、という呼びかけをブログに載せました。

 そしたら、事前にクリニックに持ってきて下さった方、YMCAのバザー当日、文房具を持って駆けつけて下さった方の中にも、ブログを見てという方たちがいらっしゃいました。

 そして、今度は福井や埼玉からも送られてきたと。本当にびっくりしています。そうなのですね。私は広島に住んでいるので、つい広島のことばかりに目を向けがちなのですが、ブログは、世界中飛び回っているのですね。

 そして、広島でするこのような活動に、わざわざ参加して下さいました。本当にありがたいことです。送料もかかったでしょうに。

 ただただ感謝です。ありがとうございます。心からお礼を申し上げます。

 ブログを続けるということの意味をかみしめています。これからも、時にはつまらないことを書くかもしれませんが、できる限り続けたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

 今日は診療後、一気に浜松に移動です。少ししんどいかな?

 
明日浜松の中学生にお話しします。遠方の私に声をかけて下さること、とてもありがたく、感謝しています。この講演をするきっかけになったこと、また明日お話ししますね。



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女子高校生の受験の応援のために。

 土曜日の性教協の学習会は花田さんの発表でした。「アイデアいっぱい性教育」の著書のある花田さんは、小学校、中学校の養護教諭を経て、今は進学校の高校の養護教諭です。おそらく、彼女の最後の勤務校になるであろう今の高校では、生徒の受験を応援することも課題です。

 今、県立高校では、
○トップリーダーハイスクール(5校)ー高い志を持った次代のトップリーダーの育成・輩出
○チャレンジハイスクール(15校)ー広島県における将来のリーダー
○ステップアップハイスクール(20校)―地域を支える人材
      (広島県教育委員会のホームページより)

こんな風に分かれているのですね。びっくりしました。

 そのトップリーダーハイスクールとして、何だかんだと言っても、国立大学に何人通すか、それも東大に何人通るかが大きな課題となっています。

 それについては、いろいろと意見もあるでしょうが。

 その中で、生徒を応援するために花田さんが取り組んでいること。

 まず、2011年度一年間に生徒が保健室に来たのは、のべ2100人。そのうちの114人(5.4%)が月経症状だったと。今年度は、9月までの1001人中98人(9.8%)と。彼女の素晴らしいとこは、その来室者に「利用カード」を記入してもらい、それからいろいろと統計を取っているところです。症状別、月別、曜日別、時間別など、どんな時の来院が多いか、グラフで一目でわかります。生徒たちは一人ひとり様々なストレスを抱えています。

 そんな受験校の中で、女性対象に「からだ学習」に取り組みます。まだ生徒全体の学習時間はもらえません。だから、補修として時間外に学習会を設定します。来る生徒は全体からみて少人数ですが、初年度よりも次年度は生徒が増えています。その取り組みをするにあたって、進路指導の先生はびっくりされたようですが。

 だって、受験生が、ベストな環境で受験をすることができるように月経の管理をするというのは、今や常識になっています。それを知らない教師が進路指導をしているということにこちらがびっくりです。

 先日、一人の女性が私のクリニックを受診しました。何年ぶりかに。カルテで以前の来院を見ると、受験に向けての月経の移動の相談でした。生理痛の強い彼女がベストな環境で受験をするために。そして、低用量ピルで彼女の月経をデザインしました。センター試験、国立の前期、後期、すべてきれいに外せるように。

 男性に比べて女性は痛みだけでなく、月経中のトイレの問題、月経前の黄体ホルモンによる体調不良(PMS)などいろいろとハンディがあります。

 その彼女は東大を受験すると言いました。何年も経って現れた彼女は、無事受験を突破し、司法試験も突破し、司法修習生として裁判所の修習のために広島に戻って来ていたのです。そして、私の所に再び来てくれました。

 良かったねえ。良く頑張ったねえ。私はとっても嬉しかったのです。

 群馬県の県立高校(ここは女子校と男子校に分かれています)そこの女子のトップの高校では秋に「受験生のためのピル講座」を開催し、受験生と保護者が受講します。そして秋から低用量ピルを内服し、受験をします。

 それから、別の岡山のドクターが生理を調節して受験した生徒が次々と報告に来てくれたと。東大に10人。京大に5人。阪大、早稲田、慶応・・・たくさんの合格者があったと発表し、本当にみんなしびれたこと。

 そんなことをここに もう以前のブログですが、記載しています。

 今、すでに私の所にも、何人も自分の受験のスケジュールを持って相談に来ています。できるだけ早い方がいいのです。早くからだと、ゆっくり無理のない様に移動させることができます。一人ひとり、それ用のカレンダーで、それぞれのデザインをします。それにより、単に受験の日に生理を外すというだけでなく、日頃の痛みもPMSも楽になります。

 そうそう、高校受験も大丈夫ですよ。

 体の学習をするということは、単に受験のためだけでなく、これからの長い人生を送っていく上で、どんなに力が付くことかと思います。困難な中で、それらの取り組みをしている花田さんに拍手です。

 さて、それらの学習会が終わった後、懇親会です。宴会係のY先生がセットしてくれたのが、はちみつ料理の店。「Honey&Hatchiハニーアンドハッチ」。飲み放題、食べ放題。食べ物も飲み物もおいしくて、暴飲暴食してしまいました。

Dscn3041_1280x960Dscn3040_1280x960 はちみつが料理にも飲み物にもふんだんに使われていて。つい、口当たりがいいものだから。そして、夜中に大変だったのです。

Dscn3044_1280x960Dscn3045_1280x960 彼が飲んでいるのは、大変興味のあった「みなぎる男のサワー」。マカとニンニクとすっぽんのサワー。みんな一口ずつ飲ませてもらったら、これもオロナミンCみたいでおいしかったです。散々飲んでで食べて、語り合って。一人2480円なんて信じられませんでした。本当に楽しく有意義な時間を過ごしました!!

 


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「拉致と決断」「宇宙飛行士受験奮戦記」

 ここの所、本ばかり読んでいます。最近読んだ本です。

Dscn3034_960x1280_2 Dscn3035_960x1280 蓮池さんの本は、発売二日後に近くのふたば書店に行ったら、もう売り切れだと。紀伊国屋で、一冊だけ残っていました。ラッキー!で購入です。

 拉致と決断。北朝鮮での生活と住民の姿が書かれています。国民は本当に大変。物もないし、自由に語ったり行動もできない、情報も自由に得ることができない、その姿が赤裸々に書かれています。これまで数々の本で知ってはいても、改めて大変だと痛感させられます。いま、この世界で、このように情報が遮断された国があり、国民が苦しんでいるということを、何とかしなければ、と思うのですが。

 他の拉致された人々が早く帰って来られるように。そのためには、どうすればいいのか、この本の中にたくさんのヒントが書かれていました。世代交代した今、最大のチャンスです。

 これまでのように強硬路線で行くのでは、ますます国を頑なにさせてしまうだけ。この国がもっと民社化され、自由化される中で、国交も開かれてくれば、と思わされました。しっかりと読み応えのある本でした。

 宇宙飛行士受験奮闘記。めっちゃ面白かったです。40才くらいまでという年齢制限のある宇宙飛行士に、39才のドクターが、一年発起して応募します。最終の8人まで残って、ぎりぎりの所でアウトだった方。この時に受かった三人は、山崎直子さんや古川さんなど、もうすでに宇宙に行っています。後ちょっとだったのに!!

 宇宙飛行士の試験ってどんなことをするのか、以前、向井さんのお連れ合いの本を読んで、これもとても面白かったのですが、今度のは、一年間にわたる試験が詳細に書かれています。

 身体の検査が厳重にあるのは当然ですが。隅々まで検査されます。そのために、彼は歯科で虫歯を直し、近視の視力をよくするためにブルーベリーを必死で食べるし、脂肪肝を改善するためにダイエットにも励みます。英語の試験のためにどんな勉強をしたかも。

 それに何より二次試験に受かって、三次に臨む時まで、職場に内緒で、それも釧路の病院勤務だったので、飛行機で行ったり来たり、大変だった様子が大まじめに、でも面白く書かれていました。

 それにしても。白紙のジグゾーパズルをしたり、LEGOでロボットを作ったり、手で試験管を持った絵を描かされたり(絵がひどく下手な彼がそのために付け焼刃の絵の特訓を受けて大成功)本当に様々な試験があるものです。

 最終の試験の一部は、ヒューストンで行われました。たくさんの宇宙飛行士に会ったり、パーティーに参加したり、これらが全部試験なのですね。それに、最高なのは、マスコミにばれないように、内緒でバラバラに、それも二つの飛行機に分かれてヒューストンに行く、その機内で上映された映画が、よりによって宇宙飛行士が宇宙のごみに当たって、あっという間に死んでしまう、そんな映画だったのですね。これには、大笑いしました。

 とにかく、楽しく気楽に読みました。これらと並行して、原発の本を読んでいます。そればかりだと、気分が沈んで憂鬱になって、なかなかはかどりません。

 昨日は、ノビーさんや銀蔵さん、「FURIFURIしっぽさん」などが出展しているシャレオ地下の古本祭りに行き、本を三冊買ってきました。まだまだ読まなければならない本がたっくさん待っています。

 実は、土曜日の夜中、お腹が痛くて気持ちが悪くて、久々にうんうん苦しみました。前の晩の性教協の懇親会で飲みすぎたのでしょう。久々に嘔吐しました。結果寝不足。お昼から友人のお母さまのお葬式に行く準備をしていたら、突然目が見えなくなって、片頭痛の発作が始まりました。こいつは寝不足や疲れの時に突然やってきます。痛みは即飲んだ鎮痛剤で何とか抑え込んだのですが、後々、首や肩や背中がゴリゴリに凝って固まってしまって苦しみました。昨日の日曜日は体調絶不調でした。気を付けなければ。


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私は赦していません。

 10月17日に書いた私のブログ、「田」という字の漢字の書き順なのだけれど、実際はその書き順を巡って小さな私と当時の担任の教師とのことを書いたものです。

 そのブログについて、ここに銀蔵さんが自身のブログ、「ドアを開けろ」に「赦すといふこと」として書かれています。

 それを読んで、ずっとずっと考えてきました。銀蔵さんは、幼いころ、ご自身が教師から靴で殴られるというひどいいじめを初めとして、とってもつらい幼少時代を送ってこられたこと、その壮絶な連載を読んで、私自身が被害にあったような、強烈な怒りを覚えたものです。

 その銀蔵さんが、もうその教師を赦そうと考えたと。

 銀蔵さんの思いを読んで以来、今日まで考えてきて、私は、自分はやっぱり私のその担任を許してはいないし、許す気持ちにもならないと、そう思うのです。

 小さな私が、胸一杯にふさがれて、人眼を逃れて陰で泣いていたこと。その姿を思い出すだけで、やっぱりまた涙が溢れそうになるのです。65才になった今でも。

 私は、その教師を今でも嫌いです。小学校一二年を担任してもらった後、早々に転勤なさったと思うのですが、以来一度も会っていないし、会いたいとも思いません。

 ただ言えることは、そのしんどさを抱えたことで「私は打たれ強くなった」ということです。これまで生きて来た事を目をつぶって思うと、しんどかったことが次々と連なります。あまりに苦しくて、お寺の門をたたいたこともありました。

 それでも、私がここまで生きてきたのは、「つらいこともじっと堪えていれば、そのうちその痛みは感じなくなる」というその処世術を身に着けたこと。その原点を小学校のうちに身につけたこと。それだけは教師に対して感謝していいのかもしれません。

 それでも、私はその教師を許そうとは思わないし、小さいころの心の痛みは、そうそう消える物ではありません。

 私は、今でも権力でもって弱い立場にいる人をいじめるのは嫌いです。医師という絶対的な力を持った者が病んだ人に対して、どこまでその痛みを共有することができるか、対等な立場で接することができるのか、それが私のテーマでもありました。そこに性教育に取り組んで来た原点もあります。

 幼かった中沢啓治さんが原爆でお父様や姉弟を亡くし、その後ひどくつらい生活を送ってこられた、その痛みが今も中沢さんの中に沸々と生き続けている、それを感じ取るし、一体どれだけけおつらかっただろうかと思うのですね。

 昨日、性教協の例会で、広島県の教育長がいじめについて緊急アピールをしたと、それを県内すべての生徒にくばったと知りました。ここにその緊急メッセージがあります。その一部。

「いじめられている人へ。

あなたは、決して一人ではありません。

つらい思いを一人で抱え込まないでください。

どんなことがあっても、自分の命を絶ってはいけません。

安心して先生やまわりの大人に相談して下さい。」

 それを読んで、またまた私はがっかりしてしまったのです。「安心して」。どうして安心してなんて言えるのでしょう。本当に安心して訴えることができるように、それをどう整えているのか、それを語ってあげないと。そもそも教師によるいじめはないのか、次々と明らかになる教師の不祥事や犯罪、それに対して、どう対処いるのか、それがないと、安心なんてできるはずがありません。

 あまりに表面的な上っ面だけを語った緊急アピール。情けなく思いました。

 銀蔵さん、ごめんなさい。せっかく銀蔵さんがそう考えてくれたのに、当の私は、こんな具合なのです。

 性教協での花田さんの発表については、またお話しします。またまた意欲的に取り組んでいて素晴らしいです。

フードフェスティバル、昨日お昼に小雨の中、自転車を飛ばして行きました。

Dscn3036_1280x960広島城会場での日韓親善協会のブース。李先生は、今日韓国語検定試験の試験監督がおありなのに、粉まみれになって一生懸命働いていらっしゃいました。

 私は、キムチチャーハンととっぼぎとチヂミを買って帰って、クリニックでお昼ご飯にしましたよ。しばらく韓国に行っていない私ですが、毎年の懐かしい味。堪能しました。今日も盛況でありますように。


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「女性の健康応援!講座」のご案内・中沢さんとの食事会

ごめんなさい。もっと早くご紹介しなければならなかったのに。遅くなってしまいました。

002_930x1280 「女性の健康応援!講座」が「ゆいぽーと」で行われています。ゆいぽーとは、鷹野橋商店街の入り口、旧広島市女性教育会館です。

  もう一回すんでいます。明日が二回目です。すみません。私は二週間後の日曜日です。

 女性たちが「からだ」を学んで活き活きとすごされますように。

 お申込み、お問い合わせはゆいぽーとへ。

TELは 082-248-3320です。

 昨日は、はだしのゲンの中沢さんご夫妻と食事会でした。

 中沢さんは、昨日病院で少し進行していると言われたと。食欲があまりないと言われました。

 でも昨日は、お話ししながら、ゆっくりと、たくさん食べられて良かったです。


Dscn3032_1280x960 お住まいのすぐ近くの並木通りのレストラン「じゅーるJOULE」で。若い人たちが次々と来ます。予約のない人は断られていました。人気のお店なのですね。

 中沢さんご夫妻は車いすで来られました。携帯で酸素を吸いながらです。

 お料理はお任せのコースで。
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Dscn3025_1280x960スープは野菜のポタージュ。優しいお味です。

前菜は鴨ののオレンジソース。お肉の間にオレンジの薄切りかはさまれていました。ほたてのカルパッチョ。うにのムースです。


Dscn3026_1280x960 Dscn3030_1280x960 薄いピザはアンチョビとベーコン、オリーブ、ミニトマト。

 メインのお魚は鯛。お肉はイベリコ豚。写真は省きます。

 もうお腹は一杯、どうも前菜のピザを食べすぎたみたい。でも、盛り合わせのデザートはやっぱり別腹でした。

 中沢さん、どうぞお元気で!またおいしい物を食べましょうとお約束をして帰りました。


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私も菊人形になりました!!

 昨日は、福井武生の中学で講演でした。列車の関係でDscn2950_1280x960 武生には少し早く着くので、菊人形展に連れて行ってもらいました。武生の菊人形展は、60年の伝統があります。何回も武生に来て、一度菊人形を見たいと思っていました。

 ものすごい規模の菊人形です。たくさんの子どもたちが遠足に来ています。この時期と子どもの日だけ遊園地として開かれるそうです。

 今年のテーマは平清盛。

Dscn2964_1280x960 Dscn2966_1280x960 室内には華やかな舞台が並びます。

 厳島神社もそっくりに再現されています。


Dscn2968_1280x960 Dscn2975_1280x960 最後には、今年東京のデパートで展示されたという和紙で作られた龍が。武生は和紙の産地でもあります。

 外には菊人形の動物園や大切に育てた沢山の菊の鉢の作品の展示も。

Dscn2976_1280x960 Dscn2980_1280x960 熊は満開になると白熊になるそう。二年がかりで作った「せんりん菊」は、一本の菊で作られています。

 一つの花が人の頭ほどあるような七本仕立ても全て一本の菊です。


Dscn2954_1280x960 Dscn2961_1280x960_1024x768 私、菊の盆栽って初めて見ました。

 まだまだ素敵な力作がたくさん並んでいました。

 あはは、私も菊人形になりましたよ。


Rscn3000 素敵な菊人形展、堪能しました。

 そこから急ぎ、会場の中学へ。

 今回は、3年生へ講演です。もうすぐ高校生になる生徒さんに、どうか賢くなってほしいとの思いを込めてお話ししました。

Dscn2997_1280x960時々生徒さんに質問をしながら、2時間びっしりの講演を終えると、ぐったりと疲れました。年なのかなあ。

 でも、生徒のみなさん、よく聴いて下さってありがとう。とても気持ちよく帰りましたよ。


Dscn3021_1280x960 行きのサンダーバードは反対側の座席だったので残念でしたが、帰りは夕暮れの琵琶湖を堪能しながら帰ることができました。

 海や河や湖って、どうしてこんなにホッとするのでしょうね。

 まだまだこの秋の講演は続きます。来週は浜松です。
 

 


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「i Pad3」とルーターが801円。

京都にいます。今日は福井の中学生に話しに行きます。昨夜のうちに京都まで着たら、今日福井まで行くのが楽です。

Dscn2940_1280x960 新幹線の中で食べたのは、これ。「びっくりたこめし」。駅弁もあきあしていますが、初めて食べたこれはおいしかったです。

 その前の日が寝不足だったからか、足もだるいし、疲れてしまって、昨夜は早く寝ました。




Dscn2819_1280x960ホテルに泊まる時には、こんな風に充電が忙しいです。パソコンを持って歩かなくてもいいように、すべてアイパッドでできればいいのですが、まだだめなのです。私の技術では、アイパッドでのブログは、写真が一つしか出せないのです。

 ブログだけでなく、講演のためのスライド作りもホテルですることが多く、パソコンを持ち歩くのは欠かせません。重いけど、仕方がありません。

 さて、21日の日曜日、ハードディスクを買うために、今デオデオからエディオンへ替わる準備中の本店に行きました。そしたら、びっくり。i Pad3、今私も使っている32GBのを「800円」と言っているのです。それは、wiMaxとAU両方に切り替えることができるポケットWifi・ルーターを2年契約するという制限付きですが。

 私がこのパソコンを買った時に内蔵されていたwiMaxはまだ使用範囲が狭くて、あちこち行った時に、インターネットが使えなくって参った!!ので、モバイルを変えたのですが、でも、その前のパソコンの時、AUは結構範囲が広くて、重宝していました。

 それで、ルーターはいくらなのですか?と聞くと、なんと1円だと。801円でI Padとルーターの両方買えるの?とびっくりです。ルーターは6本接続することができるのだと。私は、今ルーターはeモバイルなのですが、これは10本接続できます。でも、パソコンとi Padと無線式のプリンターと、その三つしか接続することはないのです。10本もいりません。6本もあれば十分です。800円かあ、いいなあ、と思ったけれど、もう私には用がないことです。

 そしたら、昨日、i Padミニが売り出されるとの報道です。そうか、もうi Pad3も型落ちになるのか、と納得です。世の中、どんどん変わるのですね。次々買い替えると、大変なことになります。私の携帯はまだスマートフォンではありません。壊れたら買い替えようと思いながら、そのままです。

001 ご案内です。明後日土曜日。性教協の例会です。久々に花田さんの登場です。今、花田さんは進学校の養護教諭。

 進学を目指す生徒たちへの擁護教諭としての取り組みが報告されます。

 全国セミナー以来の仲間たちに会えるのが楽しみです。


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「英語ではだしの元を読む」講座終了。

 昨日は、最後の「はだしのゲンを英語で読む」講座でした。初めて、この講座にはだしのゲンの作者、中沢啓治さん夫妻が来て下さいました。

Dscn2926_1280x960 一時この講座に加わって下さっていた県立大学のロンさんも、最後だからと駆けつけて下さり、みんないささか緊張し、気合いを入れて講座を行いました。

 最後の13ページ。ここには、中沢さんがおっしゃりたいことが凝縮して書かれています。

ゲンがリュウタに言ったこと。
「お前は原爆がどんなに悲惨で恐ろしい物かを証言できる。大切な証人なんじゃ。」「何があってもへこたれるな。生きろよ。」

 ゲンに絵を教えた画家の星雅が言ったこと。友達のむすびが死に、リュウタとカツコが東京に逃げて行き、一人残されて落ち込むゲンに、
「お前には若さという宝物がある。何にでも挑戦できる若さじゃ。」それを受けてゲンが「生きて生きて生き抜いてやる。」と、東京に出ていく決心をするところ。

 そして、最後にまた父親の言った麦が出てきます。

「ゲン、霜柱を押しのけて冷たい冬に芽をふいた麦はのう、何回も何回も踏まれる・・・。踏まれた麦はたくましい根を大地にはって霜や風雪に耐え大きくまっすぐに伸び・・やがてゆたかな穂をみのらせるんじゃ・・・お前も麦のようになれ」

 ゲンがヒロシマから出ていくところ、「さようなら広島の街、さようなら広島の山、さようなら広島の川、さようなら広島のみんな、さようならわしを育ててくれた広島の空よ、大地よ・・・。わしは自分の未来に挑戦するんじゃ。力いっぱいがんばるんじゃ。負けるもんか 負けてたまるか」

 ここではつい胸が詰まってしまいました。大好きな父もお姉ちゃんも弟も、そして母も、友達たちも、大切な恋人も、みんな死んでしまった広島です。

Dscn2929_1280x960 英語で読み、広島べんに訳して読み、すべて終了した時。中沢さんは、「いやー、元が英語をしゃべったねえ。これからもどんどん世界に出て行ってもらいたいねえ。」とおっしゃいました。

 そしてこれからの元、東京に出て行ったあとどうなるのか、自分が考えていた、その構想を話して下さいました。でも、中沢さんはそれを漫画にすることはできません。残念ですけど、「はだしの元」はここで終わりです。

 私たちは、柏先生を中心にして、なめるように、丁寧に丁寧に元を読んで来ました。小学生のゆりえちゃんも最後まで頑張りました。そして、昨日、終えた後に涙を浮かべたゆりえちゃんが言ったこと。

「戦争は絶対ダメ。原爆も絶対にダメ。それを世界に向かって訴えられるような大人になりたいです。」にびっくりして、拍手でした。

Rscn2936_1280x960 最後に記念撮影です。ロンさんが今日の授業の準備があるため、急いで帰られて残念。それから、またまだたくさんの人が受講しましたが忙しくてこれなかった人も。昨日の出席者だけでの撮影です。

 この講座を企画して下さった毎日文化センターの山口さん、大変な労力でこの講座の講師を務めて下さった柏先生、何よりこの「はだしの元」を書いて下さった中沢啓治さん、その中沢さんを支えてこられた奥様、みなさんに感謝します。

 「はだしの元」は来年連載開始40年になります。これからももっともっと元が世界に羽ばたいて行きますように。


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釜山李鐘均先生傘寿のお祝い。

昨日夜、日韓親善協会のある会が開かれました。それは、釜山韓日協会の 李鐘均(イ・ジョンギュン)会長の傘寿のお祝いで、山口県、島根県、広島県の日韓親善協会合同で行われました。会には、李会長と共に、ご令室の呉(ごめんなさい、漢字が難しくてフルネームが書けません)様も参加して下さいました。


 会場は、かき舟ひろしま。川風がちょうど涼しくて気持ちの良い会場です。


 李会長は、釜山のドクターです。2000年5月に就任以来、三県をはじめとして、ほかの姉妹提携先の北海道、福岡、長崎などの各地の大会やイベントに走り回り、一方で地元の釜山広域市で開かれる絵画・書道・囲碁などの交流会や親善訪問を積極的に受け入れて戴いています。

 2000年に釜山で広島車いすダンスくらぶの公演をした時にも、その公演の実現に本当に尽力して戴きました。

 
 40人ほどの人たちが参加し、和気あいあいと楽しく過ごしました。

 広島の日韓親善協会の前会長の金井さんがあいさつの中でおっしゃったのです。

「会長を長い間したけれど、はじめからの疑問があると。韓国の人と、日本人と、すぐに見分けられると。頭をみれば。韓国の人は、みんな黒々としているが、日本人は、白いか禿げているかだ。これは、一体なんなのだろうか」と。

 そういえば、李先生も80才でありながら、黒々としていますし、韓国人のどなたを見ても、そうなのですね。

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Rscn2923_1280x960 私、車いすダンスくらぶの公演について行った時、李先生が開催されている日韓にかかわる若い人たちの会に招待して戴きました。

 その時の漢方医の若い先生が、アンチエイジング、特に男性の髪がよみがえる診療をしていると話されたことがあります。私のあいさつの時、その話をしました。そしたら、そういう情報はもっと早くしてほしかったと、司会の浅井さんにいわれて、爆笑でした。

ここに その時のブログがあります。

 会では、尺八とお琴の演奏がお祝いに花をそえました。

Dscn2910_1280x960 東広島からいらっして下さった中川淳山さんと二男のお嫁さんの中川歌邦さんです。

 「六段の調べ」や「さくら」「春の海」など、それは素晴らしい演奏でした。


 日韓の関係がとても危うい事になっている今、このような民間の親善団体の果たす役割も大きいと改めて感じました。

 先生には、ますますお元気でご活躍をしていただきたいところですが、どうぞ、ご無理をなさいませんように。うんと長生きをしていただきたいと思います。でも、お世話になりっぱなしで申し訳ないことではあります・・・。

 


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「はだしのゲンを英語で読む」講座、最終回です。

 工場長さんと元安川さんの二人のコンビと、時々ゲストが書いている人気のブログ、「タウンNEWS広島 平和大通り」の2010年11月2日、「グランパ」さまが『ユニーク講座「はだしのゲンを英語で読む』という記事を書かれています。

 当時、このブログは、3分の2はグランパさんが書かれていました。中国放送の元記者佐々木典明さんです。佐々木さんは、2011年3月11日に肺がんで亡くなりました。

 その佐々木さんが書かれた「はだしのゲンを英語で読む」の記事はここに あります。佐々木典明さんをしのぶ会についてはここにあります。

 その佐々木さんの記事を読んで、すぐに毎日文化センターに講座の申し込みをして参加しました。もう沢山の人が講座を受けていました。

それからほぼ二年。毎週火曜日に講座に通い続けました。そして、ついに明日、最終回を迎えます。全10巻。読み続けました。

Dscn2868_1280x960 講師の通訳者・ガイド協会の柏博子先生は、お忙しいのに、毎回の講座には、プリントを何枚も作ってきて下さいました。

 それには、前回の講座の後にみんなが書いた感想文、その前回の講座で難しかった言い回しの文章と日本語訳、当日するところの難しい単語の英語と日本語、単なる単語だけでなく、漫画ならではのオノマトペ、「GLARE」「SPRASH!」「ギラッ」「ドボン」なども。それからはだしのゲンにたくさん出て来る当時の歌、最近では「煌めく星座(灰田勝彦)」の歌詞やその歌や歌手にまつわる事なども そして、その日の所に出て来る人の名前など等がたくさん書かれています。

 お仕事をなさりながら、毎回、これだけの資料を作られるのは、本当に大変だったことでしょう。

 講座では、その資料を勉強した後、いよいよ当日の配役が決まります。ゲンやお母さんやりゅうた、かつこ、むすびなど。そして漫画の自分の役のセリフを英語で読みます。一通り進んだ後は、こんどは日本語で訳しながら読みます。それも基本、漫画通りの広島弁で。

 私などは広島弁はどうってことないのですが、途中から見学に来た人の中には、「英語より広島ベンが難しかった」などと言う人もいました。

 私が参加した当時、小学校4年生だったゆりえちゃんは、もう6年生で、受験勉強が忙しく、講座ぎりぎりまで宿題をしています。でも、ちゃんと最後まで受講し続けました。最高齢の私との年齢差はいったいいくつなんだろう、なんて思いながら、孫のようなゆりえちゃんと一緒に受け続けました。

 ほかにもさまざまな職業の人が受講しました。

 いよいよ明日、最終回には、はだしのゲンの作者、中沢啓治さんご夫妻が来て下さいます。この講座を見て戴いた後、一緒に歌を歌ったり、質問したりで楽しく過ごすことになっています。

講座は終わりますが、これからも受講希望者が三人あれば、また一冊目から始まるそうです。明日、見学に来られませんか?

私は、これで火曜日の夜が楽になります。さあ、どうしましょう。でも、ちょっとさびしいかな?


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昨日。私の紙屋町事情。

 私のクリニックは紙屋町のビジネス街、繁華街にあります。お昼は誘惑が一杯。時間がない時は105円パンを買ってきてかじるくらいですが、時間がある時は、「今日はどこにいこうか」と事務長をしている姉と考えます。そんな昨日。

Dscn2884_1280x960シャレオ、地下街に降りてみると、軽快な音楽と、ものすごい人。何だろうと近づいて、人をかき分けてみると、ファッションショーです。小出ファッションビューティー専門学校の生徒さんたちの作品のショーでした。同校は、高校生ファッション甲子園で今年第三位の賞を受けています。これらの情報は先日の福知山淑徳高校に行った時に知りました。

ここに ファッション甲子園での受賞作品が載っています。

おそらく、作品を作った生徒さん自身がモデルとなってのショーなのでしょう。素敵!!

 やっぱり、一つの物を持って高校生活を送ることができるというのは、いいことと思います。

Dscn2885_1280x960 ひとしきり見た後にはここです。和カフェ。メニューは秋メニューに替わっていました。八丁味噌豚丼のミニセットです。850円。

 その隣に新しいお店がオープンしていましたよ。

 米粉のパンのお店です。22日が正式のオープンなのですが、19・20・21日の三日間がプレオープンで、半額だと。それはうれしい。で、早速。

Dscn2891_1280x960 Dscn2890_1280x960こんなに買いました。半分は、夜お会いする人へのお土産です。

 米粉のパン、少し高めですが、半額だと、これは安くってラッキーでしたよ。

 その後は、そごうの北海道展へ。ものすごい人。いつも○○展がある度に、思うのです。韓国のデパートやコンビニのように、お店に椅子と机を置いて、自由に食べられるようにしたらいいのに、と。そしたら、こんな張り紙です。

Dscn2886_1280x960 Dscn2888_1280x960 屋上で食事ができます。10階からエスカレーターで上がります。風が涼しくて、いい感じ。見晴しもよくって、のびのびします。

 今、そごうでは、屋上を緑化しているようです。少しずつお花も咲いています。

 これで、北海道展で買った物を食べることができます。良かった!! だって、お弁当を買ってすぐに食べたい人もいますもの。

 そして夜。診療後。ここに書いた 斉藤洋さんの展示会の最終日。いったん京都に帰っていた斉藤さんが広島に来ると。で、ずっと昔、エイズのメモリアルキルト展に一緒に取り組み、その後もHIVにかかわり続けている人たちと集まって食事会をしました。パークサイドホテルの一階のさかな市場で。私の好きなお店です。

Dscn2892_1280x960 斉藤さん、斉藤さんと一緒に京都で風工房をしているポコさん、高田昇先生ご夫妻、中国新聞の解説委員をしていた山内さん(今は広島大学病院の特命広報・調査担当です)、今も広島エイズダイアルの事務局長をしている三浦さん、そして私の7人です。

 斉藤さんとは、20年ぶりにお会いする人たちです。積る話が一杯。遅くまで話し込みました。

 斉藤さんたちは、それから京都に向かって立ちました。日帰りで疲れたことでしょう。無事到着されましたでしょうか。

 そんな紙屋町での一日でした。


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五段エビバーガー。「漢字」の続きですみません。

 あはは、また買いましたよ。今度はこれ。ロッテリアのエビバーガー、五段、500円。

Dscn2878_1280x960_2 Dscn2879_1280x960_2 右の様にして食べようとしたのですが、キャベツの上のタルタルが多めだったので、二段にして食べました。

 ロッテリアのエビバーガーはおいしいからねえと娘もいいましたが、たしかに、これはエビがびっしりで、回りはサクサク、エビはぷりぷりで、とってもおいしかったです。三枚は持って帰って、夕飯に食べました。ちゃんとおかずになります。夫も気に入りましたよ。

  • Dscn2821_1280x960 さて、またまた「漢字」の続き、いつまでも引っ張ってごめんなさい。
 
 この前、福知山に行った時に列車が止まった駅でふと見ると、「かいばら」となっていました。へえっ、びっくり。かしはらかかしわらか、そんな呼び方は知ってるけど、かいばらなのね、難しい物ね、と思ってつい写真を撮りました。
 
 家に帰ってウィキペディアで調べてみると、こうなっていました。
柏原駅
  • 柏原駅 (滋賀県) (かしわばらえき) - 滋賀県米原市にある東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅。
  • 柏原駅 (大阪府) (かしわらえき) - 大阪府柏原市にある西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線(大和路線)・近鉄道明寺線の駅。
  • 柏原駅 (兵庫県) (かいばらえき) - 兵庫県丹波市柏原町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線の駅。

    ふうん、そうなのですね。同じ関西でも、滋賀、大阪、兵庫で全部呼び名が違う駅があるのですね。

    以前、外国の方から漢字で一番難しいのは「本」だと聞いたことがあります。たしかに。「いっぽん、にほん、さんぼん、よんほん、ごほん、ろっぽん、ななほん、はっぽん、きゅうほん、じゅっぽん」と、ほん、ぼん、ぽん、と変化するのですね。こんなの、もう、使ううちに慣れないと仕方がありません。

    そこで、思うのです。韓国語を習っていても、絶対にクリアできない発音の細かな違いはあると。ネイティブにしか発音できないこと。それを一つ一つ覚えようとしたら、私の老化した頭では、もうお手上げなのです。もう、韓国に住みついて、日常的に使って慣れていかないと、と。外国の方、漢字では本当に苦労をおかけするわね、とご同情申し上げるのです。

    以上で漢字はおしまいにします。皆様、ありがとうございました。
 


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「ヒロシマ・アキバ塾」・「原発大論争!」

 昨日は、「ヒロシマ・アキバ塾」の開講日でした。昨日のタイトルは「NGOがつくる未来でした。

 私は、光から車を飛ばして行ったのですが、なんと国道二号線で事故があったと、大渋滞。途中から商工センターの方に迂回して帰りました。それでも、大幅に遅刻でした。ザンネン。

 私が聴いたところからでは、「化学兵器(毒ガス)」「生物兵器」「地雷」など、その非人間的に兵器がどう開発され、使われて来たか、そしてそれらの禁止条約への世界の取り組み。中でも、NGOの活躍、頑張りについてのお話しでした。核兵器だけでなく、この様な兵器についてのお話しは平和を考える上でやっぱり大切なことでした。

 私も聞き逃したことを含めて、いつか工場長さんが動画にアップして下さることを期待して、楽しみにします。

Dscn2864_1280x960 届きましたよ!!楽天ブックスから。1988年9月に刊行された別冊宝島81号「決定版 原発大論争!」の文庫版で、1999年12月9日に発行されたものです。

「文庫版化にあたって」という前書き「再び原発を問う!」から少し引用します。この文章も13年前に書かれた物なのですね。

 「1986年に起きたチェルノブイリ原発事故以後、反原発の大きな流れの中で、原発推進派の総本山である電力会社の間でも急速に不安や動揺が広まっていた。そうした状況に頭を痛めた電力業かいが、反原発の批判に対する理論武装と一般社員の教育のために、社内の原子力関係の専門家、広報部門の幹部を集めて作成したのが、『内部資料・原子力発電に関する疑問に答えて』(以下内部資料」と略)である。そこには原発の必要性・安全性・経済性をPRする゛点力会社の論理が実に明快に述べられていた。

 九段の別冊宝島は、この電力会社の想定問題集というべき「内部資料」に対して、反原発派を対゛表する論客十五名が全面的に反論を展開したもので、発売当時大きな反響を呼んだ。電力会社の論点の虚妄性を暴くことによって、あらためて原発の危険性を問いかけ、さまざまな論議を巻き起こしたのである。」

 目次にはこれらが並んでいます。

プロローグ 
・原子力事故はいつでも、どこでも起きる

第一部 安全性

第二部 放射能

第三部 経済性 

第四部 再処理問題

ちなみに第一部の内容はこんなのです。
 
  ・原発は絶対安全が保障されているか
 ・チェルノブイリとスリーマイル
 ・出力調整運転は安全なのか?
 ・巨大地震が原発を襲ったら?
 ・原発労働者の仕事にミスはないのか?
 ・原発事故が起きたら誰が責任をとるのか?
 ・日本以外の国は原発から撤退しているのではないか?

二十年以上も前に書かれたこれらの論をていねいに読みたいと思います。またご報告しますね。
 


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「漢字」ありがとうございました。

 

今日は、ヒロシマ・アキバ塾の開講日です。

 いつもは、毎月最終の木曜日に開講されるのですが、今月は一週間早くなります。

 午後7時から。広島YMCA本館4階で。会場費として500円必要です。

 アキバさんの講義も、いよいよ佳境に入ってきました。幅広く、深く、世界と歴史を見渡しながらの講義が続いています。出席者は、大学生になった気分で、2時間たっぷりとお話しを聞かせて戴いています。どなたでも出席できます。一回ずつ完結型の講義ですので、これまで出席できなかった方もどうぞ。

 さて、昨日の広島ブログ、みんなで同じタイトルで、という第2回目の試み、多くの方のご参加ありがとうござまいした。出題者の私が、若干横道にそれた話を書いてしまいました。でも、皆様のお話し、みんなとても楽しく読ませて戴きました。ありがとうございます。

 漢字とひらがな、カタカナまじりあった文字を駆使する私たちにとって、漢字と言うのは、独特の意味があります。名前についてのお話しも多かったですね。それぞれ名前への思いがこもっていて面白かったです。

 それにパソコンを使うようになって、漢字が書けなくなった、読めるけれど、書けないというのは、本当に、みんなが感じているに違いありません。私自身も何とかしなければ、と思っています。音♪さんに漢字検定の本を戴いて、勉強をと思ったのですが、二級なんて、ものすごく難しいのです。一級を取ったという宮崎美子さんはすごいです。

 そこで、私も今回書こうと思っていた漢字の読み方について。

もう10年も前になります。

」さんという苗字が載った名簿を見て、びっくりしたことがあります。良の字の上のテンがないのです。その方に、その8年後に実際お会いすることがありました。私、「あっ○○の会に出席なさいましたよね。お名前を見てびっくりしたのです。」と、つい話しかけてしまいました。

 それから、夫の故郷の大分には、とても読みにくい地名がたくさんあります。

夫の故郷は「日出」にあります。これは、「ひじ」と読みます。

安心院」これは、「あじむ」と読みます。

 それから、日出には、別府湾に面して沢山の岬がありますが、その一つに何と「鵜糞鼻」というところがあります。そして、同じ地名が大分県の佐伯市にもあるのですね。でも、読み方が違うのです。日出のは「うくそばな」と読みます。佐伯市のは「うのくそばな」と、のが入ります。きっとウミウがたくさんいたのでしょうね。でも、それならウミウ鼻とすればいいのですが、なぜわざわざ糞をつけたのでしょう。

 面白いのですが、でも、ここが住所の方があると、ちょっと気の毒な気がします。

 時間が無くなってしまいました。もっといろいろとありますが、それはまた時を見て、アップしましょう。

ああ、そうそう。「艮」さんは、「うしとら」さんと読みます。丑と寅の間、方角でいうと東北になります。

Dscn2869_1280x960  私は今光のみちがみ病院にいます。今日はここで診療です。終わると飛んで帰ってアキバ塾に参加します。

 昨夜は診療後歯医者さんへ。そのあと、今日のアキバ塾の受付の書類などを持ってKさんのお宅へ行きました。そこで夕飯をごちそうになって、話し込みました。
 そのあと、みちがみに来て、また用意してくださっていた晩御飯をごちそうになりました。どちらもごちそうで、うれしかったです。本当にこんなことだから…いけませんね。
 


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お題「漢字」。「田」の書き順。

 あれは、小学校一年生の時。だから、大昔です。でも、いくつになっても子どもの頃のことはしっかり覚えている物です。特に、つらかったことは。

 一年生になった時、担任が、若くてきれいで優しい先生とうれしかったのは、初めだけ。保護者がいる時といない時では、ガラリと違う、とっても怖い先生だということは子ども心にすぐに分かりました。

 ある日のテストで、漢字の書き順がありました。「田」という字です。(この図は、ネットから戴きました)(

10063

 

 私は、この書き順の答えをしました。そしたら。×でした。おかしいなあと悩んだ私は、先生のところに答案用紙を持って尋ねに行ったのです。そしたら、先生は、この⑤が③画だと教えて下さったのです。先に口を書いて、あとで中の十を書くのだと。突き放すように、不機嫌に。

 それでも私は、納得できません。家に帰って父にその答案を見せました。父は、これはおかしい、美代子ので正しい、と言います。そして、先生に手紙を書いてくれました。

「田という字の書き順を教えて下さい」と書いてありました。

 翌日私は、その父の手紙を持って先生のところに行きました。今でもはっきり覚えています。先生は、扇子で顔を扇いでいました。私の手紙を見ると、たちまち、ひどく怒った顔になりました。そして、「昨日教えて上げたでしょ!!」と言いました。はい、と言ってうつむいた私に、先生は、「書いてみなさい」と言いました。私は、黒板にチョークで図の書き順を書きました。先生は、

「そうよ、それでいいのよ、そう教えたでしょ!!」と言われます。私は、もう泣きそうで、「先生は、これを先に書くようにおっしゃいました。」と⑤を示しながら言いました。

「そんなこと、言うわけないでしょっ。テストを持って来なさい」と言われるので、私はランドセルからテストを出して持って行きました。それを見ると、先生は「アラ、ホント」と言って赤ペンを出して、×の上に○を書きました。それが乱暴だったので、テストばパリッと破れてしまいました。それを先生は、私に投げてよこしたのです。

 とうとう堪えられなくなって、私は泣き出しました。

 それからだったと思います。私は、先生のいじめられっ子になりました。何で怒られるのか分からないのです。後ろに立たされたり、廊下に立たされたり、運動場を走ってきなさいと言われたり、体操の時間、私だけ教室にいなさいと閉じ込められたり。

 元々、依怙贔屓の激しい先生でした。二学期の終わり、名前を呼ばれた生徒だけ残されて、あとの人は早く帰りなさいと帰されました。残された生徒は、それぞれ先生からプレゼントをもらったと、もらった生徒が自慢をしていました。嫌われる者はとことん嫌われました。

 私は、いつもなぜ怒られるのかわからないのです。わかれば、私だって反省したでしょうが。私は、分からないままにいつとばっちりが私に来るかとただ怯えていました。

 先生に怒られると、近所に自分の親にそれを告げる子がいました。その子のお母さんは、なぜか私の家をライバル視されていたようです。そのお母さんから、すぐに私の母に伝わりました。そしたら、母は「あんた、また先生に怒られたん。」とか、「立たされたん」と問い詰めます。そして、「お母ちゃんに恥をかかせた」と怒ります。

 私は、先生に怒られると、また母に怒られるというのが、憂鬱で憂鬱で、家に帰るのもつらくて、その頃、自殺することばかり考えていました。

 先生は、何かの宗教を信仰されていました。私たちは、その宗教の歌をいつも歌わされていました。今もメロディまで覚えています。
「朝目がさめたら生きとった。ああ、ありがたやありがたや」とか「ありがとさん、ありがとさん、あーりがとさん、ありがとさんから生きていく、あなたも私も・・・」日曜日のその宗教の会に何人もの生徒が連れて行ってもらっていました。私はそれに行かないからきらわれたのかもしれません。

 私が救われたのは、三年生になってクラス替えがあり、担任が、温厚でまったく依怙贔屓のない、生徒みんなをかわいがって下さる先生になってからです。それからは、学校が初めて楽しくなりました。

 (今回の「漢字」というお題を決める時には、こんなことを書こうとは思っていなかったのです。もっと面白い漢字の読み方をお知らせしたいと思って決めたのですが。ふと、これまで誰にも言わなかった「田」の書き順のことを夫に話したら、夫はそれを書けよ、と言いました。それはそれで一つの物語になっていると。胸の中に60年近くくすぶっていたことをこれでやっと吐き出しました。楽しくもないお話しでごめんなさい。)

漢字の面白い読み方については、明日書きますね。

次のお題を決める人の指定をしなければ。一回目で最優秀と⑦パパに表彰された?(賞状も商品もなかったのでしょうか?)銀蔵さん、次回よろしくお願いします。


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タワーチーズバーガー五段500円。

 買ってきましたよー。

Dscn2866_1280x960 Dscn2865_1280x960 持って帰る間にチーズが溶けて、まあ大変。さすがに大きくて、全部は無理でした。上のパンと二段を食べて、下のパンと一段食べて、それでもお腹一杯。

 真ん中の二段はラップして持って帰ります。晩御飯に食べます。

 コショーが効いて、とってもおいしかったです!!


 ちなみに、近くで二時まで待って、私が一番でした。その後は次々とアッという間に行列ができていました。みんな五段と言っていましたよ。

 金曜日にはエビバーガー五段ですね。


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怖かった話。

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いよいよ明日になりました。

⑦パパの提案で始まった「同一テーマでブログを書いてみましょう」の第二回目は10月17日です。テーマは「漢字」。多くの方が参加して下さいますように。 

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 あるかわいそうな子がいます。彼女自身はかわいそうなので、何とかしてあげたいと思います。でも、そのバックがあり、そのバックが指示していたことがあるとすると。そして、無理を私たちに押し付けようとすると、黙って泣き寝入りしたくありません。

 昨日、110番しました。4人の警察官が来てくれました。

 すっかり疲れました。すんだ後も、手が震えてカルテの字も震えました。

 今、つくづく考えています。私が一番に考えなければならないのは、従業員のこと、そして通ってきて下さっている他の患者さんのこと。何よりその人たちを守らなければなりません。

 北九州などを見ると、黙っていうことを聞いた方がいいのかもしれません。

 でも、私の正義感が許しませんでした。世の中は甘くないよと当の彼女にも知ってもらった方がいいと思いました。

 零細企業でも、長い間やっているといろいろとあるものです。昨夜はほとんど眠られませんでした。

 さあ、こんな気分の時は食べ物ですね。これまでアップしていなかったこと。

Dscn2815_1280x960 Dscn2817_1280x960 診療後大阪へ行った時、新幹線の中で夕飯のお弁当を買いました。

 食べながらふと見ると、箱の左下にこんなことが書いてありました。笑いましたね。

 

Dscn2818_1280x960 見えますか?「イラストはイメージであり、松茸、きのこ、銀杏、柿は実際には使用しておりません」。

 はっは、字が小さいですね。実際、こんな物を一つ一つ読んで買うわけではありませんから。千円のお弁当でこんな物が食べられるとは思わないけれど、箱を見てちょっと期待はしましたよ。


Dscn2813_1280x960 Dscn2814_1280x960 シャレオの地下の「和カフェ」のランチにはまっています。様々などんぶりのミニサイズなら、850円です。お味噌汁、わらびもち、飲み物がついています。鮭いくらどんぶりでも、たっぷりといくらが乗っていました。このどんぶりでは、あとでホットコーヒーにしましたので、写真には載っていません。

Dscn2862_1280x960 Dscn2863_1280x960 左は焼き豚丼、右は豚カレー丼。カレーだけはミニサイズができないそうです。でも、カレーが食べたかったので、ふつうの値段でごはんは少な目にしていただきました。ミニでないと、1050円でした。まだまだたくさんの種類があります。どれも丁寧に作ってあり、美味です。


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安芸高田市での一日。

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⑦パパの提案で始まった「同一テーマでブログを書いてみましょう」の第二回目は10月17日です。テーマは「漢字」。多くの方に参加していただけますように。 

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 昨日は、充実した一日でした。安芸高田市では、まず友人の西村ブドウ園の西村氏と甲田の湧永の真ん前にある「飛脚」で合流。鍋焼きうどんを戴きました。

Original 今日の写真はネットから戴いています。うどんを戴きながら、様々な話が弾みました。うどんは、ツルツル、シコシコ。アサリやエビが入って、とてもおいしかったです。

 その後西村氏の先導で講演会場の甲田文化センターミューズへ。


Body01 大きな通りから一歩中へ入ったところ、市役所の支所のまん前に立派な建物がありました。中には図書館や講演会場などがあります。

 そこで、お話しをしました。ちょうど安芸高田市は市会議員の選挙の事務所開きが行われる日とのこと。みなさんそれぞれ忙しくて、講演会にはあまり人が来ないかも、と西村氏は心配していましたが、たくさんの方が来て下さいました。子宮頸がんの予防や性教育の話など、盛り沢山です。二時間、立ちっぱなしで一気にお話ししました。

 講演を終了すると、吉田のひまちゃんちへ。ひまちゃん家には、すでにはるめさんが来ていて、お話しが弾んでいました。

 ひまちゃん家のとら吉さんの仏壇の前には、カープグッズが備えてありました。それについては、ぜひここのひまちゃんのブログを読んで下さいませ。ひまちゃんがマツダスタジアムの見学に行ったのですって。

 まあ、そこで話が弾んだこと、弾んだこと。ひまちゃんの I Padでカラオケをして、たくさん歌も歌いました。はるめさんとひまちゃんは、私の歌えない歌を次々歌います。そしたら、ひまちゃんが「河野先生も歌って」と言います。「私は演歌しか歌えん」と言ったら、じゃ、演歌をとなって。石川さゆりを歌いました。津軽海峡冬景色。これなら、みんなが歌えました。それから、ピンクレディー。これは私も歌えますし、おどりましたよ。

 話題も、介護の話、スカートの中の盗撮の話、学校でのいじめの話、特に教師によるいじめの話、次々と尽きることがありません。こんなに忌憚なくおしゃべりをしたのは、本当に久しぶりでした。

 そうそう、12月1日に行われる予定の⑦パパさん主催の忘年会、ひまちゃんは今回、一人で車いすでJRに乗っていくつもりでいます。私がホームにお迎えに行くことはできるので、JRに無事乗りさえすれば大丈夫です。帰りは私が車で家まで送って行くつもりだと言いましたが、ひまちゃんはJRで帰ると言います。JRと介護タクシーで。まだひまちゃんはJRに乗ったことがありません。初体験になります。それも、ひまちゃんの世界が広がっていいかな?とは思うのですが、ちょっと心配です。

 まあ、もう少し近づいて、お天気も見て、最終的にどうするか決めましょうということになりました。雪が降るとJRは止まってしまうそうですので。ひまちゃんは、この忘年会をとても楽しみにしています。⑦パパさんにひまちゃんからの景品をあずかってきました。⑦パパ様、いつかお届けしますね。

 遅くなりましたが、おしゃべりでストレス発散。気分よく家に帰りました。


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スシロー初体験。

 昨日は、「スシロー」初体験でした。10日にフルオープンしたばかりの中区舟入のスシロー。人が多いだろうねと言いながらも、折込の広告を見ると、行ってみたくて。夫と姉の三人で自転車で行きましたよ。

 私は、おいしいものを食べるのだったら少々待つのは苦になりません。夫は待つことがとてもいやな人。到着するとやっぱりすごい人。パネルで番号を取りました。36組の待ち。時間は約40分と出ました。食べ終えた客はどんどんと出て行って、回転が早いので、それほど苦もなく待てましたよ。

 お店は時々行く五日市の「おんまく」よりは大分狭いですね。でも、座席は色が指定されて、パネルで注文すると、やがてその色を指定した注文の品が回って来ます。来る直前には注文の品が来ますと、パネルの声と文字で示されます。慣れるまでは戸惑うけれど、一旦分かると面白いし、便利です。

Dscn2850_1280x960 Dscn2860_1280x960 左の写真は夫の注文のアサリの赤だしが回って来たところ。右のは、特別に開店サービスされている大トロが並んで回ってるところ。

 ごはんは小さ目でその分たくさん食べられます。何よりお寿司はすべて105円という値段がいいですね。

Dscn2848_1280x960 Dscn2852_1280x960 この際だからトロは沢山食べましたが、写真の撮り忘れ。やはり縁側はおいしいです。それから意外だったのが、写真の海老アボカトマヨネーズ。玉ねぎの薄切りとの味がミックスされて、とってもおいしくて。

 ちなみに白のお皿はわさびなしの物です。お皿の裏にはICチップがついていて、長い間回った物はどんどんと捨てられるというのをテレビで見ました。ひっくり返してみると、確かに、チップがありましたね。

 それから、常にコンピューターで客が何を食べているか、今何が足りないかが表示され、それを見ながらお寿司を握っているというのもテレビで見ました。

Dscn2855_1280x960 Dscn2861_1280x960ネギトロ手巻きは海苔がパリパリ。

 あはは、三人でこんなに食べましたよ。まだ回りには赤だしのお椀やデザートの器なども並んでいたのですが。

 ちなみに、三人で3980円でした。一人あたり1300円あまり。安いです。ただ、贅沢を言えば…お寿司の種類はおんまくの方がはるかに多いです。それは105円という制約の中では仕方がないことなのでしょうね。久々のお寿司、堪能しました。

 もう、ほかのスシローにさんざん行っている方には面白くもないルポでしたでしょう。ごめんなさい。

 本日は、私は、安芸高田市の「甲田文化センター ミューズ」で講演します。午後1時半から3時半まで。終わるとひまちゃんちに行く約束です。久々にひまちゃんと会えます。

 すでに配布資料のスライド原稿は送っているのですが、今からスライドの点検と直しをして、出かけます。


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「原発大論争!」

福知山の講演の行き帰りの列車の中では、いろいろと本を読んだり I Padを見たりで、せっかく与えられた時間をのんびり過ごしました。

Dscn2845_1280x960 中でも、この前フィリピン・セブのストリートチルドレンへの文房具をクリニックに届けて下さった方が、下さったコピー。お連れ合いがずっと以前コピーして長い間取っておいた物だと下さったのです。

 私が原発について書いているのを見て、下さったのです。それをざっと見て、これは!!と思ったので、時間がある時にしっかり読もうと、持って行きました。

 新幹線が動き出すとすぐにこれを読みました。1988年に発行された別冊宝島81のコピーです。

 今から20年以上前に出された雑誌。「推進か廃炉か決定版原発大論争!」「電力会社の虎の巻き「内部資料原子力発電に関する疑問に答えて」に、反原発派の論客15人が、総反撃!!」その中の一部です。

 「巨大地震が原発を襲ったら?」の質問に電力会社は「原子力発電所は、その地方で想定され得る最大級の地震に対しても十分な耐震性を持たせてあります。また津波が来ても重要な機器や施設が被害を受けないよう設計しています。」として、そのさまざまな説明をしています。

 その質問に対して地質学者の生越忠さんが『巨大地震を「想定しない」地震危険地帯の原発地群』と反論しています。

 20年以上も前にこうしてきっちり反論もされています。もう数々論じられているのですが、これまでの安全神話が覆された、それは「千年に一度の想定外の地震と津波が起きたからだ」という彼らの言い訳がいかにウソであったか、いまさらながら恐ろしくなります。

 特に、これまで数々の巨大地震が日本を襲っていること、津波もそう。そしてこれからも起こりうる、そんなところに日本は存在しているということ。これらがきっちりと書かれています。

 それなのに、またぞろ「安全なのなら、原発は再稼働してもよろしい」という為政者たち。

 私はこの本全体が読みたいと思いました。

6d5f64e1e96269a62d1bb2f52047f1ce 本はこれなのですね。でも、探しているのですが、現物を手に入れるのがとても難しくて。その改訂版を注文することができました。

 過去の文章を読むこと。以前から、まるで今回の福島原発を予想できたこと、その予想通りのことが起こったことがよく分かります。

 また、手に入ったら、ここに書かれていることのご案内をしますね。



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福知山淑徳高等学校で。

 昨日は、福知山淑徳高等学校の生徒さんに話しに行きました。

Dscn2823_1280x960 まず応接室に入って目についたのが、このシュガークラフト。生徒さんの作品です。わあ、素敵。とたんにお話しするのが楽しみになりました。

 この高校は、「アートデザイン系列・アパレルファッション系列・福祉系列・幼児教育系列・調理系列・アクティヴ系列」の6つの系列で学んでいます。何らかの目的をしっかり持って学んでいる高校生は好きですねえ。

 

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 全校生徒さんに話した後で生徒会長が謝辞を述べてくれました。さわやかな青年の顔が写っていないのが残念。生徒さんが自分の言葉でお礼を言ってくれるのがうれしいです。

 講演の後、お茶を出してくださいました。事務の方の手作りのお菓子と一緒に。お芋の羊羹と、なんと栗の渋皮煮です。そういえば、ここは丹波栗の地元。でも、こんなにきれいな渋皮煮は初めてです。私も、機会あれば、せっせと作るのですが、第一、まず剥くのが難しい。こんなにきれいに渋皮を残して剥くのがすごいです。お伺いしたら、40年作り続けているのだそうです。すごい!!私がかなうはずがありません。感動して、ありがたく戴きました。

Dscn2834_1280x960 Dscn2836_1280x960 これらは、私が写した写真ではなく、戴いたパンフレットを接写しました。うまく写ってなくってごめんなさい。雰囲気だけでもお見せできるのではないかと思って。

 調理コースのおせちは毎年販売しているのだそうです。いいなあ、近かったら絶対買いますね。スイーツ甲子園には三年連続全国大会に出場しているのだそうです。

Dscn2837_1280x960 Dscn2838_1280x960アパレル、ファッションコースでは、振袖、カラードレス、そしてウェディングドレスまで自分で縫い上げるのだと。そのファッションショーです。これもまた、すごい!!



Dscn2839_1280x960  幼児教育系列の生徒たちが子どもと遊んだり、、福祉系列の生徒さんたちが車いすを押したりしている活き活きとした姿も。それから、アクティヴ系列の生徒たちは、各種検定や大学進学を目指して頑張っています。そんな姿がパンフレットには満載です。

 そんな学校でお話しできたことがとてもうれしくって。

 庭にはちょうどアンネのバラが咲いていました。

Dscn2832_1280x960_2 ここのところ、保護者や先生、中学生に話すことが多かったのですが、全国のいろいろな高校に行ってもう目的を持っている生徒さんたちに触れることができるのは、また、私の喜びでもあります。

 以上、昨日のご報告でした。





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インフルエンザのワクチンが来ました。

 注文していたインフルエンザのワクチンが届きました。いつも足りなくなってアタフタ再注文したりするものですから、今回思い切って沢山お願いしたら、ドサッと一度に来て、クリニックの冷蔵庫総動員です。

Dscn2808_1280x960_2Dscn2809_1280x960_2 左の写真の、左に写っているのが一人分ずつシリンジに入っている妊婦さん用です。右のは一般用でバイアルに二人分ずつ入っています。
 妊婦さんの用のは、右上に「防腐剤無添加」と書いてあります。

 広島市内に住んでいらっしゃる方で、65才以上の方は1000円で接種できます。住民税非課税の方などは無料です。  15日から接種を開始しますね。

 接種して免疫ができるまで約二週間かかります。流行する前に接種していたほうがいいですね。

 私は今大阪のホテルにいます。昨夜きました。新幹線を降りる時に、あれっ?一週間前にも大阪に来たのではないかしらと思い出しました。毎日が忙しく過ぎていくと、いつどこに行ったか、忘れそうになります。

 実は、京都に泊まるものと思って、京都だと、やまとの湯であかすりだ!!と楽しみにしていました。そしたら、間違い。大阪に泊まるのだとわかって、がっかりで。でも、めげずに「大阪日帰り湯あかすり」 と検索してみたら、いくつか出てきました。

 その中のホテルに一番近い所に行きました。「なにわの湯」と言います。ビルの八階にあって、屋上が露天風呂になっていました。広くてきれいな温泉です。そこであかすりもしっかりしてもらいましたよ。

 五月にソウルでしてもらって以来です。韓国から来た女性たちが四人働いていました。どこのアカスリの女性も、みんな底抜けに明るくって楽しく賑やかです。片言の日本語と私の片言の韓国語で話をしながら楽しく気持ちよく終えました。あかすりを一通りした後は、暖かいタオルをかけての全身マッサージ、顔のパックと顔のマッサージ、そしてシャンプーも。なにもかもお任せで、楽ちんでした。そして今日は、全身ツルツルです。

今日は、これから福知山に行きます。そこで高校生に話をします。

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⑦パパの提案で始まった「同一テーマでブログを書いてみましょう」の第二回目は10月17日です。テーマは「漢字」。多くの方に参加していただけますように。 

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風布~KAZAFU~斉藤洋染展

 昨日のことです。お昼にこんなハガキが来ているのを見ました。

Dscn2806_1280x960 Dscn2807_1280x960 驚きました。京都の染織家、斉藤洋さんが広島で展示会をしているという、そのお知らせです。しかも、8日と9日には作家も来ていると書いてあります。

 斉藤氏については、ここにまとめてあるのが、わかりやすいかと思います。そこから、彼のブログにもいくことができます。私は、ここから3回にわたって書いています。1991年、エイズで亡くなった人のメモリアルキルト展 、全国縦断の展示会を、広島でも開催しました。それが私がエイズのボランティアを始めるきっかけにもなりました。

Photo これは、メモリアル・キルト展の後、キルトの一枚を持って平和公園に向かって歩いている時の映像の一部です。

 斉藤さんが、東北の被災地に行って、子どもたちと野染めをしていることなどは、彼のブログを時々覗いて知っていました。

 でも、その彼がヒロシマに来ている!!

本当にびっくりして、すぐに自転車を飛ばして行ってみました。 「花かぶき」。 探しながら行ったところ、グランドタワービルの裏側の隣にありました。素敵なお店です。そこに斉藤さんがいました!!

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20年ぶり!お互い年を経ました。
 お店には、たくさんの染物。ハガキにあったように、大小のショールやもじり袖コート、コートなどがたくさんです。

 私は染めについては詳しくありませんが、ウール・モスリンやがら紡、伊勢木綿などに手描きで染めたと書いてあります。それがよく分からない私でも、十分に素敵な作品たちです。小さなチョイ巻きと彼が言う小さ目のショールもあります。まだ残っている豊田織機で織った布を染めてありました。

Dscn2802_1280x960 Dscn2804_1280x960 彼の左にある白黒の布、これはメモリアル・キルトの時に都立駒込病院の根岸先生の依頼で送った「ホワイト・キルト」と同じ布だと。

当時、世界ではエイズで亡くなった人をしのんで友人や家族たちがキルトを作っていました。亡くなった方の写真や遺品や手紙などを縫いつけたりして。でも、日本では、その名前すらオープンにすることはできませんでした。で、まっ白な記事にイニシャルだけを縫いつけた「ホワイト・キルト」でした。荒く織った布。もう、この布はないよ、と斉藤さんは言いました。

 作品はどれも優しくて、美しくて、暖かくて。私は、彼が着ているのと同じ、色違いのシャツやショールも買いました。とてもうれしいです。

 何より彼に会えたこともうれしいし。20日まで展示してあります。皆様もぜひご覧くださいませ。心が暖かくなること請け合いです。

 そういえば、県立美術館では「世界遺産ヴェネツア展」が開催されています。私も、ぜひヴェネツアガラスの作品などを見に行きたいのですが、まだ行けていません。その県立美術館のすぐそばに「花かぶき」はあります。


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休日診療、する側としていただく側と。

 昨日は当番医。どうしたことかこれまでの当番医と違って、とっても忙しくてお昼時間以外はずっと診療し続けました。特に新患の方がいつもの診察日の倍以上。

 中でも、避妊に失敗したという人が沢山いて、緊急避妊薬のストックがなくなってしまいました。他にも、流産した人や人工中絶をしたいという人、突然の出血で飛び込んで来られた旅行中の人、ヘルペスの痛みでしんどい人、などなど。

 私自身は、朝、歯科医師会館に電話をし、歯が折れたことを言い、診ていただけるかと尋ねて了解して戴きました。前日にHPで祝祭日は朝9時から午後3時まで救急診療をするというのを見ていました。

 お昼に自転車を飛ばして行き、そして診て戴きました。折れた歯を持って。受付から診療まで、皆さんとても親切で丁寧でした。本当にありがたいことです。

 自分の歯をくっつけることは無理でした。でも、その場で仮の歯を入れて下さいました。自分の歯よりもきれいな歯です。なんか、もうこれでいいのでは、と思うほどの歯です。でも、それではいけなくって、できるだけ早くかかりつけの歯科に行くようにということでした。

 もううれしくって。自転車でクリニックに帰りながら、何てありがたい!と思いました。

 私も「休日診療は赤字だし、しんどい」なんて思わず、心を込めて診療をしようと戒めましたよ。そう、わざわざ休みの日に来るのは、とても困った人なのだからと。

 しかし、疲れました。診療が終わった時には、くたっとなるほどでした。しばらくクリニックに残って、で、こつこつと仕上げました。

Dscn2793_1280x960 Dscn2794_1280x960  ここまで作っていたのですが、生まれたての赤ちゃんには少し大きいようで。そごうにゴムカタン(細く柔らかいゴム)を買いに行って、顔の回りに入れてみました。
 ゴムは、両端を糸のリボンで結んで、小さくなった時に簡単に外せるようにしました。
Dscn2798_1280x960 結局こんな風になりました。さあ、どうでしょう。似合うかなあ。

 そろそろ編んだのが大分たまってきましたので、送ろうと思います。

 また、しばらく編み物は封印です。一旦編み始めると、ちょっとでも時間があるとすぐに編むので、ほかのことがなかなかできません。しなければならないことが一杯です。



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フィリピン協会にお届けしました。

 昨日の、YMCAでのバザー。沢山の人でごった返す中、広島フィリピン友好協会のブースにちゃんと皆様からの文房具のプレゼントを持って行きました。何度も言いますが、皆様のご厚意、本当にありがとうございました。

Dscn2789_1280x960 Dscn2787_1280x960 その前、朝我が家に電話がありました。スクールバッグも書いてあったので、と。バッグの問屋さんに行って、中学のマーク入りの売れないバッグやリュックなど段ボール三箱分、もらって来たから、と。YMCAに届けておくから、と。

 Kさん、本当にありがとうございました。とっても喜ばれました。他にも、次々と文房具を持ってこられる方が続いていました。私のブログを読んだからと持ってきて下さった方もあったと、フィリピン協会の方にお礼を言われました。どなたかしら。ありがとうございます。

 YMCAのいろいろなグループがそれぞれお店を出しています。狭くてギューギューに並んでいる沢山のお店やブースで、いろいろと買い物をしましたよ。

Dscn2792_1280x960 バーベキューは、昨日の晩御飯用です。以前私が習っていた英語の先生が汗だくになって焼いていました。有機農法の小さなジャガイモは100円でした。蚤の市では、大きな器や、キティーちゃんの巻きずしセットなどなど。

 こんなの買ってどうするの?と怒られそうですが・・・。そして、案の定怒られましたが・・・。

 ドライマンゴー、おいしかったのです・・・。でも、ついクリニックで食べていたら、大変なことになりました。右の犬歯がボキリと音を立てて折れてしまいました。根本から。まあ、どうしよう!!

 今、左の歯の修理中で、右ばかりで噛んでいたので、無理が来たのでしょうか。折れたのを見ても、虫歯にはなっていないし、健康な、大切な自分の歯です。歯医者さんは連休だし。これから私はびっしり忙しいし。診療もそうだけど、木曜日は女子高での講演だし。歯がないままに講演というのは、つらいです。もう、本当にどうしましょう。

 昨日は、クリニックにこもっていろいろと書き物などの雑用をしました。医師というのは、とてもたくさんの書類書きをしなければなりません。保険の証明、介護保険や生活保護の方の医師の意見書とか、すぐに溜まってしまいます。一番しんどい仕事です。

 今日は私は当番医です。一日中クリニックです。歯がないままに。


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次のテーマは「漢字」。10月17日で。

 広島ブログの⑦パパの提案で、日を決めて一斉に同一テーマでブログを書いてみませんか? の一回目が行われて、日が経ちました。二回目のテーマを私が決めるようにという⑦パパからの伝達で、ずっと考えてきました。ずいぶんいろいろなテーマを考えましたが・・・。

結局次のように決めます。二回目のテーマは「漢字」とします。何とも無機質なテーマですが。いろいろに解釈して戴いて結構です。パソコンと漢字、名前を付ける時の漢字、漢字を覚える、漢字検定、書き順、漢字をめぐる失敗・・・。なんでも結構です。
 日は一回目が9月の17日でしたので、そのままで、10月17日としましょう。

 もちろん、強制ではありませんし、コンクールでもありません。面白そう!と思って戴けたら、ご参加くださいませ。よろしくお願いします。


 さて、世の中は三連休とか。患者さんの中に、金曜日の夜、チャーター便でソウルに行き、月曜日に帰って来るという予定の方がいらっしてとてもうらやましかったです。私は、土曜日は週の内で診療が夕方まで、一番忙しい日だし、明日は当番医てす。

 今日の休みは、YMCAにセブの子どもへの文房具を持って行きますよ。皆様、たくさんの文具をありがとうございました。他にもいろいろとバザーやお店が出ているそうなので、楽しみです。
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 宮城展では昨日のお昼、お寿司屋さん「海鮮」に行きました。私は、マグロづくしです。姉は「まかない丼」。乗っているのは、お寿司のネタを取った後のお刺身ですかね。私のマグロ。やっぱり四つ並んでいるトロには満足しました。1575円。姉のは1050円でした。
 でも、夜やまとの湯で体重計に乗ったら、せっかく枚岡日帰り往復で落ちた体重を、もう取り戻していてがっかりです。


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「カミサマの恋」

 
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 昨日は、診療後広島市民劇場の「カミサマの恋」を見に行きました。会員の方が行けなくなって、その替わりに、とチケットを回して戴きました。昨年12月に栗原小巻主演のアンナ・カレーニナに行って以来です。

 今回は、高校時代の演劇部の仲間、AKIMOTOの国本さんと、後藤君と一緒でした。

 劇団民芸、奈良岡朋子さん主演。東北、津軽のお話しです。

 奈良岡朋子さん、もう82才になられるというのに、その若さ、歩く姿、舞台を走り回り、階段をトットッと昇るその身のこなしにびっくりです。日頃から体をトレーニングしていらっしゃるのでしょう。ああ、いくつになっても、あんな風に動ける人になりたいと思いました。素晴らしい!!お声も演技もしっかりしていて、十分に楽しませていただきました。

 そして、家に帰ってテレビのニュースをつけたら、大滝秀治さんの訃報をやっていました。奈良岡朋子さんのコメントが読まれていました。

 「劇団に同期生として入団以来、64年間、ともに歩み続けてきた、ただ一人の同士といえる存在でした。こよなく演劇を愛し、情熱を燃やし続けたあなたを失った今、大切な翼をもがれたような思いです・・・」

 さぞつらい思いを胸に収めて、演じられたことでしょう。恋しい人が亡くなったりというエピソードがふんだんに出て来る出て来る演劇です。

 後藤君は、芝居が終わった時には、涙でぐちょぐちょなのに、私はそこまでではなかったのが、その大滝さんの訃報の奈良岡さんのコメントを聞いたら、突然涙が出てきました。

 このごろ、つくづく思うのです。大切な人との別れを繰り返すのが、人生なのでは、と。つらい中、さいごまでシャンと演じた劇団員の皆様に感謝です。
 
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 さて、昨日のお昼はそごうの宮城展で。元祖辛みそラーメン味よしの味噌ラーメンでした。唐辛子の味噌をときながら戴きます。私のような年の者にも優しいスープで、おいしかったです。姉は牛タン定食でした。横から写真を撮らせてもらったので、斜めでごめんなさい。

 お寿司屋さんも出ているので、もう一度お昼に行かなければ。

 もう少ししたら、北海道展ですって。楽しみが続きます。


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枚岡での講演。宮城県の物産展。

Dscn2776_1280x960_2 昨日は、東大阪の枚岡に行ってきました。中学3年生260人余りの生徒さんたちに話をしました。男性も女性もよく聞いてくれたと思います。先日の、虐待死の話をも取り入れて、話しました。

 からだを知ること。電話相談に寄せられる男の子の悩み、マスターベーション、性器のサイズ、包茎、女性の生理痛など。

 さらに性交は生殖。望んでも、望まなくても、たった一回だって妊娠する行為であるということ。若い人の妊娠は中絶が75%近く。生みたいという希望はあっても、産むということは育てるということ。育てるということは、「どこに住むのか、家賃はいくらか、生活費、電気、ガス、水道、食費、出産の費用、そして、だれがどこで働いていくらいただけるのか」という、経済的なことも含めて、生活そのものなんだと。

 その妊娠は女性だけがするものであること。私が「さらば悲しみの性」で言いたかったこと、「身ごもる性を持っている女性は自分のからだに責任を持て、身ごもらせる性を持っている男性は女性の体に責任を持て」ということ。

 さらに避妊(中学生には具体的に避妊を教えることは禁止されていますので、データだけを上げます)、性感染症の予防、出会系サイト。そして、素敵な性を実行できる素敵な大人になるために。立ち会い分娩の姿、などなど、話したいことを目いっぱい話しました。

 生徒さんたちはあまりにいっぱいなので、消化不良になるかもしれません。一回の私との出会いですべてがわかっただろうとも思いません。ただ、思春期の今、一度はこうして真剣にからだや性の話をしてくれる大人がいたということ、それだけでもいいと思っています。性というのは、それだけ大切なことなんだよ、と。

 この中学に行くのは、3回目か4回目か分かりませんが、リピータ―として呼んで戴けるのはとてもありがたいことです。

 さて、今、そごうでは宮城県の物産と観光展が行われています。3日水曜日から。水曜日にさっそく行こうと思っていたのですが、お昼にインタビューがあったので行かれませんでした。そこで夕方。

Dscn2770_1280x960Dscn2771_1280x960閉店近くなっても行列の牛タン弁当。私も並んで買いましたよ。一つだけ。持って帰って食べました。夫は、牛タンは食べません。牛とキスするようだから、いやなのだそうです。とってもおいしいので、一つ上げようか、と言っても、いらないと言いました。牛タンは多過ぎて、一度には食べられませんでした。残りは冷凍庫です。

Dscn2772_1280x960Dscn2773_1280x960 他にも、いつも買うしそ巻き、柚餅子の切り落とし、かりんとう饅頭、それからすぐに冷凍庫に入れたので写真にはありませんが、イワシのハンバーグ。ここは震災・津波で壊滅した工場を8月にやっと再建したということでしたので、応援のためにも、と買いました。試食もとてもおいしかったので。それから、かりんとまんじゅう。私の前の人が12個買っていました。「私は3個、ちょんびりでごめんなさい」というと、おじさんがニコッとして、4個入れて下さいました。ありがとう。心が温かくなります。

 辛みそラーメン、ちゃんとイートインでありました。今日、食べに行けるかな?


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虐待死・福島の秘密会議・今日は枚岡。

 昨日は、急な収録で急な放映だったもので、失礼しました。

 この子どもの虐待死については、これからもいろいろなことが明るみに出るでしょう。胸が痛むこと。何とか幼い命を救えなかったのかという痛みを、再発を防ぐことにつなげなければ、と思います。

 これから、秋の講演が怒涛のごとく続きます。

 今日は、東大阪の枚岡に行きます。そこの中学生に話しをします。今中学生の子どもたちでも、あっという間に親になる可能性を持っています。これ以上、かわいそうな親子を作らないためにも、人間関係をどう作るのか、自分を大切にするということはどういうことなのかをしっかり話したいと思っています。

  昨日の毎日新聞では、福島の子どもたちの甲状腺検査についての会議で、公の会の前に秘密会議をして、口裏を合わせるように打ち合わせをしていたという、特ダネ?が大きく報じられています。夜のニュースステーションでおっかけていました。

 さもありなん。そもそも子どもにめったにあることではない甲状腺がんが出たというのに、放射線の影響は「わからない」というのならまだしも、「ない」と言い切るなんて、とんでもない。それに、嚢胞などの異常が出た子どもたちの再検査を認めない、セカンドオピニオンを受けるのなら、県外に行くしかないなんて、本当に人を馬鹿にした決定をする委員会です。とんでもないことを言い続ける山下委員長以下をいつまで今のままにしておくのでしょうか。

 それに、外からみたら、当たり前のことが福島の人たちにはなかなか伝わらないというもどかしさ。今のこの時代なのに。後でわかった、なんてことになったら、どうするの?どう責任を取るのでしょう。これも胸が痛いことです。

 昨日も、セブの子どもたちに文房具を持ってきていただきました。一昨日のも合わせての画像です。

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Dscn2769_1280x960 輪ゴム、クリップなど種類もいろいろと増えました。皆様、本当にありがとうございます。

 枚岡は遠いです。新幹線で新大阪、そこから地下鉄で難波へ。難波から今度は近鉄で行きます。日帰りは少々きついかも。新幹線の中では、I Padかな?それとも編み物かな?

 いえ、帰りはきっと居眠りでしょうね。それでは行ってきます。


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テレビでしゃべります。

先ほど、広島テレビのインタビューがありました。

子どもの虐待死の件です。

今日の「テレビ派」で放送するそうです。お時間があれば、見て下さいね。

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子どもの虐待死について思う。

 昨日お話しした、セブのストリートチルドレンへの文房具、さらにもってきて下さいました。自分で買って来たり、おうちの中を整理したりして。ノート、クレヨン、鉛筆だけでなく、鉛筆削りやホッチキスまで。私がお預かりただけでも、もうずいぶんになります。皆様、ありがとうございます。

 広島県で、子どもが実母に殴られて死亡するという事件が起こってしまいました。虐待による子どの死亡については、以前、0週0日、生まれてすぐの場合の発表をしたことがあります。このブログにも若い人の出産についてお話しした時に載せたスライドの一枚です。

Photo でも、今回は、11才五年生の子どもです。母親は、この子を産んだ時17才。

 若い女性が妊娠を自覚したときに、「産みたい」というのがほとんどなのです。積極的に中絶をしたいという子はまずいません。彼女が寂しい環境にある時には、特に産みたいと強く主張します。愛情をそそぐ相手を赤ちゃんに求めるのでしょう。
 
 でも、若くして子どもを産みたいというとき、その親に育てる能力があるのか否か、子どもの父親はどうなのか、これはしっかり見なければなりません。若い母親の場合、相手の多くの男は子育てに参加せず、かと言って生活費を家に入れるでもなく、やがて離れて行ってしまうという、そんなことが多々あり得るのですね。

 一人取り残された若い女性にとって、子育ては大変です。彼女の場合、それができないと、生まれてすぐから、それから一旦引き取った後虐待があって、また児童養護施設に引き取られています。

 児童相談所が「親子関係が良好になった」と判断したという、ここに強い不信感を持ちます。長い間子育てをしていなかった母親が、そんなに簡単に「良好」になることはまずありません。虐待をした母親は、また虐待をするかもしれないと考えなければならないのに。だって、その母親に対するアプローチがどうなされていたのでしょう。

 DVをした男性に対しての治療的カウンセリングがボツボツなされ始めていますが、虐待をした親に対しての、アプローチはほとんどなされていません。虐待をしてしまった親のSOSの電話相談には、親自身からの泣きながらの相談が殺到します。

 ストレスの多い孤立した親への子育てへの支援がなされなければというのが一つ。

 もう一つ。大切なのは、子どもへのアプローチです。「あなたたちは、暴力はうけてはいけない」ということをしっかり語ってあげなければ。暴力を受けたこどもは、「私が悪いからだ」と思わされています。誰にもSOSを求めることもなく、一人抱え込んで暴力に耐えています。

 回りが発見できなかったのかということと同時に、子ども自身からSOSを求めていいのだと。誰からでも、殴られたり無視されたりしてつらい時には、回りの誰にでも助けを求めていいのだと。特に、児童相談所には、子ども自身が助けを求めていけるような人を作ってあげる義務があると思うのです。学校の先生でもいい、とくに保健室の先生には、いつでもお話しに行っていいのよと、そうしっかり話してあげていたら、と思います。

 私は、診療の現場で虐待の事実を見つけたなら、簡単に家には帰しません。自相も家族から拉致といわれても、「命」を守るのが先決と、頑張って保護している例を何度も見ています。今回の子どもが、そんな大人たちに守られなかったのが、とても残念です。親からの暴力をだれにも助けを求めることもなく、ひっそりと死んでいった彼女が何ともかわいそうです・・・。


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フィリピン、セブのストリートチルドレンへの文房具。

ここにフィリピン、セブのストリートチルドレンのために文房具をと書きました。

Dscn2757_1280x960昨日、のりたまさんがクリニックに届けて下さいました。ノートやボールペン、シャープペンシルなど。のりたまさんのブログはここにあります。のりたまさんありがとうございます。他にも、協会の方には、私のブログを見たからと、遠方なので送るからと埼玉などから連絡が入っていると聞きました。ありがたいことです。7日には、必ずYMCAに行って、お届けしますし、私も少し店番をするつもりでいます。

「 自民党の安倍晋三総裁は30日、京都府綾部市で講演し、憲法改正について「(改正発議に)反対と思っているような横柄な国会議員には次の選挙で退場してもらいたい」と語り、次期衆院選で憲法改正を争点化する考えを示した。
」 さっそく安倍晋三氏がこんなことを言ったと、様々なメディアで報じられています。人にはいろいろな考えがある、そしてその考えを支持する人が選挙で一票を投ずる。その票の積み重ねで議員となっているのだから。安倍氏もそうだし、憲法を守りたいとの思いを持っている人もそう。それを「横柄な国会議員」という言い方には吐き気を覚えます。

 また、やはり「教育再生」とも語ったとも報道されています。

 今、自民党の中にも、かつての後藤田氏や三木氏のようなリベラルで憲法を大切にすべきと考えている重鎮たちがほとんどいなくなってしまったし、国会の勢力図にもかつてのような与党野党の明確な力のバランスがなくなってしまって。保守二党の支配と複数の外国のメディアで報じられているような状況となってしまっています。

 こんな時、メディアでは散々ですが、田中真紀子さんの「文科大臣」就任には、かすかに拍手なのですね。文科省だから。選挙までの短い間ではあるけれど、今のどうにもならない文科省に少しは手を入れてもらいたいと思うのです。もちろん、官僚は大臣が変わったくらいではびくともしないような組織を作り上げている、それはそうでしょうが。

 以前、真紀子さんの出産に関して、真紀子さんのつらかった思いを聞いたことがあります。少なくとも、性教育について、何とかならないか、そんな期待を持つことは幻想でしょうか・・・。裏切られても、裏切られても、わずかな希望を持ってしまうのです・・・。


Dscn2754_1280x960 昨日できたウサギ、首のリボンを忘れていました。リボンを結ぶと、なんかボケっとしていたのが、締まリました。



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「8.6ヒロシマ平和の夕べ」実行委委員会でした。

 昨日は、「8.6平和の夕べ」の実行委員会でした。今年の会の反省会、そして来年に向けて。反省会は、事務局では作木の合宿でしましたが、それを実行委員会としてもっと広い人たちで検討をしたということです。10人が集まりました。

 今年の会はとても多くの方たちに評価して戴きました。若干メニューが多すぎの感はありましたが、バランスよくいろいろな角度から平和への発信ができていたと思います。

 でも、今年が全力でいい会ができたとなると、来年がもっと難しくなります。今年に負けないように、頑張ってメニュー作りをしなければなりません。みんなであれこれ話しあって、一応の骨格ができました。

 私は、これから講演をお願いするお手紙を書かなければなりません。昨年、小出先生に書いたように、心を籠めて書いてみようと思います。受けていただけるかどうかはわからないけれど・・・。

 来年は、きっと自民党政権になって、原発を巡る動きも、近隣の国々との関係も、それから基地やオスプレイを巡ってのアメリカとの関係も、いろいろと危惧される状況になっているでしょう。その状況の中でのヒロシマからの発信です。頑張らなければ・・・。

Dscn2740_1280x960  会の後、天満町の「のらや」で懇親会です。のらやでは、ちょうど、ヌードルフェスタをしていました。近くのお店の人たちとコラボで沖縄ソーキ焼きそばと、うどんと、すいとんの三種が食べられるというもの。お腹が空いていたので、すぐ食べ始めてしまって、途中の写真ですみません。そのほか位にも、お刺身やタコの柔らか煮などを出して戴きました。会議と違って、話がはずんで楽しい会でした。今、ここに集まる仲間たちとの会話がとても楽しくて。とげとげしい所が全くなくって・・・。

Dscn2743_1280x960Dscn2744_1280x960 そして、家に帰ってしこしこと。やっと出来上がりました。うさぎです。ウサギを作っていたら、中洌先生がウサギの話をされて、内心びっくりしました。


Rscn2752_640x480そして、やまとの湯に行ったら、ちょうど雲に薄く隠れて、満月、中秋のお月様に会えました。うす雲越しですし、私のボロデジカメでは、中にウサギは見えませんでしたが。孫ちゃんには、人に優しい人になってほしい、でも、自分を犠牲にはしないでね、どんなことがあっても生き抜いてねと、そんな気持ちでうさぎを送ります。


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