松山の道の駅「ふたみ」。
もう、少し前になります。松山に伊方原発再稼働反対の会に行ったときのことです。朝早く伊方原発を見に行き、松山への帰り、何だか車の駐車の整理をしているお年の方たちが見えました。何だろう、なんか朝市でもあるのかしらね、行ってみようか、と私たちの車も右折して行ってみました。そこは一軒の産直のお店でした。そこで広島ではもう見られなくなった八朔とそれに新鮮なソラマメをどっさり買い、レジに行くと、レジの女性がお祭りに行くでしょ?と言われます。ええ? 何ですか? お祭りがあるのですか? と聞くと、すぐそこに菖蒲園がある、今日はそこのお祭りだと言われます。みんなそこの産直のお店の駐車場に車を止めていくのだと。お祭り大好きの私は、それは行ってみなければ、で、歩きました。菖蒲がちょうど見ごろでした。お祭りは、その町の人たちが自分たちでお店を出しています。あゆやヤマメや牡蠣やサザエも焼いて安く売ったり、綿菓子やそうめん流しは無料です。ひとしきりお祭りを楽しんだ後、また松山に向けて走ります。
集会に行く前にお昼ご飯を食べなくては、で、寄ったのがここ、道の駅ふたみです。
きれいな砂浜の海に面した道の駅。もう何年前でしょうか。まだ父が生きていたとき。夏休みに車でしまなみ海道から香川、愛媛を通って、佐田岬、そしてその先からフェリーに乗って別府の我が家に行ったことがあります。その頃、父と同居していました。どこに行くにも父を車に乗っけて一緒に行っていました。河野の実家に里帰りするときにも父を連れて行っていました。姉夫婦と私たち夫婦とそして父だったと思います。その時にこの道の駅に寄りました。
当時、夏で海水浴の人でいっぱいでした。その道の駅で食べた「鯛めし」がとびっきりおいしかったのです。鯛めしと言うと、炊き込みご飯かと思ったら、ここの鯛めしは鯛のお刺身がごはんにどっさり乗っていました。それと卵の黄味。濃いめのお醤油をかけていただきます。父もとっても喜びました。
二階がそのレストラン、一階がお土産やさんです。二階は、まだ早すぎて開いていませんでした。少し待ちましょう、ここの鯛めしがおいしいから、と言って、一階へ。実は、そこで買ったお味噌がとびっきりおいしかったのです。またいつかあのお味噌を買いに行きたいと思いながら、時が経ってしまいました。でも、どこを見ても、味噌は売っていません。思い切ってお店の人に尋ねました。そしたら、「ああ、何とかの味噌ですね。それは今、作る人が休まれています。」と言われました。きっとお年なのだと思います。ああ、私の記憶に間違いありませんでした。でも、残念、あのお味噌はもう味わうことができそうにありません。
そして、いい匂いに気づくと。お店の外に小屋が立っています。そこでは、地の人たちなのでしょう。イカやアナゴや、さざえやアワビや、イセエビまで、大きな炭火でせっせと焼いています。二階のレストランが開くのを待ちきれなくて、みんなそこでお昼を食べることにしました。私は鯛めし、これは炊き込みご飯です。そしてアワビの焼いたのを買いました。大きなアワビを丸ごと一個焼いてあるのが600円なのです。おいしくて。アワビとアナゴの一匹も600円。それにエビのかき揚げ。それらを夫のお土産に買いました。夫はびっくりです。こんなアワビ、広島で食べると5000円するよ、という大きさなのです。美味でした。握り寿司を食べた人、イカの焼いたのとサザエを食べた人、それぞれ大満足でした。
いつかまたクーラーを持って行きたいところです。以上、アップし忘れていましたので。
今日は光の道上病院で診療です。昨夜診療後、廿日市の往診を終えて来ました。静かな個室で、色々とすべきことをしようと思って来たのですが、何だか眠くて。ブログをかいたら寝ましょう。後はまた朝起きてからにしましょう。
「体の相談室」と「著書」の販売があります。
ぜひ、覗いてみてください。
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コメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: 履歴書バイブル | 2012年6月29日 (金) 11時18分