「スジョンガ(水正果)」作りました。
昨夜、今日の中国新聞文化教室の講座でお出しする漢方茶を作りました。毎回異なるお茶をお出ししているのですが、今回は「スジョンガ(水正果)」です。
桂皮(ニッケの皮)としょうがと黒糖を入れてお水を一杯入れて煮ました。桂皮は京都に行ったときに買っておいたもの。しょうがは今回はこれも京都で買った黒糖生姜にしました。黒糖は沖縄産です。一煮たちしたら、固くなった干し柿を入れました。カチカチでも、さっと煮るとふっくらとします。今朝味を利くととてもおいしくできていました。
体を温めるスジョンガ、きょうは冷蔵庫で冷やして飲んで戴きます。大なべ一杯に作ったので、明日にはクリニックのスタッフにも持って行きます。
このスジョンガを知ったのは、もう何年前でしょうか。京都で講演があるため、前日にホテルに行ったところ、そこの回りがすさまじい混雑でした。祇園祭の真っ盛りだったのですね。全然知らないで行ったのですが。これはこれは。せっかくのこんなチャンスを楽しまないわけにはいかないと、チェックインするとすぐに飛び出して、回りを散策しました。人ごみの中で「韓国の飲み物」の屋台が出ていました。すぐに一杯いただくと、とてもおいしくて。これは何という飲み物なのかと尋ね、スジョンガだと教えていただきました。
歩き疲れてホテルに帰ると真ん前にカフェらしきお店がありました。もう店じまいをされていましたが、お願いして入れていただきました。入って気づいたのですが、そこは韓国の古茶屋さんでした。そこで、韓国のかき氷「パッピンス」を戴きました。戴きながらふと見ると、そのお店が「祇園祭には臨時の飲み物のお店を出す」と書いてありました。それを見ると、私がスジョンガを戴いたところだったのです。場所はうんと離れていました。一晩で二回も同じお店のものを戴いた、何かの因縁を感じたのです。
そこが、その後私が京都に行くたびに行き続けている「素夢子古茶屋」さんなのです。ここは静かで、たくさんのポシャギが飾ってありますし、古茶だけでなく、韓国の定食やおかゆなどの食事もできます。さらに、さまざまな漢方の材料も売っていますので、行くたびにここで買って帰ります。
今日も受講生のみなさんには喜んでいただけるでしょうか。
この週末には、8.6の平和の夕べのスタッフと一緒に伊方原発に行きます。そこで伊方原発の再稼働の反対の会に出席します。現地の人との交流とそして8.6の会の宣伝も兼ねます。日曜日に発送作業をしながらふと思いつきました。揃いのTシャツを作ろうと。そこで元アキハバラ塾の塾長河口さんに相談しました。日曜の夜にクリニックでお会いして、もう昨日できてきました。チラシと同じ模様の素敵なTシャツです。これを着て土曜日には松山に行きます。
私は今日は文化センターの講座が終わった後クリニックで一仕事。夜は「美川憲一」のコンサートです。このごろディナーショーもないし、憲ちゃん久しぶりです。
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コメント
私は学生時代を京都ですごしました。卒業後25年目くらいからようやく、仲の良かった友人4人で毎年会えるようになって数年たちます。でも素夢子古茶屋というところは、行ったことがありませんでした。三井ガーデンホテルのちかくでしょうか。先生のブログによく登場して、美味しそうなので、今年の秋には是非行ってみようと思っています。
投稿: スヌーピー | 2012年6月 8日 (金) 20時48分
スヌーピーさま
ええ、京都三条の三井ガーデンホテルの真ん前です。素敵なところです。ぜひ一度行ってみて下さい。いつもブログを見ていただいてありがとうございます。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2012年6月 9日 (土) 22時40分