「8.6ヒロシマ-平和の夕べ-」のご案内⑥
講談師神田香織さん。福島県立磐城女子高等学校卒業後、東京演劇アンサンブルなどを経て、1980年神田山陽門下生となりました。ジャズ講談や一人芝居の要素を取り入れた独自の講談を次々発表し、講談の新境地を切り開きました。反戦反核を訴えた「講談はだしのゲン」で日本雑学大賞受賞。2002年講談「チェリノブイリの祈り」を発表。平和・人権・女性の生き方をテーマとした講談付き講演も精力的に行っています。3.11の後「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」を呼びかけ、立ち上げています。
神田香織さんのブログはこちら。今、福島の支援に走り回っていらっしゃることがこのブログでよく分かります。講談新版「はだしのゲン」はこちらです。
中沢啓二さんは神田さんのことを「私が認可した」とおっしゃいました。中沢さんの奥様は「すごい迫力で、美人だし、とってもいいですよ。」とおっしゃいました。中沢啓二さんお墨付きの神田香織さんの講談「はだしのゲン」。とっても楽しみです。
ただ、会が盛り沢山で、時間的に制約があって、フルで講演をしていただくことができないのを大変申し訳なく思っています。
8.6関連企画のご案内です。今年も原水禁山口主催で上関、祝島現地交流ツアーが行われます。ここに私が参加した一昨年のツアーのルポをしています。翌日のブログにも豊かな海を中心にルポしています。
言わずもがなですが、上関は中国電力の原発予定地です。上関の住民は、原発推進の町長を選び、議会も推進派が多数の中、着々と建設の準備が進められてきました。しかし、建設予定地の向い側にある祝島の漁師さんたちは、一貫して反対の立場を貫き、補償費も拒否してきました。そして、福島原発の事故で、漁師さんたちがとっても苦労なさっている姿を見たとき、私たちはあらためて、祝島の漁師さんたちの訴えと行動がいかにすごいものであるかを痛感させられました。
ツアーでは、祝島の漁師さんたちの釣り船に乗せていただき、魚釣りをします。そして漁師さんたちの手料理をごちそうになりながら、交流します。そして上関の建設予定地に張り付いて、反対のテントに住み続けて闘っている人たちを激励します。ちょうど私が行ったときには、いるかの大群がぴょんびょんと飛んで私たちに訴えているかのようでした。写真は、原発予定地で頑張っている方たちを激励しているところです。
参加の希望の方は、チラシに乗っている番号にお電話かまたはメールアドレスにご連絡下さいませ。チラシはクリックすると大きくなります。参加費は交通費、昼食代、釣り代など全部含めて9000円です。
さらに、関連企画「被爆電車・平和学習」について明日ご案内いたしますね。
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