「8.6ヒロシマ-平和の夕べ-」のご案内④
私の4月25日のブログ、ここにあるのですが、三代目春駒さんの「横を向いて歩こう」について書きました。その歌の優しさに思わず涙ぐんだのですが。その彼が今年の「8.6平和の夕べ」でトップを切って歌って下さいます。「横を向いて歩こう」も素晴らしい。そして、何と言っても彼の代表作「その男ヨシオ」もぜひ聞いてほしい曲です。
私たちのプリントに書いた彼のプロフィールです。
『芸者として博多で活躍していた祖母「春駒」の芸号を継ぎ、ミュージシャン、フリーライター、アートディレクター、ナレーター、武術師範などボーダレスに活動。祖父ヨシオのヒロシマでの被爆体験をもとに2001年に発表した反骨ソング「その男ヨシオ」は、2011年の福島第一原発事故以来、「サイコーに勇気が出る歌」と再び話題を呼んでいる。』
ぜひそのライブをYou Tubeでお聞き下さい。
『 「その男ヨシオ」 詞・曲/三代目春駒
1945 「8月6日」 イン・ヒロシマ
ガイガーカウンター 振り切るほどの放射能
まだ黒焦げの 焼死体くすぶる 瓦礫の街
見ろよ一人の男が 汗にまみれもう家を 作りはじめてる
そーだ!
その男ヨシオ
この俺のジイチャン
その男ヨシオ
くじけない男
オリャ、オリャ、オリャ!生きたるんじゃ!
ツライ時こそ 笑ろうてみせや 男なら
絶望の朝に 希望のメロディ 口ずさめ
まだ幼い カズオの命が 腕の中
なすすべなく 儚く 終わったとしても
そーだ!
その男ヨシオ
涙に沈んでも
その男ヨシオ
何度でも立ち上がる
オリャ、オリャ、オリャ!生きたるんじゃ!
あなたが逝ってしまうまえに
もっと話したいこといっぱいあった
あたたかな眼差しのその奥の
覗いちゃいけない 哀しい記憶を
今もずっと
溢れる勇気で
その男ヨシオ
俺を照らし続けてる
その男ヨシオ
この俺のジイチャン
その男ヨシオ
くじけない男
オリャ、オリャ、オリャ!生きたるんじゃ! Don't give up!
Get up,Stand up、、、、足に力込め
Get up,Stand up、、、、大地を踏みしめて』
『あなたが逝ってしまうまえに
もっと話したいこといっぱいあった
あたたかな眼差しのその奥の
覗いちゃいけない 哀しい記憶を』
このフレーズがたまりません。私が父に言いたかったこと、そのものなのですもの。私だけでなく、親を亡くしたすべての人が持つ感情ではないかと思います。
広島の被爆者としてお話しいただく近藤紘子さんや講談師神田香織さんや、被爆電車の体験を話していただく米沢鐵志さんのことなど、まだまだ「8.6ヒロシマ平和の夕べ」のご案内は続きます。どうぞ飽きないで読んで下さいませ。よろしくお願いします。
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