「ひとは」にて。
8日、日曜日に行った「ひとは」。「紙風船」での遊布恋さんの展示会の搬入を待つ間に行ったのですが、紙風船から車で10分もかからないところにあります。
知的障がいのある方たちの作業所や宿舎があります。私は、以前ここで「障がいがある人の性教育」の講演を行いました。その講演にはひまちゃん夫婦も来てくださいました。安芸高田市の市長も来て下さいました。
ちょうどその時にはひまちゃんの亡くなったとら吉さんが、安芸高田市の新しくできたイベント会場に車いすで入場できる席がなく、一番前でそっくりかえる形で映画を見るしかなかったということで市に抗議をしているときでした。そして、市長もそこを改築して席を作る、そのための予算要求をすると約束した前後でした。
その講演は、明後日に障がいを持っている人同士の結婚式が行われるという時でした。ほんのちょっとしたサポートがあれば、好きな人同士で共に生活することはできるという、その実践をなさっていました。
「ひとは」の縄文アイス、縄文時代の米、黒米を入れたアイスは評判となり、今も大人気です。白木、向原線の向原に入ってすぐにあります。縄文アイスという看板が立っているそのお店では、いろいろな種類のアイスをいろいろなサイズで食べることができます。私はここの「ごませんべい」特に唐辛子入りのピリピリするのが好きで、よく「ふれ愛プラザ」でも買って食べます。この時にも、そのおせんべいや手作り味噌を買いました。
ここの二階は、ひとはの方たちが作った作品の展示と販売の会場となっています。
古い箪笥や鏡台や飾り棚などに作品が飾られています。その古い家具にも興味があって、楽しく見ることができました。
ちょうどひとはの利用者の方が来て、さをり織をこれは僕が織りました。これはペンケースですとか、携帯入れは前のと今のとこう違っています、とか説明をしてくださいました。自分が作ったものに誇りと愛情を持っていることがよく分かって感動しました。
「紙風船」の遊布恋さんの展示会は今日までです。私ももう一度行きたいけれど、仕事で残念です。素敵な作品の数々、ぜひ多くの方に見ていただけますように。
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コメント
三次に帰る時はいつもこちらの向原腺を帰ります。
妻は縄文アイスが大好きでいつも立ち寄りました。
思い出の深い『ひとは』です。
投稿: 原っ葉 | 2012年4月10日 (火) 08時10分
時間が無く、アタフタとアイス買い、
車の中で「美味しいね~♪」
と頂きました。
二階、今度、見せていただきます。
投稿: ナナママ | 2012年4月10日 (火) 09時14分
私も手作りのものが大好きです。子供たちの造形教室をしているので、愛らしい作品に囲まれていると本当に温かい気持ちになります。きっとずーっと好きなんだろうな、と思います。先生の紹介してくださるお店とか、広島に行ったらいつか行ってみたいと思うところばかりです。でもブログの上だけでも楽しませてもらってありがとうございます。
投稿: スヌーピー | 2012年4月10日 (火) 14時13分
会社があるのに、安芸高田市内ってあんまり回ることないのが残念です(笑)。今のところ、会社に行って帰るだけなので・・。
投稿: さとうしゅういち | 2012年4月10日 (火) 21時16分
原っ葉さま
そうなのですね、奥様、縄文アイスがお好きだったのですね。また、通る時には寄ってそのことを話してあげてくださいませ。職員の方も利用者さんも喜ばれると思います。また、お会いできますように。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2012年4月15日 (日) 07時59分
ナナママさま
ええ、ぜひ二階に上がってみて下さませ。素敵で、楽しいです。もちろん、アイスもね。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2012年4月15日 (日) 08時00分
スヌーピーさま
ええ、本当にそうですね。なにかを手作りする、無から有を作り出すというのは、楽しくて素敵なことですね。スヌーピー様は、きっと子どもたちの完成をのびのびと伸ばしてあげているのだろうなと思います。いつもコメントありがとうございます。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2012年4月15日 (日) 08時04分
さとうしゅういちさま
安芸高田市は素敵なところです。ずいぶんいろいろとみて回るところがありますよ。また、十分仕事に慣れたら回ってみてください。こうのみよこ
投稿: こうのみよこ | 2012年4月15日 (日) 08時06分