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性教協ヒ広島サークルのセミナーの感想文

 原稿を書いています。小児科の専門誌からの依頼での思春期妊娠の原稿がまだでき上がっていません。昨日は、午前中の会議を終えた後クリニックに籠り続けました。ああ、しんど。

 午前中の会議では、先日の性教協広島サークルの冬季セミナーの反省会と、これからの計画を立てました。セミナーでの感想文も読みまた。たくさんの感想文を書いて頂いて、ありがたいことです。

 午前中は吉田先生の小学校での八時間の授業の報告をしてもらい、午後は、村瀬先生の講演の後、私と村瀬先生で「元気を出して性教育!!」というトーク&トークをしたものです。

・中身が盛りだくさんで充実していました。吉田さんの8時間の取り組みも素晴らしかったです。村瀬先生のお話も改めて頭の中が整理できました。トーク&トークではセックスワーカーの厳しさ、泥沼から出られない怖さを改めて知りました。

・小学4年生で吉田先生の授業を受けられた子どもたちは幸せだなと思います。男↔女わかりやすかったたです。最後に「自分らしくあらねばならない」とこだわりすぎるのも押し付けになるなあという気づき、吉田先生の口から出たところも性教協らしいなあと思いました。人って、常に進化し続けるものなりですね。

・厳しい縛りの中で、勇気ある実践報告や、他職種の方と出会えたり、若い人からの刺激を受け、元気をいただいた。たくさん学ばて頂きました。学んだことを自分のできる範囲で実践していきたい。

 これらの感想文の中でのセックスワーカーの話、私が自分のクリニックでの話を少し出したのです。若い人、それも地方から進学のために広島に出てきて、あっという間に風俗で働くようになって、それも暴力団でがんじがらめになって、学業どころか、身動きできなくなってしまう子たち。今、全国でこんな姿がみられます。私は、風俗で働くということは、決して楽して沢山のお金かせもらえるという、甘いものではなく、プロのセックスワーカーの厳しさを知らせなければならないのではないかと思っているのです。

 どんなに嫌な人、好みでない人であろうと、お金だけがつながりで相手をしなければならないということの厳しさを。風俗で働いていて、相手に殺されてしまった少女のことなども含めて。村瀬先生は、セックスワーカー、それもしっかりしたプロの人にインタビューした話をしてくださいました。

 そんな会のことを思い出しながら、今度はまた、もっといい会を企画したいと思っています。五月と七月と一月の会の計画を立てました。また、ご案内しますね。八月は、山口で全国大会があります。これにも私は発表することになっています。

 ああ、早く原稿を仕上げて次に取り掛からないと。そうでないと、ずっと何かに縛られているような重ーい気もちが続いています。

Dscn0789_1024x768 土曜日のお昼、しらかわで今度は鴨なんばんそばです。鴨肉と、鴨肉の肉団子も入って、ボリュームたっぷり。おいしかったです。次々とメニューを制覇していってます。


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