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皆様お世話になりました。

皆様お世話になりました。
私は今グアムにいます。
昨日、ホテルに着くと、もう暗くなっていました。
朝の部屋からの景色です。
やっぱり申し込むのが遅かったので、海が見える部屋でなくって残念。
今回は、姉の母娘と、私たち母娘の四人で来ました。
夫は、アメリカ圏には行きたくないと言いました。
厳しいボデイチェックや指紋を取られたりが、とてもいやだと。
結局、このゴールデングループになりました。
暖かくて、気持ちが良くって、ずっといたくなります。

大晦日。
またこの一年もあっと言う間でした。
多くの方々のお世話になりました。
しんどいことも多かったけれど、皆様に支えられて過ごすことができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

今日は一日海で過ごします。

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岡山空港です。

岡山空港です。
申し込むのが遅かったので、広島空港からの便は取れませんでした。(キャンセル待ち60人ですって)広島から二時間で来ました。
ネットがうまくつながれば、南の海からご報告しますね。
しばし、のんびりしてきます。

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松井市長の挨拶にびっくり。

 今年の夏、日韓親善協会の懇親会が開かれました。それは、Asiana航空の、広島インチョン間の定期便就航20周年記念を兼ねていました。来賓の方たちは、定期便就航20周年をお祝いし、それも大変好成績で、ほとんど満席に近い状態での飛行を大変ほめ、そしてその日韓友好のために果たす役割について、言及しました。

 そして、松井市長の番になったとき、そのお祝いの言葉というか、挨拶を聞いていて、私は大変びっくりしました。その少し前、駐広島大韓民国総領事館に、総領事が新しく赴任されていました。その歓迎会も開かれ、私も出席させて頂いています。

 それから、広島とテグは姉妹縁組をしています。そのテグでの世界陸上に広島から大応援団を送ろうと、そのチラシが席においてありました。

 松井市長は、いきなり、本日は20周年おめでとうございますもなく、本当にいきなりです。

「広島市長の松井です。この前、私は、総領事にお会いしたんですよ。そしたら、総領事はカラオケが好きじゃと言われたんですよ。私はカラオケ合戦を申し込もうかと思うたんですが。どっちが上手じゃいうて言い合いになったらいけん思うて、それはやめました。それから、テグの市長にも会うたんですよ。そしたら市長が、来てくれ来てくれいわれましてね。今度の世界陸上の、その、チラシを見てください。そこに私の写真がのっとるでしょう。中を見てくださいほら、そこにのっとるでしょう。写真が乗ったけえ、これは行かんといけんかのう、と思うとります。やっぱりテグに行くことになりますかねえ。」

 これだけだったのです。締めの「本日は本当におめでとうございました」もありませんでした。日韓の友好も、ASIANA航空も、なんにもありませんでした。ただ、わしがわしがだけでした。

 本当にびっくりしました。品格なんてあったものではありません。

 市長の話はひどいとは聞いていましたが、これほどとは思いませんでした。「あれならわしのほうがもっとちゃんと話が出来るワイ」という人もいました。市長は、こんな語りが庶民的でいいと思われていると、勘違いされているのでしょうか。秘書の人は、このような場での挨拶の原稿を書いていないのでしょうか。書いて渡していても、それを無視されるのでしょうか。

 もう、恥ずかしくて。日本と韓国は、本当にいろいろとあって、迷惑かけたことも沢山あって、でも、ここに来て、やっと友好の兆しが両国の市民同士も抵抗なく見えてきています。そんな場です。広島市の市長であるのなら、もっとちゃんと話してほしいと思いました。

 市長に就任したときには、「これまでの市長は外に向かっていたが、私は内に向けます。」と言っておきながら、そして、平和市長会議についてまだ何にもしていないのに、11月のスペイン国連協会からの「平和市長会議」への「平和賞」の授賞式に松井市長が出席したとの報道に本当にびっくりしました。きっと表彰式があっても、自分は恥ずかしくて出席できんでしょう。秋葉氏に特命で出席するようにと頼んでかもしれんという人もいましたが、みずからスペインに行ったと。その写真をぬけぬけとHPに載せいてるのを見て、ますますびっくりしました。

 これをきっかけに、せめて世界平和の活動を、広島市の市長らしく行ってほしいと思いますね。平和市長会議をここまで広げてきた貢献は、秋葉氏にあることを肝に銘じて。根拠のない半端な批判をしないことです。

 さらに、平和市長会議の理事会において、広島県の「国際平和拠点ひろしま構想」の概要版の配布及び説明が行われ、2013年の総会において広島県から取り組み状況の説明を受けることが了承されました。とHPに書いてあり、これまたびっくりしました。

 県知事がおこなおうとしている「国際平和拠点ひろしま構想」が外務省主導で行われつつあるのに、私は危惧を覚えます。明石氏はその象徴です。外務省の「広島を取れ」という大命題にすっかり乗っかっての活動では世界平和は見えて来ません。なぜいまさら「明石氏」であるのか、その意味をみんなわからなければ。

松井氏はみずから何をしていいのかも分からないままに、県がすること、すなわち外務省に乗っかろうとしているのでしょうか。


2011_122300162011_12230017 先日の富山からの帰りに寄った金沢の近江市場で。姉の食べたうに丼と私が食べた定食です。後で、私はうにいくら丼にすればよかったと思いました。姉がうにが物凄くおいしかったと言ったので。その地でしか食べられないものを食べるのが旅の原則ですね。


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松井市長の市政について。

 広島アキハバラ塾の塾長のブログです。四年間続いたアキハバラ塾が今年限りで中止になるとのことです。私は塾の二期生です。

 塾長のブログに掲載されている、NHKのニュース。これには、全く納得できません。

「広島市の松井市長はことし4月に就任して以降、厳しい市の財政状況を受けて、「ゼロベースからの事務・事業の見直し」を進めており、今回の事業の廃止もこうした見直しの一環と見られます。」

 アキハバラ塾は、ネットを使った企業家の養成だけでなく、すでに広島市内にある老舗のお店のネットの指導などもしてきています。さらに、広島の産物のカナダ、フランス、中国への販路の新設・拡大、観光、町起こし等にも取り組んで来ました。

 塾生は、ネットを使っての事業での収入は、一割市に納めることになっていますし、収入がアップした分だけ、税金にも反映されています。

 アキハバラ塾として市が出している予算は、塾長の給料だけ。塾には、バリバリのパソコンの達人たちがいますが、それは塾長が自腹で給料を払ってきたもので、市のお金は使われていません。

 アキハバラ塾としては、完全に黒字なのです。市の財政状況から見ると、黒字のものを切る意味がないはずです。

 財政のためではなく、「秋葉氏」が始めたことをことごとくき切るというのが、松井市長のすることであり、その影には、秋葉市と対立してきた議員の意向が大きく動いています。

 せっかく設置された、平和公園のIT化も取り消されてしまいました。一旦設置されればかかる経費は月五千円だけだというのに。 これは、修学旅行生を引率する人や観光客にとても喜ばれてもいました。I Pad を持って碑めぐりをする人たち、国際会議場での学会の出席者が、公園のベンチでネットをしている姿にも多く出会って来ました。これらを切るることの意味が分かりません。

 IT が分からない議員の言うことを IT が分からない市長が聞いているだけ。

 先日のやはりNHKのニュースを見て、気分が悪くなりました。市長が「就任以来、これまで秋葉全市長と違って、職員と議員との対話を重視してきた」と語ったと。「秋葉前市長と違って」という言葉を短いニュースの中で三回も使いました。

 利権を追う議員と秋葉氏は厳しく対立して来ました。その分、物すごい痛み伴っていましたが、その姿勢を支持する議員も徐々に増えてきたことも事実です。今の市長は、この人たちの言いなりです。

 それに、「職員との対話」。先日、市長に面会した人がたった20分市長室にいた間に、市長は職員を三回、大声でどなりつけたと。お客さんの前にもかかわらず。その人から話を聞いて、私は笑ってしまいました。

 今、アキハバラ塾の終了のニュースを聞いて、塾長には他の自治体からの問い合わせが殺到しているということです。広島市は彼を切って損失ですが、彼には他に活躍の場が出来て、その方がよかったかも知れません。

 松井氏は選挙で勝った人なのだから。敗けた者は語るまいと、私はこれまで一切市政についてはブログで触れませんでしたが、一年の終わりに当たって、びっくり仰天の松井市長のことを書いておきたいと思いました。

 明日は、松井氏の挨拶について語ります。

 昨日で診療も終了。年賀状も投函したし、今日は残りの書き物の仕事と、掃除と、明日からの準備です。
 

 2011_12220009 先日富山に行くときに乗り換えの京都で買った駅弁です。菜めしや散らし寿司など、ちまちまと沢山の食材で、駅弁も豪華になりました。


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朝日新聞、悲惨です。

2011_12280002 12月26日の朝日新聞です。広島に配達されたものなので13版。他の地域の新聞ではどうなっているのかは知りません。これを見たとき、もう、これで朝日新聞を取るのはやめようと思いました。

 真央ちゃんが母親の悲しみを乗り越えて頑張って優勝したと、これはだれもが拍手を送ることであって、私も胸が熱くなりましたよ。

 でも、17歳、若い村上が転倒した写真をここに載せることの意味が分かりません。真央ちゃんの写真は素晴らしいです。笑顔で両手を広げて。村上の転んだ写真は足を広げて、股がばっちり写っていて、何かのマニアが大喜びしそうな、そんな写真です。

 そもそも、ミスをしないで滑ることが大条件のスケート競技で、いい成績を撮るために、相手のミスを喜ぶという風潮はあってはならないと思います。ミスをした彼女、これからまだまだ伸びていくであろう若い人に、励まし、エールを送るような、そんな雰囲気がほしいと思います。負けた人にこそ、暖かく接しなければ。人にミスをあれこれ言われなくとも、本人が一番悔しいし、悲しいし、残念であるはずですから。

 それなのに、天下の朝日は、こんな写真を載せている!! 彼女のミスを喜んでいるのでしょうか。

 これを載せたことの意味が知りたいと思いました。私は、朝日新聞の読者の声を聞く担当の方に電話をしました。私の指摘に、担当のものに伝えますとは言っていただけましたが、その後、内部でどう処理されたのかは、全く分かりません。多分、聞いておくだけだろうと思います。単なる一人の読者の意見をいちいち取り合わないでしょうから。

 私たち五人の兄弟は朝日新聞で育ちました。家では、奪い合うように新聞を読んでいました。たまたま毎日新聞の記者と結婚して、毎日新聞を取らざるを得なくなりましたが、私の朝日ファンは根強くて、だから職場では、朝日新聞を取っています。同じ育ち方をした姉は、もう一年近く前に、朝日新聞には我慢できないと、取るのをやめて、中国新聞に変えてしまいました。

 どこの社でもそうでしょうが、このごろの記者の質の低下には目を覆いたくなります。一方的な取材。その浅さ。読んで不愉快になるような、そんな新聞はもうやめたらいいのですね。

 今回のこの写真は、そう私に思わせるのに十分なできごとでした。

2011_12280001_2昨日、帰ってきた娘と一緒のランチです。紙屋町の地下の「RESORT」で。娘はナツカシーイを連発していました。レディースセットはハーフサイズの好きなグラタンを選べます。私は、カレー味のカツのドリアにしました。姉は、海鮮の入った「リゾートドリア」。娘は「海老のマカロニグラタン」にしました。ハーフサイズで十分です。飲み物も付いて900円です。夜は家で牡蠣なべをしました。


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娘が帰って来ました。

2011_12260001 クリスマスプレゼントを頂きました。ネコの模様の手袋です。暖かい。でも、それだけではなくって。これをしたまま I Padができるのです。不思議。どういう素材で出来ているのかなど、なんにもわからないけれど、でも、普通と同じようにできるので。外の寒い中で I Pad をするのにはとてもありがたいです。ありがとうござまいす。これは、きっとスマートフォンにも使えるものだと思います。

 昨夜、一人クリニックで年賀状の印刷に四苦八苦しました。裏面は全部できたのに、表面、宛名などがどうしてか、ちっともパソコンが言うことを聞いてくれません。結局今日に持ち越しです。もう、どうしよう。いつまでもパソコンは素人で、情けない限りです。

 昨夜、娘が帰って来ました。二年ぶりの帰宅です。雪と事故で新幹線が遅れて、遅くに帰ってきたまま、そのまま荷物を持ったまま、駅からプチ同窓会に出席し、結局家に帰ったのは、二時近く。私は、そわそわ。娘の部屋の暖房をいれ、布団には湯たんぽを入れて待ちました。帰ってくると、やっぱりうれしくて。用もないのに、部屋に行って、寒くはないかとか、外に行くときには、この帽子をかぶりなさいとか。

 ちなみに、帽子ははじめ白の糸で編んだのを出すと、「白は、どうも・・・。かわいいけれど、私にははお嬢さんすぎて・・・」と言います。ではこれ、とこげ茶で編んだのを出すと、これがよく似合います。いいじゃない、それをかぶってというと「あっ、花がついとる。花ねえ」とうふふと笑います。「私は、Rockerよ。」と困った顔をします。

 これから数日、診療と、年越しの準備と、娘との付き合いで振り回されそうです。うれしいことです。

 明日からしばらく、これまで当分封印していた「マスコミ・行政・政治」の批判をします。


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お掃除、年賀状作り。

 昨日は、本当に久しぶりに何もない日曜日。しなければならないことが山のようにあって、朝から頑張りました。何より家のお掃除。日ごろ手抜きばかりなので、大変です。一日で出来るわけがなく、まだまだです。お正月まで後少し。本当に大変です。

 一日中テレビをつけて、それを 見ながらでした。昨日のTBS、すごかったです。震災、津波、そして原発。お掃除をしながら、目が離せないときもありました。特に、子どもたちの被害、たまりません。どうぞ、親を亡くした子たちがこれからも強く健やかに生きていけますように。

 早めの晩御飯を済ませて、クリニックへ。そこで深夜までしなければならないことをこなしました。原稿書き。それから、これも急がなければの、年賀状作り。秋に台湾に行ったときの写真を使って作りました。まだまだあて先と一言書きがぜんぜん出来ていません。これも急がなければ。

 今年は計51回の講演をしました。中学生に直接、保護者の方へ、そして教師など指導する立場の方、さらに今年は更年期の方、老人大学などの高齢の方への講義もありました。人にお話しするということは、自分自身が勉強することでもありました。手帳を見ながら、自分でもよく頑張ったね、と思います。

 中でも、台風の後を追っかけるように行った旭川。お昼11時15分から12時45分まで高知で、その後4時20分から広島大学で、という無茶なスケジュールも何とかこなしたことなど、よくもまあと思います。来年からは、こんな無理はしないようにしなければ、と思います。

 そんな時、講演に行った中学の校長先生からお手紙が来ました。とてもありがたい手紙です。文面からはどこの学校の先生か特定されることはないと思いますので、そのまま転載させていただきます。

『 師走の候、先生におかれましては、ますますのご清祥のこととお喜び申し上げます。

 先日はお忙しい中、ご講演を賜りありがとうございました。複雑な現代社会の中で、思春期を迎えている生徒たちに、自分や相手を大切にして生きること、そして責任を持って豊かな性をはぐくんでいくことなど、専門的なお立場からお話していただき、生徒のみならず、われわれ大人にとっても感慨深い貴重な時間となりました。そしてこれからも継続した教育が必要であることを実感いたしました。今後は、ご指導いただいたことを、家庭と連携しながら教育活動にいかしてまいりたいと思っております。

 こらから寒い時期になりますが、先生のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、略儀ながら書面にてお礼申し上げます。

     平成二十三年十二月○○日
                  ○○中学校長     ○○○○        』

 こんなお手紙を頂くと、本当に励みになります。「豊かな性をはぐくんで」「継続した教育」「家庭と連携」などの言葉から、ああ、校長先生は、私の話を聞いてくださった、とありがたく思いました。

 まだまだバッシングが続く中、要請がある限り話し続けたいと思います。


2011_12220002 まるで食べログのような私のブログ、まだまだ推薦したい食べ物はいっぱいあります。先日久々に行ったセンター街アクアの「源蔵」。巻き寿司でランチです。大きな卵焼きやアナゴもちゃんと入っています。お魚の赤だしが付いて530円。食べ切れなくて、持って帰りました。「源蔵」は昼間っからお酒を飲むにぎやかなお年寄りがいっぱい。お年寄りのいこいの場になっているのですね。


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「KD'S」のディナー

 昨夜のクリスマス・イブ。患者さんが多くて、午前の診療が終わったら三時半でした。それから、買って来てもらったちからの中華ミニをかっ込んで、40分からまた診療。へとへとになって終えて、即。ディナーへ。

 子どもがいた頃は、クリスマス・イブも楽しかったのに。ご馳走に手作りのケーキ。子どもを早く寝かせて、後はサンタさんが来るのを待って・・・。こどもたちはクラスの中で一番遅くまでサンタさんが来ると信じていました。あの頃は楽しかったなあと、いつもイブが来ると思い出しています。

 若い人たち、子育て中の今をしっかり楽しんでね、とエールを送りたいと思います。すぐですよ。子どもが大きくなったら、もう、なんにも楽しくなくなるのだから。

 2011_12240013 さて、そんな私たち、姉親子と私たち夫婦は、予約していたここへ。 かに道楽の裏です。「KD'S}とは、かに道楽のものという意味かな?

2011_12240011


 こんな新聞折込広告を見て、すぐに予約をしたものです。明るくって、ゆったり、きれいなお店です。お料理は、広告の写真とおりのものが出て来ました。

2011_122400012011_12240002 食前酒はフルーツワイン。甘めのフルーティーなワイン。季節の前菜は、マスカットや、一番むこうにあるのは何かと思ったら、柿のてんぷらでした。


2011_122400032011_12240004ずわいガニのビスクは香ばしくって、とってもおいしい。自家製のパンをつけて頂きました。スモークサーモンのサラダの上に載っているのは、細く小さいジャガイモのカリカリです。


2011_122400052011_12240006タラバガニのガーリックバター。私はパスタを少し残しました。お口直しのシャーベットはゆずです。


2011_122400072011_12240010 ズワイガニのココットは、おいしいカニご飯。周りのおこげが香ばしくって。

 デザートは、フルーツフォンデュです。暖められたマンゴーのソースに、パイナップル、バナナ、白玉、ワッフルなどをつけて頂きます。びっくりはアイスクリーム。これも暖かいソースにつけて食べると、おいしい!! 


2011_12240012器もおしゃれ。テンポよく出てくるお料理。大満足です。これが3500円なんて。それに、面白いのが、テーブルには大きな白い紙がいっぱいに広げられています。これにクレヨンがおいてありました。メッセージを残しておきました。一回ずつ捨てられる紙ですので、自由にお書きくださいということなのでしょう。本当にご馳走様でした。素敵なクリスマスイブになりました。


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富山のご馳走です。

 昨日、帰りのサンダーバードから投稿したもの、写真を貼りなおしました。へたな写真ですが、兼六園の美しい姿をぜひ見てくださいませ。

 昨日は、兼六園に行った後、近江市場でご飯を食べて、そしてテルミ金沢というところで、お風呂に入りました。富山から石川、福井には芦原温泉とか加賀温泉とか、魅力的なところは沢山あるのですが、そこまで行く時間がないので、近場で我慢です。それでも、雪を見ながらの露天風呂とか、なかなかの気分を味わいました。入浴料は700円ですよ。

2011_122200192011_12220020 一昨日の富山、えび寿しでのお料理です。まず突き出しからびっくり。甘エビの頭です。味噌が詰まっています。これを殻ごといただきました。


2011_122200212011_12220022 たらの白子ポン酢なんて、大好きなのに、量が多くて食べ切れません。


2011_12220023 氷見の寒ぶり。今日は八キロのです、と出されました。この前に照り焼きが出たのですが、写真を撮り忘れです。お刺身一枚がなんと、日ごろ私たちが食べる照り焼きくらいの大きさがあります。一枚食べるだけで精一杯。でも、本当に物凄くおいしいのです。沢山食べられなくって残念。北海道から下ってきたぶりは、日本海の雷や嵐、荒い波にびっくりして、富山湾に逃げ込んで来る、それをごっそり頂くのだと伺いました。


2011_122200242011_12220027 まだあるの?というくらい、次々と出てきます。カワハギの薄作り、マグロのトロのあぶり、白海老の燻製、蛍いかの黒作り、もう食べ切れません。


2011_122200282011_12220026 左下のお寿司は、しろえびにとろろ昆布が混ぜてあります。私は、この夜は車を運転する必要もないので、おいしい日本酒も頂きました。歩いてホテルに帰りながら、火照る顔に雪が当たってとても気持ちがよかったです。

 富山の皆様、本当にありがとうございました。



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帰りのサンダーバードです。

2011_12230013 帰りのサンダーバードです。
雪の兼六園を見たいと行ったのですが、雪は降るものの、積もるまではいかず、残念でした。
でも、雪つりが幻想的な景色を醸し出して、美しかったです。
帰り着くのは深夜になりそうです。
これで、今年の講演は全て終わりました。

 昨日アップした写真があまりに情けなかったので、貼りなおします。ココログは、写真一枚は1メガまで。I Padで画質を下げると、斜めの綱がきれいに出なかったので、小さいままにのせざるを得なかったのですが。さえないことでした。

 もう少し、兼六園の写真を載せますね。


2011_12230003

2011_12230012


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富山で講演をしました。

 昨夜は、富山県産婦人科医会学術研修会で産婦人科のドクターたちへの講習を行いました。

夜七時からの会まで時間が少しあったので、ホテルの周辺を散策しました。
 

2011_12220017 アーケードの商店街の中になんだかにぎやかなところがあると近づいてみると、スケート場がありました。子どもたちがにぎやかな声を上げて滑っています。こんな街中にスケート場があるのはいいね、と思いました。

 研修は、「若年受診者からみえる性教育への提言」のタイトルです。富山はあいにくの雨。それでも多くの先生方が集まって下さいました。時間ギリギリまで、精一杯お話しできたと思います。

 研修の後、先生方と「えび寿司」というお店でご馳走になりました。それが物凄いお料理です。帰りの列車の時間が迫っていますので、またそのお料理については帰ってからアップしますね。

 夜中から雨は雪に変わりました。えび寿司から雪の中を歩いてホテルまで帰りました。今朝も雪がちらついていますが、それほどの吹雪ではありません。途中、金沢によって見ようと思います。


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北陸は雪です。

北陸は雪です。

京都からサンダーバードに乗りました。
長い長い北陸トンネルを抜けると、そこは雪国でした。
一週間前に同じ路線で武生に来た時と、ガラリと様子が変わっています。
富山まで、まだ一時間半乗っていなければなりません。

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子宮けい癌予防ワクチンについての通達

 昨夜は、大学時代からの友人、女三人での忘年会でした。積もる話しは親の介護と自分の体力の衰え。なかなか大変な日常を送っている友人たちと、飲み、食べ、しゃべりストレス発散です。

 その後、私はクリニックに戻り、今日の講演の準備をしました。スライド造りと、抄録作り、午前一時までかかってしまいました。でも、これで準備万端。

 今日は富山に行きます。新幹線で京都へ、そこからサンダーバードで。講演は今日の夜です。吹雪だから、足元をしっかりしてきて下さいといわれました。かかとがペッタンコのブーツで行こうと思います。吹雪だなんて。こりゃ大変、と思いながら、どこかワクワクしています。

 ところで、皆さんに朗報です。子宮頸がんの予防ワクチンの公費助成ですが。来年度からは新中学一年生だけになるといわれていたのですが。このたび、厚生労働省健康曲結核感染症課から各都道府県に通達が出ました。

12月20日付けの「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例基金の延長について」というこの通達で、20日、「平成23年度第4次補正予算案が閣議決定され、事業の終期を平成24年度末まで延長するために必要な予算を計上することが盛り込まれました。・・・なお、第4次補正予算案については、今後、時期通常国会に提出され、審議が行われることとなっており、未だ成立したものではないことを申し添えます」と書かれています。これらは厚労省のホームページに掲載されています。

 これにより、打ちそびれた人が救済されます。いま、一回二回だけ公費助成で、三回目は三月を過ぎてしまうので、自費で、ということで打っている人も、これで三回目も助成されることになるでしょう。やれやれです。

 しかし、これはあくまでも「臨時特例基金」ですので、まだまだうんと先に打てばいいと思っている人、これは来年度に終了するかもしれないので今のうちに、と考えたほうがいいということを知っていてくださいね。多くの女性たちがこのワクチンの接種を受けられますように。

2011_12180020 先日の横浜。娘とどこで何を食べようかと探しているときにあったツリーです。カラフルな光がとてもきれいでした。

 私はこれから本陸に向けて出発です。



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郷ひろみディナーショー。

2011_121500062011_12150008 しばらく硬いことばかりを書いたので、今日は、最もお伝えしたくてうずうずしていたこと、「郷ひろみディナーショー」について。まだ広島のあとにも、他の地でのディナーショーがあるだろうし、一番書きたいことを書いて、これから行く予定の人を興ざめさせてはいけないし、なんて考えていました。


2011_12150012 開場は、前のステージから真ん中に約1メートルほどのステージが後ろに向かって延びています。私の席は、前からだと四番目。真ん中に伸びているステージのすぐ横の先っちょです。後ろだなあ、でも、一回くらいは、このステージの先まで来てくれるかなあ、なんて思っていました。ステージは、絶対写真撮影禁止です。その前の写真です。

 食事が済んでいよいよステージ、真っ暗になって、そこに音楽と共に、照明が。今、照明は色とりどりのレーザー光線を使って本当に華やかです。そして、ぱっと明かりがついて、郷ひろみがどこからどんな形で登場するのか、前のステージばかりを見ていた私の横に、突然、その郷ひろみがすっくと立っていたのです。伸びているステージの先っちょに。私が一番近かった!!キャー!! のけぞって郷ひろみを見上げながら、もう、もう、息が止まりそうでした。私の横で歌い、踊るのです。白いスーツ、えんじのエナメルの靴。指輪、手の甲の血管が浮きでているのまで、しっかりと見つめました。

 その後も何回もそこまで来てくれて、そのたびに息が詰まりそうで。

 私は、昔は、郷ひろみはかわいいくらいにしか思っていなかったのだけれど、それが変わったのは、1998年、郷ひろみが離婚をするときに出版された本「ダディ」を読んだときです。彼がこれから失う年下の美しい妻、二人の娘に対する哀切が切々と綴られていて、これはと、見直したのです。中でも、娘たちにもう読んであげることが出来ない本を録音する場面には、悲しみがびんびんと伝わって来ました。

 彼は、芸能界デビュー40年。もう、55歳です。(私も医師になって40年です。関係ないか!!) その間、毎日ボイストレーニングと体のトレーニングを欠かしていません。その体、キリリと締まっていて、ダンスもすごい。歌もこんなにうまかったかしら、というほど上手で。すっかり興奮しましたね。語りも、15才でのデビュー、これまでの40年を振り返りながら、とつとつと。洗練された内容でした。


2011_121500112011_12150015 ステージの前の食事です。オードブルのシンフォニー、帆立貝のタルタル、フォアグラのトリュフ見立て、カニのリエットとスモークサーモンのパヌケ、鯛のマリネ、カリフラワーのムースなど。それからフォアグラソティー、トリュフが散っています。

2011_121500162011_12150017 栗のクリームスープ、カプチーノ風カカオの香りという、このスープが大変においしかったです。フィレステーキはマディラ酒の香りです。

2011_12150019 最後にお楽しみデザート。かわいくって。

 これらにパンとコーヒーです。今年もしっかり働いた、その自分へのご褒美としての、年一回の贅沢。夢の世界を漂いました。今も、あのステージを思い出しては、胸がキュンとしています。


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子宮頸がん予防フォーラム・続きです。

 一昨日の子宮頸がん予防のためのフォーラムでも、ワクチンの接種率とがん検診の受診率を上げるための工夫も指摘されました。でも、本当を言うと、「教育」をもう少し論議してほしかったと思います。

 ワクチンの接種の公的助成が、中学生や高校生なのですから、その本人たちに、なぜワクチンを接種するのかだけでなく、子宮頸がんとは何なのか、何が原因で起こるものなのかを、そもそも今の学校教育でチャンと教えるべきだと思うのです。

 私は、それが全く教えられないままに接種に来た彼女たちに向き合い、その原因から、ワクチンの意味から、今後のことなどを一人ひとりに話します。

 今、クロスプロテクションという効果、すなわち子宮頸がんを作るウィルス、HPVの中でも一番多い16型と18型に対してのワクチンなのですが、それでも二価のワクチンサーバリックスでは、他の型にも効果があるということが示されました。その結果、今では約95%のウイルスをブロックすることかが認められると。それでも、まだ約5%、よく分からない部分があるので、将来、大人になったときには、年一回のがん検診をうけましょうね、と。これを伝えることがとても大切だと思います。

Photo これは、すでにお話ししたことのあるグラフですが、世界の先進国の中で,子宮頸がん検診の受診率が日本ではとても低くて、情けない限りです。これを見ると、日本は先進国とはいえないなあと思います。

 そもそも、HIV、エイズウィルスの感染も、日本は増え続けていて、これは世界の不思議とされています。これだけ教育が行き届いて識字率が高くて(字が読めない人はほとんどいない)、豊かな国(コンドームも買えないほど物がなかっり貧しかったりという国の状況ではないという意味です)で、なぜ感染する人が増えるのかという不思議です。

 これは、もう教育にかかっているとしかいえないでしょう。HIVについて、その原因、予防法をちゃんと伝え、みずから感染しないようにという教育がしっかり行われていないからこそだと、これはもう分かりきっていることなのですね。

 それと同じことが、子宮頸がんについてもいえるでしょう。ワクチン接種という格好の機会があるのですから、みんなにその意義を伝えたなら、子どもたち自身が接種しなければという意識になると思うのです。それが接種率の向上に繋がるものだと。

 でも、それを伝えるためには、「性交」をきちんと伝えなければなりません。性交により、ウィルスに感染するのであると。それを学校現場では伝えられない状況にあるときには、頚がんについてもちゃんと教えるということは出来ないということなのでしょうか。

 先日来掲載して来た、男の子への性教育、その講演録には、男の子だけでなく、男女双方に知っていてほしいこと、妊娠、性感染症、避妊、人工中絶などについての記録も沢山あります。これも引き続き掲載した方がいいかな?と思っています。飛び飛びになるかも知れませんが、せっかくのきっかけなのだから、と思っています。


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子宮頸がん予防フォーラム

2011_12180006 昨日は、横浜での「子宮頸がん予防フォーラム」に参加しました。癌の一線で活躍しているそうそうたる先生たちの沢山の講演、イギリスで若年者の人工中絶を減らすためのプロジェクトの中心になって活躍している女性のドクターのワクチンについての特別講演等いっぱいのメニューで、ギューギューに勉強をしました。

 多くのドクターや政治家たちが世界中で癌の克服のために頑張っているのですが。それでも、この日本の行政の遅れは世界中で特別に情けないことになっています。
 
 それから、せっかくのワクチン接種という機会なのですが、そのときに「これから大人になったときにはがん検診を受けるように」という指導をちゃんとされているのだろうかという懸念も示されました。

 それから、すでにHPVに感染している人へのワクチンの接種も、100%有効であるというデータも示されました。

 私のクリニックの現場でも、もう性交の経験のある人はうってもダメだとか、がん検診に引っかかったことがアルひとにうってはいけないとかの誤解をしているひとがとても多いのです。ワクチンは45才までにうつようにという勧告がなされていますので、私は、その年齢以下のがん検診をした人すべてに、その情報をお渡しします。そしたら、お母さんの世代のひとは、みんな自分のことと思いません。娘さんのことと思っています。そうでなく、あなたのことなのよ、というとびっくりされます。
 
 公的な助成の対象は中・高校生ですが、それはそれより年上の人は有料だけれど、すべての女性がうったほうがいいのですね。少なくとも、80%の女性がワクチンを接種したなら、子宮頸がんは収束に向かうであろうということでした。オーストラリアなどは、それに向けて着々と実行されています。

 さらに、二価のワクチンと四価のワクチンについては、二価の方がはるかにその抗体価を高く長く持続させるというデータも示されました。そのデータを示したイギリスのドクターに対して、「私たちは二価より四価の方がいいと言ってきたのだが、それは間違いなのですか」と本当に馬鹿な質問をする日本のトップといわれる大学のドクターがいました。それは、四価を一方的に宣伝して来たあなたたちがそう思っているだけだよと、私は内心失笑しました。勝手に「私たち」なんて言わないでほしいと思いました。不勉強!!ですね。

 それから、HPVの感染の検査をがん検診のときにするという島根の県立病院のドクターの話しは面白かったのですが、それに対してのバトルが行われました。結構激しいバトルで、それなりに面白かったのですが、費用対効果、臨床医と研究者の違いなど、様々な要因があってのバトルだと思いました。

 私は、どんな勉強会でも参加した以上は、これからの臨床に生かしたいと思います。このHPVに対しても取り込んでいかなければ、と思いながら帰りました。


2011_12180019 さて、午後三時に会が終了した後、最終の飛行機までの時間、娘と会いました。何かしっかりご馳走を食べさせたいと思ったのですが、時間が中途半端で、夕飯の時間まではお茶というところばかりでした。結局、近くのホテルでお茶です。アフタヌーンティーと、クラブハウスサンドイッチです。おしゃれでおいしかったです。

 娘と会うのは、とっても楽しみなのですが、アット言う間、つかの間の時間でバイバイでした。後は年末のおたのしみ!!です。


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講演録から。男の子の性教育その④

 『だから、君たちは中学生にもなったのだから、家の中できちんと話し合いをしなさい。僕の部屋をあけるときには、ちゃんとノックをしてね。ノックをして、返事があって初めてあけてねって。それを言いなさいと伝えます。

 そのかわり、君たちは親の寝室には絶対に入らないこと。もし、寝室に入る用事あるのなら、誰かがそこにいるときに、ちゃんとノックをして、返事があって開けること。誰もいないときに親の寝室にそっと入ってやれコンドームを見つけただの、親のエッチ本を見つけただのって、結構あるのですよ。

 それは子供の側から親のプライバシーを侵害しているということなのです。侵害しておきながら、お父さんなんて不潔って、もう一緒の家の中で同じ空気を吸うのも嫌だみたいなことを悩んだりするのですよ。女の子が見つけたときなどは。

 やっぱり私は家族同士といえどもプライバシーはあるということを、ちゃんと取り込んだ上での家庭運営というものがなされなければならないと思っているのです。

 同時に、もうちょっと言いますけれども、先生、娘がこんな日記を書いていたんですとか、こんな手紙が着てたんです、今ではさしずめメールですよ。こんなメールがきてたんですって言って、相談に来られる方があります。日記を読むなんて、絶対にしてはならないことなのですけど。

 お母さんにしてみれば、日記を読まないと、あの子のことが分からない、嘘ばっかりついて何をしているかわからないじゃないか、ないじゃないですか、とおっしゃるのですね。

 そういう方に私は申し上げるのです。「お母さんね、思春期、中学生にもなったらね、子どもの全てを知ろうと思うのが無理なのよ、さびしいけどね。残念だけどね。大切なのは、子どもの全てを知ろうとすることじゃなくて、そうじゃなくて、私は子どもの全てを知ってるわけじゃなないということを認識すること、子どもは親に内緒のものをもっているって。それを知った上で、子どもとの関係を作らないといけないんじやないかね。」と私は言うのです。

 私も娘が小学校四年生のときに、私に作文を見せなくなりました。先生には出すのに、私には見せてくれないって。あ、始まったなと思いました。そのときから私は、娘に「見せたくないものは見せなくていい」と言いました。

 私にも覚えがある。おばあちゃんに日記を読まれてすごく嫌だったことがあるから、だから、見せなくていいんだって。でも、学校からの親への手紙は必ずあなたが責任をもって見せてねって。これを守ってくれたら、私はあなたがいないときにランドセルを探して、こっそり見るっていうことは絶対しない。絶対しないから、それは信じていいよ。

 でもね、これだけは覚えておいて。これからあなたが生きていくのに、色々しんどいことがあるよ、お友達のこととか、進路のこととか、どうしたらいいかわからなくなって、自殺したくなることだってあるかもしれない。

 そのときにはね、ここに相談相手がいるよ。私はあなたの親なんだから、あんたがしんどいときにはね、何があったって助けてあげたいと思うしね、あなたがどうしたらいいか分からないときには、一緒にどうしたらいいか考えあげることができると思う。ここに相談相手がいるっていうことを、これだけは覚えておいてね」って。

 この「何かあったら助けるよ」というですね、このメッセージを繰り返し繰り返し、送ってきたと思うのです。

 もう子育てって本当に大変で、色んなことがありますよ。いろんなことがあって、今はもう二人の子どもは大人になっていますけれども、これを伝えててよかったなぁと、私は今思っているのです。

 私は、私の診察室で、「お母さんだけには言わないで。親にだけは知られたくない」と泣く子のことが本当につらいと思って来ました。一番身近にいる大人である親が、どうして相談相手足りえてないんだろうか、って。言いたくないためにさらに悲劇を膨らませてしまうのですね。

 やっぱりプライバシーは守るっていうことと両立して、日ごろから、何かあったら助けるよっていうメッセージを伝えておいてほしいと思うのです。』

2011_12180002 今、横浜です。ホテルの窓からのみなとみらいの景色です。昨夜遅くに到着した時から、一時半まで人と会って話をしていました。それなのに、朝は早くに目が覚めました。いつもそう。ホテルに泊まっていると、なぜか早ーくに目が覚めるのです。今日は、10時から午後3時までぴっちり研修です。


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講演録から。男の子の性教育その③

 『マスターベーションの悩みは、実は、これが男の子の悩みのトップなのですね。その中でも、トップなのが、害はないかというものです。害はないということは分かっているのに悩む、ということはちゃんとそれもまた伝わっていないということでしょうね。

 自分で自分の性欲を解消していくというとても合理的なものでもあるし、大人になっていくプロセスで大切なことでもあるのです。

 それを伝えようとする人もいるのですが、何だか、伝え方が変なのです。害はない、だが、しかし、できるだけエネルギーをスポーツで発散させましょう、なんて言う人が結構まだいます。私はそんなのを本で読むとがっかりするのです。だいたいそんなことを言うから後ろめたくもなるわけだし、そんなことを言ったら、イチローでも松井でも遼くんでも、サッカーの○○君でも、あれだけがんがんにスポーツをやる人は、みんなみんな性欲はなくなってしまうものなのでしょうか。そんなスポーツとマスターベーションどっちかどっちみたいな比較の仕方はおかしいと私は思います。

 暇だからマスターベーションするというものでもないし、いらないことは言わなくてもいい。害はありませんだけでいい。やりすぎたら害はないか。はい、ありません。やりたいだけおやりなさい、やりたければやればいい、やりたくなければやらなくていい、体が調整してくれるから、それでいいんだというふうに私は言います。

 でもね、いらないことは言わなくてもいいと言いながら、実はそれでもただ一つ。これだけは覚えててちょうだいというのですね。

 マスターベーションという行為はとてもプライベートな行為なのだと。一人の行為なのですね。ということは見せるものではありませんよと、人には見せるものではない。これを意識的に見せると犯罪になります。それもその人がこれまで生きてきた歴史だとか、地位だとか、名誉だとか、職業だとか、全部ふっとんでしまうほどの恥ずかしい犯罪とされています。でも、その犯罪を犯す人はこの日本の中で結構多くてね、露出狂ですね。それもそうそうたる職業の方が時々新聞にでたりするのですよ。家族にとっても、とっても恥ずかしいことになります。これは犯罪なのだということをちゃんと覚えておきなさいって。

 実は、意識的に見せなくても、誰かに見られたというものがあります。マスターベーションの悩みのトップは害はないかというものですが、二番目は誰かに見られたというものなのですね。見られた相手のトップは実は母親なのです。見られたらどうなるのか。自殺したくなった、家出したくなった、親の顔なんか見るのも嫌になったと、ろくなことがありません。息子にとって、親には一番見られたくない姿でもあるのでしょう。

 では、なぜ見るのでしょう。これが大切なのですね。これは家庭内のプライバシー意識の欠如です。家族同士といえどもプライバシーはある、子どもといえどもプライバシーをもっている、これが欠如しているのです。一番多いのが試験勉強中、夜食を持っていったとき。夜食を持って行くんだったら、ばったんばったん足音をさせて、大きな声で名前でも呼びながら行けばいいものを、そぉっとそぉっと近づいて、いきなりばんとあけると、これではたまったものではありません。』

 この項、まだまだ続きます。

 昨日はクリニックの忘年会でした。その前日のディナーショーに続いてのリーガでした。私、食べたものの写真がいっぱいたまっています。これもこのシリーズが終わったときに、一挙掲載としましょうね。


2011_12160001 お昼には、寒い中並んで「一蘭」のラーメンを食べました。どんなものなのか、ためしに。興味があったので行ったのですが。私、やっぱりこんな年寄りには、ちからの中華そばが一番です。それにしても外で並んで待つのは寒かったです。

 昨日は、初雪。忘年会の後、やまとの湯。帰りには車に雪がうっすら積もっていました。今日は診療後は横浜に行きます。関東も寒いと天気予報でいっています。いやだなあ。飛行機、揺れるでしょうね。


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講演録から。男の子の性教育その②

 昨日の続きです。今日は、包茎について。

『それから、包茎も大変です。美容整形外科での包茎の手術、今、全国でトラブルが起こっています。若者向けの雑誌には、包茎の手術の宣伝がいっぱい出ていますし、フリーダイアルで、相談に乗ってもいます。

 多くの若者が必死でアルバイトをして、大金を溜め込んで、受けなくてもいい手術を高額で受けて、その後遺症で悩む若者の存在が、思春期学会で問題になり初めて、もう13年以上になるでしょうか。今では、その手術の被害者の会というのもあちこちで作られていて、ネットで大切な情報を公開しています。一度包茎、手術、被害者でパンと検索してみてください。どわぁとでます。

 ひとつは、手術の方法ですね。包皮、皮を切りすぎちゃって、あとまだペニスも成長しますから、皮が足りなくなって、勃起したときに引きつって、セックスもできなくなってしまったという後遺症ですね。この手術の方法ともう一つは料金です。安いお金でつっておいて、患者さんが来たら、このお金だったらこの手術、このお金だったらこの手術、金額をどんどんどんどん吊り上げていって、法外な値段のローンを組ませて、というものです。

 今、全国の消費生活センターがこの仲裁に乗り出していて、東京都と熊本で和解が成立したというこういうデータも出ています。すごいですよ。包茎の手術。120万とか150万とか180万とか200万とか。そんな値段で。

 だから、いいですか、ペニスは日ごろは皮をかぶっててもいいのですよ。皮をかぶってても、手を使って皮を引っ張って頭の部分が出てくればそれでいいわけだし、勃起したときに、頭が出てくれば、それでいい。今はまだでも、君たちはとにかく毎日、お風呂に入ったとき、ひっぱりなさい。ひっぱって、ちゃんと石鹸で洗って、戻しておくという。それを毎日毎日していたら、だんだんと広がってくるからと。これは、性教育に取り組んでいる泌尿器科のドクターにそう習っていました。

 ところが、そう言ってたら、一年ちょっと前くらいに大阪での家族計画協会の、家族計画指導セミナーで、私は講師していたのですね。その時に、他の講師の話を聞いててびっくりしたのです。私は当時一日一回お風呂でひっぱりなさいと言っていたら、その先生は毎日毎日トイレに行くたびに引っ張れって。おしっこするたびに引っ張ってしろ、毎日四回でも、五回でも引っ張っていたら、そのうちずっと亀頭が出るようになるから、と言われてて、あ、そうだったのか私は甘かったな、と気づきました。それから私もそういうふうに言うようにしています。

 もし、くっついたりしていて、全然広がらなくて、おしっこがでる穴しかあいてないというような時には洗えないので、垢がたまって、赤くなって、痛くなって、亀頭包皮炎といいます、その炎症を繰り返すようだったら、そんな人は、もしかしたら手術を受けたほうがいいかも知れないね。そういう人だけは。

 そういう人は美容整形外科のフリーダイアルに電話したりしないで、泌尿器科に行って診てもらってください。もし泌尿器科で手術をしたほうがいいよと言われたら、どこで手術を受けたらいいですか、ということをそのドクターに尋ねなさいと。今はほとんどの泌尿器科で手術をしてくれていますから、ということも伝えておきます。

 本来なら、こういうサイズや包茎については、子どもがまだ小さいうちに、ペニスも発育しないうちに、子育ての中でちゃんと伝えておかなければならないものなのですよね。でも、どうも日本の大人たちはこんなことに無頓着で、だから、なんにも知らない、教えられないままに思春期になり、悩むのですね。思春期の悩みというのは、大人になったときに、なぜこんな小さなことであんなに悩んだのだろうと思うくらい、些細なことが増幅されます。ペニスの悩みが時には自殺を考えるほど、大きな悩みになったりするのですね。

 だから、今、こんな話を君たちにするのは、悩んでいる人がいたら、悩まなくっていいんだよ、と言いたいのと同時に、君たちだっていつかは大人になり、多くの人は親になるだろう。自分が親になったときには、こんなことをちゃんと自分の子どもたちに伝えられるような、そんな親になってね、という願いをこめて話しているんだからね、とそう言います。』


2011_12150005昨日は万葉中学の三年生に話をしました。素敵な建物。そこのランチルームで机を取っ払って話しました。もう、体育館だと寒いので、暖房があるところで、という配慮がうれしかったです。生徒たちは、静かに、真剣に話しを聞いてくれました。

 広島に帰って、郷ひろみのディナーショー、もう、息が詰まりそうでした。また詳しい報告は、このシリーズが済んでからお話ししますね。


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講演録から。男の子の性教育その①

 私の愛するコガッチさんのブログで、こんなことが書いてあったので。

 私は以前、性教育、家庭での性教育についてのシリーズを何回かにわたって書きました。今一度、ここで男の子の性教育についての部分、講演録を掲載したいと思います。

 ブログを書かれている方には、子育て中の方が多いのもだから。なんらかのお役に立てられれば、と思います。男に子にかかわること、少し長いけれど、いつも中学生や大人の方に話すときには必ずこれらをいれています。何回かに分けて掲載しますね。では今回はその①です。これは、性教育にかかわる大人の方たちにした講演の一部です。

 『 男性の身体もです。本当に教えられていないから。全国の電話相談で電話かけてくるのは男の子のほうが多のです。約70パーセント男の子がかけてきます。男の子の悩みというのは圧倒的に2つで、ひとつはペニスの悩み。もうひとつはマスターベーションなのですね。

 ペニスについての悩みも二つです。サイズと包茎。この社会には、性に関しての嘘がいっぱい蔓延しています。その中で嘘の最大のもの。それは、ペニスは大きいほどいいというの。嘘ですよ、こんなの。このうそには、まず男性自身が毒されていて、ペニスが大きいだけで、まるでその人が立派な人であるかのような。「あいつのはでかい」みたいな尊敬の眼差しを送ったりして。女性もなんかわからないまま大きいほうがいいみたいに思わされたりして。子供の世界、幼稚園、保育園あたりでもうペニスの大きい子が威張っていたり、ちっちゃいこは「僕のはちっちゃい」ってコンプレックスを持たされたりして、そんな小さなときからそんなコンプレックスを持って育たなければならないっていうのは本当に大変だろうなぁと私思うのです。

 これは何なのか、どこから来ているのかとというと、ペニスの大きいほど女が喜ぶと思われている。とんでもない。女性にとって素敵な性ができるかどうかというのはペニスの大きさなんかじゃない。絶対違う。これは断言します。女性にとって大切なのは何よりも女性自身が、自分で自分の身体をちゃんと知るということ。自分の希望も知ると言うこと。そして、それをどう相手に伝えることができるか。それが難しいのです。自分の希望を伝え合って、お互いの希望を実行し合うという。まさにコミュニケーションの問題としてあるのですね。
 
 もっと言うなら、ワギナというのはほとんど神経のないところですから、タンポンいれてたって何にも感じないでしょう。だから、お産のあと、切れたり破れたりして、縫うときというのは、麻酔をするのは表面の皮膚だけですよ。膣も子宮に向けてピーと切れたり破れたりしていますけれども、膣を縫うときは麻酔なんて全然しないです。釣り針のようなでっかい針をたてて、ごしごしと縫ったって、びくともしない。痛くもなんともない。神経がないのですから。

 だから、ペニスの大きさなんて関係ないのです。女性にとっては。

 でも、そうは言っても、中学生なんてマニュアル世代ですから、基準がほしいですね。ペニスはね、勃起したときに、4センチ、4センチの長さがあれば、十分に機能も果たせるし、素敵な性ができるんだ。心配な人は帰って計ってごらん、と言います。ほとんどの人がクリアできますよ。4センチというと。でも、4センチに満たない人は、これからまだ発育するからね、その発育に期待しておいてね、というふうに言います。』

 こんなことを以前ブログに書いたら、反論がありましたね。そんなことを言ったって、お前は実際4センチの人としたことがあるのか、と。だから「はい、ありますよ、よかったですよ」と答えておきました。実際、性なんて、相手を喜ばそうとする熱意の問題なのですからね。

 次回、コガッチさんの息子ちゃんに起こったことのような、包茎の話しをします。


2011_12140014花屋フラートのくまのゆくちゃんから頂きました。きゃー、素敵。彼女のオリジナルは、いつも本当にきれいで素敵です。クリニックに飾りました。

  今、京都に来ています。昨夜は京都のやまとの湯であかすりをしてもらいました。広島のやまとの湯にはないのです。夏以来なのですが、韓国から来た女性が覚えていてくれました。あかすりだけでなく、しっかりマッサージもしてくれて。暖かいタオルを全身にかぶせて、その上からゴリゴリと。もう、本当に気持ちがよかったです。

 これから福井に行きます。寒そうです。ヒートテックのタイツをはきました。


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私が昇天している!!

Img260 先日行った山口県宇部での写真を金子先生が送って下さいました。その中にこんな写真も入っていました。これは、後で連れて行ってもらった「親醐」で、(金子先生が)せいろのふたを取った時に私の写真を撮られたのです。これを撮って、デジカメを見て、金子先生が「ギャハハハー」と笑ったのです。人の写真を撮って笑うとは!! で、見せてもらったら、何と私が昇天しているのです。これは、ひどい。

 あああ、私が天に昇っている!! もし、私が近いうちに死んだら、先生がこんな写真を撮ったからだと後悔するよ。なんて言いながら、私もお腹が痛くなるほど笑いました。

 そして、亡くなった道上先生の話になりました。道上先生も金子先生も同じ山大の医局で、道上先生はみんなに好かれていたと。みんなみんなが先生を好きだったと。その先生があんな亡くなり方をされて、としんみりしました。その道上先生の最後の言葉が「くそっ!!」だったと聞きました。とっても痛かったのでしょう。道上先生は、私よりうんとお若くて、とってもお元気で、まさかそんなに急になくなってしまうなんて、ご自分でも微塵も考えたこともなかったでしょう。

 そして、金子先生のお父様がなくなった時のことも聞きました。一緒にご飯を食べていて、先生の目の前で、突然倒れてしまわれたと。それっきり意識が戻ることなく亡くなってしまったと。

 道上先生も金子先生のお父様の針間先生も、現役の産婦人科医で、とても無理をなさっていたようで。過労死だねえ、私たちもどうなるか分からないねえと話したのです。

 こんなことは言いたくないけれど、私もかなり無理が重なっていて、特に、ここのところは休みの日にも講演がダブルで入っていて、走りまわるようなことが続きました。終わるとへとへとで。それでも勤務医の頃に比べれば、私はまだ楽な方、と言っていましたが、勤務医の頃と比べて、確実に年を重ねています。無理は禁物。少し、ゆっくりとした生活にシフトしなければ、と思います。

 今日は、診療後京都に行きます。明日の朝福井に移動し、中学校で講演をします。そして飛んで帰って、夜は広島で・・・。えへへ、ですね。講演ではなく、郷ひろみのディナーショーなのですよ!! 頑張って急いで帰らなければ、なのです。


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Zuccottoさんで誕生日祝い。

2011_12110013 日曜日、作木から帰った後、Zuccottoさんに行きました。姉の息子のお嫁さんのお誕生日祝いです。身近に子どものいない私たちは、姉の家のお祝いにはいつもご一緒させてもらっています。このたびは、熊野にいる家族に、ここのお料理を食べさせたいという姉と私の願いがかないました。総勢九人のお食事会です。Zuccottoさんのブログを見ると、わざわざ奥様もおうちからいらっして下さいました。シェフには、かなりご無理をして頂いたようで恐縮です。

 最初の写真が最後のデザートなのですが。実は、食べるのに夢中で、終わり近くまで写真を撮るのをすっかり忘れてしまって。申し訳ないことです。この日は大皿の忘年会料理。次々とテンポよくお料理が運ばれて来ました。

2011_12110008 海鮮トマトなべ。珍しいうちわ海老やカレイやアサリなどの海の幸がたっぷりです。緑はアスパラの花ですって。ここの花から日ごろ食べているアスパラが出来るのだと教えて下さいました。頂いた後のスープはリゾットにして下さいました。海鮮のうまみがたっぷり。チーズとトマト味が何ともおいしくて。


2011_121100112011_12110010 パスタは、うにクリームとルッコラの幸せパスタです。

 みんな夢中で頂きました。特に豪華なデザートには歓声が上がりました。みんなどれを頂こうかと、迷いましたね。パイナップルやキウイ、紫芋などのアイスクリームやシャーベットは、素材の味そのままでびっくりしました。それに、なんと言っても、フォンダン・ショコラが圧巻でした。子どもたちには少し贅沢すぎたかな?

 Zuccottoの皆様、本当にありがとうございました。みんなの胸深くに残り続けることと思います。

 私は、風を引いてしまいました。寒い作木で月食を見たりしたのが少し無理だったかも、です。早くなおさないと、まだまだ講演の予定が続いています。


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作木の一日

2011_12110005 作木で朝起きたら、もやがかかって美しい景色でした。しかし、寒い!! 私は女は一人なので、一人でコテージに寝るという、まことに贅沢な思いをさせてもらっています。

 メンバーの中には、作木で牛を飼っている人がいます。それに、音戸から参加した人は小学生の子連れです。牛飼いは前夜遅くまで起きて話し合っていたのにもかかわらず、朝早く6時過ぎに起きて、小学生を連れて牛のえさやりや掃除などをしてきました。小学生は、彼も遅くまで起きてい、月食などをみていたのに、寒い中、喜んで一緒に牛の世話をしに行きました。「牛に蹴られたよー」と帰って来ました。とてもいい体験になるでしょう。

 まだ寝ている男性たちを起こして、朝ごはんの準備です。学生時代の合宿と変わりません。


2011_12110006でも、すごいのは、メンバーの一人に旧「RESORT」のオーナーの久保田さんがいること。たまたまそこでh-amuseさんのブログ「幸せな一日」を読んでいて、偶然なのにびっくりしました。彼が、朝ごはんに一人ひとりにこんなのを作ってくれました。食パンをくりぬいて、そこに卵とチーズを入れて、くりぬいたパンをかぶせて焼くという、とても手が込んだパンです。それがとってもおいしくて。私は、りんごを切ったりコーヒーを入れたり、昨夜のコップを洗ったりしただけでした。


2011_12100023 久保田氏は前夜も大活躍。家からブリキ缶を持ってきて、ソーセージやかまぼこの燻製を作ったり、美酒なべをつくり、家から持ってきた大根のしょうゆ漬けやピクルスや、鳥の胸肉のコーヒー漬なども並べて、大変なご馳走です。それに地元の牛飼いの彼が持って来た「ワニ」の刺身。遅くにはまたまた久保田氏が「江波巻」も作ってくれました。これは、中が肉味噌の海苔巻きです。皆さんよく飲んでよく食べて、話しが弾みました。

 今朝、ご飯の後は会議がとてもはかどりました。ほとんど来年の8.6.の骨格が出来ました。いい会にしたいと思います。

 みんな解散して帰った後、私は一人残りました。せっかくの美しい景色。静かな所に来てもいつも会議だけで帰っていたのですが、今日だけは、私は少しゆっくりしたいと思って。しなければならない仕事も持って来ました。追加の料金を払うことにして、囲炉裏に残りの炭を炊いて、山と川を見ながら、のんびりしました。こんな思いはしばらくなかったなあと思いながら。これからまた、全く休みのない過酷な日々が続きます。


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作木の月食(その2.パソコンから)

 カヌー公園作木に来ています。私の大好きなところです。毎年恒例で、来年の8.6.に向けての合宿です。ここから、来年は何をしようかという話し合いが始まります。


2011_12100028 診療を終えて車を走らせていると、途中、雪です。それがカヌー公園に近づくと、雨になりました。雨の中でイルミネーションが迎えてくれました。きっと月食がよく見えるだろうと期待していたのに、雨で残念。でも、雨の隙を狙ったかのようにときどき月が見えました。


2011_121000052011_12100015  もっと三日月のような写真も撮ったのですが、パソコンの接続の調子が悪くって、これ以上の写真がブログに載せられません。また、改めて。

 もう、うまくアップできるかどうか、どきどきです。


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作木の月食

作木の月食
大好きなカヌー公園作木に来ています。
あいにくの雨。
でも隙を狙ったかのように時々月食が見えました。
僻地で、パソコンのAUの接続がうまくいかず、ブログがかけません。
どうしたことかソフトバンクの接続の方が、サクサクです。
でも、I Padでは、写真が一枚しかおくれないのです
広島に帰って、あらためて書きますね。

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宇部市「親醐」のお料理。

2011_120900022011_12090003 昨日の続きです。宇部の「親醐」。大変おしゃれでおいしいお料理でした。オーナーシェフの河村親醐さんは、京都の高級料亭で若いときから修行をした方とのこと。


2011_120900042011_12090005 食材も最高のものが使われています。まず、出てきた先付けというか、前菜の温泉卵は、トリュフのソースをつけて頂きます。お刺身は美しいしおいしい。せいろ蒸しの中は佐賀牛、黒豚ベーコン、ずわいがに、下にはお芋(サツマイモかと思ったら、芋焼酎を造る何とかという、名前を忘れてしまいましたが、お芋だそう)や、他のお野菜が敷かれています。それにしびれたのは、韓国のりを使った巻物。きんぱかと思ったら、中身はゆずの風味がしたりして、和風でした。韓国のりとマッチしてとってもおいしい。

 単なる和食でなく、フランスや韓国やいろいろな国のお料理がミックスされていました。

 頂いた名刺の裏には、●山口県食肉事業共同組合連合会 県産牛肉料理コンクール県知事賞受賞●全国食肉事業共同組合連合会 創作牛肉料理コンクール農林水産大臣賞受賞(最優秀賞)●山陽小野田市芸術文化奨励賞受賞 と書いてありました。特に私は、最後の賞に惹かれました。そう、お料理は芸術なのですね。

 本当にご馳走様でした。また、広島からでも人を連れて行ってみたいと思うお店です。写真が下手でごめんなさい。


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宇部での講演について。

 宇部にいます。昨日は、午後三次市吉舎中学校で講演。そのまますぐに車に乗って急いで帰りました。家にや○じさんに来てもらっていて、すぐに乗り換えて駅へ。予定していた新幹線に乗ることができました。

 宇部では、宇部・山陽小野田産婦人科医会主催による「緊急避妊剤の勉強会』で、私は「若年者の性と性教育」というタイトルで講演をしました。

 この会は、産婦人科医会ではありますが、産婦人科医、小児科医、学校医の関係で内科医、それにすごいのは、小・中・高校の養護教諭の方が数名の欠席のみでほとんどすべての方が、さらに行政から市長部局の方、保健師、教育委員会の方もとあらゆる分野からたくさんの方が来られました。

2011_12090001 このような講演では、私はスライドをつかいながら話します。ずっと話しっぱなしなので、自分で講演しているところは写真に撮れないので。後の懇親会で。この会のために尽力して下さった針間産婦人科の金子法子先生、小児科の先生、市会議員の方、さらに教育委員会の方たちです。

 性教育では、まだ中学で性感染症を教えるのに、「性交」や「セックス」等の言葉を使ってはならないと。外部の講師も使うなということで、針間先生などはとても苦労していらっしゃいます。でも、それは「言葉の問題」ではない、きちんと物事を伝えるためには、ちゃんとことばを使わなければならないこともあるということが少しでもわかってもらえたなら、と思いました。

 多くの分野の方に話しを聞いていただけて、うれしかったです。皆様に感謝です。

 この後、宇部の「親醐」という、おしゃれでとっても素敵なお店に連れて行ってもらいました。ここのお料理などについては、また、アップしますね。そのまま宇部のホテルに泊まったのですが、朝早い新幹線に乗らなければなりません。もう時間がなくなってしまいました。


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日韓親善協会の忘年の夕べでした。

2011_12070010 昨夜は、毎年恒例の広島県日韓親善協会の忘年・会員の夕べでした。6時からは私にとってはきつくって。診療が終わって駆けつけると、7時近くになってしまいました。でも、久しぶりにお会いする人たちとお話しが出来たし。オモニたちが作って下さった韓国料理がうれしかったです。サムケタンやジャージャー麺やチヂミ、キムチ、トッポッキなど思いっきり食べることが出来ました。今日は診療がないので、匂いを気にすることもなく、本当に沢山キムチを頂きました。


2011_12070004 サンフレッチェの李忠成選手、イケメン!!でした。大人気で、ずっと周りにはサインをしてもらう人、一緒に写真を撮ってもらう人が群がっていました。私も一緒に写りたかったけど、あんまり沢山の人なので気の毒で出来ませんでした。背が高く、すらっとして、細身のスーツがまたよく似合って。彼の挨拶も本当に立派でした。サッカーをするために日本に帰化して日本人になったと。でも、自分のコリアンとしての原点は持ち続けるために名前はそのままにしたと。これからも、在日コリアンとして立派に活躍していきたい等と、しっかり話され、やんやの拍手でした。彼のサイン色紙、それにとびっきりのプレゼントは、最後に使ったというサッカーボールもちろんサイン入り。これらのほとんどは韓国からの留学生に当たって、よかったですね。


2011_12070012_2 韓国からの美女三人。歌や琴の演奏も素晴らしかったし、この衣装。素敵な生地のチマ、こんなの初めて見ました。

 この会のお楽しみは、大抽選会です。広島・ソウル間の往復航空チケット二枚、リーガロイヤルホテルの宿泊券4万円分とか、三万円、一万円、五千円の沢山の商品券、それに数々の景品。私はワインを、姉は缶ビール六本を頂きました。商品券、宿泊券、航空券のほとんどはやはり留学生に当たって歓声が上がっていました。円高で、日本から韓国に旅行に行く立場の私たちにはいいけれど、留学生は本当に大変でしょう。

 楽しい会をありがとうございました。

 それから、18日のキムチ作り、沢山の方からの申し込み、ありがとうございます。皆様、大丈夫です。申し込みのままに李先生にお伝えしていますので、どうぞ、当日の9時に留学生会館に行ってくださいね。本当においしいキムチですので、どうぞご期待を!!

 私は今日は午後三次市の吉舎で講演。夜は宇部市で講演です。吉舎から飛んで帰って新幹線に乗るために、頑張らないといけません。


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「整形をしているのか」

 この度、韓国に行ったとき、地下鉄に乗るときなどは、友人のソンさんが付き添ってくれて、とっても助かりました。一時打ち合わせのときなどは、家に帰られましたが、集会には出てきて、また二次会にも一緒に参加しました。

 ソンさんは、私の友人と言っても、私よりうんと若くて、ソウルの大学で日本語の教授をしています。その二次会での話です。若い男性が私たちのテーブルに来ました。日本語はちょっとだけできる人です。

「私は広島には行ったことがない。九州には行った。長崎の『ウツクシマ』に行ったと言います。私たちは、「ウツクシマではなく、厳島でしょう、それは九州ではなく、広島だ」といいました。いや、広島には行ったことがないので、九州だ。九州の「ウツクシマ」だと言います。ウツクシマには、島が沢山あったと。

 どうしてもそのことが分からないままでしたが、家に帰ってその話をすると、夫は「それはいきつしま、壱岐対馬だろう」といいました。それで納得。そうだ、「イキツシマ」を「ウツクシマ」といったのだわ、私は、イツクシマだから、広島だなんてそこまでしか頭が回らなかったことを申し訳ないと思いました。

 韓国語を習っていると、所どころにポイントというか、関所のようなものがあります。その関所のひとつが「敬語」。両親が「食べる」ではなく、両親が「召し上がる」。「行く」ではなく、「行かれる」。「寝る」ではなく、「お休みになる」。それぞれ異なった単語であったり、規則的に「け」を入れたりで表現します。

 韓国では、その敬語がとても大切になります。年上の人には必ず敬語を使います。だから、初対面の人にもどんどん年を聞きます。女性には年を聞いてはいけないというマナーはありません。

 彼は、ソンさんに年を聞きました。ソンさんが答えると、信じません。彼女はとてもかわいくって若く見えます。うそだうそだといいます。でも、それが本当らしいとわかると、次の言葉がよかった!!

「整形しているのか」

でしたよ。私たちは大笑いしました。日本では、まず聞かれない言葉です。面と向かって整形しているのかなんて。「私は昔から彼女を知っているけど、おんなじ顔だよ。」と話したのですが。そしたら、彼が信じられないという顔をしました。そして、彼は、とたんに彼女に対して敬語を使い始めました。はじめとぜんぜん違う言葉です。私は、おかしくっておかしくって。今も「整形しているのか」と聞かれたときのソンさんのびっくりした顔が浮かびます。

 韓国では、整形に対して人々はおおらかです。整形しているということを話せば問題ないのだと。隠していて、発覚すると問題なのだそうです。街を歩いていると、沢山美容整形の診療所があって、だれでもいつでも入ることができそうです。いつか覗いてそのレポートをしたいですね。

2011_12040001 今、県民文化センター、鯉城会館の前の広場で、東北産の食べ物のバザーが開かれています。福島の柿とりんごとラ・フランスと葛湯を買いました。柿もラ・フランスも大きくて見事ですし、とっても甘くておいしいです。少しでも、お役に立てればいいのですが。



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キムチ作りのご案内です。

 私がこれまで何回かご報告している広島韓国学園の、年末の「キムチ作り」。今年は12月18日に行われます。講師は私がYMCAで韓国語を習っている李菊枝先生です。

日時 : 12月18日(日) 9時から17時

場所 : 広島留学生会館

準備物 : エプロン、キムチを入れる袋 、自前の包丁

材料費 : 実費

 梨やりんごがいっぱい入ったおいしいキムチです。

 袋は、自分が申し込んだ数だけ。出来たキムチを一個ずつ入れます。百均で売っていると思います。二重にスライド式のジッパーが付いているナイロン袋、またはただのナイロン袋でも上をギッュと縛れば大丈夫です。それらをまとめて入れる手提げ袋もあったほうがいいですね。

 留学生会館の裏に有料駐車場があります。

 服装は、腕まくりがしやすい服のほうがいいですね。それに、にんにくの匂いがうつることがありますので、それでもいい服、洗い安い服の方がいいです。

 5時までになっていますが、例年もっと早く、お昼ご飯(先生たちが用意して下さいます。これがおいしいんだわ)を頂いてすぐ頃に帰っています。人数が多ければ早く帰れます。少人数だと長くなります。

 参加希望の方は、コメントに入れて下さい。そのとき、持って帰る希望のキムチの数を書いておいて下さい。キムチは、白菜を四分の一にして一個ずつ作ります。希望の数は、白菜の株数。すなわち、一株という人は、キムチ四個を持って帰ります。四株という人は、キムチ16個を持って帰ることになります。株数を書いてくださいね。

 実費の金額ですが、大体、一株(キムチ4個)で800円から1000円未満です。その場で払って帰ります。

 それから、希望の方は、電話番号も書いておいて下さい。コメントはアップしません。このためだけに私が使います。他には転用しません。

 それから、先生は、12月16日(金)  15時から白菜の塩漬けをされます。手伝いに来れそうな人は連絡ください。先生の電話番号を私がお教えしますね。

 実はここまで書いておいてからで申し訳ないのですが。私は、この日参加できません。学会で横浜に行かなければなりません。でも、大丈夫です。様子のわかっている人が各台について指導して下さいますし、すぐにみんな仲良しになって、わいわいと楽しんで出来ます。

 以上、キムチ作りのご案内でした。何人でも大丈夫。申し込んで下さいね。

2011_12040012 2日の金曜日は、kei.先生のお花とお茶を楽しむレッスン、クリスマスバージョンの日でした。これまで作ってきたビデマイヤー。姫りんごや金色のローソクを使って作りました。


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「朝鮮舞踊祭典」

2011_12040015 昨日は、「朝鮮舞踊祭典 崔承喜生誕百周年記念公演」を堪能しました。素晴らしい!!きれいで、時には胸を打ち、時には楽しく。公演中は写真を撮ることは禁止なので取れませんでしたが。もう、最後のフィナーレで我慢できなくて、撮らせてもらいました。どれだけ写真を撮りたかったことでしょう。ファン・ジニの曲での舞踊、またあのドラマを思い出して涙が出そうでした。まだ子役だったチャン・グンソクのあの役も含めて、どれだけ泣いたことか。それがよみがえって来ました。扇の舞、雪の華、春の華、本当に美しくて、息をつめるようにして見ました。来てよかったと思いました。朝鮮学校の生徒、小さな子どもたちも、ここまでマスターできるのかと思うほど、精一杯の踊りがとてもかわいくて、楽しかったです。チケットを頂いたK先生、ありがとうございました。

 大阪からオンニョさんが来られて、原っ葉さんともご一緒することが出来ました。私とオンニョさんが出会うきっかけを作って下さった原っ葉さんとオンニョさんは、昨日が初対面だったのですね。私の方が先に会ってしまっていました。私が、原っ葉さんのブログでオンニョさんの詩「碇ヶ関を訪ねて」を読んで衝撃を受けたことがきっかけです。このたび、オンニョさんからその記念詩を冊子にしたものを頂きました。碇ヶ関での写真が入っています。ありがとうございます。大切にします。多くの方にも読んでいただきます。もっともっと沢山お話したい、話しあいたいことが沢山あると思いながら、お別れしました。出会いに感謝です。

 昨日は、性教協の幹事会でした。その前にお食事会をするとのことで、そこには参加しました。

2011_12040013ガーデンパレス一階の和食レストラン。豆腐料理ということで、どんなのかしらと思って行ったのですが、レディースセット、豆腐のグラタン、豆腐のチーズケーキなど素敵でした。これにコーヒーがついて1365円でした。短い時間でしたが、話が弾んで。後の会議は皆さんにお任せして、ごめんなさい、朝鮮舞踊に行きますとお願いしました。素敵な仲間たち、長い間一緒に活動して来た仲間たちは私のわがままも許してくれて、感謝です。


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ナナパパ・ママに感謝です。

2011_12040011 昨夜は、ナナパパ・ママ主催の忘年会「偽レブの会」に参加しました。ZaZaギューギューの人たち。いろいろな人たちとお会いできて、お話しできて、楽しかったです。

 会いたい・話したいと思っていたコガッチさん。やっぱり、私が想像していた通り、私の子どもたちと同じ小学校で息子と娘の間の学年でした。ああ、私がブログの世界で仲良しと思っている人たちって、私の子どもたちのような年の人たちなのね、と改めて自分の年を実感しましたね。

でも、遊布戀さんは、ご自分で最年長といわれていても、うんとお若くて、やっぱりいつも素敵。銀蔵さんやナナパパとも、こんな場では、自然にハグ出来るのもうれしいことでした。つい人見知りしてしまう私でも、隣が音♪さんでほっと平常心でいれてうれしかったし。「花やしき」さんに何年ぶりかでお会いしたのもびっくりだし。和みカフェのマダム長谷川さんにも、ニシナヤの女社長さんにも焙煎人さんにも、皆さんにこにこ笑顔で接して頂いて。整体師の金星さん、始めまして。「家建てました、ネコ始めました」のプロガーさんは、私、男性だとばかり思っていたら、美しい女性だったので、びっくり。のびーちゃんもかわいいですねえ。緩和ケア医・薬剤師ご夫妻は相変わらず仲良しで、気持ちがいいですねえ。橋本ドクターのお嬢さんたち、かわいい!!幸せな一日のご夫妻もブログにある通り仲良しだし、カメラマン社長がイケメンでキャ、素敵!!でした。もっともっといろいろな方たち、名前を出すのをはばかられるような人たちは出しませんが。ご一緒できてうれしかったです。


2011_12040007人数分のプレゼントを用意されたナナパパ・ママ、本当に大変だったことでしょう。それにしても、沢山のスペシャルプレゼント、じゃんけんで多いに盛り上がったのですが。どうしてこんなに弱いのかと嘆きたくなるほど、ことごとく、じゃんけんはだめでした。残念ねえ。ほしいものがいっぱいあったのに。

 でも、私が韓国の免税店で買ったカナダ産アイスワイン375ミリリットルが、ナナパパのじゃんけんの勝ちで、パパとママが抱き合って喜んでいるのを見て、よかったなあと思いました。これだけ皆さんのお世話をして下さったのだから、せめてものお礼になれば。大家族の皆さんでどうぞ召し上がって下さいね。

 久々に、とてもリラックスした楽しいひと時を過ごすことが出来ました。お料理や会場の様子は、いろいろな方のブログで報告されるでしょうから省きますけれど、本とうに皆様、ありがとうございました。

 後で、久々にらぷちゃんのお店に行きました。いっぱいの人。懐かしい方たちにもお会いできて、またまた気持ちよくほっとして帰りましたよ。

 今日は、私は性教協の幹事会と、朝鮮舞踊祭典がぶつかって苦しいところです。

「朝鮮舞踊祭典」は、東洋の舞姫 『崔承喜生誕百周年記念公演 ~朝鮮半島と日本の心をつなぐ~』として、全国で演じられています。崔承喜について、チラシから、当時の新聞に掲載された川端康成の記述を転載します。

「雑誌『モダン日本』が今年の正月号に際したとき、女流新舞踊家中の日本一は誰かと聞かれ、洋舞界では崔承喜であろうと私は答えておいた。殊に批評の物尺の雑然とした我が舞踊界で、その芸術的才能の優劣をかれこれ比較することは無謀である。しかしながら私は何の躊躇もなく、崔承喜が日本一であると答えたのだ。・・・崔承喜を日本一と言いやすい第一に、立派な体である。彼女の踊りの大きさである。力である。それに踊り盛りの年齢である。また彼女一人に著しい民族のにおいである。」

 オンニョさんも大阪からこられると聞いています。やはり行かなければ!!


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韓国一人旅・付録のあれこれ。

 韓国、ソウルにて。一人で行動するのが初めてで、やはり少し緊張します。お昼の素敵なランチを食べた食堂。古いビルにありました。表の看板の写真を見て、入ろうと思ったのですが、何階にあるのかも分からないままにエレベーターに乗りました。中に表示があるだろうと思ったのです。そしたら、中には何も表示がありませんでした。

 分からないので、四階を押しました。四階に着くと、ガーッと扉が開く大きな音がするのですが、扉が開きませんでした。あら、開かない!と思っていたら、またガーッと音がします。閉まる音かな?音だけで開かないんだわ、ここはお店がないのかもしれないと思って、今度は五階を押してみました。五階に着くと、また、ガーッという音だけで開きません。あらっまた開かない。もしかして、私、エレベーターに閉じ込められた?と、少しあせりました。

 今度は三階を押してみました。そしたら、またまた三階でも音だけです。開きません。もうどうしよう、と思ってエレベーターの中を見渡しました。そしたら、なんと、後ろの扉が開いていました。一階では前から入るのですが、他では後ろから出入りするのでした。後ろだなんて、どこにも何も書いてないし、何も言わないし。いえ、書いてあっても、私が読めないだけかもしれません。その三階が当たり! ちょうど行きたかったお店でした。

 今円高で、レートがとてもよくって、私たちにとってはありがたいです。両替は、ミョンドンの小さな小屋のようなお店が一番いいと知っていました。そこで、146000と書いてありました。一万円で146000ウォンにもなるのです。これはありがたいと、そこで替えてもらいました。今使わなくっても、また来たときのために少し多目に。だってこんな機会はめったにあるものではありません。そしたら、帰りの空港で、155000と書いてあるのです。これはこれは、ではまたのために少し替えましょうと思って二万円出しました。そしたら、レートがそうだというだけで、手数料などを引いて、139000だといわれました。アラまあ、それではやめますと引っ込めました。やはりミョンドンの小屋で正解でした。


2011_112800032011_11280006 インチョン空港で、ヒューという音楽と共に、行列がやって来ました。アラまあ、まるでドラマの世界にいるみたいな気がしました。イサンやトンイなどの時代劇、とっても面白いです。しばらくついて歩きました。


2011_11280008 帰りの飛行機の機内食です。たった1時間10分なのに、ちゃんと食事がでるのですから、ありがたいことです。東京行きのANAなんて、コーヒーも有料なんですもの。ああ、これで韓国ともお別れだ、あれもこれも出来なかったなあと寂しい気持ちをなだめるように、キムチや韓国風の味付けのお肉、ご飯も少し塩味でおいしいお米だし、胡桃のお饅頭も付いて、大満足のお弁当でした。

 やっぱりどうしても私のレポートの最後は食べることになってしまいます。以上、一人韓国のささやかな旅の報告は終わりです。

そうそう、今日のナナパパの忘年会、60人の出席の方皆さんにお土産を買って来ました。怪しいお店でなく、ちゃんと免税店で買った由緒正しいものです。それと、当たりの人用に二つ。私に当たらないかなあ、と思うものです。ご期待を!!


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昨日の二つの講演。

 ソウルでの話しがまだあるのですが、ちょっと休憩です。昨日の話をしておきたいので。

 昨日は、午前中宝塚市の西谷中学の三年生に講演をしました。西谷中学は、JR宝塚からさらに8分ほど入って行った小さな無人駅、そこで降りて、さらに車で20分、山道を行きます。静かな山間にある小さな学校です。

2011_12010004 玄関で迎えてくれたのが、びっくり。いのしし君と校長先生と記念写真を撮ってもらいました。そのほか、玄関の床にはくるみ、銀杏、ざくろなどの山の恵みがおいてあります。

 三年生は18人。昨年は14人でしたが、今年は少し増えましたね。みんな私をまっすぐに見ながら、とても一生懸命聞いてくれて、話がしやすくって。二時間の話が済んだ後、生徒会長の平井嘉津之君がお礼の言葉を述べてくれました。私の話をずっと小さな用紙にメモをしていた生徒です。その言葉にびっくりしました。後で、そのメモを頂いて帰りました。ここに転載しますね。

「今日は「性」についてのお話、ありがとうございました。自分たちは今まで、正直こういった話を軽く扱っていた気がするし、こんなに真正面から「性」について話をしてもらったこと、大人から向き合ってもらったことがなかったので、今回のお話を一人の人間として大切にして行きたいです。そして、しっかりと向き合って、受け止めていきたいと思います。そして、自分たちが大人になった時、子どもの目を見て、しっかり話せるようにしたいです。今日はありがとうございました。」

 まあ、本当にこんな感想を言ってもらったのは、初めてで。これまで頑張って話しをして回った甲斐があったと、すっかり癒されました。

2011_12010005 その後、給食も頂いて帰りました。学校給食、大好きです。シメジがたっぷり入ったゆばのおすまし。切干大根の煮たの。キャベツとちりめんじゃこ。それに牛乳です。

 西谷中学の皆様、大変お世話になりました。楽しい思いが心に残り続けると思います。

さて、昨日は、更年期講座三回シリーズの最後の日でした。


2011_11300003作ったのは五味子茶。五味子は、甘・酸・辛・塩・苦の味を持ちます。一晩お水につけて、きれいな色がでてから濾して、火を通します。これはのどによくて、咳止め効果があります。でも、それだけだとあまりにすっぱくて、これは飲みにくいと思ったので、別々にしようと思っていた韓国製のなつめちゃ、乾燥なつめのスライスに蜂蜜で作ってあるもの、それを混ぜました。それなりにおいしく出来たと思います。

 講座を受講して下さった皆様、お疲れ様でした。また、どこかでお会いできれば、うれしいです。


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一人ソウルのランチとマッサージ。

 このたびのソウル行きは、書いてきたように、一人でした。一人で広島空港に行き、一人でインチョン空港に降り、リムジンバスのチケットを買い、乗ってホテルに行き、そして、そこには友人のソンさんが待っていて下さいました。ああ、うれしい!! 一人で地下鉄に乗って会場まで行けるだろうかととても不安だったのです。

 今日は、ソウルでのこぼれ話を。

 会が始まる前に近くのカフェで日本から行った人で打ち合わせをしたことを書きました。その後、開場まで時間があって、散策をしていると、どうもなんだか見覚えがある、雰囲気が似ているところだなあと思っていると、そこは、以前来たことがあるところだったのです。

2011_11270008 そう、「コーヒープリンス」があったのです。びっくりしました。会場がこの近くだったなんて。野樹かずみさんを誘って入りました。相変わらず、雰囲気のあるカフェで、そしてやはり日本人がいっぱいで、写真なんぞを撮っています。でも、以前行ったときは、ドラマと同じように男性の店員さんばかりだったのですが、今は、みんな女性となっていました。その分、ちょっと違ったかな? でも、また来ることが出来て感激でした。

 ということは、あの金大中さんのお家もすぐそばだということです。以前行ったときには、金大中さんはお具合が悪くて、それから一週間もしないうちに亡くなったと思います。お家の周りには、沢山の装甲車や警察官が警備をしていました。ソンさんによると、今もそこには奥様やご家族が住んでいらっして、警備も続いているということでした。

 会の翌日、完全に一人で、さて、飛行機までどう過ごそうかと。朝は食べませんでした。一人でホテルのバイキングも行く気がしなくって。とにかくお昼。デパートの12階にレストランがあるので、行ってみました。すごい人が待っています。そこはあきらめて、ミョンドンに出ました。自分は何が食べたいのかと思いながら、うろうろ。まだ台湾帰りのお腹はしゃんとしていません。

 本当に随分歩いて、結局、よし、ここに入ろうと決めたところ。ミョンドンのメインの通りのひとつ裏、ミョンドンギョザがある通りにある「火」という食堂です。そこで、「イカと豚の炒め物定食」を頼みました。何だか分からないままだったのですが。


2011_11280002 出てきたのは、こんなもの。野菜やトッポギもおいしそう。若い女性の店員さん(ここには外国人が来ることはないみたいで、ほとんど日本語は出来ません)が火をつけてくれました。辛みは少しだけということにしたのですが、炒めると、真っ赤になりました。また、おかずがありきたりではありません。わかめスープと思っていたら、それは水キムチにわかめやお野菜が入ったものでした。すんごくおいしい。辛い口を冷やすのにもありがたいことでした。また、卵のふわふわしたのが、器から盛り上がっていました。底までふわふわ卵。少しお野菜が入っています。器の周りは少しこげて香ばしくって。こんなの初めて食べました。後は、ピーナッツの炊いたのもコーンサラダもとってもおいしくて。鉄なべにはご飯も入れて炒めてみました。これまた、おいしい。よく分からないままに入ったけれど、大当たりでした。これで、日本円にして約480円です。本当にこれでいいのかね、という思いでした。

 その後、まだ時間があるので、マッサージに行きました。一人だと、やっぱり不安。どこにしようかと迷っていたときに、ネイティブの日本語でチラシを配っている女性がいました。「絶対に安全なお店です」と。そこに行くことにして、連れて行ってもらいました。これがまた、大当たり。韓国のマッサージは外れたことがありません。みんな上手。でも、ここは一味違っていました。マッサージは男性ですが、力が強くって、本当に上手でした。

これまでと違うのは、はじめにお湯で足を暖めるのですが、その後。ベットに横になると、足を持って、なにかに浸けるのです。あつっ!!と悲鳴をあげそう。浸けたり出したり。何回か繰り返します。そして、足をごそごそ何かに包んでおいておかれます。後で分かったのですが、それは溶かしたロウでした。ロウで足をくるんで、それを取る。それをはじめと終わりの二回。後で、足がツルツル、ピカピカになっていました。みずむしがある人なんて、これで治るのではないかしら。頭のマッサージなんて、これも経験がないほど、指圧だけでなく、細かく掻くようにしてくれるのがきもちいい!! 肩、腰は力強く、それに足は蒸しタオルでくるんでゴリゴリ。もう、サイコーでしたね。

 480円の定食と、マッサージで大満足した一人ソウルでした。

 もう少し、失敗談も含めてお話ししたいと思います。今、宝塚です。午前中宝塚の中学生にお話しします。夜は広島で更年期講座です。


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