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井上さん、残念。

 昨日の廿日市市長選。井上さち子さんは残念でした。

 雨も影響したかもしれません。36%という、低い投票率も含めて、それが廿日市市民の選択です。仕方がありません。

 昨夜、事務所で井上さんは、「私の力不足で申し訳ありませんでした。」と頭を下げました。でも、信念を持って現職に挑戦した井上さんの勇気を称えたいと思います。もし彼女が出なかったなら、無投票でした。それに、たくさんの方たちが彼女と共に行動しました。その方たちの「廿日市市を変えたい」という思いは、廿日市市民の方たちに届かなかったけれど、揺さぶることは出来たと思います。

 私自身、もっと応援することができたのに、申し訳ないことだったと思いました。

 私自身が調べた、住民検診の他の自治体との比較、廿日市市のそのあまりのお粗末さ。具体的なデータは、もし井上さんが通ったなら、ここに一覧で示そうと思っていましたが、いまさらじたばた言うのはやめましょう。

 ただ、これだけは。800億という借金も、住民の健康や命のために使われて出来た借金ではないということです。黒服の男たちで埋まっている現職の事務所を見て、これもさもありなん。でも、これも市民の選択、そう思いました。

 これから彼女がどうするのか、彼女は「今は何にも考えられん」と言いました。とにかく今、しっかり休んで。それからどうするのか、ゆっくり考えたらいいと思います。彼女のバイタリティー、行動力をそのままにしておくのは勿体ないことです。

 彼女が早くから立ち上げた、ピンクリボンの活動など、彼女が活躍する場はたくさんあります。何より、今回の選挙を共に戦った地元の方たちの思いをこのまま放置するわけには行きません。とにかく、一休みしてからですね。

 井上さん、皆様、本当にお疲れ様でした。皆様の活動は、決して無駄ではありません。これからも廿日市の市政をウォッチングしていきましょう。

2011_10310002 10月14日、Kei.先生のお花の教室で植えた秋植えの球根。そのうちの二つ、対角線に植えたのが一週間で芽を出し、みるみる内にこんなに成長しています。たくましいものです。井上さん、落ち込まないで。また力を発揮しましょうね。



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フードフェスティバルで韓国料理。

 今日はいよいよ「廿日市市」の市長選です。一週間なんて、あっという間ですね。どうぞ、多くの方が投票されますように。前回は40%ほどだった投票率。投票権の行使は、とても大切なことです。 

 昨日からフードフェスティバル。お昼時間に自転車で広島城の会場に行きました。そこでは、ハングルの李先生が、今年も頑張っていらっしゃいました。

2011_10290003 今年はキムチチャーハンがあるかな?などと期待して行きました。本場の韓国料理が、そろそろ懐かしく思えるようになったものですから。

 会場は小雨の中、大勢の人です。日韓親善協会のブースでは、李先生のほかに、協会の方、民団の方たちや韓国からの留学生などが作ったり、売ったり、大声で活気があります。先生とイケメンの留学生たちです。


2011_10290001 今年は、定番のトッポッキとチヂミと、そしてキムチチャーハンではなく、豚キムチ丼が作られていました。そのすべてを一人前ずつ購入。テントの裏で、お昼ごはんにトッポッキを食べました。たくさんのねぎが入って美味です。以前、ソウルでソウル一おいしいトッポッキというのをたべに連れて行ってもらったことがあります。たくさんの学生たちがその周りで立って食べていました。そこの味と同じで、あまからいのがなんとも言えず、スープまで飲み干しました。他にもキムチやマッコリなどを売っていましたが、午後の診療があるので、マッコリはだめです。キムチは一つ買って帰りました。ここの手作りキムチはまたとてもおいしいのです。

 クリニックに帰って、豚キムチ丼を姉と半分こして食べました。豚もキムチもたっぷり入って、それはおいしかったです。

 ほかにも少し時間があったので、パンやチーズやタンドリーチキンなどを買って帰りました。今日は当番医なので、お昼に時間があれば、もう一度今度は中央公園の会場に行ってみようと思います。


2011_102800022011_10280003 昨日途中までアップした、東広島西条の「観世」のお料理の続きです。菊の花の餡かけ。向こうの赤いのは、赤紫蘇ジュースです。先生たちが飲んでいる梅酒が赤くてきれいでうらやましかったのですが、私は車なので。たずねると、アルコールなしのジュースがあるということで頼みました。それも美味です。小さなサザエはにんにく仕立てで、まるでエスカルゴの風味です。きれいなのは、味噌仕立ての野菜サラダ。こんなサラダ、見たことない!!ここの料理人の方は、きっとイタリアンやフランス料理も学んでいらっしゃるのだと思います。または、とっても美的センスが優れているのか。きれいなお野菜は、それは一つ一つ美味でうなりました。

2011_102800042011_10280005 ご飯はマツタケご飯。おかわりがありますといわれましたが、もういっぱいです。デザートは、プリン。これもカルメラが香ばしくて。すべて大満足のお料理でした。こんな素敵なお店があるなんて。これは広島からでも行かなければ、と思いました。以上、「観世」のご報告でした。

 いまから出勤です。


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廿日市市の市長選の応援です。

 昨日は、診療後、急ぎ廿日市に行きました。明日投票の市長選の応援です。久々に駅前に立って、応援のマイクを握りました。私自身が調べた、住民検診について。周辺の広島市や東広島市、三次市、府中町、海田町などに比べて、いかに廿日市市がひどい状態であるか、廿日市市の皆さんはそんな状況を知っているのだろうかと知る範囲でのことをお話ししました。

 これまでの膨大なお金で、山を削り、海を埋め立て、箱物中心の行政で、住民の医療や健康や福祉がが置き去りにされていることを知ってもらいたいと思いました。それは、その中で暮らしていれば分からないことかも知れません。でも、他と比較して始めて分かることなのでしょう。私が担うことはそこだと思って。

 ほんのわずかの時間でした。もっとしっかり応援が出来ればよかったのですが、私のスケジュールでは、昨日の夜しか出来なくって、申し訳ないことでした。

 その後、友人たちがお茶を飲んでいるというファミレスに行きました。私の高校の同級生たち、廿日市市の住民の彼らが、全く自発的にこの選挙で彼女を応援しています。

「どうして出発式に来なかったの?」と聞くと、「ポスターを貼りに、朝7時に集まって、ずっと山口の県境にまで行っていた」と言いました。びっくり。よく分からない土地をうろうろしながら、掲示板を探して、一枚一枚貼って回ったと。その後も毎日毎日、一票ずつ拾うために頑張っていることを知りました。ファミレスでコーヒーをのみながら、話をしながら、それでも、携帯で電話をかけています。「投票に行ってくれよ。お宅は四票あるんじゃけん。たのむよ」と。本当に頭が下がりました。

 全く利権とは関係ない、これまで政治とは無縁だった、こんな人たちに支えられている候補は、幸せだとと思います。でも、多くの住民は、まだ選挙があるということすら知らないと彼らは言いました。広報が出来ていません。選挙管理委員会は「投票に行こう」という活動をしていないのでしょうか。頑張らなくっては!!もう一日しかありませんが。

2011_102700052011_10270006 一昨日、広島大学の講演がすんで連れて行ってもらった東広島西条の「観世」。そのお料理が素晴らしかったので、アップしますね。


2011_102700072011_10280001 お部屋の飾りも秋色一色です。お料理も、旬のマツタケがふんだんに使われた土瓶蒸しや、大きな柿の葉に飾られたお料理も秋真っ盛りです。小さな山芋とおそうめんで作った栗のいがの中には、小さな焼き栗が入っていました。こんなかわいいのが、私は大好きです。

 ごめんなさい。まだまだ続きがあるのですが、記事を書く欄がいっぱいになってしまいました。無理をするとこわいので、続きはまたにします。どうもパソコンの調子が悪くって、書き終えた頃にぱあっと消えたりするものですから。

 明日の日曜日は当番医です。


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昨日は無事終了です。でも、帰りはパトカーが・・・。

2011_10270002 昨日の高知市の「中国・四国地区母子保健事業研修会」での基調講演と、広島大学公開講座「恋愛と性の講座」無事終了しました。

 四国から東広島への移動、時間的には大丈夫と踏んでいたのに、ぎりぎりとなってしまいました。それは・・・。不運なことに、高知道を終えてすぐに、私の車の前になんと、パトカーが入って来ました。まるで私を先導するように。ずっと時速80キロで。追い抜くわけには行かないし。後ろにずらりと車が並びます。もちろん、どの車も追い越そうとはしません。香川県警だから、すぐに逃げるだろう、今度のインターで出るのではないか、今度こそ、と思いながらも、ずっとでした。私は超安全運転です。瀬戸大橋に入っても、まだ出ていきません。

 まあ、考えようによっては、私の後ろに入ってきていたら、すぐに追い抜いて「停まれー!!」になっていたかも。それを考えると、まだラッキーだったかもと思います。でも、我慢できなくなって、一度はSAに寄って、トイレと食べられなかったお昼ご飯、なにかおむすびでも買わなければと思っていたので、とうとうパトから離れて与島のパーキングに降りました。

2011_10270004 そこでトイレ。そしておむすびもパンもなかったので、サツマイモを買いました。大きな輪切りが甘く煮てあって、パッキングしてありました。そのサツマイモを一つ、胸を詰まらせながらかじりながら、パトがいなくなった道を飛ばしていきました。

 広島大学への道、中に入ってから教室までの行き方、事前に練習していて、本当によかったです。もし初めて行ったなら、きっと遅刻していたでしょう。

 広島大学公開講座、ほぼ教室いっぱいの人に集まって頂きました。半分が広大生。半分が外部の方だったでしょうか。

 児童自立援助ホームのしいばさんたちスタッフの皆さんも、稲垣ファミリーホームのスタッフの方たちも来て下さいました。久しぶりにお会いできて、とてもうれしかったです。私のお話がこれからの皆様の活動に少しでもお役に立ったなら、うれしいのですが・・・。

 終わって、主催の広島大学のハラスメント相談室の先生たち、保健センターの方とお食事。素晴らしくおいしかったので、メニューはまた載せます。その後、夫と待ち合わせて「やまとの湯」一日のアカを流して、永い一日は終わりました。すべて無事すんで、ほっとしました。が、こんな綱渡りはもうしません。本当にくたびれました。


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高知です。

2011_10270001 高知にいます。ホテルのまどから高知城が見えます。お城のそばに県庁や市役所があります。

 昨夜診療後車で来ました。午後6時半に紙屋町を出発、ホテルに着いたのは午後11時。途中、小谷のSAで食事。


2011_10260001 私は「あなご天丼」を食べました。この日の昼は「ちからの中華そばミニ」だったので、おなかがすいていました。アナゴが一本丸々と、なすびとかぼちゃのてんふらが二個ずつ乗っていました。まあまあのお味。なすび、かぼちゃ二個ずつよりは、一個ずつと他のお野菜、たまねぎとかサツマイモとかシシトウとか、なんでもいいから、バラエティーがあった方がいいのにと思いましたよ。

 ここでガソリンも満タンにして計50分の休憩。後は、トイレに一箇所五分と、もう一箇所四国山脈を横断中、助手席の姉が「きゃー、星がいっぱい!!」といったので、どれどれとパーキングに止まりました。でも、パーキングは明かりがいっぱいで星はぜんぜん見えなくて、だめでした。その二箇所に止まったのと、ホテルを探すのにうろうろしたのでロスはありましたが、とても順調に来ることが出来ました。

 今日の帰りもそんなに時間はかからないでしょう。

 それにしても、高知道路というのは、物凄いと思いました。ほとんどがトンネルです。四国山脈をぶち抜いて作ったのでしょうからそうなのでしょうが、さぞ大変だっただろうと思います。高速道やトンネルなどは環境の面でいろいろと問題はあったとしても、やっぱり便利だわあ、と思いました。なにより信号がないのは、楽ですね。少し前までなら、仕事が済んで高知まで来るなんて考えられもしませんでした。

 昨日夕方、診療を終わる頃、スタッフの一人が「高知、いいですね。行ってみたいね。」と話していました。

「夜中に着いて、朝講演して、すぐに飛んで帰るのよ。それでもよかったら、いつでも連れて行ってあげるわ。今日、一緒に行く?」と言ってみんなで大笑いしました。私の講演中、姉は桂浜に行ってみると言っています。姉は病み上がりですが、一人行かせるわけには行かないと、助手席に乗って来ました。運転は私一人ですが、ぺちゃぺちゃと話しながらだと、気がまぎれて楽しく来ることが出来ました。高知は、姉の新婚旅行の地です。そのときは、広島から飛行機で来ていました。

 今日は、ここ高知の共済会館で、「中国・四国地区母子保健事業研修会」が開かれます。高知県と日本家族計画協会主催、厚労省と日本助産師会が後援の研修です。私は、その会で「母性を育むために必要なこと」というタイトルで、一時間半の基調講演を行います。タイトルに抵抗がありますが、私が日ごろ主張している若者の自立に向けて必要なことを目いっぱいお話しさせて頂こうと思います。

 夕方は広島大学公開講座です。いろいろな人がこられると連絡を頂いています。多くの方にお会いできるのを楽しみにしています。今から、二つの講演の予行演習をします。


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自転車走行の取り締まりに異義あり。

 ここのところ、マスコミでは、自転車の走行について警察として厳しく取り締まるということが盛んに報道されています。私も通勤などの日常生活は、ほとんど自転車ですし、遠方だと車を運転しますので、自転車、車、両方の立場で自転車というものを見ています。

 確かに、夜間の無灯火の自転車、歩道をぶっ飛ばす若者の自転車、それに信号無視の自転車、携帯で話しながらのみならず、メールをしながらの自転車など腹立たしく思います。まして、後ろブレーキのない自転車なんて、もってのほかです。自転車で歩行者を巻き込んだ事故も結構あるといいます。

 しかし、これからは自転車は一部の道路を除き、車道を走るように厳しく指導するという方針に、これからは逆に車に巻き込まれる自転車の事故が増えるだろうなとも思います。車を運転していると、車道を走る自転車がとても危なっかしいと思いますし。

 それなら、一方で自転車を保護するために車への指導や取締りもしっかりしてほしいと思います。

2011_10230001 以前度々ブログで取り上げた私の家近くのソニービル。歩道に駐車をして荷物卸をしているのが毎日の当たり前のようにになっていたのが、我慢なりませんでした。それをブログで取り上げて、それがやっと止まったら、歩道の前の横断歩道がつぶされるように駐車しての荷卸しになりました。

 それも写真に撮ってブログに載せて、やっと横断歩道も確保されたと思っていたのですが、最近、これがまた復活して来ました。この車は、連続して四回、この場所にとめて、荷卸をしています。荷を降ろすのは、横断歩道の上です。ここの歩道は自転車通行可になっていませんので、車道の左を自転車で行くと、この車が止まっています。しかも、すぐに三叉路なので、この車の右をよけて走ると、とても危ないことになります。

 一昨日は、タクシーが横断歩道をふさぐように駐車をし、ソニーの人がトランクに荷を積んでいました。その時は、直接「横断歩道ではありませんか。ソニーはいったいどうしたのですか」と言ったら、「すみません」の返事はあったものの、そのまま荷を積み続けていました。


2011_10250003 私のクリニックの前の車道には、申し訳程度の自転車道が作られています。でも、いつも駐車する車にふさがれてしまっています。とくに、少し向こうにあるパチンコやさんの前にずらりと並んでタクシーが駐車し、そのタクシーの並びは、本通の信号を越えて私のクリニックの前まで続いています。ほとんどの時間、自転車はここの自転車道を通ることは出来ません。


2011_10250004これは、昨夜の午後9時過ぎ。はだしのゲンの講座を終えて帰るときです。いつもこの道路にはずらりとタクシーが止まっています。中国電力の門の前です。ここの歩道も自転車通行可ではありません。いつも私は車道を通ります。まだバスも電車も走っている時間にこうしてタクシーが客待ちをしているのは、不思議です。中電へのお客さんではなく、社員が利用するのだと思いますが、お金持ちなんだなあと思います。チケットなのでしょうか。病院の夜勤など、交通機関がない時間なら理解できますが・・・。ここの道を通る自転車は、まったく保護されないままに延々とタクシーの列を右によけて通らなければなりません。危ないことです。

 こんな状況がある中で、自転車だけ厳しくされることには納得がいきません。やっぱり自転車は弱者なのです。

 今日、私は診療後車の運転をしての移動です。緊張しているためか、せっかく早く寝たのに目がさめたら二時半でした。寝ているそばで夫が時代劇のテレビをつけていたのも、目が覚めた原因かも知れません。また眠ることができそうにありませんでしたので、起き上がってパソコンに向かいました。今日はどうなるのでしょう。


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しいばさんのブログ

 もう半年以上前になります。主に広島ブログの関係者で、「下ちゃんファンくらぶ」の二回の会合がありました。その後会合や活動は止まっていますが・・・。あくまでも会としての話です。個人的にはいろいろと支援などをなさっている方はおありと思います。

 その二回目の会に「しいばさん」に来ていただきました。「児童自立援助ホーム」を作ろうとしていた方です。その悪戦苦闘ぶりに胸が詰まりました。すでにNPO法人もでき、スタッフも集まり、何とか広島市内に作ろうと、その拠点となる家探しが大変なところでした。その時点で何十件も断られたと。最低5LDKが必要で、その基準に合う物件があっても、大家さんや近隣の人たちの理解が必要です。それが本当に無理解で、断られ続けていました。広島に早く作ってほしいという要望はありながらも、行政からの具体的な支援も得られないままでした。

 児童自立援助ホーム、なんらかの事情があって養育する大人がいなくて、養護施設では生活できない、たとえば年齢がかさんで養護施設を出る児童や、他の事情がある子どもたちが過ごす場所です。

そのしいばさんのブログ、シーばっちのブログです。

 しいばさんは、その後、とうとう広島市をあきらめ、今、東広島市にホームを作っています。ブログを遡って読ませて頂いて、大変な尽力をされたことが分かります。広島県の若い職員のひどい対応には、さもありなんではありますが、読んでいて、こちらも腹が立ってしまいました。その一方で、尽力して下さった行政の人のことも書かれています。

 ともあれ、ホームは出来て、子どもたちも共に生活し、しいばさんの尽力が実りつつあります。しいばさんから連絡を頂いて、ブログの存在も知りました。これまで何にも知らなくって、何の支援もしなくって、本当にごめんなさい。

 しいばさんからは、あさっての広島大学の公開講座に職員や子どもたちと共に参加すると連絡を頂いています。急遽、大学生対象で作っていたスライドを、子育て中の方や育ちつつある子どもたちにもお役に立つように、作り変えました。

 お会いできるのはとても楽しみです。これを機会に自分で出来ることをしていきたいと思っています。

 2011_10230003 そごうでの「北海道展」明日までで終わります。これまでに何回も行きました。お名残り惜しいです。今回は前半と後半に分かれて入れ替わったお店もありました。その後半では新千歳空港限定の品物の販売もしています。ロイズのお花のチョコレート、かわいくて、おいしくて。いくつも買ってプレゼントしたりしています。12個入っていて420円です。



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姉の快気祝いでした。

 昨日は、廿日市で過ごした後は、東広島の広島大学へ行く練習を繰り返し三回しました。どのルートを行っても、西条インターを降りて大学の第一ゲートまでは、15分ということが分かりました。ついでに広島空港に行って例の「オイルおいすたー」を買って来ました。飛行機に乗りもしないのに、ただ買い物に行ったのなんて初めてです。

 夜は仁保の「うえ乃寿司」で姉の快気祝いをしました。うえ乃寿司は、何年ぶりでしょうか。姉は、先日ちょっと入院、手術を受けました。元気になってよかった!!です。久しぶりに姉の孫たちと楽しく食事をました。

2011_102300102011_10230011   お通しはイカのうに和え。お刺身とカワハギの薄作りです。薄作りの土台はまあるい分厚い氷です。こんな氷の使い方は初めて見ました。これで三人前です。

 
2011_102300122011_10230013_2  

小鯛の煮付けは豆腐がふわふわでとてもおいしかったです。姉は、魚の煮付けは白ご飯と一緒に食べたいと言って笑わせました。おすし屋さんで白ご飯は無理だわ、と。このあたりでもうお腹がいっぱいになりそうで、鯛は半分甥に食べてもらいました。それとずわいがにの酢の物。


2011_102300142011_10230015 茶碗蒸しとあさりの赤だしとお寿司です。お寿司はトロ鉄火とアナゴの巻き寿司。とってもおいしいのですが、とても食べ切れません。ので、折を頂いて持って帰りました。でも、デザートは別バラです。小さい葛餅がかわいいです。それとは別に私は白桃のソフトクリームを頂きました。それぞれバニラだったりチョコレートだったり、いろいろなソフトクリームを頂きました。

 楽しく過ごせて、姉も普通に食べられてよかったです。

 家に帰って、選挙の公選はがき書き。夜中までかかってすべて書き終えました。明日届けます。選挙期間は一週間しかありませんので、ぼやぼやしてはいられません。


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出発式でした。

出発式でした。
今日から廿日市市長選です。
朝から出発式に参加しました。
私も推薦人の一人として、川瀬先生や馬庭広島市議や前市議の桑田さんたちと一緒に前に並びました。
沢山の人で用意した椅子が足りません。
彼女が地域の人たちにしっかり支持されていることがよく分かります。
広島県初の女性首長誕生に向けて、頑張りましょう。

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200万目の方からのメール

 ちょうど一週間前、私のこのブログのアクセスが200万になりました。その200万目のクリックをして下さった方から連絡が入り、その方から改めてメールが来ました。

「200万目はどんな人だった?」とよく聞かれましたし、ご本人からのメールがとてもうれしかったので、そのメールを公開することをお願いしましたら、O.K.してくださいました。故、転載させていただきます。(個人情報は省いております。)

 私は、はじめお知らせを頂いたとき、てっきり男性だと思い込んでしまいました。それも県外らしい。困ったな、と思いました。プレゼントは、女性用、または県内の方でしたら、アンデルセンの買い物券をなんて考えていましたので。どうしてそう思い込んでしまったのか・・・。分からないけれど、でも、結果はやはり県外ではありますが、女性であったのです。それも遠方の方でも、広島とはご縁がありそうなので、うれしく思いました。それでは、以下転載いたします。


河野先生、こんにちは。200万アクセスのHayashiです。
メールいただきありがとうございます。感激です。
では、さっそく必要事項の御連絡を。
 
氏名:林 ○○   ○○才 女

連絡先: (省略)

添付の画像:
 200万の時の画面をPDF保存し、冒頭の部分をJPG画像におとしたモノです。
 画面上でビヨ~ンと拡大して頂ければ数字の部分もクッキリ見えると思います。
 記念になればうれしいです。
 もし、ファイルが開かない、見えない等ありましたら御一報下さい。


プレゼントを・・・とのことですが、お忙しいのにどうぞお気遣いなく。私はこんな記念
すべき瞬間に立ち会えただけでとってもハッピーですから。と言いつつちゃんと
住所を書き込んでますが。(笑)


     ***************

さて、ここから先は不必要事項ですのでスッ飛ばして下さって構いません。(笑)

私は○○で印刷/デザイン関係の仕事を自営で細々とやっております。シングルです。
スピリットはフェミニストですが実践が全く伴っておりません。情けないです。

河野先生のお名前とお仕事はずいぶん前から存じ上げております。中でも記憶にあ
るのは10年以上も前でしょうか、たしかNHKの番組にご出演の折のこと。中学高校
で生理中の女子生徒への対応(水泳の授業に参加するとかしないとか)の話題で、
先生は「生理は恥ずかしいことではないが、それを人前で見られても平気で居ろと
いうのとは違うのだ。」と怒りを込めておっしゃいました。
その言葉の何と的確だったことか。普通の女子なら誰でもモヤモヤと思っていなが
ら上手くコトバにならない微妙な部分を、知識と経験に基づくしかし平易な言葉で
主張して下さっている。その強さ、優しさ。こんな方がいらっしゃることが女子にとって
は百人力なのだと思いました。
私の河野先生に対するイメージはこの記憶が核になっております。^^

3ヶ月くらい前に読んだある文章に先生のブログの一節がリンクされており、そこから
たどって河野ブログにオジャマするようになりました。なのでまだまだ新参者でよく
事情がわかってないかもしれません(笑)。少しばかり過去記事を探ってみまして、
参院選に出馬されていた事も初めて知りました。まったくもって不勉強で申し訳あり
ません。時間がある時に全部は無理でも出来るだけ過去記事も読んでみようと思い
ます。面白そうなので。。。

あ、それから広島!(ここからはさらに不必要事項なのでさらにスッ飛ばして
下さってイイです。笑)
最近、広島に縁がありまして。私の大親友が昨年から広島勤務になり、休みの度に
遊びに来いとウルサイこと。昨年は3度、今年も先週の連休に行きました。何の予定
も立てずにフラフラと、かの有名なアンデルセンの本店で食事したり、福屋で全国
うまいもの大会に並んで蓬莱の豚まんを買ったり、美味しいと評判のピザ屋さんに
行ったり(あら、食べてばっかりですね)
それから現代美術館にオノヨーコ展を見に行ったりしました。この美術館はロケーシ
ョンが素晴らしいですね。街中なのにちょっと小高くて緑がイッパイ。展示内容も
衝撃的によかったです。敬愛するオノヨーコの作品と旅先で出会えた事もとてもうれ
しく、広島はちょっと特別な場所になりそうです。友人が居る間はまた何度でも行く
と思います。広島の今も過去もちゃんと知りたいと思います。


いつもとてもお忙しいであろう河野先生。少しはお身体を労って・・・と申し上げる
ところですが、本音を言うと、先生のような方にはずっと行動してずっと発言して頂
きたいです。まだまだ性に関する無知や無理解に起因する悲しい事件やスットコド
ッコイなことがイッパイあると聞きます。さらに戦争の事、平和の事、原爆の事、
原発の事。。。先生に発言して頂かなくては困ります。(笑)「頑張って」というのは
最近流行らないけれども、やはり頑張って下さい。
先輩の「活躍」は後輩の「希望」になりますから。


ほんとに長文失礼致しました。
ありがとうございました。

以上で転載終了です。ブログのおかげで、遠方の方とまたご縁ができました。林様には感謝しています。


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疲れの原因は、重い荷物を持ってうろうろしたこと。

 いやー、昨日はくったびれました。更年期講座がすんで家にたどり着くと、もうへろへろ。家の中で倒れこんでひーひーでした。体がしんどい、腰が痛い、足がだるい、しんどいよーとうめいておりました。でも、やまとの湯の湯船の中でうとうと、ながーい時間浸かっていたら、あら不思議。すっかり疲れが取れていました。

 温泉の効果もあるでしょうが、私の回復力も大したものだわ、と一人感心しております。

 そのように疲れた原因は。まず講座で皆さんに飲んで頂く飲み物の仕上げをし、スライドの作り直しをし、それらを持ってクリニックに行き、プリントアウトし、ひとつ一つ人数分コピーをとってホッチギスで止め、準備万端。プロジェクターと作った飲み物をエッチラと会場のクレドビルに持って行っておきました。大荷物なので、一度には持っていくことが出来ません。

 その後、東広島の広島大学へ。まあ、その広いこと。ごちゃごちゃと、どこに何があるのか、さっぱり分かりません。それに、ハラスメント相談室へ打ち合わせに行くために、入り口から入って地下に行こうとすると、どこに階段があるのでしょうかと人に尋ねても、さあ、なので行ったり来たり。後で分かったのは、そこが地下だったのですね。私が入った入り口は地下にあったのでした。

 公開講座の会場の教室の建物に入って、会場は二階だからと階段を上がったら、そこは三階でした。あれえ、一つしか階段を上がっていないんだけど、と思ってよく見たら、そこの入り口は二階にありました。入り口があるのは一階という私の思い込みが無駄な動きをさせて、結局は疲れの素となるのでしょう。

 その会場に行くのも。もう、公開講座なのに、外部から来られる方は大丈夫なのでしょうか、と思うほど、ずっと奥まったところにあります。会場の総合科学部の教室k208は、第三ゲートから入るとすぐと書いてありましたが、平日の午後は、第一ゲートしか開いていません。そこから、ぐるーっと延々と奥に行きます。車を置いて教室に行くのも、人に何回か尋ねないと、絶対に分かりません。何度も行ったりきたりしながらやっと教室にたどり着き、中も確認し、また何回も行ったりきたりしながら、一番近道をしっかり確認しておきました。一週間後のためです。

 でも、西条インターを降りて第一ゲートにたどり着くのがもう一つ不安なので。今度の日曜日にもう一度行っておこうと思います。

 せっかくの公開講座なので、多くの方に来ていただきたいのです。特に、教育学部の学生さんたち、これから教師になろうとする人には、しっかり勉強してほしいと思うのですが・・・。

 その後広島に帰って、また重ーい資料やパソコンなどをエッチラ持って更年期の会場へ。立ちっぱなしで講義。結局は、重い荷物を持ってけっこうな距離を歩くのが、足や腰に負担をかけるということなのでしょう。

 だって、そのほかにも、北海道展の会場で昼ごはんのためにカレーパンを買ったり(かじりながら東広島に行きました)、車を駐車場に出しに行ったら、駐車券が行方不明になっていて、またクリニックに戻ったりと、一日中動きまわっておりました。やまとの湯で体重を計ったら、しっかりやせていたので、しめしめなのですが・・・。


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なつめたっぷりの元気茶を作っています。

 今日から、いよいよ中国新聞文化センターの更年期講座が始まります。今回は夜の講座で、計三回のシリーズ。今、受講の申し込みをしている人は20人なのだそうです。前回の昼の五回シリーズは19人でした。更年期って結構需要があるのだわ、とびっくりしています。昨日遅くまでクリニックに残って、配布する資料などを作りました。

 今回は、講師の漢方飲み物付きということにしているので、昨夜帰宅してから作っています。

2011_10190001 先日京都で買ってきた、高麗にんじんと甘草と、なつめを煮ています。にんじんとなつめは乾燥したもの。高麗にんじんがふっくらと柔らかくなったら、煮るのをやめます。が、なかなかやわらかくなりません。もう五時間煮ています。今回はなつめをたくさん入れました。なつめがふっくらしたら、つぶして中身を出します。先日の京都での素夢子古茶家で飲んだなつめ茶が、トロリとしてとってもおいしかったのです。それは、なつめを煮詰めてつぶして、皮と種だけを濾して除いたもので、なつめの実の中身がとろんとさせていたのでした。私が以前元気茶を作ったときには、なつめは煮ただけで丸ごと除いていました。今回はそのお店のなつめ茶に習って、つぶすことにしました。

 だいぶ煮汁が赤くなって来ました。味見をすると、なつめの香ばしさとかすかな酸味がとってもおいしくて。にんじんの臭みがすっかり消えています。甘草はこんな木ぎれが(実は根っこなのですが)どうしてというほど甘いのです。煮汁もほんのり甘くて、途中経過ですが、とってもおいしく出来ています。おそらく受講生の皆様には喜んで頂けると思います。

 今日は、東広島の西条に行きます。実は、来週の広島大学公開講座の予行演習です。いえ、講演の練習ではないのです。「行く」練習なのです。これまで広島大学には何回も行っていますが、いつも迷ってしまって、ぐるぐる回ってなかなかたどり着けません。しかも、最近は車で入るのは午後はゲートが一つしか開いていないとのこと。中に入っても、広すぎて、どこがどこやらさっぱりです。

 来週は、そんな迷っている時間はないのです。高知から車を飛ばして帰ってきますので、ぎりぎりになりそうなのです。いちおう、時間的にはチャンと着く計算なのですが、迷うとアウトなのです。だから、事前に会場の教室に行く練習をしておくことにしました。それも広島方面からでなく、岡山方面から行かなければなりませんので、空港ビルにでも行ってお茶でも飲んで、そこから一気に広島大学に行こうと思っています。

 夕方までに帰ってきて、パソコンやプロジェクターや印刷物や、飲み物や紙コップなどを持って、更年期の講座に行くつもりです。


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情けないこと4題。

その① またまた、直前になって学校での講演がキャンセルされました。まったく、もう、すでに新幹線と、一緒に買っているホテルの宿泊などの支払いはどうしてくれるの、と言いたくなります。でも、一番情けないのは、早くから予定が入っていて、私の木曜日はいっぱいいっぱいです。ほかにもたくさんの講演依頼をお断りしています。せめてもっと早くにキャンセルしてくれたのなら他を入れることもできたのに、直前では、もう今さらどうしようもありません。

 講演の実現に尽力して下さった方たちには感謝していますが、おそらくどうにもならない力が働いたのでしょう。こんなことが数々行われるのが教育現場なのですね。

 まだまだ性教育バッシングは続いています。高額な壺を売りつけて問題になった宗教グループが中心になって、ありもしないひどい攻撃をして来ました。知りもしない、調べもしないで、性教育攻撃をする方たちは、この宗教団体に加担していることなのだと分かっているのだろうかと思います。民主党になって、文科省も少しは何か変わるだろうかと期待していたのが、ぜんぜんだめでしたね。

その② 更年期の医療は随分進んで来ましたが、いまだに産婦人科以外の科のドクターたちには、まったく無理解な人が多いのが現状です。私に「自然に枯れて行けばいいじゃありませんか。」と言ってのけた大きな病院の精神科のえらいドクターは、更年期の患者さんに睡眠薬や安定剤や抗うつ剤などいっぱい薬を処方しています。不思議なことです。

 ある患者さん。早くに閉経したからと、他の産婦人科でホルモン補充療法をなさっていました。それを、内科のドクターにひどく戒められたのだと。すぐにやめなさいと。そしてやめて二ヶ月。ひどい症状が起こっています。とても悩んで私のところにこられました。そもそも、彼女の問題は、ホルモン補充療法について、自分自身でその必要性やメリット、デメリットをしっかりつかまないまま、最初のドクターの言うとおりにしたということがあリます。そして、今度は、内科のドクターの言われる通りにした、そしたら、ひどい状況になってしまったと。

 彼女自身がホルモン補充療法について勉強をすること、そしてその必要性がわかったなら、再開すればいいこと、自分でそうでない方法でと思うのであれば、そうすればいいのですね。主役はあくまでも自分なのですから。

その③ 他の患者さん。調子が悪いので、自分で「○○母」を買って飲んでいたと。そしたら、副作用で太ってしまったといわれます。太るのは、単純なこと。カロリーを使う以上に取ったら太ります。使うカロリーに足りなければ、やせます。それだけのこと。副作用なんかではありません。そもそも薬の副作用で太るということはありません。薬で調子がよくなって、食欲が増して、いっぱい食べたら太る。そういうものなのですね。更年期にもなれば、基礎代謝が下がります。それまでのように食べていたら、本当にどんどん太ってしまいます。「そんなに食べていないのに」と皆さん言われます。それでも、太るということはカロリー過剰なのですよ。薬のせいにしたら、薬がかわいそうだと思います。

その④ すでに二回も中絶している女性。また避妊のないセックスをしたからと緊急避妊の薬を求めて来ました。どうしてちゃんと避妊をしないのか、ピルでも飲んで防衛すべきではないのかと言いましたら「ピルは副作用が」と言いました。「中絶のほうが何倍も副作用が大きいのに」。ピル=副作用という、根拠のない風説に染まり、それも男性にチャンと避妊をせよということもいえないままなのですね。このことを彼に言っているのか、と問うと、彼には何も言わないで、私のところに来たと言いました。

 本当に男も女もまだまだだと思います。でも、一方では、こんな自己主張や人間関係などの基本を伝えたい性教育を阻む人たちが、力を発揮しているというのが現状でもあるのです。

 以上情けないことのお話しでした。


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寒くなりました。インフルエンザワクチンを。

 寒くなりましたね。昨夜、韓国語の講座から自転車で帰っていて、寒くて震え上がりました。途中、クリニックによって、置いてある洋服の中から、皮のコートを着て帰りました。ほっとしました。夏から、一気に冬になった気分でした。

 これまで暑かったこともあったのでしょうが、今年は、インフルエンザのワクチンの申し込みが少ないです。いわゆる「新型インフルエンザ」のときには、接種してくれるところを求めての予約が殺到。一人で複数の医療機関に申し込みをする人が多発したようで、予約したのに来ないという人も続出しました。もう、山口などではインフルエンザの集団発生もしていますので、そろそろワクチンをうって備えたほうがいいと思います。

2011_10180001 あらまあ、またスーパーマーケットの旅行の招待の抽選に当たりました。日帰りバス旅行。今回は奈良です。バス旅行は、嫌いじゃない。のんびり景色などを楽しみながら、お昼もそこそこご馳走が出るし。ただ、今回はちょっとスケジュールがしんどそうです。朝6時出発、夜9時到着。さあ、どうしようか考えます。当たったのはうれしいのですが・・・。初めて、なんかしんどいかも、と思ったものですから・・・。それなら、申し込まなければよかったのにね。つい、募集を見ると、さあまた申し込もう、となるものですから。


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Mさんのピアノ。

 昨日は、午後から夜まで廿日市で過ごしました。阿品台での午後と夜の講演。その間は、移動して廿日市の駅の近くで別の方たちが集まっていて下さいました。計三回、頑張って話して、家に帰って食事、その後やまとの湯。やまとの湯では、湯船の中でうとうと眠ってしまいました。疲れていても、気分はさわやかでした。

 男性も女性も多くの方に来ていただいて、感謝です。中には遠方から来て下さる方もありました。それは、「Mさん」のピアノを聞きたくて、という方たちでした。

2011_10160007 その素晴らしい音色に涙を流す方もありました。

 Mさんのお父さんは、私の高校の後輩。演劇部の後輩でもあります。RCCのドラマグループで一緒に演劇をしていたこともあります。彼は、劇団四季で舞台を踏んだこともあります。その彼が、やはり素晴らしい演技者であった彼女に恋をし、猛烈に押せ押せで結婚したときには、私たちもやんやの拍手を送ったものです。彼らは、五人の子どもを持ちました。その四番目の子がMさんです。

 彼女は、生後10ヶ月のときに激しい痙攣に見舞われました。救急車で運び込まれた病院でも痙攣は止まらず、命が危ない状況でした。お母さんは「どんなことになっても私が頑張って育てますから。なんとか命を助けて下さい」と頼んだそうです。

 そして、命を取り留めたMさんは、脳に傷ができ、障害を持ちました。彼女が中学生のとき、お姉ちゃんが受験のためにピアノを習っていたそうです。そんな日、夜中にピアノの音が聞こえてきて、あれえ、誰が弾いているのかと。見たら、Mさんが弾いていたのだそうです。以来、彼女はまったく独学で多くの曲を作り、演奏をしています。

 でも、その曲は、彼女の頭の中にのみあります。彼女は音符も読めないし、だから作った曲は楽譜に残すことも出来ないままです。でも、何年も前に作った曲でも、お母さんがあの曲を弾いて、というと、これ?とすぐに正確に弾くことができるのだと。彼女の頭の中は、一体どうなっているのでしょうね、と家族の不思議となっているそうです。

 昼の部でも夜の部でも弾いてくださったのは、「お母さんありがとう」。これは、お母さん、生んでくれて有難う、生かせてくれて有難うという曲なのだそうです。昼にはそれと「おうちに帰ろう」の二曲。夜には、「神楽」。どこかの小学校で神楽を見た翌日「曲ができたよ」といきなり弾いたのだと。それは、まさに神楽が目の前に浮かんで来るような、素晴らしい演奏でした。夜は、アンコールに答えてもう一曲、「みんなの願い」も弾いてくれました。

 持ってきていただいたCDもあっという間に売り切れ。もっと持ってきてもらったらよかったのに、と思いました。更年期、がん、そしてMさんの演奏と、命を考える一日になったと思います。

 Mさん、ご両親、準備して下さった皆様、来て下さった皆様、大変お世話になりました。


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200万アクセス、皆様、有難うございました。

 昨日、このブログのアクセスが200万を突破しました。これまでなんとか続けてこられたのも、見てくださる方がいらっしゃるからこそです。本当に有難うございます。選挙がらみで始めたブログですが、今では、日々、私の思いや情報を発信していくことに喜びを感じています。これからも、力のある限り続けたいと思っています。いつまで続くか分かりませんが・・・。皆様、どうぞこれからもよろしくお願いします。200万アクセス、ご連絡いただきましたhayashiさまには個人的に連絡をさせて頂きました。感謝申し上げます。

2011_10150003 昨日の夕飯は、北海道展、雑魚亭の海鮮弁当1575円の。これと後はお味噌汁と、みょうがの酢味噌和え。お弁当は、北海道展のたびに楽しみにしているものです。超豪華。美味。ゆっくりと楽しんで戴きました。まだいろいろな所のお弁当が出ていますが、雑魚亭は根強い人気があります。随分並んで待ちました。


2011_10150001 買って帰った、富良野のりんごのフロマージュバイ。表面はキャラメルでコーティングしてあります。クリームとりんごの相性が抜群でした。これも美味。二人暮らしにはホールは大きいので、六等分したのを一切れずつ。三日かけて食べます。冷蔵庫に入れておけば平気です。切るのは、お皿の上にひっくり返してからです。

 ラーメンは、やっぱり私のような年にはちょっと無理ですね。濃い過ぎ、塩味が辛すぎて。昨日のお昼2時15分から並んで、20分後の35分に椅子に座って、ラーメンが来て食べ始めまで15分。2時50分になっていました。5分で食べるのをやめて、急ぎクリニックへ。午後の診療の3時に遅れてしまいました。やっぱり北海道展は、ゆっくり時間がないと。お弁当などの買い物は、診療が済んでから行きました。

 まだまだ北海道展、楽しませもらいます。

 きょうは、お知らせしたように、廿日市市の阿品公民館での更年期の講演です。スライドも作ったし、準備万端。後は、どれだけ多くの方に来ていただけるか、です。午後から夜まで。頑張らなくっちゃ、です。


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北海道展スープカレー。

2011_10140004 またまたそごうで北海道展が始まりました!!広島初出展の「スープカレー」が出るとチラシにありました。それは大変。ずっと前、東京、下北沢で北海道から進出したばかりのスープカレーを食べたことがあります。それは衝撃でした。その味に出会える。で、昼時間になるといそいそとそごうへ。ちょうど近くに来ていた甥をさそって二人で行きました。スープカレーに一直線。きっとかなりの行列だろうと思っていたのですが、行ってみると、並んでいるのはお二人だけでした。

 それはおいしかったですよお。私たちが頼んだのは「全部乗せ」。豚や鳥やいろいろなお野菜の素揚げがどっさり乗っています。中でも、写真では見えないところに埋まっているジャガイモやたっぷりのマイタケが抜群でした。そう、スープもね。大満足でしたよ。

 ただね、おいしかったからいいのですが、やっぱり北海道なのです。この前旭川に行ったときのラーメン屋さんの話に書いたように、すっごくのんびりなのです。ゆっくり、しこたま待った挙句に食べる羽目になりました。前に二人しか待っていなかったのに、私たちが食べ始めたのは、並び始めて40分後でした。待っている間、することもなく作っている方の動きを見ていました。本当に、なんと言っていののか。ジャガイモの皮をむいて、ピーマンのふくろを破って切って・・・はあっ、そんなのは下準備でしてあるのが当然と思ってしまうのですが「これが北海道のやり方なのだから」と甥にも自分にも言い聞かせて。電子レンジで暖めている間、その前にじっと立っていらっして・・・。ああ、びっくりした!!でした。

 もう一つ。これもおいしかったからいいのですが。お店の前に貼ってあるたくさんのポスター。「全部乗せ」1050円と書いてあります。レジで全部載せ二つと、2100円払いました。そしたら、2200円です、といわれます。うん?1050円の二つだから2100円じゃないの? いえ、全部乗せは1100円です。ええ?でも、このポスターには1050円って書いてあるよ、あら、ほんとだ。そして、責任者らしき人が来て、ポスターを見て「ああ、これが間違いです」ですって。値段の間違いのをいっぱい貼ってあるのですね。これにもびっくりでした。「ポスターが間違いなん?」50円程度でごちゃごちゃ言うのもみっともないので、すぐに引いて2200円払いましたが。

 繰り返しますが、本当においしかった!!ですよ。お勧めです。ただし、時間があるときにね。今日はラーメンを食べるつもりです。ラーメンも待つようかしら。北海道展、当分たのしめそうです。


2011_10140005 昨夜はkei.先生の「花とお茶を楽しむレッスン」でした。「autumn garden」。球根をたくさん植えました。チューリップやフリージアなど。いつも、チューリップを植えなければと思っては、時期を失していましたので。芽が出るの、花が咲くの、本当に楽しみです。

 ところで、私のこのブログのアクセス。たぶん、今日200万アクセスに到達すると思います。どうぞ、ちょうど200万アクセスに当たった方、お知らせくださいませ。このコメント欄で結構です。もしオープンにしたくなければ、それも書いておいて下さいませ。ぜひアドレスも書いて下さいね。後でメールを差し上げます。ご住所を聞いて、プレゼントをお送りしますので。150万のときには、広島でいつも見てくださっている方と、東京の方が同時だったようで、お二人から1500000の映像を送って頂きました。私の大切な記念です。どうぞよろしくお願いします。


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宝塚の公演を見たのです。

 昨日は、5時起きでした。ある目的のために、どうしてもやって置かなければならないことがあって。これからまだまだ続く講演のためのスライド作りです。頑張って作ってメールで送って、身内が入院している病院に行って、それから宝塚に向かいました。

 新幹線の中ではひたすら本を読みます。

2011_10140001 広島大学公開講座で取り上げられるというのを見て、読みたくてたまらなかった「グロテスク上・下」です。ブックカバーは頂き物ですが、とてもおしゃれなのでお気に入りです。内容、ものすごいの一言です。上をもうすぐ読み終えますが、すべて読み終わったら、また感想をお話ししたいと思います。

 中学での講演を終えてすぐに向かったのが、「宝塚大劇場」。少し遅刻ですが、その公演を見ました。久しぶりに夢の中を漂いました。これを見るために、朝早くから頑張ってすべきことを片付けたのです。

 その夜、宝塚在住の友人と食事をすることになっていました。友人が仕事を終えるまでの時間をたまっている仕事を片付けるために使うか、それともせっかくの時間、宝塚の公演を見るか、迷った末の選択で、朝片付けておいたものです。これで心おきなく、見ることが出来ました。いつ見ても見終わると、はあーっとため息です。

 友人とは、久しぶりに会いました。そして少し遅れて、宝塚の産婦人科のドクターともご一緒しました。お互い、ほとんど同じ時期に、産婦人科の大変な出来事を体験しています。友人は友人で、地域医療を充実させるために、悪戦苦闘をしています。お互い時間ぎりぎりまで話しが弾みました。

 帰りが大変。JRで新大阪に9時42分に着いて、9時45分の新幹線に乗ったのです。走って走って。エスカレーターも階段も。やっと一番近い車両、12号車に飛び乗ったときには、本当にもう、心臓が破裂するかと思いました。3号車の自由席まで移動するのに、途中でしゃがみこんでしまいました。姫路に着くころまで、まだ心臓がどきどきしていましたよ。でも、無事乗れて、めでたしでしたが、久々にこんなに走って、もう年なのだと痛感しましたね。


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いろいろと。中でもスティーブ・ジョブス氏の講演について。

 書きたいことがいっぱいたまっています。

 一つは、亡くなったスティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大学の卒業式でのスピーチについて。テレビやいろいろな人の引用で、ごく一部だけが繰り返し使われています。

 「ハングリーであり続けろ、おろかであり続けろ」とか、昨日のNHKでは、「皆の時間は限られているから誰か他の人の人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない。教条主義の罠にはまってはならない。教条主義とは他の人々の思考の結果に従って生きることだ。他の人の意見という雑音に自分自身の内なる声をかき消されないようにしよう。そして最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。心と直感は本当になりたい自分をどういうわけか既に知っている。その他すべてのことは二の次だ。」とか。

 これらは、確かに正論だと思わせるものはありますが。でも、それだけ。ブログ「タウンNEWS広島 平和大通り」で工場長さんがここにスティーブ・ジョブズ氏のその演説の動画と、翻訳を載せて下さっています。翻訳は、今津英世さんのこのブログからの引用と書かれています。

 これを読んで、短い引用だけでは、決して分からない、深い感動を覚えました。彼自身の出生を巡る養子縁組の話、経済的理由で大学を中退しながらも、自分で興味ある講義のみ受講し続けた話、アップル社を立ち上げ、そこを追われ、また戻るいきさつ、その間に妻にめぐり合った話、そして癌に侵された彼の「死」を巡る思い等など。

 彼の数々の業績は、これらの哲学にしっかり裏打ちされたものだということがよく分かります。読み物として読んでも面白くて感動します。彼は、これらを詳しく書いた自伝を残してくれていないのでしょうか。

 今津さん、工場長さん、有難うございました。

 のぞみさんにコメントで指摘されて、アッと気づいたのですが、私のブログがもうすぐ200万アクセスになります。よくもまあ。本当に多くの方々が覗いてくださったからこそ、私は続けてこられたのだし。心から感謝しております。さて、これまでの100万、150万アクセスの時と同じように、200万目のアクセスをして下さった方にささやかにプレゼントをしたいと思います。読んでくださっているすべての方にお礼をしたいのですが、代表でその方に、ということで。どうぞ、200万の画像と共に、お知らせくださいませ。その画像は、私の大切な記念となります。よろしくお願いします。

Img252 直前のお知らせですみません。こんな講演会を企画しました。男性と女性の両方の更年期について、ダイジェストでお話したいと思います。それと、癌のお話。ピンクリボン活動をがんばっている井上さち子さんと、子宮頸がんや卵巣がんなどの婦人科の癌を見てきている私との対談も。そして、何よりなのです!!素敵な人のサプライズとしてのピアノ演奏もあります。(名前が出せないのがザンネンですが) 来ていただいてよかったと思って頂けるような会にします。多くの方にぜひ参加して下さるよう、呼びかけますね。

 私は今日の休診日は、宝塚で中学生に話をします。


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京都初日の追加です。

 京都に行った、初日のことをまだ途中までしか話していません。祇園コーナーでの写真です。

2011_100900132011_10090017昨日のお茶に少し遅れて、華道とお琴が同時進行です。お琴を聞きながら、右のお茶を見たり、お花を見たり、忙しいです。お茶は裏千家、華道は池坊。お茶は外国からのお客様二人に振舞われました。昨日は、雅楽の写真も載せています。中国の南北朝時代、物凄く美しい顔を持った王が面をつけて踊るという舞楽を鑑賞しました。

2011_10090022 狂言は「棒しばり」。今の言葉で演じられますので、ぜんぜん難しくありません。楽しくて、大いに笑いました。

 文楽は、「八百屋お七ー火の見櫓の段ー」。を見ました。人形を動かしている人たちのことが、いつの間にか全く気にならなくなって、人形の表情に見とれました。色っぽくて、悲しくて、美しくて。火の見櫓にどうやって人形が上るのか、興味がありましたが、上手なものでした。狂ったように半鐘を打ち鳴らす姿はものすごーい迫力でしたよ。


2011_10090020 一番期待していた舞妓さんの京舞。二曲だけでしたが、指の先までかわいくて、見とれました。私、知らなかったのですが、祇園の舞妓さんのだらりの帯は、クロスしているのだそうです。先斗町の舞妓さんの帯は、まっすぐに下がっているのだと。こんな違いがあるなんて、ぜんぜん知りませんでしたよ。

 さて、祇園コーナーが終わると、バスは客のホテルを回りながら、下ろしてくれます。私は、祇園でそのまま降ろしてもらって、タクシーでここに急ぎました。

2011_10090025 あっはっは。何も京都まで来てわざわざ「やまとの湯」でもないでしょう、と自分でも思うのですが。実は、私はあかすりをしてもらいたかったのです。ここのところちょっと激務で少々体も疲れています。足腰肩がゴリゴリです。こんな時には、普通のマッサージではなく、韓国のあかすりとそのマッサージがとても恋しくなるのです。インターネットで調べると、ホテルからそう遠くない壬生のやまとの湯であかすりをやっていました。広島のやまとの湯にはあかすりはありません。

そこで、電話であかすりを予約し、定期観光バスに乗るのに、ホテルのタオルなどをバッグに入れて持っていきました。ソウルから来たというあかすりの女性。とっても上手で、体中をしっかりほぐしてくれました。私がつたない韓国語で話しかけるものだから、すっかり喜んで下さって。どこから来たかと問われて、広島から、と答えると、ますます感激して下さって。「そんな遠くから来てくれたのか」と。しばらくして「広島は東京に近いか」と聞かれて、あらら、でした。「九州に近い」というと、またまたそんなところから ! と。本当に上手だったので、こんど京都に来るときには、絶対にまた来ようと思ったのです。肌が全身つるつるしっとりになりました。

 以上で京都の報告は本当に終了です。長々と読んでいただいて有難うございました。


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京都、終了です。

 昨夜、京都から戻って来ました。主に私学の先生たち対象の3時間の分科会、無事重責を果したかな?と思っています。

 ただ、講演を一通り終えての質疑応答での質問、「私学(公立でもそうでしょうがと注釈入り)が今進学率を目指しているときに、管理職は性教育に時間を取ることを許してくれない。やって見ると、生徒たちは反応もあるし、喜んでくれる。どうしたら、校長などに性教育の大切さを分かってもらえるか、名案はあるでしょうか」というものがありました。

 社会全体が性教育に反対する方向に向かっているときに、一つの学校だけが実行しようとするのはとても無理があると思います。しかし、年に二時間でもいい、今後生きていくためにキチンと知識の伝達をすることは、無理なことだとは思いません。

 村瀬幸浩さんの「恋人とつくる明日」を読むと、いわゆるエリート大学の学生が、いかに何も学ばないままで来たか、大学で先生の授業を受けて本当によかった、この授業を受けないままでいたら、一体自分はどんな人間になっていたことか、というような大学生のレポートがたくさん出てきます。そのような大学生はとてもラッキーで、ほとんどの大学生は結局何も学ばないままでエリート社会人となっていく、大人を巡る性の状況も、ひどいものになっています。

 その必要性を感じている方が、何とか頑張って実践してほしいと思います。

 その前の全大会、期待して講演を聞きに行ったのですが、音響が悪かったのか、演者の声が小さく早口だったためか、口とマイクが離れていたためか、私が座ったところが二階席に覆われていたためか、なぜなのかは分かりません。さっぱり聞き取れなかったのです。聞き散りにくい話を必死で聞こうとするのは、とても疲れます。終わった後、女性の先生がお弁当のことなどを話されるときに、所どころすごく大きく聞こえるときがありました。手に何かを持って(後で小さなマイクだとわかりましたが)手を顔の辺りに持っていったときに声が大きくなっていました。

 主催者、担当者は、そのあたりに最新の気配りをしてセットしなければならないと思います。私だったら、会場を歩き回って、これで無事声が届いているか聞き、もしまずいようなら、ボリュームを上げるとか、マイクをもっと上に上げるなり、マイクを代えるなり、何とかします。中学生に話すときでも私は、映画を上映するためには、事前に行ってそのあたりを必ずチェックしますし、上映中も確認のために歩きまわります。

 その場にいて、だんだん腹が立ってきたので、途中で聞くことはあきらめました。後ろに座っていたら抜けるのですが、ちょっと前に行ったもので、I Pad を出して、コメントの返事を書いたりしていました。ああ、時間の無駄でした・・・。

 そうそう、会場は「同志社中・高等学校」昨年秋に完成したという新校舎は素晴らしくきれいで、かつ広い敷地。運動場は、ラグビーもサッカーも野球もテニスも同時に出来るくらいに広くて。すごい学校です。カフェでお昼ご飯にかき揚げうどんを食べました。これがまた、絶品。うどんもかき揚げもスープもすべていいお味で。こんなものを毎日でも食べられる生徒は幸せだよね、と思いました。

 すべてがすんだ後、家庭科の分科会で児童虐待の話をした中井良治さんと、私学の家庭科の先生と一緒にご飯を食べました。昨日も行ったのに、また行きたかった「素夢子古茶家」に事前に予約をしてお取り置きしておいてもらいました。

2011_10100003素夢子御膳です。これを食べるのは、久しぶりです。おいしかったあ ! です。とってもきめ細かく気配りをしたお料理がならんでいます。一人前1500円です。その後も伝統茶を飲んだり、いろいろと話しをしながら楽しく過ごしました。やっぱり一人より、気の合う人と一緒の方がいいですね。

 これから先もまだまだ講演が続きます・・・。


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京都です。

 昨日午後、京都に来ました。今日は午後から講演です。

2011_10090002ホテルにチェックインしてすぐに行ったのが、ホテルのまん前の「韓国素夢子古茶家」。京都に来ることがあると必ず来る大好きなところです。お昼を食べていなくて空腹でしたが、夜の懐石があるので、お茶と韓国伝統のお菓子というか韓国ではお餅といわれている、甘いおこわにしました。お茶は冷たい五味子茶。赤い色がきれいです。その後で水正果スジョンガに。桂皮(ニッケ)と黒糖としょうがの煮込んだもの。ここでは松の実やなつめを刻んだものを浮かせてありました。


2011_100900032011_10090004静かな雰囲気で、働く女性たちもとっても落ち着いた人たちで、なんとも癒される本当に素敵なところです。このごろ、たぶん旅行案内などに出ているのでしょうか。観光客がたくさん入っています。どやどやと入ってきたおば様たちが「食事を」といわれ、お店の方が「もう三時すぎましたので、食事はおかゆしかありません」と答えると、「ええー?おかゆ?どうしよう?」とぶーぶー言っていました。「ちょっと、ここのおかゆはそんじょそこらのとちがうのよ、ゴマ粥やかぼちゃのおかゆも食べてごらんなさい!」とつい言いたかったのですが・・・。知ったかぶりもと思い直して黙っていました。その後すぐに私はお店を出たので、どうなったことか。私は、今月から始まる「更年期講座」で受講生にご馳走する漢方茶、乾燥なつめや高麗にんじんや、甘草、五味子なども買って帰りました。これで準備万端です。

 その後また京都駅へ。定期観光バス「夜の京都」の「京懐石と伝統芸能」のコースです。二台の観光バスで、五時出発。ガイドさんの楽しいお話を聞きながら「しょうざん」のお庭の中にある茶屋で食事です。


2011_10090008お部屋に入るのに、「九人さまどうぞ」「四人さまどうぞ」「三人さまどうぞ」「お二人さまどうぞ」そして最後に「お一人様どうぞ」で、私だけお一人様でどん尻に入れてもらいました。当然ですね。皆さん、どなたかと来るのであって一人でなんてのはめったにいないのでしょうよ。

 食事後は庭の散策。その後「祇園」へ。「祇園コーナー」で、茶道、琴、華道、雅楽、狂言、京舞、文楽の七つを約一時間で鑑賞しました。


2011_100900122011_10090016

 
 時間がなくなってしまいました。舞妓さんのかわいい踊りなどはまたアップします。今から「日本史に謎はない」話しを聞きに会場に行きます。


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「京都人こそ京都を知らない~本当は日本史に謎はない~」

Img251 

 読みにくいでしょうか。大きい字だけでも見えますでしょうか。

 明日10月10日、京都府の私立中学高等学校教育研究大会です。午前中全大会。午後が13分科会です。私は、その分科会の一つを受け持ちます。

 きょうから京都に行ってゆっくりしようと思います。10日は午後からですので、午前中ものんびりしようと思ったら、全大会のテーマがなんとも魅力的で。「京都人こそ京都を知らない~本当は日本史に謎はない~」こんなタイトルを見ると、私も話を聞かなくっては、という気になりました。で、午前中から参加しようと思います。

 私も色々と充電しなくっては、です。

 この会の対象は、チラシにもありますように、教職員、保護者、中・高校生、一般となっています。申し込みは当日参加でもよしとなっていますし、入場無料です。興味のある方、ご一緒しませんか。と言っても、京都ですので、お近くの方限定になりますが・・・。

 分科会では、先日来お世話になっている性教協児童擁護施設サークルの中井良治さんが「家庭科」で、「児童虐待の問題から、子育ての難しさや家庭の機能、社会問題について考える」というテーマでお話しされます。私もこれを聞きたいなあ、と思っても・・。同時進行だからだめですね。

 京都には一人で行きます。今日は一人で一体どうしよう、どこに行こうか、と考えて。結局よく分からないので、京都市営バスの市内観光を申し込みました。京都って講演によく行ってもあまり観光には行っていないものですから。バスがどこかに連れて行ってくれます。楽しみにしています。


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がん治療講演会でした。

 昨日は、診療後呉の阪急ホテルに行きました。「広島県南部地区産婦人科医会学術講演会研修会第200回記念特別講演会」の講演を聴くためです。演者は、松山の四国がんセンターの手術部長日浦昌道先生です。日浦先生は、大学で私と同級生。一緒に卒業し、一緒に産科婦人科学教室に入局しました。その年、8人が入局し、その中で今も勤務医は日浦先生一人。われらのホープです。同期の者もみんな駆けつけました。

 先生は、四国がんセンターに移ってからこれまで27年間がんばっていて、がん治療では世界的にトップといえるほど、素晴らしい成績を上げています。

 その昔、広島の学会で、ある大きな病院のドクターが、進行した卵巣がんの症例報告をしました。もう、治療は不可能。QOL( Quality Of Life ) を考えて、家で余生を過ごすようにと、退院してもらったという内容でした。そしたら、彼が手を上げて、「この人は治療できる」といったのです。当時、会場にいた私たち、誰もがびっくりしました。そうか、彼はこういう人の治療に情熱をかけているのか、と感動で鳥肌が立つ思いがしたものです。

 今、私は進行した卵巣がんの方には彼のところに行ってもらっています。遠いけれど、がんばって行ってほしい、と。彼のところでは、最高の治療をしてくれますと、お話しします。今、手術前後の抗がん剤の治療は、ほとんど通院か短期の入院でします。広島にいるときの体調管理、白血球が下がりすぎたときの対応などは、私のクリニックでしています。

 今回彼は「子宮体がんの治療戦略ー後腹膜リンパ節廓清と術後補助療法」というタイトルでの講演をしました。私たちは、もう一線の治療からは退いています。私たちの仕事は、患者さんの癌を早くに発見すること。そして見つかったときには、信頼できるところに紹介し、治療をゆだねます。

 一線の治療の現場では、進行した体がんでも、今はこれだけ治療できるようになったということがよく分かりました。世界中で多くのドクターが頑張っています。患者さんたちも頑張っています。生きるために。

 昨日のお昼時間には、親しい方の付き添いで、がん治療の主治医の話を聞きに行きました。抗がん剤の治療は苦しいのです。でも、それを頑張ってほしい。主治医は出来るだけその副作用の軽減に努め、頑張って治療しようと説得すべき、と私は信念を持っています。「抗がん剤はしんどいからやめます」と言わせてはいけないと思っています。もちろん、それを決めるのは本人なのですが、そのための情報提供の仕方、話し方はいろいろだと思うのです。重い思いを抱いてとぼとぼと帰りました。「抗がん剤の治療はしんどいけれど、癌で死ぬのはもっとしんどいよ」と言いたかったのですが、言えませんでした。

 昨日は、昼も夜もがん治療について考える一日でした。

2011_10070001 木曜日、岩国の講演から帰っての夕飯は、9月に島根のお墓参りの帰りに寄った「いちじく温泉」で買って帰ったレトルトの「いちじくカレー」を食べました。チキンカレーでした。半熟のゆで卵を作ってそれを入れました。いちじくの味がカレーとよくマッチして、とってもおいしかったです。ほかには、かいわれとキューリとトマトのサラダとアボガドとらっきょ。手抜きもいいところですが、その日はその後で栗の渋皮煮をするのに長時間かかったので・・・。でも、レトルトカレーもこのこのごろは馬鹿になりません。

 そうそう、渋皮煮はクリニックのスタッフにも好評でしたよ。しこたま食べた後の残りは、一つ一つラップした上で保存パックに入れて冷凍しました。


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栗の渋皮煮作り。

 昨日行った岩国市立平田中学校。生徒たちがおとなしく、おまりにお行儀がいいので、びっくりしました。床に座って聞いてもらったのですが、ずっと体操座りです。

 「好きな格好をして聞いて。そのままだとお尻が痛いでしょう。ひざを組んでもいいよ。でも、耳だけはこちらに向けてね」と言ったらやっと足をくずしましたよ。

 中学生に聞いてもらうのは、学校によっては、とても難しいこともあります。それをどう工夫して聞いてもらうか。苦労です。でも、昨日はまったくそんなことはありませんでした。みんなの顔がちゃんとこちらに向いているのを、うれしくおもいながら話すことが出来ました。

 講演後、女性の生徒さん、保健部の副部長だったと思います。「知ることが大切だということがよく分かりました」と言ってくれたのが、うれしくて涙が出そうでした。

2011_10070002私を呼んで話しを聞きたいと勧めてくださったのは女性の校長先生だったとのこと。ありがたいことです。別の岩国の中学では、決まっていた講演が校長先生の意見で中止になったりしましたので・・・。その校長先生から、ご自宅の裏山から取ってきたと、大きくて立派な栗をたくさん頂きました。うれしくて。

 晩御飯の後、早速、鬼皮をむいて、渋皮煮作りです。テレビで小沢さんの裁判のニュースを聞きながら。「くりくり坊主」でアッという間にきれいにむけました。半分だけです。残りの半分は取っておいて、さあ、どうしましょう。栗ご飯かしら、そのままゆでて頂きましょうか。


2011_100700032011_10070004 水と重曹を入れて煮ると物凄いあくです。それをせっせと取りながら、沸騰して15分。水できれいにさらしてもう一度。その後重曹なしで今度は沸騰して10分。またきれいに水にさらした後、砂糖とお水で沸騰して15分。火を切って朝までそのままつけておきました。


2011_10070005 丁寧に時間をかけて作っただけあって、なんとも上品できれいな渋皮煮が出来上がりました。スタッフにもおすそ分けして、残りはお正月のために冷凍しておきます。こんなゆったりした時間を頂いた校長先生に感謝です。


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インフルエンザワクチン・広島大学公開講座

2011_10050001 以前から注文していたインフルエンザワクチンが昨日入りました。今年は生産量が少なくて、昨年の半分くらいになるだろうといわれていたので、心配していました。無事入ってやれやれです。左のが妊婦さん用の防腐剤(チメロサール)が入っていないもの。右のは一般用です。

 一本でA型、B型、昨年まで新型といわれていたものもすべて入っています。ただ、今年入ってきたバイアルの難点は、すべてが二人分ずつになっているということです。昨年までは二人分のと一人分のがあったので、便利でした。できるだけペアで来てほしいと思ってはいても、そう都合よく行きません。病院によっては、接種日を決めてその日に集中的に来てもらって、無駄のない様にしているようですが、私のような小さなクリニックでは、患者さんの都合を最優先しなければならないので・・・。その日にもし余ったら、それを職員に順番に打つようにしようか、とか考えています。

 昨年、私はワクチンをうったのに、インフルエンザにかかってしまってびっくりしました。でも、ワクチンをうっていたおかげでしょう。一日だけですぐに熱も下がって、インフルエンザテストもアッという間にマイナスになったのですね。

 今年もぬかりのないようにしたいと思います。昨年も、何人もの妊婦さんがインフルエンザにかかりました。高い熱が出ると、お腹の赤ちゃんが心配です。どうぞ、妊娠している人も、これからの人も、妊娠と関係ない人も、若い人も、高齢の方も、皆さんワクチンをうって備えてほしいと思います。

Img249 毎年恒例のヒロシマ大学公開講座「恋愛と性の講座」が今年も始まります。

場所は東広島市の広島大学総合科学部講義棟。時間は木・金は16時20分~18時20分 土は14時~16時

参加費 無料

第1回  10月27日(木) まず私が先陣を切って。「今こそ、君たちに伝えたいこと」 (当院での大学生の実例をもとに避妊や性感染症など、大学生の君たちへ、今こそ伝えたいこと、知っておいてほしい知識のお話しをします。)

第2回  11月11日(金) ・ 11月12日(土) 京都教育大学准教授 関口久志さん 「もっともっと幸せになるため~サヨナラ涙と後悔の性愛~」

第3回  11月18日(金) 岡山大学教授 中塚幹也さん 「性同一性障害と社会」

第4回  11月25日(金) ・ 11月26日(土) 九州女子大学非常勤 阪井俊文さん 講師「メディアに見る現代の恋愛物語ー「理想の恋愛像」の問題点」

第5回  12月2日(金) ・12月3日(土) 立命大学非常勤講師 堀江有里さん 「性の多様性?ー異性愛イデオロギーの罠を考える」

第6回  12月10日(土) 広島大学文学研究科教授 有元伸子さん 「文学からみる現代社会と性ー桐野夏生『グロテスク』を読む」 (グロテスクは昼は東京電力のエリート社員、夜は街娼、殺害された女性を素材とした小説です)

主催は広島大学ハラスメント相談室、男女共同参画室、保健管理センターTEL082-424-5689です。

どの回も興味があって、私も聴講したいのですが・・・。


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宮城県の物産と観光展

2011_10040002広島そごうで、今日5日までやっている「宮城県の物産と観光展」。昨日お昼に行ってお寿司を食べました。これは1575円の。すっごくおいしかった!!です。のりの巻いてある手巻きはトロですが、トロとねぎではなく、トロとキューリが巻いてありました。その隣の長細いのはいわしが半身です。秋刀魚はあるけど、いわしのお寿司を食べるのは初めてです。中トロをはじめとして、どれもねたが大きくて、ここのところお寿司といえば100円の回る寿司ばかり食べていた身にとってはとても贅沢で、満足でした。

 実は、この物産展が始まって二日目に、ラーメンを食べようと行って失敗しました。以前食べたことがある、辛味噌ラーメン。レンゲに辛みそが盛ってあって、それを溶かしながら食べる味噌ラーメン。おいしくて、何回も食べに行きました。今回も事前のチラシで、「元祖辛み噌味よしラーメン/復興ラーメン」となっていたので、やった、また辛みそラーメンが食べられると喜んで行ったのですが。そしてチケットを買うところで、「辛みそラーメン」と言ったのですが・・・。出てきたのは、味の薄いしょうゆラーメンでした。チャーシューはおいしかったのですが、味全体が・・・。出てウインドーを見ると、やはり「元祖辛み噌味よしラーメン/復興ラーメン」と出ています。たずねたら、「辛みそラーメン」というのは、店の名前で、今回は辛みそラーメンはやっていないということでした。わあ、店の名前が辛みそでも、出てくるのは、辛みそではないのですね。そもそも、復興ラーメンというのが、しょうゆなのか塩なのか、味噌なのか、とんこつなのかも分からないし・・・。食べてしまったものは仕方ありません。自分の思い込みがいけなかったのてすが、だまされた!!という思いでしたね。


2011_10040003そのほか買ったものです。地鶏のカレー。赤は地鶏とトマトのカレーで、黒は地鶏とたまねぎのカレーだそうです。レトルトのカレーは、岡山の白桃カレー、ピオーネカレーを食べて以来、ファンなので。もちろん、中にははずれもありますが、すっごくおいしいのもありますので、機会ある毎に買っています。さて、どんなお味でしょう。それから、もうずっと前に山形、庄内に講演で行ったとき、地元の人がおむすびと「いも煮」とこの「しそ巻き」を作っていてくださいました。初めてしそまきを食べてそのおいしさにびっくり。味噌にゴマなどを混ぜてしそを巻いて、揚げてあるもの。東北の保存食ですね。以来、東北展があると、必ず買います。今回は「辛」のついた、唐辛子が多くてぴりぴりするのを買いました。これからご飯のたびに少しずつ食べます。

右の小さい赤いの。何だと思います? 宮城県の物産展で5000円以上買った人に抽選をさせてあげます、と。他にもゆべしなどを買ったのと、姉が買ったのもあわせて5000円分のレシートを持って行って抽選をして。はずれがこのあめ一粒でした!!


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倉本聰さんの「獨白」

 韓国語の検定試験が終わって、やっと少しゆとりが出来ました。飛行機や新幹線の移動のときの時間の過ごし方が、楽になりました。ここのところ、ずっと韓国語の勉強ばかりしていました。今、やっと本が読めます。編み物も出来ます。

2011_10030003 この前北海道で泊まったホテルの売店に売っていました。倉本聰さんの『獨白 2011年3月 「北の国から」ノーツ』。『30年前、富良野で誕生したドラマ「北の国から」について、その背景と思いを告白する』と帯がついていました。

 即、読みたい!!と思ったのは、北海道の雄大な自然に触れた後、この富良野について何が書かれているのだろうという思いと、それからもう一つあります。少し前、性教育の仲間が、「北の国から」のドラマを教材に使って授業をしたという、その発表を聞いていたからでもあります。

 このドラマが放映された頃、私は勤務医の厳しい仕事と子育てに追われていて、ほとんど見ていません。ドラマ好きなのに。でも、倉本聰さんが富良野に移住して、そこで自然を相手の生活をしていること、富良野塾を開いていて、そこで脚本を書く人や役者を育てていることも知っています。いいなあ、私も塾生になりたいなあと何度も思ったものです。今でも、何とか隙あらば、なんて思うこともありますよ・・。仕事をやめれば国内留学だって出来るのに、なんて。その富良野塾で、塾生OBに語ったことを本にまとめたものです。話の途中で東日本の震災と原発事故が起こります。そこからは、「北の国から」を書いたときと、今、現在の世の中が交錯しながら考察されます。

 その倉本さんの本、東京行きの飛行機の中で読み終わりました。まあ、その面白かったこと。肩を張らずに、やさしく楽しんで読めました。びっくりしたことがいくつも出て来ました。

 この倉本さんが、一時期、北島三郎の付き人をしたことがあるなんて。付き人をして、北島三郎のすごさに目からうろこだったと。人々をどう楽しませるか、その基本を学んだこと。

 現代の教育についても。それから、文明や便利ということについても。痛い思いでうなづくことが多かったのです。

 「文明っていうのはスピードを物凄く重んじる。早いことが善で遅いことが悪だ。それを解消するた為に、金や労力やエネルギーをかける。」

 「俺も初めてこっちに来た時、この、のろのろにいらついたよ随分。40年間の都会暮らしでスピード感覚が早くなっちゃってるから、どうしてもこの遅いテンポに頭が追いついて行かないンだな。「のんびりやればいいっしょう」って、まわりから何度も笑われたな。なんでそんなに急ぐのさって。でも最初はこれが我慢ならなかった。それがしだいに落ち着いて来たのは、自分でいろいろ体を使って、現実の作業をしてみたからだね。薪を割ること。笹を刈ること。穴を掘ること。家を建てること。」

「そもそも便利ってなんだと思う?  便利ってのはね、人が本来昔から持っている自分の中にあるエネルギーをできるだけ使わないですむようにすることだよ。」

「そうやってみんなが動かないようになるとさ、筋肉がどんどん衰えてくるから、これじゃいけないって金を払って、ジムって所にわざわざ出かけて、何の生産性もない重いものを持ち上げたり下ろしたり。どこにも行かない自転車を必死になってこいでみたり」

 読みながら、笑ってしまいました。

 実は私、北海道に行ったとき、お昼を食べようと。どこで食べるか探していたら、人が行列しているのを見ました。道の駅の近くのラーメン屋さんです。道の駅の中をいろいろと見た後、ふと見ると行列がなくなっています。人がいなくなってる、あそこで食べよう、と入ってみたら、中はすごい人です。席がありません。立って待ってもいいのですが、見ると、座っている人もほとんどの人が食べていないのです。じっとラーメンが来るのを待っています。この人たちがみんな食べ初めて、それから私たちの順番となると、これはかなわん、とあきらめて出ました。ところが、次のお店に入ると、すぐに座れたのですが・・・。ラーメンの出てくるのが遅いこと。でも、じっと皆さん待っています。

 あの店もこの店も。これは、ここの風土がそうなんだ、と姉と話しをしました。私たちの日ごろでは、注文したら、はいっと、シャカシャカ急げ急げで、それこそ数分で出てくるような、それがラーメン屋さんだと思っていたので、びっくりしました。

 だから、この雄大な景色の中でのんびり育つと、大きな人間になるだろうねえ、と話したのです。

 私は昔はすさまじくのんびりやでした。いつもいつも母から早くしなさいっとせっつかれていました。父は、のんびりしているということは、頭の中で何かを考えていることだから、といつもかばってくれていました。時が経って、いつの間にかせかせかした人間になってしまっていました。これを読みながら、痛いと思いました。

 震災についても、原発についても(そういえば、あのドラマの中では風力発電を作るところがあったのですね。)もっともっといろいろとうなづくことの多い、楽しい本でした。今、「北の国から」をDVDでみなければ、と思っています。見たら、倉本さんの深い思いをさらに実感できるでしょう。もう、二軒DVD屋さんに行ってみたのですが、ありませんでした。やっぱりamazonですかねえ。


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牡蠣と柿とシャーペン付ボールペン

 昨日は朝から夕まで会議、会議で疲れました。

 それに、空港に行き帰りとも愛車が車検でなれない代車でよけいに疲れました。こうしてなれない車に乗っていると、日ごろ聞いている録音した音楽や韓国語のスピードラーニングが、運転をどれだけ楽しくしているかということもよく分かりました。それにETCの割引も効かないで損した気分でした。

2011_10020013_22011_10030002_2 「くらさき」の牡蠣の燻製「おいる おいすたー」。大変な人気で子どもたちのお土産にと長崎屋に買いにいきましたら、とんでもない。二ヶ月待ちだと書いてありました。ネットでも二ヶ月待ちなのだそうです。あきらめていたら、なんと空港に直売店がありました。いくつでも買うことが出来るというので、子どもたち用と自分用にも買いました。

 右のは、帰りの飛行機の中で買いました。300円。柿のジュースなんて珍しい。庄内平野の柿100%ジュースです。とってもおいしいジュースでした。「牡蠣」と「柿」で偶然、駄洒落みたいですが。


2011_10030004_2 この前北海道に行くときの飛行機の機内販売のカタログにあった「セーラーペン」。赤黒のボールペンにシャープペンシルも消しゴムも一緒になっています。私は日常的によく鉛筆を使うのですが、ボールペンにシャーペンがセットされているのはあまりありません。欲しい!!と思ったのですが、売り切れでありませんでした。9月分は売り切れ。とても人気の商品で、10月からまた販売しますということで、ラッキー、私は10月1日にまた飛行機に乗るから。ぜったい在るわ、と思っていたら、東京行きの機内では、その便に積んでいたのは、売り切れていると。がっかりしていましたら、帰りに一本だけあると。ラッキーでした。好きなピンクだし、飛行機の模様が入っておしゃれです。大事にしなくては。


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東京「野菜村 大地」にて。

2011_10020005 昨夜診療後東京に来ました。遅い晩御飯は、久々に会う息子夫婦と娘と赤坂の「野菜村 大地」で。


2011_10020006  韓国のようにたくさんのおかずと野菜は、おかわり自由。これも韓国のようにお店のお兄さんがお肉焼いてくれます。野菜でお肉を包んで食べます。


 最後に食事がついています。


2011_100200092011_10020010


  私はキムチチゲ、息子のパートナーと娘は冷麺。そして息子はとうふチゲを選びました。


2011_10020011  とうふチゲは、私のキムチチゲと見かけはよく似ていますが、アサリが入って、お味は海鮮チゲです。

 積もる話しをしながら楽しいひと時を過ごしました。

 今日は10時から「性感染症」についての会議。午後は低用量ピルを巡る会議です。いまから出発します。


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徳富蘇峰・蘆花生家を訪ねました。

2011_09160058_2水俣病の患者さんたちが作っているガラスのマグネットです。テレビの廃ガラス、ブラウンかの廃物利用で作られています。お土産としてたくさん買って帰りました。少しでも、なんらかのお役に立てることができれば・・と思いました。

 政・官・財が一体となって、国民の命や健康を犠牲にして来た構図は、今回の原発の事故で、いっそう明らかになりました。もう、いい加減に国民の命主体の政治に切り替えなければ、と思います。何より国民が賢くなって、利権の構図でなく、誰が真に自分たちを大切にしてくれるのかを、見極めなければ、と思うのです。水俣病の患者さんたちの本当にむごい写真やビデオを見せて頂いて、胸が痛い思いをしました。

2011_09160042 その後。水俣が生んだ歴史家でありジャーナリストの徳富蘇峰・「不如帰」の作者である文豪の徳富蘆花兄弟の生家に連れて行っていただきました。「不如帰」は、高校時代に四苦八苦して読んだ覚えがあります。ここは、二人が生まれ育った家として、また、江戸時代の町屋造りの県内最古(1790年に建てられています)の木造建築物として、文化財指定されている建物です。鈴虫がいい音を奏でています。私たちと、もう一組のご夫婦を職員の鬼塚さんが案内、説明をして下さいました。この説明が、もう、最高に面白かったのです。様々なことに詳しくて、薀蓄があって、すっかり楽しませて頂きました。

 玄関には兄弟夫婦の実物大の写真があります。この偉大な兄弟の、実はとても仲が悪くて、絶縁状態であったこと。その原因は、弟のお嫁さんをお兄さんが見初めて、弟に紹介、結婚したのだが、それをどうも弟が兄が横恋慕していると思い込んだ様だ、なんて。ふうん、と感心して聞きましたよ。でも、その弟、蘆花が病気で危篤状態になったとき、兄が駆けつけ、そして、弟はあなたがお兄さんで本当によかったと言い、兄もあなたが弟でよかったといって、仲直りしたと。その9時間後に弟は亡くなったとか。

2011_09160043400坪もの広い敷地にゆったりと建てられた木造の家は、タブの木で作られています。タブは大きな木になりますが、とても硬いのだそうです。家の写真をいくつか撮ったのですが、どれも暗くてきれいに写っていません。写真は日本風の中庭です。

 ここには、頼山陽が来て泊まったことも話して下さいました。私がどこから来たのかとたずねられて、広島ですと答えると、頼山陽の地元ですね、といわれ、はい、頼山陽資料館では、学生時代に合宿をしていました、なんて答えると、びっくりして下さいましたよ。

2011_091600492011_09160052館内には、たくさんの書籍や写真があります。NHKの大河ドラマを書く人は、必ず一度はこれらを読破して、時代考証をしっかりつかむんだとか。右の写真は、蘆花とトルストイです。蘆花とトルストイが会ったことがあるなんて。蘆花はクリスチャンで、聖地巡礼に行ったのだと。そして、ここまで来たのならトルストイに会いたいとなったのだと言われました。あの時代に。すごい苦労だったのではと思います。

 もっと面白い話も聞きました。新島襄が「同志社大学設立の旨意」を書いて、寄付を呼びかけ、同志社大学が出来たことは知られているでしょうが。その設立の旨意は、実は蘇峰が書いたものであるとか。ある意地悪な新聞記者が土井たか子さんに、徳富蘇峰のことをどう思うかと聞いたら、蘇峰さんがいらっしゃらなければ同支社大学は出来なかったと答えたとか。(今の日本国憲法学者である土井さんと、大日本帝国憲法を重んじた蘇峰のことを知っていた記者らしい)土井さんは蘇峰がその設立の旨意を書いたことを知っていらっしたのではないか、とか。

2011_09160053とても面白く案内をして下さった鬼塚さんです。時間の関係で途中で帰ったのが残念でした。また、もう一度行って、いろいろと話しを聞きたいと強く思います。

 いろいろと勉強になった水俣行きでした。招いて下さって、そしていろいろとご尽力くださった皆様に感謝です。


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