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情けないこと4題。

その① またまた、直前になって学校での講演がキャンセルされました。まったく、もう、すでに新幹線と、一緒に買っているホテルの宿泊などの支払いはどうしてくれるの、と言いたくなります。でも、一番情けないのは、早くから予定が入っていて、私の木曜日はいっぱいいっぱいです。ほかにもたくさんの講演依頼をお断りしています。せめてもっと早くにキャンセルしてくれたのなら他を入れることもできたのに、直前では、もう今さらどうしようもありません。

 講演の実現に尽力して下さった方たちには感謝していますが、おそらくどうにもならない力が働いたのでしょう。こんなことが数々行われるのが教育現場なのですね。

 まだまだ性教育バッシングは続いています。高額な壺を売りつけて問題になった宗教グループが中心になって、ありもしないひどい攻撃をして来ました。知りもしない、調べもしないで、性教育攻撃をする方たちは、この宗教団体に加担していることなのだと分かっているのだろうかと思います。民主党になって、文科省も少しは何か変わるだろうかと期待していたのが、ぜんぜんだめでしたね。

その② 更年期の医療は随分進んで来ましたが、いまだに産婦人科以外の科のドクターたちには、まったく無理解な人が多いのが現状です。私に「自然に枯れて行けばいいじゃありませんか。」と言ってのけた大きな病院の精神科のえらいドクターは、更年期の患者さんに睡眠薬や安定剤や抗うつ剤などいっぱい薬を処方しています。不思議なことです。

 ある患者さん。早くに閉経したからと、他の産婦人科でホルモン補充療法をなさっていました。それを、内科のドクターにひどく戒められたのだと。すぐにやめなさいと。そしてやめて二ヶ月。ひどい症状が起こっています。とても悩んで私のところにこられました。そもそも、彼女の問題は、ホルモン補充療法について、自分自身でその必要性やメリット、デメリットをしっかりつかまないまま、最初のドクターの言うとおりにしたということがあリます。そして、今度は、内科のドクターの言われる通りにした、そしたら、ひどい状況になってしまったと。

 彼女自身がホルモン補充療法について勉強をすること、そしてその必要性がわかったなら、再開すればいいこと、自分でそうでない方法でと思うのであれば、そうすればいいのですね。主役はあくまでも自分なのですから。

その③ 他の患者さん。調子が悪いので、自分で「○○母」を買って飲んでいたと。そしたら、副作用で太ってしまったといわれます。太るのは、単純なこと。カロリーを使う以上に取ったら太ります。使うカロリーに足りなければ、やせます。それだけのこと。副作用なんかではありません。そもそも薬の副作用で太るということはありません。薬で調子がよくなって、食欲が増して、いっぱい食べたら太る。そういうものなのですね。更年期にもなれば、基礎代謝が下がります。それまでのように食べていたら、本当にどんどん太ってしまいます。「そんなに食べていないのに」と皆さん言われます。それでも、太るということはカロリー過剰なのですよ。薬のせいにしたら、薬がかわいそうだと思います。

その④ すでに二回も中絶している女性。また避妊のないセックスをしたからと緊急避妊の薬を求めて来ました。どうしてちゃんと避妊をしないのか、ピルでも飲んで防衛すべきではないのかと言いましたら「ピルは副作用が」と言いました。「中絶のほうが何倍も副作用が大きいのに」。ピル=副作用という、根拠のない風説に染まり、それも男性にチャンと避妊をせよということもいえないままなのですね。このことを彼に言っているのか、と問うと、彼には何も言わないで、私のところに来たと言いました。

 本当に男も女もまだまだだと思います。でも、一方では、こんな自己主張や人間関係などの基本を伝えたい性教育を阻む人たちが、力を発揮しているというのが現状でもあるのです。

 以上情けないことのお話しでした。


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